リン

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リン - (2011/11/28 (月) 01:26:44) の編集履歴(バックアップ)



基本情報


略歴

アゾル国将軍にしてエルザイア城の責任者。
バルディゴス討伐連合軍の戦いで、アゾル国は主力の騎馬隊が壊滅的打撃を受けた。その為、エルザイア城に詰めていた守備隊も、数十騎の精鋭を除いて、後はほぼ全てが飼育員か見習い騎馬兵という訓練学校の様な状態であった。彼女はその中で、主に軍馬の育成に従事していた。

686年、ゾリメックゲーリー連合軍に攻められていた時は、自ら最前線で戦うが、守備軍は圧倒的な兵力の前に決壊してしまう。敗残兵を纏めて撤退していたが、追撃する敵兵の前に味方は次々と倒れて行き、ニィズ砦まで進出してきたラディアと合流した時には兵力は500を切っていた。

ラディアの指揮により、アゾル国軍は3度も連合軍を退けるも、連合軍の主力部隊はニィズ砦に固執せず、軍勢をわけて別ルートから首都へ向かった。砦を無効化されてしまった以上、ここに踏みとどまる意味はなく、別ルートの守備部隊が壊滅したという知らせを待たずにラディアは砦を捨てて首都へと向かっていた。
その背後をマラ部隊が追撃するが、リンが指揮する200人の兵が、ラディアの制止を聞かず反転すると、マラ部隊に突撃。これを食い止めてラディアの脱出の時間を稼ぐが、引き換えにリンを含めて全員が戦死した。

人物

  • 父は医者であり、自身も医療知識を持つ。
  • 明るく、人を疑う事を知らず誰とでも仲良く出来る性格。世間知らずな所が多分にあるので人に騙される事もよくあったが、持ち前のポジティブシンキングで全てを良い方に捉えがち。敵に対しても戦が終われば善意で接する。
  • 同じアゾル国将軍のラディアとは歳も近く、共にお菓子を作る等、非常に仲が良かった。
  • 細腕に似合わぬ凄まじい怪力を誇った為、並みの男二人掛かりでも持ち上げるのがやっとの鉄製の昆を片手で振り回していた。「わたしに腕相撲(有料)で勝ったらお付き合いしても良いですよ?」と言う殺し文句に負けて挑みかかって来る男は非常に多かったが、その一度として負けた事が無かった。男たちから巻き上げた金は趣味の薬学の研究費に使われていた。
  • リン達が戦死したニィズ古戦場には現在も忠魂碑が残っている。

関連項目