あにまん民のオリキャラ同士をAIの力を借りて戦わせるスレ @ ウィキ
第1回トーナメント開会式
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aioricharabattle
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第1回トーナメント 開会式
巨大なドームの中央にそびえ立つ特設リング。頭上では光の演出が交錯し、観客の歓声が雷鳴のように轟く。無数の閃光が乱舞し、ドーム内の空気は異様なまでに熱を帯びていた。
ここは——『あにまんオリキャラ最強トーナメント』の舞台。その開会式が、今まさに幕を開けようとしていた。
「さあ皆様! お待ちかね、あにまんオリキャラ最強トーナメントがついに開幕です! 数多の強者たちがここに集い、己の最強を証明するために戦います! 栄光を掴むのは誰なのか! それでは早速、出場者の紹介に参りましょう!」
観客の声援が一際大きくなる中、司会者はリングを大きく指差した。観客の目が一斉に注がれ、会場の空気が一瞬で緊張感に包まれる。
「まずはこの方! その存在そのものが呪詛の塊! 見るもの触れるもの、すべてを呪い殺す最凶の怪物! "屍術師の残骸"——【死想】!」
黒い靄に包まれた頭蓋骨が、空中にゆっくりと浮かび上がる。まるで周囲の空気そのものを侵食するかのように、視界が歪んでいく。周囲の金属が微かに錆びる音が響き、観客席に冷たい戦慄が走る。死想の周囲では、目に見えぬ呪詛がねっとりと絡みつき、床に落ちた鉄片が次々と錆びついていった。
「続いては、王の威厳をこの場に示す男! 十本の神器を操り、触れたものを支配する"王(キング・オブ・ドミネーション)"——王たるゴルバス!!」
ゴルバスは堂々とリングに上がり、腕を広げる。短い黒髪、長身の青年はどこか穏やかな表情を浮かべているが、その眼光には鋭い光が宿っていた。彼が軽く手を掲げるだけで、観客席からは大きな歓声が響く。
「当然だろ、王だぞ?」
その一言に、観客席が爆発するように沸き立つ。その圧倒的な自信に満ちた声は、まるで世界すら従わせるかのようだった。ゴルバスの周囲には十本の神器がうっすらと現れ、次の瞬間には空間に消えていく。
「異世界転生を果たした少女! 激戦を生き抜き、真の名を取り戻した"英雄"!——長嶋小雪!!!」
小雪が元気よくリングに跳び乗る。金髪を揺らし、満面の笑みで観客に手を振るが、その瞳は戦闘の興奮に輝いていた。可愛らしい外見に似合わぬ鋭い目つきに、観客たちは彼女がただの少女ではないことを理解する。
「やるぞー! 異世界仕込みの絶技、見せてあげる!」
その無邪気な笑顔の裏に潜む戦闘経験者の鋭さを感じ取り、一部の観客は思わず息を飲む。彼女の足元に広がる魔法陣が微かに輝き、彼女の力が垣間見えた。
「さあ、次なる強者はこちら! 森羅万象の秩序を統べる男! その力は冷静沈着、揺るぎなきもの!"秩序の王"——エタリュート!!!」
エタリュートはゆっくりとリングに歩を進める。無駄な動き一つなく、ただ静かに観客を一瞥しただけで、その場の空気が締まった。彼の周囲には目に見えぬ秩序の力が流れているかのように、リング上の砂粒すらも整然と並んでいく。その姿はまさに絶対的な秩序を象徴していた。
「時間さえ操る侍! 過去と未来を縦横無尽に駆け抜ける"謎の剣士(アンノウン)"!——レベル零!!」
無貌の侍がスッとリングに現れる。次の瞬間、彼の姿は三つに揺らぎ、まるで過去・現在・未来が同時にそこにあるかのようだった。彼の存在そのものが時間を超越しており、観客たちはその不可解な動きに目を凝らす。侍の刀は鈍く光を放ち、今にも時間を切り裂かんばかりだ。
「雷鳴をその身に宿した青年! 義理堅くもぶっきらぼうな"何でも屋"——紫電改・サンダーボルト・田中!!!」
田中は無言でリングに上がり、銀髪をかき上げる。観客席からは黄色い歓声も飛ぶが、彼は一瞥するだけでそっぽを向いた。その体から微かに放たれる雷のようなオーラが、彼の力を物語っていた。彼の背後で紫電が走り、リングの空気がビリビリと震えた。
「輝く星のように戦場を駆け抜ける魔法少女! 光弾を乱射し、敵を貫く!——"魔法少女☆"シューティングスター!!!」
シューティングスターは箒に乗ってリングを旋回し、キラキラした光弾を観客席に向けて打ち上げる。観客はその華やかさに大いに盛り上がる。だが、彼女の目は冷静に戦いを見据えていた。その一発一発が命を奪う威力を秘めていることを、彼女自身がよく理解していた。
「最後に登場するのは——伝説の勇者! 最強にして最後の戦士! 魔王を討ち果たし、なお戦いの意味を探し続ける男!——"最後の勇者"ブレイヴ!!!」
ブレイヴは静かにリングに上がり、聖剣を抜き放つ。その神々しい輝きがリングを照らし、観客たちは息を呑んだ。彼の背には数々の戦いの傷跡が刻まれており、それが彼の過去の壮絶さを物語っていた。聖剣の光が、まるで彼の意思を代弁するかのように、煌めいていた。
司会者はリングの中央に戻り、声を張り上げる。
「以上8名に加え、リザーバーとして、六王山・釈迦如来王選手、ソニア・アルジェント選手が控えております!」
「さあ! この8名が織り成す、血と誇りの激闘! あにまんオリキャラ最強トーナメント、いよいよ開幕です!!! 最強の称号を手に入れるのはいったい誰なのか! 皆様、最後まで見届けてください!!!」
場内が割れんばかりの歓声に包まれる中、戦士たちはそれぞれの視線を交わし合う。
次に響くのは、拳の音か、剣の軋みか——勝者が決まるその時まで、戦いは始まったばかりだ。
関連項目
参加者
第1回戦 一覧
《屍術師の残骸【死想】 VS 魔法少女☆シューティングスター》
《王たるゴルバス VS 最後の勇者ブレイヴ》
《レベル零 VS 長嶋小雪》
《【秩序の王】エタリュート VS 紫電改・サンダーボルト・田中》
《王たるゴルバス VS 最後の勇者ブレイヴ》
《レベル零 VS 長嶋小雪》
《【秩序の王】エタリュート VS 紫電改・サンダーボルト・田中》