Good Morning ティーチャー
掲載雑誌 | まんがライフ (以前はまんがくらぶオリジナルでも掲載されていた。(いずれも竹書房)) |
発表期間 | 1999年~(ライフ) 2001年~2011年(くらオリ) |
単行本 | 既刊11巻 |
メディア化 | ドラマCD |
掲載ページ数 | 5~6P |
見出しの書体 | 創挙蘭(1巻~8巻終盤)→DF綜藝体(8巻終盤~10巻)→ロダンハッピー(11巻~) |
概要
- 重野さんの連載デビュー作にして出世作。2009年9月に連載10周年を迎えるロングラン連載となった。まんがくらぶオリジナルでも2001~2011年まで平行連載されていた。
- 通称および略称はグッティー(編集のモッチー命名)。
- ライフ版はアズマが、くらオリ版はヨーコが主役。
- 連載開始から2007年3月(1巻~9巻途中)までは2年編(季節を繰り返す)、2007年4月(9巻途中~)からは進級させ3年編となっている。そのため現実時間に合わせる事はせず、作内の季節のスピードを敢えて遅くしている。現実時間が夏なのに長袖だったり、現実時間が冬なのに半袖だったりしたのはそのため。2007年度は春、2008年度は春~初夏、2009年度は夏~秋、2010年度は秋~冬になっている。
- 10年にわたる連載ゆえキャラクターの顔つきは初期と現在ではかなり違っている。
- くらオリでは連載終了時点で2番目の古参作品(1位は創刊号からの梶原あや「もしもしぐま」)であった。ライフ版でも現時点で3番目の古参作品となっている(1位はいがらしみきお「ぼのぼの」、2位はすみれいこ「だってヤンママ」だが、連載中断期間のあった植田まさし「フリテンくん」(タイトルは微変更はあるものの内容にさほど変化はないので)を含めれば4位となる)。いずれも100話を越えており、くらオリ版は全124話であった。
- 年に3回程度は2色カラー掲載を行っている(ただし、くらオリ版については2004年を最後にまったく行われなかった)。
- 掲載順序はライフ版が前半に配置される事が多い。くらオリ版では中程(前半寄り。稀に後半寄り)に配置される事が多かった。
- 8巻途中から見出しの書体・吹き出しの書体が微妙に違っているが、発行元の竹書房が写植編集からデジタル編集に切り替えたためと思われる(ゴナやナールなどは写植専用書体のため、一般のコンピューターで出す事が出来ない)。双葉社と違い、モリサワのアンチックとゴシックMB101の組み合わせになっており、一見変化が無いように見える。ライフ版は強調書体(ゴナ→新ゴ)を使う事がごく稀である。また、1~7巻・8巻の大部分と8巻の終盤2話分・9・10巻と11巻とでは見出しの書体が全く異なった物になっている。
- 単行本の話数のナンバリングは1~8巻までは正しい数字だったが、9巻以降は1話ずれているので注意が必要である(9巻最初の話は本来なら170話目であるが、169話と誤記されている)。
- ライフの柱の人物紹介の文章は3年に進級してもしばらくは2年当時の記述であったが、キャラクターの進路が定まった為か、2010年より3年編に基づいた記述にようやく改められた(くらオリ版では途中で廃止)。
- レギュラーの生徒は全員がほぼ毎回出てくるが、稀に1名程度作内に全く出てこない回もある。さらに先生が主人公という関係上、生徒が1~2名しか出てこない回や(居酒屋の回、沖田の結婚披露宴の回など)、全く作中に絡まない回もある(アズマ高校時代編や、舞の歓迎会の回。ただし、後者はイメージ映像として数名が描かれているので、全く出ていないわけではない)。
- ドラマCDも発売されている。ただし、一部のキャラクターは出演していない。
- くらオリ版の最終回は、今後も続くライフ版に配慮してか、特別増ベージや色付けはなされず、通常の連載形態で幕を下ろした。
- 11巻発売からしばらく新刊が出ず、このまま出ない不安があったが、12巻が2011/7/27に発売される事になった。単行本リリースのブランクとしては最長の2年1ヶ月となり、同作ではこれまでの7巻と8巻の1年3ヶ月を上回った。他作でも連載量が半分の「ひまじん」や「たびびと」よりも若干間隔が長い。なお、作者のブログによると、13巻の分のストックは既にあるとの事。
あらすじ
- おもな舞台は架空の県立高校、柏葉高等学校である。
- 早起きが信条の熱血教師、東進太郎は学校が大好きで朝の5時には登校している。ウッチーこと内田沙耶佳が彼の熱血ぶりに惚れ込んでしまった。
- もう一人の主役山下陽子は美人で人気も高いが、かなりの天然キャラ。こちらはアズマが惚れてしまった。
- 他にもウッチーをはじめとする個性豊かな生徒、独身の校長、ヒールキャラの教頭など盛沢山である。
柏葉高校について
- 生徒が3年になった時点で創立30年を迎えた県立高校。作者の母校がモデル。
- 地上4階の2つの棟からなる。それをつなぐ通路が2つある。
- 2-Aの教室・校長室・保健室・図書室は正門から見て右側の棟にある。
- 購買所は奥の連絡通路にある。
- 体育館・剣道、柔道場は左側の棟の奥側にある。
- 中庭にはプランコ・ジャングルジムがある。プールは3年になった時に新設された。
- 男子制服は詰襟の部分にKマークがある学ラン(黒)、夏季は前ポケットにKマークがあるYシャツ。(ゆいゆいのように上着の代わりにセーターを着ることもある)
- 女子制服は前ポケットにKマークがある青色のブレザー・スカート、ブラウスには赤地に白いラインがあるリボンタイを着用する。夏季はブレザーは着ない。男子と違い、夏季のブラウスにKマークはない。(ウッチーのようにブレザーの代わりにセーターを着ることや、晩春や初秋の綾のようにニットのベストを着ることがある)
- 体育のジャージは男女一緒。(女子は体育祭ではブルマを穿いていた)