蒼鮫怪獣討伐戦 - ここだけヒーローや魔法少女やスーパーロボットや怪獣や悪の組織とか色々いる世界 ウィキ

蒼鮫怪獣ランゾルカン

海洋に生息する蒼い甲殻を持ったサメのような怪獣、特定のテリトリーを持たず常に海を泳ぎ続ける生態を持っており、他の怪獣のテリトリー…ひいては、盟約怪獣の住む地下世界サンクチュアリにすら我が物顔で侵入する上、当怪獣は目に映るものに並々ならぬ殺意を抱くほど破壊衝動が高く、たとえ自分以上の体格の怪獣に出会っても攻撃を行う、この性質上、運悪くランゾルカンの移動ルートに入ってしまった旅客船や漁船が破壊されるという事故も起こってしまう。
主食はイワシやマグロ、サメ、クジラであり、最近話題の化け蟹ですらこの怪獣の前では餌でしかなくなる、そのせいもあってか、当怪獣の出現時には化け蟹の群れが陸地に上陸するといった事態も起こる、これに関して学者間では"ランゾルカンの気配を恐れて群れ全体が逃げの姿勢を取っている"という仮説が立てられているようだ。
また、時たま陸地に上がることがあり、日光を浴びる姿がある国で撮影されている。
外敵への攻撃手段としては無数に生え揃った大量の牙やその巨躯を活かした突進、前足による引っ掻き、尾ビレのムチといった物がある、そして当怪獣が生命の危機を判断した時には…口内に飲み込んだ海水を圧縮し、それを一気に解き放つ『水圧砲』という大技を放つ、その威力は凄まじく、対怪獣用に調整された大型船アルバストゥルが大きく揺れるほどである、無論、通常の船なら言うまでもなく崩壊するだろう。
硬い蒼甲殻や凄まじい体力、そして多彩な攻撃手段と、かなりの強さであることは確認できるが、やはり生物としての宿命故、弱点は存在する、蒼甲殻でも流石に口内のカバーはできず、口内に向けられた攻撃に対しては脆弱である。また、甲殻を破壊され露わになった肉も、敵の攻撃をよく通してしまう。

蒼色に染まる戦線

（part91）〜part92
旅客船の破壊など多大な被害をもたらしたランゾルカンを討伐するべく行われた作戦中、漁船を破壊しランゾルカンが出現、
アルバストゥルに搭乗していた化蟹漁師ミリーを筆頭に、
柊木 叶多/スチームパンクな魔法少女、unknown（レイク＝ライター）.グフト・クック、リッチなリッチ/アメトリン、レン/GUMPESTといった強者達と、依頼を受けた漁師達と対峙した。
強者達の攻撃にさらされながらもランゾルカンは尚も止まらず、街への上陸の危機が迫っていたが、最後はGUMPESTV2に『水圧砲』を放とうとした瞬間ガラ空きになった口内に、ミリーが用意した秘密兵器『爆銛砲（ばくせんほう）』の一撃を放たれ、口元の爆発と水圧の暴発による喉の崩壊により…ランゾルカンは討伐された。
その後、甲殻は一部の者に、死体は生物学者達に回収されることになり、蒼い鮫の怪物の討伐作戦は終幕となった。
なお、この戦いによる戦死者、破壊された船はグフト・クックの手によって復活した。