概要

エルザイア城とは、アルファロンドーナ大陸東部に存在する都市。
城外には見晴らしが良い草原地帯が広がるため、軍馬の育成には最適だという事で馬に依存した経済が非常に多く見られる。アゾル国はここを軍馬及び騎兵の訓練場として位置付け、訓練が満了した騎馬兵を本国及び国境に配備する形式を取っていた。
しかし、アゾル国の主力騎馬隊がルーズの戦いで壊滅的打撃を受け、エルザイアからは訓練満了前の騎馬兵も国境線沿いに配備される事となり、精鋭騎馬兵も僅かな教導兵を除いて全て居なくなってしまった。騎馬隊の育成を急いだアゾル国ではあったが、戦力が回復する前にゲーリー国に攻撃される。
国境線がエルザイア城付近にまで後退していた為、城の責任者であるリンはエルザイア城を野戦病院兼補給所として活用。兵力が劣勢であったにも関わらず相当程度持ち堪える事が出来たのは、この城の影響が大きかった。だが、負傷して後送された殆どの兵が復帰する間も無くアゾル国は滅亡、以後はゲーリー国領土となる。

エルザイアはその後もゼイレアンの戦いレザベリアスの戦いといった歴史上重要な戦いの鍵を握る拠点として登場すると共に、所有する国も移り変わるが、優良な軍馬の生産地として存続し続け、735年の大寒波による民族大移動直前まで、優秀な馬を輩出し続けていた。


歴史

  • 550年頃 アゾル区の人口増加に伴い、新都市計画として、城と城下町が作られた。
  • 684年 アゾル国領土として蜉蝣時代の幕開けを迎える。
684年6月時の勢力図(クリックで拡大)


関連項目


最終更新:2024年07月20日 15:33