基本情報



略歴

ラ・ディアス帝国将軍。
平民出身だが、15歳の初陣から手柄を上げ続け、22歳で帝国将軍に羅列された実力者。

ノアルスの戦いにおいて魔王ガルゾーマの軍勢の攻撃により全身大火傷を受けると、その傷は肉体だけではなく彼の精神すらも破壊した。
以後は性格が豹変、魔王の軍勢を皆殺しにすることだけに生き甲斐を求め、常人としての思考は完全に崩壊し、それまでの同僚たちも、彼との付き合いを控えていった。

ラ・ディアス帝国がヴァン・フレイ国の遠謀に乗せられ、ガルゾーマフェローラ国へ攻め込むことになった時は当然の如く賛同、ムストア湾海戦に主力部隊として参陣する。
この闘いでガルゾーマ配下のエミリィを打ち破るが、復讐と称して何度も浅い傷を与えている間に、一瞬の隙を付かれ返り討ちにあった。
既に帝国内で浮いた存在となっていたこともあり、彼の戦死は諸将の間において、悲しみや怒りではなく安堵をもって迎えられたという。


人物

  • ノアルスの戦い以後は、性格まで完全に変わってしまい、捕虜を無意味に惨殺しては光悦に浸っていた。ある日、突然城内の廊下で笑い出したホルスに対して、同僚が何を笑うのかと尋ねると、「フェローラ国の将軍を捕らえたときの新しい拷問方法を思いついた」と答えたという。
  • それ以前は特に狂気的なエピソードもなく、ノアルスの戦いにおける恐怖体験によって一瞬にして人格が変わったと思われる。
  • ムストア湾海戦のときは、わざと錆びた刃を装備したという、これは、相手を一撃で楽にさせず、何度も傷つける為であった。しかし、その刃がエミリィとの戦いで自分を破滅させることとなる。


関連項目





最終更新:2024年08月21日 01:08