AnnihEpica(アニエピカ) - 幻創の箱庭 -
文明度
いわゆる西洋ファンタジー的世界観・文化度が基準です。
ただし、国家や土地ごとに歴史や文化に特徴があり、生活レベルなどは一定ではありません。
種族
ヒューマン
穏やかな環境を求めて平原を生息地とした種族です。舞台となる大陸において大多数を占めています。
都市において権力者はヒューマンであることが多く、その血族は純血性を維持するためにヒューマン同士の婚姻を行っています。
■特徴
能力面では特に特徴はないものの、どの地域でも生活圏を築けること、思想面や行動、能力の多様性に富んだオールマイティーの種族です。
髪や肌の色はさまざまです。
また、辺境都市群を中心に黒髪の人種がおり、彼らの特徴として東洋風の名前や文化を形成しています。
■寿命
50~80年程度。
■文化
主要三国の王族、貴族、元首の殆ど全員がヒューマンです.
あまたの神々をいただくこの世界において、最大多数種族であるヒューマンが崇める神は土地や立場によりさまざまです。
- 成人男性 1.6m〜2.0m
- 成人女性 1.5m〜1.8m
- 命名規則 自由。
エルフ
大陸各地の森の中で暮らし、その森における調和を保ちながら暮らす種族です。
フィルエス大森林以外の森に住むエルフもいます。
■特徴
基本的に保守的であるため、対外的な国家や種族への知識は不足しがちです。
ドワーフを見たこともないエルフも多いはずなのですが、ドワーフへの軽蔑は根強いようです。
容姿端麗、尖った耳が外見的特徴で、それぞれの属する森から出てくることはなく基本的には謙虚な種族です。
■寿命
300年程度あります。
■文化
エルフの集落の多くは「ハイアルヴ」と呼ばれる霊的存在を信奉しています。
多くの集落で「ハイアルヴ」と交感することができた者を「覡」・「巫女」として扱い、集落の方針決定のキーパーソンとして遇しています。
- 成人男性 1.6m〜1.8m
- 成人女性 1.5m〜1.7m
- 命名規則:西欧風
ドワーフ
古代語で小さき人、という由来を持つ小人たちです。
矮躯ながらも屈強な肉体と器用な指先、鉱石に対する優れた感覚などから、鉱夫や鍛冶・細工師・建築士として活動するものが多いです。
■特徴
原則小柄で、男性であれば筋骨隆々な身体つきをし、多くがひげをはやしています。
女性の体型は様々です。
竜を、ひいては、竜を信仰する竜人を毛嫌いすることが多いです。
■寿命
100年から150年程度
■文化
住まいに山を選ぶものが多く、最大のコミュニティである大陸北西部の大山に位置するドワーフ王国は、長い歴史の中でアリの巣状に広がる地下都市と大坑道を構築しています。
ドワーフ王国はたびたび強欲な竜、「邪竜」種から被害を受けてきた経緯があります。これは彼らが地下に住まう理由にもなっており、彼らは竜を、ひいては、竜を信仰する竜人を毛嫌いすることが多いです。
- 成人男性 1.2m〜1.6m
- 成人女性 1.2m〜1.5m
- 命名規則:古ノルド語風など
リザードマン
竜になることを望んだ蜥蜴が『天に溶けし征竜』に認められ、現在の姿になったとされる種族です。
いずれも蜥蜴、あるいは竜のような顔をし、尾を有し、全身を鱗に覆われており、爪や角、鱗角をもつものもおり、体毛を有するものもいます。
■特徴
家族の概念が希薄な一方で、彼らは交流の中での絆を深く重んじており、自らが所属する部族、あるいは魂の友と定めた人物や師弟関係などを非常に【ある種異常に】重要視します。
他種族が彼らの子を妊娠した場合は胎生となりますが、竜人が他種族の子を妊娠した場合は卵生となります。
竜を信仰するという一点においてドワーフたちからは嫌われています。しかし、リザードマンたちは特別扱いに差を設けることはしていないようです。
■寿命
ヒューマンと同様の80年程度。
- 成人男性 1.8m〜2.3m
- 成人女性 1.6m〜2.3m
- 命名規則:シリア語風など
ハーフリング
ヒューマンのおおよそ半分程度の大きさで、外見は子供そのものの種族です。
外見上の理由から人間社会においては軽視されることも多いですが、その精神は年齢とともに成熟していくため、やや「スレた」性格となることも多いようです。
■特徴
原則小柄で、男女ともに少年・少女のような身体つきをしています。やや手足が大きめなことが多く、エルフほどではないものの、少し尖った耳が身体的特徴です。
死ぬまで若い容姿を保ち続ける点がドワーフと異なり、10歳程度で成長が止まり、見た目は老いる事がありません。
小柄な身体や敏捷性などから、冒険者のパーティーでは斥候役として優れた適性を持ちます。
■寿命
60年程度
- 成人男性 1.2m〜1.5m
- 成人女性 1.2m〜1.5m
- 命名規則:西欧風。とくにモノの固有名詞が使われることが多い
ハーフビースト
「月の女獣」と「人と地の神」が交わり生まれた、とされる種族です。
かつて広大な勢力図を誇ったハーフビーストの国は、《征竜》と呼ばれる神代から存在する巨竜によって滅ぼされました。
現在では獣と人間の特徴を併せ持つ種族として、ヒューマンたちの国々の中で暮らしています。
■特徴
社会的地位が低く、武勲や冒険の功績をもって貴族や将軍として取り立てられた者以外は平民以下の暮らしをしていることが多いようです。
獣の特徴が混じった頭部に、鋭い爪牙が特徴となります。
身体の一部が毛皮で覆われていることもあります。獣の度合いは様々で、ほとんどヒューマンと見紛うほどのものもいれば、獣そのものの頭部や体毛を有したり種によっては尾もあります。
ただし「獣」の定義は哺乳類に限られます。
■寿命
ヒューマンと同様。
成人男性 1.7m〜2.1m
成人女性 1.6m〜1.9m
命名規則 モンゴル風、西欧風
ゴブリン
元は亜人として人類と敵対していた種族でしたが、約200年前にゴブリンたちの都市国家『ゴールディ』が成立して以降、交渉および交流可能な知的個体が存在することが認知されるようになりました。
種族的に早熟な者が多いためロード種以外は10歳で成人扱いとなり、社会に出ていきます。
■特徴
ゴブリン種は大きく4種に分類されています。
- 通常の【ゴブリン種】
- ゴブリン種よりも体格に優れた【ホブゴブリン種】
- 女性のみの種で、人間に似た容姿をもつ【ゴブリナ種】
- ゴブリンの貴種たる、能力と容姿ともに優れた【ゴブリンロード種】
後者になるほど、子供の生まれるサイクルはヒューマンと同様のペースになっていくのも特徴です。
肌色は特殊な肌色をしているものが多く、緑色、黄色、橙色、褐色、真紅色など様々な肌色を有しています。
また、大きさや位置は様々ですが額に1-2本の角を有しており、毛髪もヒューマン同様に生える個体が多いです。
■寿命
ゴブリン種、ホブゴブリン種、ゴブリナ種がヒューマンと同程度で60年程度。
ゴブリンロードは200年程度と言われています。
■文化
社会的地位は人類種の中では最下層で、賤民扱いされることもしばしばです。
盗賊や山賊になる者はヒューマンの次に多く、最下層の生活から抜け出そうと兵士や冒険者になることを選ぶ者も多くなっています。
- 成人男性 1.2m〜2.0m
- 成人女性 1.1m〜1.8m
- 命名規則 自由
これだけ読めばオケエピカ!~世界設定編~
最終更新:2020年12月12日 23:11