悪夢 -壊れた幻想- ◆EvXLhHD0yY
夜空に響き渡る少女の無機質な声。
ギャンブル船『エスポワール号』に向かっていた、
衛宮士郎、
福路美穂子、蒼崎橙子の三人は足を止める。
この島で、これで四回目となる放送が始まった。
そして告げられる連絡事項と禁止エリア。
そして、
四人の死者の名前。
歯を食いしばる。
手を握り締める。
また守れなかった。
また救えなかった。
ヒイロも、ゼクスも、俺が見殺しにしたようなものだった。
何が『
正義の味方』だ。
こんな様で、全てを救うなどと、よく豪語したものだ。
あの時、
織田信長を倒せていたら、ヒイロは死なずに済んだかもしれない。
あの時、ゼクスと一緒に行動していたら、ゼクスは助かったかもしれない。
けれど、そうはならなかった。
ヒイロとゼクスは死んだ。
死んでしまった。
夜空を見上げる。
ただひたすらに悔しくて。
ただひたすらに情けなくて。
どうしようもない程に俺は、無力だった。
いつもの様な蔑み、罵倒、激励の後、四回目の放送が終わる。
そしてそれを待っていたかのように、俺たちに声が掛けられた。
「こんにちは、いや、今はこんばんはだな」
落ち込んでいた思考を無理やりニュートラルに戻す。
声のした方向を向けば、まだ十代半ばだろうという少女がいた。
「はじめまして。おたくらは?」
「俺は衛宮士郎。殺し合いには乗ってない」
「福路美穂子です」
「蒼崎橙子だ」
俺の後に続いて、福路、蒼崎が自己紹介をする。
それに少女は満足げにうなずく。
「なるほど。士郎に美穂子に橙子だな。
あんたらは、これからどこへ行くつもりなんだ?」
「今はエスポワールに向かってる。そこに仲間がいるんだ」
「へぇ。仲間ねえ。それってもしかして、あんたのコレかい?」
少女は小指を突き立てながらそう言った。
ピンと立てられた小指の意味。それは恋人を示唆している。
少女が言ってるのは、俺とその仲間が恋人同士じゃないか、という事だ。
俺とその仲間。つまり黒子が、俺の……恋人?
「ち、違う違う! 俺と黒子はそんなんじゃない!」
「へえ。お仲間の名前は黒子って言うのか。そうかいそうかい。
けど満更でもないんだろ?」
「だから違うって!」
「そうかい。じゃあそっちの美穂子ちゃんの方が本命かい?」
「それも違う!」
からかわれてる。
絶対からかわれてる。
その証拠に、少女はニヤニヤと意地の悪い笑みを浮べてる。
これ以上追及されても困るので、無理やり話しを変える事にする。
何が困るって? それこそ返答に困る。
「あんた、男みたいな喋り方するんだな」
「ああ、これな。直そうかとも考えたんだが、生憎と性分でな」
「そうなのか」
そこまで言って、ある事に気がついた。
けれどそれが、引いてはいけない引き金だった事に、俺は気づかなかった。
「そう言えば、あんた、名前は?」
「俺か? 俺は
海原光貴」
「え?」
『海原光貴』
その名前は既に三回目の放送で呼ばれてる。
何故そこで死者の名前が出てくるのか。
そんな疑問が頭をよぎる。
そしてそれは、この少女の前では致命的な隙だった。
バチリ、と火花が爆ぜる音がする。
少女の右腕が跳ね上がる。
残りのセリフが語られる。
「―――しがない戦争屋さ」
眼前には銃口。
既に引き金は引かれている。
もはや衛宮士郎では避けられない。
世界がスローモーションで流れる中、
「衛宮くん……!!」
銃声と共に、もう一人の少女の声が聞こえた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
その少女は、一目で言えば不思議な少女だった。
未成熟な外見。
男勝りな言動。
大人の様な雰囲気。
違和感のある挙動。
そんな、言いようのない齟齬が少女にはあった。
彼女は今、衛宮くんをからかって遊んでる。
その様子はまるで、気になる子のいる友人をからかう友達の様だった。
それと衛宮くん。そこまできっぱり否定されると、流石に少し傷つくんだけどな。
そんな、和気藹々とした雰囲気がそこにはあった。
けどそれは、衛宮くんが彼女に名前を聞くまでだった。
衛宮くんが彼女に名前を聞いた途端。
ゾクリ、と背筋が凍った。
まるで脊髄に液体窒素を流し込まれたかのよう。
既に私の両目は少女を捉えていた。
覚えのある感覚。
フラッシュバックする過去。
「衛宮くん……!!」
気づけば私は、衛宮くんに向かって走り出していた。
彼女と私。
どちらが先に動いたのかは、多分私だったんだろう。
「衛宮くん、無事!」
「あ、ああ。大丈夫」
でなければ今頃、彼は死んでいただろうから。
ボッと言う音。
それに続くように、舌打ちが聞こえた。
すぐに立ち上がって、少女がいる方向から距離を取る。
先ほどまで少女がいた場所には、凶悪な雰囲気を隠しもしない、ヒトゴロシの姿があった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
海原光貴と名乗った少女、
アリー・アル・サーシェスは、士郎が美穂子に助けられ、銃弾を避けられた直後にはもう追撃の行動に入っていた。
紫電と共に銃口を倒れ込んだ美穂子たちへと向ける。
そして引き金に掛けた指に力を入れ、
咄嗟に後ろへと回避していた。
直後、鋭い蹴りが空気を破裂させ、先ほどまでサーシェスがいた空間を穿っていた。
「チッ!!」
続く蒼崎橙子の追撃を、更に後方に跳ぶ事によって回避する。
その頃にはもう二人は立ち上がり、こちらを警戒していた。
しくじった。
最初に一人殺って、その動揺を突いてもう一人。
最後に火力勝負でもう一人、と行く予定だったのだが。
結局誰一人殺せなかった。
「あんた、なんで」
「言っただろ、しがない戦争屋だって」
少年が実に不思議そうな顔で聞いてきたので、当たり前のように答えてやる。
「戦争屋、だって?」
「そう、戦争屋だ……戦争が好きで好きでたまらないなぁ!!」
紫電を纏って突撃する。
少年も反応するが、遅い!
そのガラ空きの土手っ腹に銃口を突き付け、風穴を………ッ!!
空を切る銃による刺突。
そこには既に少年の姿はなく、
「トレース……!」
身に迫る悪寒が早急な退避を命じていた。
「オン……!!」
紫電を奔らせ、そのまま前へと回避する。
鋭い風切り音がすぐ後ろで響く。
素早く離れて振り向く。
いつの間に取りだしたのか。少年の両手には三本ずつ、計六本の刀が、奇怪な握り方で構えられていた。
「へぇ、やるじゃねえか」
「ッ………」
割りと本気の称賛を贈るも、無言の返答。
その代わりに返されるのは別方向からの鋭い蹴り込み。
それに追ずるように少年も迫ってくる。
あっちは六本の刀で、こっちは一個の拳銃。
接近戦では勝ち目がなさそうなので、円を描くように距離を取る。
そのお次には黒い泥が降ってくる。
触れたらヤバそうなのでその辺の木々を壁にする。
どうやら正解だったようで、壁にした木が煙を上げて溶けて行く。
「ひゅう、とんでもねえなソレ」
やはり返事はなし。
突撃してくる少年に試しに一発撃ってみるも、いとも簡単に弾かれる。
そのまま切り掛かられたので素早く撤退。
壁にしていた木は輪切りにされた。
更に速攻で襲って来る掌底を伏せて躱し、足払いを掛ける。
あちらは跳んでかわし、そのままの勢いで後ろ回し蹴りをしてくる。
それを頭が地面に着くほど仰け反って回避、バク転の要領で起き上がる。
また降って来た泥の雨はその辺の瓦礫で凌ぐ。
その後来る上からの刺突を避け、その大きな隙を狙わず逃げる。
思いっきり罠だと主張して見える。
直後に来るのはやっぱり橙子。
その蹴りは凄まじく、その辺の木端なら簡単に粉砕出来るだろう。
だがしかし、当たらなければどうという事は無い……!!
紫電を奔らせ紙一重で蹴りをかわす。
追撃の掌底を後方に飛びつつ左腕で受け、そこから電流を流してやる。
うまくいったのか、橙子の動きが鈍くなる。
その隙をきっちり逃さず鉛玉をプレゼントしてやる。
おかげで左腕が痛い事痛い事。
完璧に防いでこれとは恐れ入る。
骨に罅でも入ったんではなかろうか。
追いでくる黒い泥をやり過ごし、いくつか判った事を確認する。
一つ、あいつらは即席の組み合わせだ。チームプレイが成ってない。
二つ、今俺が使える程度の電流でも、スタンガン程度にはなるらしい。
三つ、衛宮士郎には、圧倒的に殺意が欠けている。切りかかる時も、致命傷になるような場所は避けている。
四つ、蒼崎橙子は危険だ。俺を殺すことに躊躇いが無く、また、何かしらの奥の手も隠しているだろう。
五つ、あの中で一番弱いのは福路美穂子だ。特異な能力を持っているようだが、恐らく元々は平和な世界から来たのだろう。
つまりはこの勝負(センソウ)、俺の勝ちだ……!!
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「大丈夫か、蒼崎」
「問題ない。重要な血管や神経は避けている」
蒼崎は血が流れ出ている左足に、福路が持っていた包帯を巻き付けて応急処置をしている。
今あの少女は、福路の泥を避けて身を潜めている。
巧い。そう思った。
単純な強さや身体能力なら、サーヴァントや織田信長の方が圧倒的に上だ。
だが、“戦場での戦い方”とでも言うのだろうか。あいつは決して一対多になる戦いをしない。
常に俺と蒼崎を自分との直線状に置き、壁になる障害物の近くにいる。
先ほど蒼崎が当てた掌底にしても、左腕で防がれた上に、銃弾の返礼を貰ってしまった。
戦争屋とはつまり、いくつもの戦場を好き好んで渡り歩いてきたという事だ。
圧倒的な経験値の差。それが、今あの少女を倒せない最大の理由なのだろう。
このままではジリ貧になる。
撤退するか否かを蒼崎に聞こうとして、
「行くぜッ……!!」
「くそっ……!!」
銃を構え、少女が突撃してきた。
バチリ、と一際大きく少女の周囲がスパークする。
同時に響く、二つの銃声。
一つは蒼崎に、一つは俺に。
蒼崎は躱し、俺は防ぐ。
しかし、時間差で更に三つ、投擲物が飛んでくる。
それを再び六爪で防ぎ、
「……えっ!?」
ベチャリ、と音を立てて六爪にひっ付いた。
ゾクリと奔った悪寒に従い、即座に六爪を破棄。
前方に投げ捨て、後方へと飛び退く。
直後、六爪が爆散した。
(接着式の爆弾……!?)
そんな驚愕の暇もあればこそ、少女は爆炎を潜り抜け、蹴り込んでくる。
それを腕を交差して防ぐが。
「ガッ……!?」
少女の蹴りの威力ではなく、別の要因で苦痛を覚える。
まるでスタンガンでも当てられたかの様に全身が痺れる。
見れば、蹴り込んだ少女の足は帯電していた。
少女が銃を構える。
その狙いは俺ではない。
銃口はその後ろ、福路に狙いを定めている!
「福路ッ!」
福路も気付いて逃げようとする。
けど遅い。逃れようのない引き金が引き絞られる。
政庁のような時ならともかく、今の福路に銃弾を防ぐ程の能力はない。
痺れて動けない体を叱咤し、強引にその射線上に割り込む。
「ギアッ……ッ!!」
二度響く銃声。
腹に灼熱が生まれる。
傷みを無視して拳を握りしめ、目の前の驚愕している少女に叩きつけた。
「衛宮くん……!!」
殴り飛ばされる少女。
足から力が抜け、そのまま倒れ込む。
福路が悲鳴をあげて駆け寄ってくる。
怪我はなさそうでよかった。
「……ッ、このぉ!!」
福路は怒りを顕わにし、右手を振りかぶる。
それと同時に放たれた泥の量は、先ほどまでの比ではない。
さしもの少女も、逃げに専念する。
そこに、
「返すぞ。受け取れ」
どうやってキャッチしたのか。
蒼崎が先ほどの爆弾を少女へと投げ返した。
「ウゲッ! マジかよ!!」
着弾と同時に爆発。
しかし少女はいまだ健在。
爆弾が投げられるとほぼ同時に、長方形の何かを爆弾に投げつけ、誘爆させたのだ。
「衛宮士郎。動けるか」
「ああ。なんとかな」
蒼崎が隣に立つ。
足に力を入れ、辛うじて立ちあがる。
腹が熱い。生きるために必要なモノが、止め処なく零れて行く。
「私に策がある。いけるか」
「ああ。それであいつを退けられるんなら、やってやる」
「良い返事だ」
そうして聞かされた蒼崎の策に驚くが、すぐに実行に移す。
少女はすでに物陰に隠れ、機を待っている。
躊躇っている余裕などない。
大きな深呼吸を一つ。
覚悟は出来た。
―礼―
「同調、開始(トレース・オン)」
撃鉄を起こす。
全身を駆け巡る魔力。
これから行う奇抜な行為に不安がよぎる。
問題ない。
生涯にて射を外した事は、狙って外した一射のみ。
我が専心は、標的への必中にのみ向けられる。
―足踏み―
「………ッ!」
血が足りない。
腹部からの出血に、意識が朦朧とし始める。
グラリと倒れそうになる体を、福路が支えてくれた。
情けない体に活を入れる。
両足に全身の力を注ぐ。
地面に剣を突き刺すように、大地をしっかりと踏みしめる。
―胴造り―
「投影、重装(トレース・フラクタル)」
右手に剣を、左手に弓を。
それぞれ自分の知る限りで最高の物を投影する。
あまりの過負荷に、魔術回路がスパークし始める。
諸手に握られる、
セイバーの剣と、
アーチャーの弓。
―弓構え―
“―――己の本質を思い出せ”
そんな言葉を思い出す。
自分の本質など分からない。
けれど、自分が憧れるカタチは在った。
―打起し―
「体は……、―――」
一振りの剣。
決して揺らぐ事も毀れる事もない。
大地に深く突き刺さる、真直ぐな剣のように。
イメージするのは、そんな最強の自分(ツルギ)
だから、―――
「―――体は剣で出来ている」
―引分け―
少女が動き出した。
その手には大筒。
恐らく大砲か何かの部類だと思われる。
―会―
問題ない。
剣はすでに番えられている。
標的に中るイメージも出来ている。
―離れ―
剣という形の矢を放つ。
解き放たれた矢は黄金の閃光となる。
―残心―
瞬間―――世界が、炸裂した。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「撤退だ。急ぐぞ、時間が無い」
「はい」
蒼崎さんが衛宮くんを担ぎ、走り出す。
衛宮くんは矢を放った後、それが炸裂するのを見届けた途端、気を失った。
血を失い過ぎているらしい。
むしろ、今まで持った方が奇跡なのだとか。
少し後ろを振り返る。
そこには、衛宮くんが作った劫火の壁があった。
『壊れた幻想』
高い魔力の籠った物。
例えば、宝具と称されるような物に含まれる魔力を爆発させ、使い捨ての強力な兵器にする技らしい。
もちろんそんな事をすれば、使った物は壊れてしまう。
故に普通、魔術師やサーヴァントは使わない技だそうだ。
ただ、衛宮くんはその例外なんだとか。
もっとも、魔術師じゃない私には詳しい事など解らないのだが。
前へと向き直る。
蒼崎さんに担がれた衛宮くんの顔色は、刻一刻と悪くなっていく。
急いで衛宮くんを治療できる所に行かなければ。
そう思い、もう少し走る速度を上げた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「あんにゃろう。とんでもねえ隠し玉をもってやがった」
一人の少女が眼前に広がる炎の壁を見上げる。
その少女、アリー・アル・サーシェスは生きていた。
あの瞬間。
士郎達にバンカーバスターを撃ちこんでやろうとその身を晒した瞬間、生まれてこのかた一度も経験した事のないような、強大な死の恐怖がサーシェスを襲ったのだ。
それは恐らく、長年戦争屋として培ってきた生存本能の賜物だったのだろう。
即座に踵を反し、邪魔なモノを手放し、可能な限りの全速力であの場から逃げでした。
その直後だった。
世界が炸裂したのは。
その圧倒的な破壊力に吹き飛ばされ、気がついた時には気絶していたという有り様だった。
ただ一つだけ解っている事がある。
自分は“生き延びた”のではなく、“生かされた”のだと
それに気づいた時、その顔に浮かんだのは、壮絶なまでの喜悦の表情だった。
「まったく、これだから戦争は止められねぇ……!!」
デバイスを取りだし、マップを開く。
リボンズには市街地へ向かってくれと言われている。
市街地は此処から西へ行けばすぐだ。
だが。
「黒子、とか言ったっけ? あいつの仲間は」
衛宮士郎が仲間だと言っていた少女。
それが今ギャンブル船に居るらしい。
「そっちに行って、衛宮士郎をぶち殺してやりました、と教えてやるのも一興か」
あんな至近距離から二発もブチ込んでやったのだ。
ロクな設備のないこの島では、あの出血量は致命傷だろう。
生き残る可能性が無い訳ではないが、その確率は低いと予想している。
だが、ギャンブル船へと向かえば、市街地からは離れてしまう。
そうすると、リボンズが命令違反として、首輪を爆破するかもしれないのだ。
欲か、保身か。二つに一つ。
「さて、どっちにするかねえ」
【E-3/東部/二日目/深夜】
【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダムOO】
[状態]:全身打撲、左頬に腫れ、左腕の骨に罅、妹達(シスターズ)に転身状態、体内電流を操作することで肉体の反応速度を上げることが可能
[服装]:清澄高校の制服@咲-saki-、ノーブラ、首輪
[装備]:ヨロイ・KMF・モビルスーツ各種完全型マニュアル、コルトガバメント(7/7)@現実、予備マガジン×2、接着式投擲爆弾×7@機動戦士ガンダム00
[道具]:基本支給品一式、特殊デバイス、救急セット、399万ペリカ、常盤台の制服@とある魔術の禁書目録
[思考]
基本:雇い主の意向の通りに働き、この戦争を勝ち上がる。
1:西の市街地かギャンブル船、どっちかに行く。
2:D-4、E-5以西の区域で好きなように立ち回る。
3:迂闊に他の参加者と接触はしない方がいいかもしれない。
4:
上条当麻、デュオ、式、スザクたちには慎重に対処したい。余裕があれば暦に接触してみたい。
【備考】
※セカンドシーズン第九話、刹那達との交戦後からの参戦です。
※五飛からガンダムWの世界の情報を取得(ゼクスに関してはやや誤解あり。ゼクス=裏切りもの?)。真偽は保留にしています。
情報収集のためにデュオと接触する方針はとりあえず保留。
※この世界の違和感(言語の問題等)は帝愛のせい、ということで納得しているようです。
※スザク、レイ、
一方通行がアーチャーに接触した可能性があるとみています。
※ライダーとはアーチャーが、藤乃とは式が、それぞれに共通した敵であると伝えました。
※シスターズの電撃能力は今のところ上手く使うことができません。
※衛宮士郎は死んでいる可能性が高いと考えています。
※特殊デバイスについて
マップ機能の他に『あちら側』からの指令が届く。
それに従わなかった場合サーシェスの首輪は爆破される。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―――――――――生きる。
――――――生きる。 生きる。
―――生きる。 生きる。 生きる。 生きる。
生きる。生きる。生きる。生きる。生きる。生きる。生きる。
体が重い。
四肢に力が入らない。
意識が遠のく。
この感覚は知っている。
そうだ、これは死だ。
逃れようのない死が、近づいてきている。
十年前のように。
全てを焼き尽くした、あの赤い地獄。
助けられて逃れたはずのソレが、また近づいてくる。
ならばきっと逃げられない。
あの地獄からは逃げられない。
この身を蝕むのはそんな、どうしようもない死だった。
あの時の空を思い出す。
今にも泣き出しそうな曇り空。
ただ「空が遠いな」と思い伸ばした手。
あの時は、その手を掴んでくれた人がいた。
けれど、切嗣は死んだ。
あの月の綺麗な晩に、眠るように死んだ。
『正義の味方』は、もう居ないのだ。
だからあの時のように受け入れた。
受け入れた、筈なのに―――
―――なぜこの身体は、生きようと足掻くのか。
なぜこの心は、生きる事を諦めないのか。
……そうだ。
守りたい約束があった。
果すべき誓いがあった。
目指すべき理想があった。
これらは自分が死んでしまえば消えてしまう。
無意味で無価値な幻想(ユメ)となってしまう。
そうなるのは嫌だった。
だから。
こんな所では終われない。
こんな場所で終わるわけにはいかない。
―――生きる。
そうだ、生きなければならない。
まだ俺は、約束を果たしていない。
まだ俺は、誰一人救えていない。
まだ俺は、一人生き延びた責任を果たせていない。
衛宮士郎は、生きなければならない。
こんなところで死んでやる事なんて出来ない。
命を掛けて果さなければならない誓いがある。
だから俺は、生きる……………!!!!!
それを、
“―――オマエが、オレのマスターになるのなら”
何か、得体の知れないモノが、
“―――契約が続く限り、その望みを叶えてやろう”
聞き届けてしまった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
象の像より地下通路に入る。
隠し扉は壊され、その先の通路が露わになっていた。
壊され方から見て両義式だろう。
その先の遺跡へと一気に駆け進む。
その道中。
福路美穂子にこれからするべき事を伝える。
「福路美穂子。この先にある遺跡にて、衛宮士郎の治療を行う。
その際、お前の身に刻まれた疑似魔術刻印の一部を、衛宮士郎へと移植する」
「え、それって……どういう……」
「魔力とは即ち、生命力だ。
それを魔術回路によって変質させたモノを、我々魔術師は魔力と呼ぶ。
故に、魔力による生命力の補完は容易だ。
そしてお前の身に宿る無尽蔵の魔力を以って、衛宮士郎の生命力を底上げする」
「……ッ! だ、駄目です、こんなモノを衛宮くんに使うわけにはいきません!!」
その意味に気付いたのだろう。
自身の体内の魔力を使う事は、アンリマユを使う事と同義である事に。
当然のこと、福路美穂子は猛然と反発してくる。
しかし。
「他に方法は無い。
衛宮士郎の出血量は甚大だ。既に命に係わっている」
「で、でもそれなら輸血とか、他に方法が……!」
「不可能だ。輸血用の血液も無く、専用の器具も無い。
更には手段を選択している余裕も、無い」
理詰めの会話。
福路美穂子には、選択の余地などない。
それでも、福路美穂子は躊躇いを見せる。
『アンリマユ』の毒性を正しく理解しているからこそだろう。
しかし。
今この場に、他に方法が無いのもまた、否定できない現実なのだ。
衛宮士郎の命を助けたいのなら、衛宮士郎の心を賭けなければならない。
長い沈黙の後、福路美穂子は絞り出すように言った。
「………ッ、分かり……ました」
「それでいい。遺跡につき次第、術式を開始する」
命は失ってしまえばそれまでだ。
だが心は、自分のように取り戻す可能性もある。
福路美穂子はその可能性に賭けたのだ。
自分より強い心を持つ衛宮士郎が、この悪意の猛毒に打ち勝つ事に。
福路美穂子の返答に満足し、その速度を上げる。
そして今此処に、蒼崎橙子、否、
荒耶宗蓮の策は成った。
実を言えば。
ここまでの状況は荒耶宗蓮の策の内だった。
その策とは即ち、
衛宮士郎に重傷を負わせ、その治療と共に福路美穂子と接続する。
というものだ
もちろんその采配は天に任せた所が、多分にある。
アリー・アル・サーシェスが接触してくるかどうか。
衛宮士郎、福路美穂子の両名がその戦いを生き残れるか。
そして、
衛宮士郎が生存可能な、ぎりぎりの重傷を負うかどうか。
無論、サーシェスが接触してこなければ、そのままエスポワール号まで向かったし、みすみす二人を死なせるつりもない。
そして衛宮士郎が福路美穂子を、その身を呈して庇う事も判っていた。
荒耶にとって一番の賭けだったのは、衛宮士郎が負う怪我の度合。
もしそれが軽過ぎれば簡単な治療で済んでしまうし、重過ぎればそのまま死んでしまうからだ。
そして荒耶宗蓮は、この賭けに勝った。
遺跡まではもう間もなく。
福路美穂子も説き伏せた。
あとするべき事は、衛宮士郎を治療し、福路美穂子と接続する事だけだ。
魔術師、荒耶宗蓮はまた一歩、『根源』への道を踏破した。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「ここは……」
何も無い場所。
美しいまでに透き通った暗黒の鏡面。
終わりも始まりも存在しない、無間に続く虚ろな揺籠。
天(ソラ)に輝く巨大なステンドグラスだけが、この常闇の世界を照らしている。
衛宮士郎が気付いた時には、既にこの世界に居た。
ふと、視界の隅に赤い影がよぎる。
振り向けばそこには、あまりにも見知った姿があった。
黒いボディーアーマーに、赤い外套。
褐色の肌と白い髪に鷹を思わせる鋭い目。
遠坂凛のサーヴァントだった男がそこにいた。
「アーチャー!? なんでここに!?」
他にも、
鉛色の巨人。
長い紫の髪の女性。
紫のローブを被った女性。
そして、
蒼いドレスに銀の甲冑。
黄金の聖剣を携えた、砂金の髪に聖緑の瞳。
忘れない。忘れる事など、出来る筈がない。
「セイ、バー……」
そこには、自らの剣であった少女がいた。
「ようこそ、この何も実らぬ無垢の楽土へ」
「ッ……!」
唐突に背後から、気配も無く声を掛けられた。
弾かれるように振り向く。
そこには、誰でもない“何か”がいた。
異状なまでの存在感と、異状なまでの現実感のなさ。
……見ているだけでおぞましい。
あんな“何か”に話しかける事など、決して、人間に出来る事ではない。
セイバー達の姿はもうない。
元々幻だったのか、あるいは別の何かだったのか。
今この場には、あの黒い影のような“何か”しかいない。
故に話しかけなければならない。
あれに話しかけなければ始まらない。
ここから出る事も、生き残る事さえも。
あの“何か”こそが、この世界の主なのだ。
咽喉がカラカラに乾く。
体を恐怖が雁字搦めにする。
足が縫い止めたれたみたいに動かない。
それら全てを振り来て、あの“何か”に話しかけた。
「……あんた、一体“何”だ」
「おお! よくぞ訊いてくれました!」
のっぺらぼうの影がニヤリと笑う。
表情など無いのに、その感情表現は何よりも明白だった。
「オレはアヴェンジャー。復讐のサーヴァントだ。
だが、おまえが聞きたいのはそんな事じゃないよな。
おまえはオレに“何”だと訊いた。
実にいい質問の仕方だ」
何が楽しいのか、目の前の影、アヴェンジャーと名乗った“何か”はケタケタと笑っている。
いやまて、こいつは今何と言った?
アヴェンジャー。復讐のサーヴァントだって?
遠坂から聞いた話に、そんなクラスのサーヴァントは存在しない。
ならば、目の前のサーヴァントだと名乗る、この得体の知れない“何か”は何だ!?
口に出してなどいないのに、その疑問に“何か”は答えるように言った。
「オレはおまえ達が“悪”と呼ぶ存在。
あるいは“悪神”。
あるいは“悪魔”。
あるいは“英雄”。
あるいは“怪物”。
あるいは“聖杯”。
そして、」
いつの間に近づいたのか。
すぐ目の前、あと数センチ近づけばぶつかる距離に“何か”がいた。
笑っている。哂っている。嗤っている。心の底から可笑しそうに、ワラッテイル。
その“何か”は俺の腕をガシッと掴み、
「―――オレは“おまえ”だ」
ゾクリと、自分が自分でなくなる感覚がする。
見れば、俺の体が四肢の末端からバリバリと、おぞましい異形へと変形し始めている。
それに比例するように“何か”の影が散霧する。
「ヒアッ……!?」
その異状な事態、異状な感覚に悲鳴を上げる。
俺が俺でなくなっていく。
黒いナニカに染められていく。
衛宮士郎という存在が壊れていく。
「―――ここに契約は完了した」
俺の全身が異形に変わるのと同時に、“何か”の顔が顕わになる。
肌や髪は黒い。
奇怪な刺青が全身に浮びあがっている。
けれど見間違いようもなく、
「―――さあ、おまえ(オレ)の願いを叶えよう」
――――――“俺”がそこにいた。
「―――ア、アア、アアア、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」
ガバリと、空襲にでも遭ったかのように跳ね起きる。
両手を見る。
異形じゃない。
“俺”の手だ。
ちゃんと自分が自分である感覚がある。
「ッ、ハァ……ハァ……ハァ……」
息が上がっている。
心臓(こどう)が治まらない。
全身が汗で濡れている。
「ハァ……ハァ……。
ッ、ハァ……、……あれは夢、だったのか……?」
手で顔を覆う。
汗で濡れた服が気持ち悪い。
あの生々しい感覚を思い出す。
「そうか、……夢か。
はは……。そうか……良かった……」
心からの安堵を吐き出す。
アレがただの夢とは思えない。
けれど、少なくとも現実ではないらしい。
ふと、自身の状態に違和感を覚える。
外見は、先ほど確認した限りでは問題ない。
ならば内面。魔術師としての領分だろう。
「……同調、開始(トレース・オン)」
魔術回路を起動する。
すると回路には、溢れんばかりの魔力が流れている。
この魔力はどこから?
更に深く意識を向ける。
張り巡らされた魔術回路。
その深部に、未知の回路が増設されている。
「これは……?」
この膨大な魔力はそこから流れてきているらしい。
そこに更に意識を向け、その流れを辿る。
するとそれは自分の隣。
「福路……?」
福路美穂子から流れて来ていた。
彼女は今、眠っている。
先ほどの叫び声でも目覚めないほど深く。
一体何があったのか。
今この身を流れる魔力は、その大半が福路からのものだ。
その魔力量は、あの聖剣を十発撃っても余りあるほど。
けど同時に、何か良くないモノも流れ込んでいる。
多分、福路が抑えてくれているのだろう。
その量は非常に微々たるもので、通常の魔術行使に影響はなさそうだ。
だが。これは呪詛だ。
人が持ちうる悪性を濃縮して、そのまま純化させたような猛毒だ。
そして恐らくこれが、福路がああなってしまった原因の一端だろう。
「―――アヅッ……!?」
それに反応するかのように、左手の甲に激痛が走った。
まるで焼き鏝を当てられたように熱い。
あまりの激痛に意識が飛びそうになる。
歯を食いしばって痛みの発生源を見る。
「そんな……!?
なんで、なんで令呪が……!!」
左手の甲に刻まれた、三画の模様からなるそれは。
間違いなく、聖杯戦争におけるマスターの証だった。
“―――オマエが、オレのマスターになるのなら”
早鐘のようだった心臓が停止する。
体中の神経が断絶し、血液が凍る。
まるで死体のように動けなくなる。
あの夢の最後に見た“自分”が、嗤っているような気がした。
“―――契約が続く限り、その望みを叶えてやろう”
【F-2/遺跡内部/二日目/深夜】
【衛宮士郎@Fate/stay night】
[状態]: 疲労(大)、全身打撲(治療中)、全身に軽い切り傷(治療中)、背中に火傷、額に軽い怪我(処置済み)、軽い貧血、アンリ・マユと契約?(美穂子経由)
[服装]: 穂群原学園制服(上着なし、ボロボロ)
[装備]: 落下杖(故障)
[道具]: 基本支給品一式、特上寿司×20人前@現実、
伊達政宗の眼帯、
基本支給品外の薬数種類@現地調達 、ペリカード(残金5100万)
[思考]
基本:主催者へ反抗する。黒子と共に生きてこの世界から出る。
0:黒子の所に急ぐ。
1:令呪に対する強い疑問。
2:福路美穂子や蒼崎橙子(荒耶宗蓮)と同行する。
3:蒼崎橙子(荒耶宗蓮)は信頼しきっていない。
4:
秋山澪と合流する。
5:首輪の情報を技術者へ伝え、解除の方法を探す。
6:黒子を守る。しかし黒子が誰かを殺すなら全力で止める。
7:福路のことも、どうにかして助けたい。
8:女の子を戦わせない。出来るだけ自分で何とかする。
9:一方通行、織田信長、黒い魔術師(荒耶宗蓮)への警戒心。
10:夢で見た“何か”に本能的な恐怖心。
[備考]
※参戦時期は第12話『空を裂く』の直後です
※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました
※エスポワール会議に参加しました
※帝愛の裏には、黒幕として魔法の売り手がいるのではないかと考えています。
そして、黒幕には何か殺し合いを開きたい理由があったのではとも思っています。
※衛宮士郎の【解析魔術】により、首輪の詳細情報(魔術的見地)を入手しました。
上記単体の情報では首輪の解除は不可能です。
※ゼクスの手紙を読みました。
※ユーフェミアの外見的特長を把握しました。
※
原村和が主催者に協力している可能性を知りました。
※『黒子の仮説』を聞きました。
※『ペリカの投影』には『通常の投影』より多大な魔力を消費します。よって『ペリカの投影』は今後は控える方向性です。
※
白井黒子の能力について把握しました。
※自身の歪みについて気が付きました。
※「剣」属性に特化した投影魔術を使用可能。
今後、投影した武器の本来の持ち主の技を模倣できるようになりました。
※現在投影可能である主な刀剣類:エクスカリバー、カリバーン、六爪、打ち刀
※『壊れた幻想』が使用可能になりました。
※イリヤが主催・人質である可能性には現状全く思い至っていません。
※エスポワール号に向かう三人(藤乃、黒子、衣)の名前と外見的特徴を得ました。
※
東横桃子、
平沢憂、ルルーシュが殺し合いに乗っていることを知りました。
※福路美穂子とラインが繋がれました。実質的に、無尽蔵な魔力行使が可能です。
アンリマユによる精神汚染は、現在はありません。
ただし、多量の魔力を使用した時や、福路美穂子に何かが起こった時は、その限りではありません。
※サーヴァント・アヴェンジャーと契約しました。
その顕現方法は、後の書き手にお任せします。
※残り令呪:3画。
ただし、通常の令呪ではないため、衛宮士郎の意思による使用は出来ません。
※片岡優希のマウンテンバイク@咲-Saki-は政庁跡に放置されています。
【福路美穂子@咲-Saki-】
[状態]:アンリ・マユと契約、左腕欠損(処置済み)、疲労(大)、睡眠中
[服装]:黒いロングドレス (ボロボロ)、穂群原学園男子用制服(上着のみ、ボロボロ)
[装備]:聖杯の泥@Fate/stay night、折れた
片倉小十郎の日本刀
[道具]:支給品一式*2、伊達政宗の首輪、包帯×4巻、999万ペリカ
ジーンズとワイシャツその他下着等の着衣@現実
[思考]
基本:自分自身には、絶対に負けたくない。失った人達の分まで勝利を手にしたい。
1:ただ己が正しいと信じたことを為し遂げる。
2:衛宮士郎や蒼崎橙子(荒耶宗蓮)と同行する。
3:蒼崎橙子(荒耶宗蓮)は信頼しきっていない。
4:「魔術師」「魔力」などの聞きなれない言葉を意識。
5:死した人達への思い。
6:衛宮士郎に対する罪悪感
[備考]
登場時期は最終回の合宿の後。
※名簿のカタカナ表記名前のみ記載または不可解な名前の参加者を警戒しています。
※死者蘇生はレイニーデビルやアンリ・マユを用いた物ではないかと考えています。
※アンリマユと契約しました。
今は精神汚染を捻じ伏せています。
※エスポワール号に向かう三人(藤乃、黒子、衣)の名前と外見的特徴を得ました。
※東横桃子、平沢憂、ルルーシュが殺し合いに乗っていることを知りました。
※衛宮士郎とラインが繋がれました。
衛宮士郎に流れる呪詛の量は、福路美穂子の精神状態に影響されます。
※所持していた六爪はエリアD-5のビル郡に散らばりました。
【荒耶宗蓮@空の境界】
[状態]:身体適合率(大)、身体損傷(中)、格闘戦闘力多少低下、蒼崎橙子に転身
[服装]:白のワイシャツに黒いズボン(ボロボロで埃まみれ)
[装備]:オレンジ色のコート
[道具]:凛のペンダント(魔力残量:極小)@Fate/stay night
[思考]
基本:式を手に入れ根源へ到る。
0:ひとまずはエスポワール号へ向かう。
1:士郎と美穂子の保護と櫓の状況を確認すべく、いったん身体を休められる場所、および工房に向かう。
2:周囲の参加者を利用して混乱をきたし、士郎の異界を式にぶつける。
3:美穂子を士郎の魔力ブーストとして使う。
4:体を完全に適合させる事に専念する。
5:信長を利用し、参加者の始末をしてもらう。
6:必要最小限の範囲で障害を排除する。
7:利用できそうなものは利用する。
[備考]
※B-3の安土城跡にある「荒耶宗蓮の工房」に続く道がなくなりました。扉だけが残っており先には進めません。
※D-5の政庁に「荒耶宗蓮の工房」へと続く隠し扉がありますが崩壊と共に使用不可能になりました。
※エリア間の瞬間移動も不可能となりました。
※時間の経過でも少しは力が戻ります。
※今現在、体は蒼崎橙子そのものですが、完全適合した場合に外見が元に戻るかは後の書き手にお任せします。
※海原光貴(エツァリ)と情報を交換しました。
※A-7の櫓に、何かしらの異常が起きた事を察知しました。
※
バーサーカーを倒したのは、ルルーシュであると確信をしています。
※何か強力な武器が手に入ったら、信長に渡す約束をしています。
※一方通行の異常に気付きました。
※イリヤが黒幕である事を知っています。
[備考]
※E-3/東部にて大規模な爆発が起きました(エリアを超える程ではありません)。
どの程度まで爆音が響いたかは、後の書き手にお任せします。
※濃姫のバンカーバスター@戦国BASARAは破壊されました。
E-3/東部の爆心地に残骸があるかもしれません。
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最終更新:2010年09月02日 21:41