基本情報
略歴
風の舞姫と呼ばれ、
蜉蝣時代を最も美しく、そして儚く舞った将。
蜉蝣時代到来前も、国内の反乱といった戦いは存在していたが、ラディアは五歳のときにそういった戦いで家族を失った戦災孤児だった。
賊を鎮圧し、帰還しようとした
アゾル国主
ゴルに見つかり、自らの指揮で家族を失わせた事に負い目を感じた
ゴルに拾われた。
ラディアは彼を恩人と思い、何かお返しがしたいと、剣術から治世術、兵法を学んだ結果、驚くべき素質を見せ、あらゆる能力を開花させていった。
その後も、
ゼイレアンの戦い(690)を筆頭に、
ロードレア国の勝いにはかならず彼女の姿があった。
彼女は味方が危機に陥ると、自ら先頭となりその救援に向かい、戦いが終われば戦場の敵味方関わり無く全ての負傷兵を治療、自らも看護婦に混ざって一兵卒の傷に包帯を巻いた。
人物
- 彼女の墓はニーグロスの古戦場に、キルレイツと並んで建てられている。
- 物語で脚色された部分もあるが、彼女の戦歴は殆どが正史であり、政治、軍事、知略に加えて性格的な欠点のないその姿は多くの人々を惹き付ける一方、物語の主人公にするには個性がなく、あくまでも主役を助ける立場で描かれる事が多い。
関連項目
最終更新:2024年08月19日 01:39