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  • そして――――――

そして――――――

最終更新:2009年05月17日 20:47

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だれでも歓迎! 編集

そして―――――― ◆9L.gxDzakI



 ルルーシュ・ランペルージは逝った。
 これにて螺旋の王が筆を執った物語の、全ての要素が完結したように見える。
 月の箱庭に囚われ、それでも屈することなく立ち向かった者達のその後は、これで一通り語られた。

 スパイク・スピーゲルは戦いで失った手のひらを取り戻し、愛する者との穏やかな暮らしを掴み取った。
 菫川ねねねは元の世界で作家稼業に戻りながらも、またもや面倒事に巻き込まれてしまったようだ。
 小早川ゆたかと鴇羽舞衣は、ゆたかの世界に近しくも異なる世界で、新たな日常を歩み始めた。
 唯一ルルーシュ・ランペルージのみが絶望に直面し、自ら己の未来を閉じた。
 ギルガメッシュの物語に至っては、未だ完結してすらいない。王ドロボウとのいたちごっこの繰り返しだ。
 そしてヴィラルはアンチ=スパイラルが滅びた後も、悠久の夢の中に漂っている。

 ロージェノムは死んだ。
 チミルフも死んだ。グアームも死んだ。シトマンドラも死んだ。アディーネも死んだ。
 ウルフウッドも死んだ。東方不敗も死んだ。
 スカーも死んだ。ガッシュも死んだ。 ドモンも死んだ。シャマルも死んだ。フリードも死んだ。
 カミナも死んだ。クロミラも死んだ。
 ルルーシュも生き残った後に死んだ。
 スパイクが、ゆたかが、舞衣が、ねねねが、ギルガメッシュが、そしてヴィラルが生き延びた。
 物語の結末は、これで全て描かれたように見える。
 残された全ての要素に決着がつき、堂々の完結を迎えたように見える。



 だが。



 まだ、足りない。



 足りないのだ。
 この物語に残されたファクターの、全てを語り終えたと断じるには、まだある要素が明らかに足りない。
 そもそも、もう一度あらすじを振り返ってみよう。
 幾多の犠牲を払った参加者達は、遂にカミナとクロミラの駆るグレンラガンによって、見事実験の舞台を脱出。
 最後に残された刺客・ウルフウッドを倒し、アンチ=スパイラルとの交渉にも一応成功。
 アンチ=スパイラルに与えられた技術により、ようやく元の世界へと戻ることができた。
 そこから先は前述の通りだ。
 一見すると、全てのエピローグは語られたように見える。
 だが、足りない。
 よくよく読み返してみれば、この構図からは、ある者の結末が決定的に抜け落ちている。
 そう。



 ――参加者達をそれぞれの世界に帰した後、アンチ=スパイラルはどうなったのか?


 ヴィラルのエピソードを読み返してみよう。
 天元突破者を手に入れた、この物語のアンチ=スパイラルは、その後螺旋族に滅ぼされたと記されている。
 賽を転がしても零や七は出ないが、一から六のうちのいずれかの数字が、延々と連続する可能性は存在する。
 どれほどの敗北の世界を重ねても、どこかで螺旋族の勝利する可能性はあるはずだ。
 そして彼らの世界では、その可能性が実践された、と。
 だが、彼ないし彼女がいかにして倒されたかは、そこには詳細には記されていない。
 断片的な文面からは、その要素がごっそりそぎ落とされているのだ。
 残されたこのたった1つの要素を語らずして、物語が完結を迎えられるはずなどないではないか。
 誰がどのような形で天元突破に目覚め、どのような戦いの果てに勝利したか。
 誰がいつどこで何度賽を振り、どの目が連続して出続けたのか。
 ――否。
 それだけではない。
 厳密に言えば、この賽のたとえ話からも、ある可能性が抜け落ちている。
 この仮定においては、振るべき賽がどんなものかは定められていないのだ。
 事前に賽の情報は与えられていない。
 であれば、それがどんな材質だろうと、どんな色であろうと自由。
 要するに、こういうことだ。

 そもそもアンチ=スパイラルを倒したのは、本当に螺旋力だったのか?

 問題外の仮定かもしれない。
 文面には確かに、アンチ=スパイラルは螺旋の力の前に敗れた、と明記されている。
 だが、所詮それは書き手の主観だ。
 物語とは、その筆を執った者が思い描いた通りにしか書かれない。
 つまりこの螺旋力が、実は作家の思い違いであり、本当は全くの別物であった可能性もありうるのだ。
 仮によく似たものが存在すれば。
 螺旋力と同じく緑色の輝きを放ち、生命の進化を促す力が存在したとすれば。
 そのくせその性質は、実は全くの別物であったとすれば。

 まどろっこしい物言いは好みではないだろう。
 ではそろそろ、単刀直入に言うとしよう。





 ――この世界のアンチ=スパイラルを滅ぼしたのは、実は螺旋力ではなかった。



◆

『……何ということだ……』
 無明の宇宙の暗黒の中、ぼんやりと浮かぶ漆黒の影。
 2つの目と口だけが白く染まったヒトガタが、目の前の光景に頭を抱えている。
 信じられない。
 頭の悪い感想だが、今のアンチ=スパイラルには、この一言が限界だ。
 数多の多元宇宙全てを制する力も、数多の多元宇宙全てより得た叡智も、まるで役に立ちはしない。
 いいや、たとえここにいるのがアンチ=スパイラルでなかったとしても、この状況を理解できる者がいるかどうか。
 無限に広がる超螺旋宇宙。そこに展開されているのは戦場。
 反螺旋種族の大軍勢が、同等の敵性戦力と戦争を繰り広げている。
 ただ文章に書き起こすだけならば、さほど気になることでもないだろう。
 しかし、それでもありえないのだ。
 たった今防衛線を展開しているのは、そんじょそこらの軍隊ではない。
 無限に広がる世界の分岐、その全てを支配することすら可能とする、アンチ=スパイラルの大軍団なのだ。
 幾千、幾万では語れない。
 その数は那由多の彼方すら突破し、無量大数の領域にさえ。
 そして今攻め入ってきた敵勢が、それとほとんど互角の物量を誇っているのだ。
 それだけではない。
 膠着状態にあった戦況は徐々に押され、今や逆にこちらが不利に陥っている。
 ムガンが。アシュタンガ級が。ハスタグライ級が。パダ級が。
 迫りくる怒涛の大軍団を前に、それらがみるみるうちに蹂躙されていく。
 こんなことがありえるものか。
 多元宇宙の彼方にも、このような苦境は存在した。
 大いなる道程の果て、螺旋に目覚めた青年・シモンの操る螺旋力の魔神――超銀河グレンラガンの活躍だ。
 だが、それもあくまで孤高の将。
 支える者達がいたとしても、実際に動いていた機動兵器はグレンラガンのみ。
 互角の物量戦に持ち込まれ、その上敗北に近づいているなど、まさに前代未聞の事象。
 いいやそもそも、こいつらは一体何者なのだ。
 それは船だ。
 先端に顔が付いているものの、紛れもなくそれは宇宙の船だ。
 それならまだいい。かの螺旋族の巨大戦艦――カテドラル・テラと同様の特徴。
 だが、似ているのはその一点だけ。
 赤、白、黄色、その他諸々。それぞれ多種多様な色に塗り分けられた艦隊は、奴らのそれとはまるで違う。
 細かな部分の造形は、螺旋族のそれを大きく逸脱している。
 中には複数の機体で合体し、ヒトガタをなす物もある。その形状にもまるで見覚えがない。
 今まさに襲い来る侵略者達は、多元宇宙のどの世界にも存在しないのだ。
 何より、あれは本当に螺旋族なのか。
 確かに緑の光を動力としているが、あの艦隊が操る武器の性質は、螺旋力とは微妙に異なる気がする。
 スパイラルの象徴――ドリルを操る機体もいるにはいる。だが、それだけではないのだ。
 トマホークを振るう物。拳で殴りかかる物。剣で相手を両断する物。ミサイルの嵐を巻き起こす物。
 幾千幾万もの姿形の、あらゆる力が存在している。
 果たして螺旋の力とは、これほどまでの柔軟なものであったか。
 ひょっとするとここにいるのは、もはや螺旋族ですらない、全く別の存在ではないのか。
『――否』
 だが、しかし。
『否否否否否否否否否否否否ぁぁぁっ!』
 そんな結論は認められない。
 断じて認めてなるものか。
 螺旋力と戦うため。そのためだけに身につけた、天下無双のこの力。
 それが螺旋力ですらない、どこの馬の骨とも分からぬ力に、そうそう屈してなるものか。
 あれは螺旋力だ。
 誰が何と言おうと螺旋力だ。螺旋力でないはずがない。
 そして。

『我らは負けるわけにはいかんのだ――螺旋の力を操る者共にィッ!』
 その螺旋の力にすらも、屈するわけにはいかないのだ。
 進化の成れの果て/袋小路の変異/破滅を生む暴力の権化――スパイラル・ネメシス。
 起こさせるわけにはいかない。負けるわけにはいかない。
 螺旋族は滅ぼしつくさねば。それこそが宇宙を守る道なのだ。
 自分達が破滅することは、すなわち宇宙の破滅を意味するのだ。
 故に、アンチ=スパイラルは迎え撃つ。
 最大最強の戦力で――グランゼボーマで迎え撃つ。
 いつからかそこに存在していた、無頼の来客のその頭を。
 混沌の漆黒の中に浮かび上がった、巨大な赤きヒトガタを。
 鬼神。
 まさにその一言こそ、その威容を表すにふさわしい。
 巨大。かの者のサイズを表現するのには、もはやその一言すら生ぬるい。
 超螺旋宇宙の中心で、漆黒の魔神と向き合う姿は、その体躯とほぼ同等の大きさ。
 銀河すらもその手に掴む、グランゼボーマと同等なのだ。
 それがいかなる意味を持つのか、もはや言葉で語る必要はない。語ることのできる言葉すらない。
 幾度血を浴び続けてきたのだろう。
 幾度敵を退けてきたのだろう。
 真紅に燃える身体の頂点、その頭部から突き出しているのは、まさしく鬼の五本角。
 おぞましくも神々しい。
 神のごとき荘厳さと、悪魔のごとき恐ろしさ。
 すなわち、鬼神。
『受けよ螺旋族! インフィニティィィィビッグバン――ストオォォォォォームッ!!!』
 瞬間、宇宙に激震奔る。
 無音の真空空間が、あるはずもない音に鳴動する。
 グランゼボーマが掴むのは銀河。2つの銀河を1つに合わせ、その反発が爆発を生む。
 まさに天地開闢の力。
 三千世界の暗闇を、眩い光輝で照らし出す創世の爆発。
 アンチ=スパイラルの持つ最大火力――その威力、まさにビッグバン。
 激烈な出力が激流をなし、赤き鬼神へと襲い掛かる。
 人も、機械も、月も、惑星も、銀河も、世界の全てを一挙に飲み込み、蹂躙し焼き尽くす必殺の熱量。
 耐えられるものなど皆無。避けられるものなど絶無。
 人知など当に突き抜けた波濤が殺到し、侵略の鬼を飲み込んだ。
《――■■■■ビーム》
 かに見えた。
 刹那、激震は重ねられる。
 天地創世の紫炎と真っ向からぶつかるのは、新緑に輝く生命の波動。
 鬼神の放つ一筋の光条が、インフィニティ・ビッグバン・ストームをも受け止める。
 その出力、まさにビッグバン。
 そちらがそう来るというのなら、こちらも合わせてやろうと言わんばかりに。
 折り重ねられた超新星爆発。超螺旋宇宙を揺るがす猛烈な衝撃。
 ビッグバン同士がぶつかったのだ。その余波はもはや言うに語らず。
 銀河が消える。銀河が消える。銀河が、銀河が、銀河が。
 新たな世界を生み出す光は、その矛先を破滅へと転じる。
『馬鹿な……』
 ありえない。
 こんなことがあるはずがない。
 宇宙に並びうるはずもない一撃が、こうもあっさりと凌がれた。
 あらゆる戦闘の過程を省略し、一撃必殺の覚悟で放った攻撃が、ただの一発で無力化される。

『……ああ、そうか……』
 ずしん、ずしん、と。
 足音が聞こえてくるようだった。
 大地なきはずの宇宙を闊歩する、真紅の鬼神の足音が。
『はははは……そうか、そういうことだったのか!』
 遂にアンチ=スパイラルは理解する。
 半ば強引に解釈する。己自身を納得させる。
 これが、これこそが。
 我々が最も恐れてきた、スパイラル・ネメシスの発現なのだと。
 このおぞましき鬼神の姿こそが、螺旋の進化の成れの果てなのだ、と。
 赤き拳が振り上がる。
 気付けば、両者の距離には差などなかった。
 ひとたびその鉄拳を振り下ろせば、この身は粉々に砕かれるだろう。
 ああ、そうだ。
 我々は失敗してしまったのだ。
 避けねばならなかった破滅の時を、この世界では迎えてしまったのだ。
『見るがいい! これが貴様ら螺旋族の――いや! 螺旋力の行き着く、おぞましき姿だァッ!!』
 叫ぶ。
 絶叫する。
 自らの監視するモルモット達へと。
 かの倣岸にして臆病な螺旋の王のもと、箱庭に集められた人間達へと。
 気まぐれの果てにそれぞれの世界へと送り、監視を続けていた実験動物達へと。
 認めよう。
 ここが我らの死に場所だ。
 我らは螺旋を倒せなかった。
 最悪の瞬間を回避することもできず、無様な結果を晒してしまった。
 だが、この結末は他人事ではない。
 お前達にも起こりうる未来なのだと。
 螺旋の本能の赴くままに、愚かにも進化を続けるお前達とて、最後にはこの道を辿るのだと。
 これは警告だ。
 その警告のためにこそ我らは果てよう。
 どの道抵抗したとて、到底かなうはずもないのだ。
 相手はスパイラル・ネメシスなのだから。
 この無限の多元宇宙の中、唯一アンチ=スパイラルが恐れる存在なのだから。
 自力で倒せる存在など、一体誰が恐れるものか。
 最後の瞬間、くわとその姿を睨みつける。
 グランゼボーマの頭部へと。
 アンチ=スパイラルの本星へと。
 吸い込まれるようにして振り下ろされる、その拳をじっと睨みつける。
 右の拳を振り上げる、忌まわしき進化の鬼神の姿を。
 その名を叫んだ。
 それが最期の矜持であるかのように。
 宇宙の果てまでも轟かすように、その名をはっきりと絶叫した。























 ―― ゲ ッ タ ー エ ン ペ ラ ー ! ! !





















◆

 戦いは終わる。
 この世界での敗北。
 あまねく次元世界のその1つで、アンチ=スパイラルを滅ぼしたのは、螺旋族の力ではなかった。
 ゲッター線。
 反螺旋族の知りうる世界のどこにも、存在すら観測されていなかった力。
 宇宙の崩壊を止めるために、進化を留めようとする彼らとは対照的に。
 宇宙の崩壊を止めるために、それを倒しうる進化を加速させる力。
 彼らがこの世界に現れた理由は定かではない。
 あるいは、かのロージェノムが多元宇宙の扉を開いたことで、異界の門が開いたのか。
 彼らの知りえなかった宇宙のファクターが、認識の壁を越えて現れたのか。
 いずれにせよ、大いなる敵と戦うために、更なる進化を求めるゲッター艦隊にとって、彼らは敵に他ならなかった。
 破綻を恐れ停滞を望む連中など、この宇宙には必要なき種族。
 ましてそれが、進化を望む種族を食い潰そうとするならなおさらだ。
 故に、制裁を下した。
 艦隊の一部を、渦中の螺旋族とやらの星へ応援によこしたが、その戦線も終結しただろう。
 であれば、後は立ち去るだけだ。
 それなりの力は持っているらしいが、あの星の螺旋族という連中は、未だ彼らの求める水準には達していない。
 更なる進化を待つ必要がある。
 この宇宙を飲み込まんとする、大いなるうねりに抗いうる進化を。
 故に、今は立ち去ろう。
 そしてその進化を見届けよう。
 来たるべき瞬間を迎えた時にこそ、彼らの戦場へと駆り立てるために。
 そしてその艦隊が今、偶然見つけたものがある。
 それは人に似た姿でありながら、人にあらざる者だった。
 螺旋の星の獣人とかいう存在が、いくつかの機材と共に発見された。
 驚いたことに、生きている。
 五感の機能全てを停止させながら、未だ生きて宇宙を漂っている。
 計測される高エネルギーは、すなわちこれこそがアンチ=スパイラルの言う、天元突破というものか。
 あのグランゼボーマの崩壊から生き延びた、その設備の堅牢さには感心する。
 だが、中に収められていた獣人には、まるで価値が見出せなかった。
 この存在もまた、奴らと同じ穴の狢なのだと。
 優れた進化の力に目覚めながら、それを停滞のために使っている。
 いかなる事情かは知らないが、己の意識へと引きこもった軟弱者に用はない。
 故にその獣人には特に何の興味も見せず、漆黒の虚空へと放り出す。
 しかし、獣人を閉じ込めていた機材を見たとき。
《ほぅ》
 にやり、と。
 かの者の声に滲むのは、笑み。
 巨大な鋼鉄の鬼神の顔に、表情が浮かぶことはない。
 しかし、その中に潜む何者かの顔は、確かに笑っていたのだろう。
 とんだはずれだとばかり思っていたものに、僅かに興味を引くものが残されていたのだから。
 機材に一緒に積まれていたのは、資料。あの螺旋王が計画した、進化のための殺し合いの顛末。
 その表題を、読み上げる。
 すなわち。









《……バトルロワイアル……》













【ゲッターエンペラー@■(■ェ■■!!)ゲッ■ー■■ ■界■■■日】










――To be continued Next "ANIME-CHARA BATTLE ROYALE"...?








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