基本情報



略歴

もとはルディック国の将であったが、カルディスバルディゴスを討ち、ロー・レアルス国を建国すると、すぐさまこれに同調する。
統治者としての能力は低く、強者に媚びる性格だった為、カルディスは彼を好まなかったが、急速に領土が広がるロー・レアルス国は人材が追いつかず、国境と接していない後方のガイア城の城主として派遣された。

だが、カルディスの目が届かないことをいいことに、エルドはこの地で好き勝手に振る舞った。
ある日狩りに出るが、獲物がいないことに怒ると、従者を獲物として狩り場を追いかけ回して射殺し、また配下の将に美しい娘がいると知ると、その将に反乱罪の濡れ衣を着せて処刑、娘を手に入れたりと、その暴挙は枚挙にいとまがなかった。

これらの暴挙をカルディスに伝えようとした者もいたが、密告を推奨したためそれらは捕らえられ、本国に届くことはなく消された。
その際、手柄欲しさに無実の人間をエルドに密告する冤罪事件も数多く発生したという。

レイディックの東征(692)でアリガル隊が迫ると、これを迎え撃つべく出陣するが、城内の留守部隊ノイアロードレア国に内応し、城の前で挟み撃ちにあって討ち取られる。
彼が討ち取られた時、城内からは喝采の声が上がったという。


関連項目




最終更新:2024年08月18日 00:55