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  • ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
  • anko2043 夏のゆっくりお姉さん

ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー

anko2043 夏のゆっくりお姉さん

最終更新:2011年01月16日 04:07

ankoss

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管理者のみ編集可
  • 初投稿です。駄文長文詰め込みすぎ注意。
  • 愛で&希少種優遇&独自設定だらけ。
  • 希少種は胴付きでかつ能力がチートです。厨二です。
  • そしてHENTAIです。どうしようもないです。
  • それでもいいという方はゆっくりどうぞ。


 午前中、部屋で姉の指導のもと夏休みの課題をこなしていると、庭の方からゆっくりの声がした。

「ゆへへへ……ここなのぜ、れいむ!」
「ゆゆっ! ついたよおちびちゃん! ここがれいむたちのゆっくりプレイスだよ!」
「ゆわーい! れいみゅ、ゆっきゅりしゅるよ!」
「おかーしゃん、ここがまりちゃたちのゆっくりプレイチュなのじぇ?」
「そうだよ、おちびちゃん! さあ、それじゃみんなでいっしょにせんっげんっ! するよっ!」
「わかっちゃのぜ、おかーしゃん!」
「れいみゅも!」
「じゃあいくのぜ! せーの!」
「ここをれいみゅの!」
「ここをまりちゃの!」
「ここをれいむの!」
「ここをまりさの!」
「「「「ゆっくり(ち)プレイスにするよ(のじぇ)!!!!」

 あー。また馬鹿な野良が来たのか。
 まあ、うちの庭は一部が裏山に隣接というか、ほぼダイレクトに繋がっているからなあ……。

「どこを見ているの? 今日のノルマはまだ終わってないわよ?」

 庭の方に視線をやりながらそんな事を考えていると、俺の様子に気付いた姉が軽く咎めてくる。

「でもほら、庭に野良ゆっくりが来てるみたいだし。ゲスっぽいから潰さないと」
「そんなことは、あの子達に任せておけばいいの。今あなたがすべきなのは課題をこなすことでしょ?」

 正論だった。
 少なくとも人間であり学生である俺は、課題をこなしておかないとゆっくり出来ない。
 課題をこなすこと自体があんまりゆっくり出来ることではないのだが、幸い俺には頼りになる姉がいる。
 色々問題があるとは言え、この姉は実に優秀なのだ。

「でもなあ……ふたりに任せると後片付けが……」

 それでも、少しだけ抵抗してみる。

「……それなら、早く今日のぶんの課題を片付けなさい。課題が終われば私もこんなこと言わないんだから」

 またも正論だった。
 仕方なく、俺は目の前に拡げられたノートにペンを走らせる。
 そうしていると、庭の方で声がした。

「あら、ゆっくり」
「なに~? また糞饅頭がおうち宣言?」

 のんびりとしたふたつの声。
 そのベクトルは天然と怠惰で大きく違うけど、ゆっくりからすればゆっくりした声に聞こえるらしい。

「ゆゆっ!? ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていっちぇね!」

 早速二匹のゆっくりが挨拶をしている。
 声からしてれいむ種……母れいむと赤れいむだろう。

「ゆっ! ここはまりさたちのゆっくりプレイスなんだぜ! おまえたちはでていくんだぜ!」
「しょのまえに、あまあまもってくりゅんだじぇ!」

 挨拶もなく要求しているのはまりさ種。母まりさと赤まりさか。
 赤まりさの方は早速ゲス因子が発現しかかってるみたいだ。
 ……潰してえ。

「あらあら、そんなこといってはいけませんよ? ここは私達家族のおうちなんですから」
「……ここはね、私達のゆっくりプレイスなの。アンタ達こそ早く出て行きなさい。今すぐ出ていくなら何もしないから」

 諭すような声と、面倒くさそうな声。
 庭に侵入しておうち宣言をするような野良ゆっくりはまずゲスだ。
 それを、一応対話で済ませようとしているのは立派なんだが……。

「うるさいんだぜ! いいからはやくあまあまもってくるんだぜくそばああ!」
「くしょばばあ! まりちゃのどりぇいのくちぇにうりゅしゃいんだじぇ!」

 まりさとまりちゃはその温情に気付くことなく踏みにじった。

「みゅ? おばしゃん、れいみゅにあまあまくりぇりゅの? はやくちてにぇ!」
「あまあまいっぱいほしいよ! はやくもってきてね! すぐでいいよ!」

 つがいがゲスい発言をしたからか、ちゃんと挨拶できたれいむとれいみゅもあっさりゲス発言を始める。
 ああ、死亡フラグがどんどん立っていくよ。
 こいつらゲスゆっくりって、なんで話し合いで済まそうとしただけでこうも増長するんだろうな?
 こういうゲスがいるせいで善良個体も問答無用で潰されるようになってるってのに。

「……そんな言葉を口にしてはいけませんよ?」
「逃げる気ない? ならゆっくり出来なくするけど、いい?」

ふたつの声が少しだけ剣呑なものになる。

「ほら、集中する。早く課題を終わらせないとあのふたりが暴れ出すわよ?」
「わかってるよ」

 姉に促され、課題に取り組む。

「そうそう、その問いは、この公式を――」

 教え上手で知識も深い姉のアドバイスで課題は順調に進んだ。
 いつもならもう少し放置されるのに、ここまで細かくアドバイスしてくれるあたり、姉はさすがに空気読んでくれている。

「うるさいのぜ、くそばばあ! ゆっくりできなくなるのはそっちなのぜばばあ! へんなおかざりのばばあ!」
「くしょばばあ! まりちゃのどりぇいのくしぇにえらしょうにすりゅんじゃないんだじぇ!」
「あみゃあみゃ! れいみゅ、あみゃあみゃほちい! おばしゃんあみゃあみゃ~!」
「ばばあ! はやくれいむたちにあまあまもってきてね! たくさんでいいよ!」

 そしてこちらはまったく空気を読んでいない野良ゆ達。
 さっきからふたりが無言なのは……多分溜めてるんだろうなあ、色々と。

「なにをしているのぜ? このいだいなまりささまにはやくあまあまをけんっじょうっ! するのぜ!」
「げりゃげりゃげりゃ! まりちゃたちがこわきゅてこえもでにゃいんだにぇ? ばきゃにゃの、ちぬにょ?」
「れいみゅあみゃあみゃほちーい! はやくちてねおばしゃん!」
「かわいいおちびちゃんをみたんだから、あまあまくれるのはとうっぜんっ! なんだよ! ばばあはゆっくりりかいしてね!」

 駄目だこいつら、早く何とかしないと。
 でないとまた俺の手間が……。

「こちらの提案を無視しての罵詈雑言! いかにも浅慮、横暴であるっ!」

 そう思った瞬間、庭から貼りのある叫びが聞こえた。
 綺麗でよく通る声だが、その気迫は素晴らしく、部屋の窓ガラスがビリビリ震える。

「ゆぴっ!? く、くそばばあはなにを言っているのぜ! はやくあまあまもってこないとまりさがせいっさいっ! するのぜっ!」

 その迫力に押されながらも、まりさは虚勢を張っているようだ。
 素直に逃げればまだ生き延びる目もあったのに……終わったな。

「制裁するのはこちらの方よ」

 怒りを含んだ声が聞こえ……次の瞬間。

「いざ、南無三!」
「醜く残酷にこの庭から去ね!」

「ゆっ!? ゆっ、ゆっぎゃああああああぁ!!」
「ゆぴっ!? お、おとーしゃあああああああぁんっ!?」
「おとーちゃんがちゅぶれちゃったあああぁ!?」
「あああぁばりざああああああああぁぁ!!」

 柔らかな物体を殴打する音が続けて響き、一拍おいてゆっくり一家から絶叫が上がる。
 それを聞いて、俺は呟いた。

「潰れたかぁ……ちょっとは手加減してくれたかな?」
「どうかしらね? ほら、最後の一問がんばりなさい」

 姉に言われてノートに向かう。
 庭からはふたつの声とよっつの絶叫。

「いだいいいい! ぼうやべでええ! ばりざなにもじでないでじょおおおお!?」
「ぴぎゃあああああ! いちゃい、いちゃいのじぇええええ!?」
「ゆんやー!? やめちぇ、ちゅぶれりゅ、ちゅぶれりゅうう!」
「おぢびじゃああああん!? や、やべでねっ、でいぶのがわいいおぢびじゃんばなじでねっ!? ゆ、ゆんやー!!」

 うちが田舎で良かったよ。
 お隣さんまで100メートル、蝉の声もうるさいし、ゆっくりの悲鳴も迷惑にはならないだろう。

「あなたの意を通そうというのなら、私に意気地を見せなさい!」
「ぶべっ! ゆべっ! やべでっ、もっ、もういやなんだぜええええええええええ! ばりざおうじがえるうううううう!!」

「ほらほら、たっぷりお空を飛ばせてあげるから感謝しなさい」
「おしょりゃをとんでりゅみちゃい! ……なんじぇじめんしゃんがないんだじぇええええぇ!?」
「ゆんやー! ゆんやー! おじる、れいみゅおじじゃううううううううう!!」
「どぼぢでおぢびじゃんがずっどおじでるのおおおおおお!?」

「……また無駄に力を使っているわね……まったく、我が妹ながらもう少し大人しくできないのかしら?」

 呆れたように言いながら、ため息をつく姉。

「自分だって野良ゆや野生ゆ使ってさんざん実験してるだろ……」
「なにか言った?」
「なんでもないです」

 ツッコミは入れてみるが、こちらをみてにっこり微笑む姉に2秒で降参する。
 いやまあ、そんな必要はどこにもないんだが……子供の頃の刷り込みはなかなか払拭できないのだ。
 姉には逆らえない。
 それに、この笑顔と……服の上からでも自己主張しているふたつの胸の膨らみを見てしまうと、もうなにも言えない。

「……しかし、なんで今日に限ってそんな薄手のノースリーブなんだよ?」
「暑いからよ? それに……弟君は横から見えるおっぱい好きでしょ?」

 大好きです。むしろ横乳以外もいけます。
 というかその脇から手を差し込んで揉みたいです。

「ノーコメントで」

 心の声を封じつつ、最後の問題を片付ける。

「終わったよ。これでいいよな?」
「……はい、正解。それじゃ今日のぶんはここまでね」

 ノートをざっと眺め、姉が頷く。

「よっしゃ! それじゃ早速庭を見てくる!」

 それを合図に俺は部屋を飛び出した。

「いってらっしゃい」

 姉の声を背中に聞きながら廊下を走り、部屋を抜ける。

「さあ、どうしたのですっ!? ここをあなたのゆっくりプレイスとしたいのならばその意を通して見なさい!」
「ゆがあああああぁ! ぼうやだ、おうじがえるううううう!!」
「家族を見捨てるなど言語道断! お仕置きです!」
「ぼうやべでええええええ! ばじざじんぢゃうううううう!!」

 柔らかなナマモノを殴打する音。

「ゆんやー! ゆんやあああああ! ずっちょおちりゅのきょわいよおおお! おかーしゃんたしゅけちぇええ! ゆげえええ!!」
「あー無理無理、あんたのお母さんも一緒に落ちてるでしょ」
「ゆんやあああああああ!! おぢびじゃんごべんでええええええええええええ!!」
「まりじゃをゆっぐぢざぜないぐじゅおやばゆっぐぢじないでじねえええええええ!! ゆげえええええ!!」
「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおおおお!? ゆげえええええええええ!!」

 延々と続く恐怖の叫びと吐餡の音。
 それを聞きながら俺は庭に飛び出し、ふたりに声をかけた。

「ゆかりん姉ちゃん、ひじり姉っ! 餡子掃除が大変な制裁は禁止だって言っただろっ!?」

 俺の声に、庭でおうち宣言したゲスゆっくり親子を制裁していたふたりは振り向いた。

 その姿は愛らしい少女。その割に胸は豊かで、服の上からでも判る程自己主張している。
 ナイスバディに整った顔立ち……人間が見れば、十人が十人ともこう褒めるだろう。
『なんという美ゆっくりだろう』と。

 そう。
 俺が姉と呼んでいるのは部屋の姉含め全員が胴付きゆっくりなのだ。

「宿題が終わったのですね弟さんっ!!」
「それじゃ早速、私とゆっかりしましょうね弟ちゃんっ!!」
「とらいでんとっ!?」

 制裁していたゆっくりを放置して放たれた抱きつきという名のタックルを喰らい、俺は仰向けに押し倒された。


 30分後。
 俺とゆかりん姉ちゃんとひじり姉は仲良くリビングに正座していた。

「……それで、ゲスまりさが逃げ出すのも放置して、弟君に抱きついたままちゅっちゅしてたの?」

 それを見下ろすのは課題を見てくれていたえーりん姉さん。
 うちのゆっくりの中では一番の古株であり、ゆかりん姉ちゃんとひじり姉もえーりん姉さんには頭が上がらない。

「面目ありません……」
「だってまりさはひじりんが制裁してたんだもん。私が制裁してた赤ゆ達とれいむはしっかり確保してるし」
「ゆがーん! ひどいですよゆかりん姉さんっ!」
「だって事実だし」
「ふたりとも喧嘩しないで……えーりん姉さんも本気で怒ってるわけじゃないんだし」
「元々怒ってはいないわ。ただ、面倒な事になったら困るでしょ」

 えーりん姉さんが軒下に置いてある透明な箱に近づく。
 そこには寄り添いあってがたがた震えている親れいむと赤ゆ達がいた。
 ゆかりん姉ちゃんがスキマという謎能力を使って無限に落下させていたゆっくり達だ。
 最初は『おそらをとんでるみたい!』とはしゃいでいたれいむも延々と続く落下に心をへし折られたらしい。

「ゆわわわ……こわいよ、おそらとびたくないよぉ……」
「おきゃーしゃん、れいみゅもうおしょらいやじゃよぉ」
「きょわいのじぇ……もういやなのじぇ……」

 どう見ても精神崩壊一歩手前です。

「……ゆかりん姉ちゃん、ゆっくり壊しすぎ。何やったんだよ」
「別に~? ただふたつのスキマ繋げて、その間を延々落下させて泣き叫ばせたあと、地面におろしてあげただけよ?」
「いやそれだけじゃ絶対ここまで怖がらないだろ?」
「……それでいったん安心させたあと、地面スレスレにスキマをつくってまた落とし続けたんですよ」
「なにそれこわい」

 ひじり姉の解説に思わず呟く。
 助かったと思ったら地面そのものが消えて落下したなんて、俺なら確実にトラウマるぞそれ。

「なによぉ? それを言うならひじりだって、エア巻物であのまりさを保護しながら潰さないよう殴ってたでしょ!」
「あー……だから逃げる余力があったんだ」
「あれはっ……か、片付けを考えて、餡子が飛び散らないようにしていたんです!」
「いやそれも怖いよひじり姉」

 ゆかりん姉ちゃんのスキマに対し、ひじり姉はエア巻物という巻物の芯だけみたいなモノを持っている。
 これは他のゆっくりのお飾りと同じようなものなのだが、ゆっくりびゃくれん種であるひじり姉はその巻物から空中に輝く絵文字を引き出し、描くことが出来るのだ。
 しかもこの絵文字、若干ながら物理的干渉が可能でバリヤのように使ったり物を乗せて運ぶことが可能。
 それを展開してまりさを包み、拳で殴り続けていたらしい。
 まあ、ひじり姉の身体能力は人間の俺よりずっと強いから、本気で殴ったら生体ゆっくりなんか一撃で潰れるもんな。
 以前ゲーセンでパンチングマシンやらせたらカンストさせたし。
 一度裏山にツキノワグマが出た時はガチの殴り合いで退散させたしな。
 熊の攻撃をいなし、殴りつけるたびにひじり姉の胸が服越しにぶるんぶるん揺れていた光景は結構な目の保養で、しばらくはそれが俺のメインオカズに……。

「そんなっ……弟さんに怖がられるなんてっ……」
「あーららー、ひじりったら弟ちゃんに嫌われたー」

 落ち込むひじり姉を、ここぞとばかりにからかうゆかりん姉ちゃん。
 普段ぐーたらで寝てばかりの癖に、なんでこういう時だけフットワーク軽いんだよ。あと一応姉ちゃんにも怖いつったんだけど。

「……で、姉さん何かわかった?」

 とりあえずふたりのじゃれ合いはひじり姉が鉄拳出してくるまで安全なので放置し、えーりん姉さんに声をかける。
 ちなみに正座はまだ崩してない。勝手に崩すと姉さん怒るし。

「こいつ、野良じゃないわね」

 親れいむの額から指を引き抜き、えーりん姉さんが呟く。

「ゆっゆっゆっゆっ……」

 親れいむは白目を剥いて呻いていた。

「……何使ったの、姉さん?」
「いつもの記憶誘発剤よ。餡子安定剤も一緒に注入しておいたから壊れることはないわ」

 さらりと言うえーりん姉さん。
 ちなみにえーりん姉さんはうちでは両親以外で唯一の仕事持ちだったりする。
 こんな田舎でも飼いゆっくりはそれなりにいるので、村のクリニックでゆっくり専用の医者として働いているのだ。
 しかも怪我も病気も良く治すと言う事で割と名医扱いされている。
 これはえーりん姉さんが持つ『薬を体内で生成分泌する程度の能力』によるところが大きい。
 えーりん姉さんの身体の中には水飴が詰まっている。
 姉さんはその成分を変質させ、様々な薬物を生成、分泌することが出来るのだ。
 まあ、生成できる薬物はゆっくり用のモノがほとんどで、人間用のモノは数種類(ペニシリンとか)しか合成出来ないんだけど。

「そっか……で、野良じゃないって? いま、この辺に野生の群れってあったっけ?」

 記憶を辿る。
 確か、裏山に住みついた群れは二ヶ月前に壊滅したはずだ。
 洗濯物を取り込みに庭に出た俺に、たまたま侵入してきた野生ゆっくりが罵倒しながら体当たりしてきたから。
 普段ならノータイムで潰すんだが、両手が塞がっていてとっさに足が出なかったのを姉ちゃん達に見られたんだよなあ。
 そのゆっくりはゆかりん姉ちゃんのスキマで即行捕まり、えーりん姉さんの薬で色々群れの情報をゲロさせられ。
 ひじり姉が単身群れに乗り込んでゆっくりの八割潰したとか。
(ちなみに残り二割は姉ちゃんと姉さんが仲良く分け合った)
 それ以来、この村近辺にゆっくりは居なかった筈なんだが……またどこかから流れてきたのか。

「どうやら山ふたつ向こうから流れてきたみたいね……このれいむの記憶によると、群れの長はドスらしいわ」
「ドスかぁ……また協定とか結びに来たら面倒だなあ」

 溜息がもれる。
 だって、ドスとか駆除とかのゆっくり絡みの問題になると大抵は親父(村役場勤務)がうちの姉ちゃん達に話振るんだもん。
 そうなると、いくら血も餡も繋がっていないとはいえ、ずっと姉弟として育ってきた俺としては放っておけないわけで。
 人間基準で見ても可愛い(美人とまでは言わない。弟の欲目で言いたいけど俺にも理性ってものはある)うえ、ちょっと目のやり場に困るくらいのナイスバディな姉達に何かあると困る。
 家族愛と……少しだけ、俺の夜のオカズ的な意味で。

「大丈夫よ、弟ちゃん」

 不意に、背中で柔らかな弾力がふにゅりと潰れた。

「おうっ!? ゆ、ゆかりん姉ちゃん……」
「なーに、弟ちゃん?」

 囁きと共に、耳元に吐息がかかる。

「その……当たってるんだけど……?」
「当ててるに決まってるでしょ? ほらほら、今夜のオカズだぞぉー?」

 嬉しそうに囁きながら姉ちゃんが胸を押しつけてくる。
 あー、今日はドレスの方だからか感触が割とダイレクトに来て気持ちいいなー。
 胴付きゆっくりと言っても、ゆかりん姉ちゃん達は小柄な少女って感じで丸みのある顔以外ほとんど人間と見分けつかないからなー。
 村のHENTAIお兄さんの間じゃ三人とも大人気って話だしなー。
 時々姉さん達の使用済み下着売ってくれってこっそり持ちかけられることもあるし……いや、売らないけどね?

「ってそうじゃなくて! 何が大丈夫なんだよっ!?」
「ん~? そんなの決まってるでしょ?」

 背中に胸を押しつけたまま、ゆかりん姉ちゃんが答える。

「どんな群れが来ようと、ドスが来ようと……私達がいる限り、弟ちゃんには指一本触れさせないってことよ」
「そ、そうですっ! 私達が、弟さんを守ります!」

 腕にぎゅっとしがみつきながら、ひじり姉が俺を見上げる。
 ああ……ゆかりん姉ちゃんより弾力の強い膨らみが腕に……でも大きさは甲乙つけがたいよな……。

「……ふたりとも、正座はどうしたのかしら?」
「ひあっ!?」
「ひゃっ!?」

 えーりん姉さんの静かな声に、ゆかりん姉ちゃんとひじり姉がびくりと身体を震わせた。
 どうやら、じゃれ合っているうちに正座のことを忘れてしまったらしい。

「あ、あははは……いやー、これはゆっかりしちゃったわね」
「ごごごめんなさい姉さん! 反省してますっ! 南無三っ!」

 慌てて誤魔化そうとするゆかりん姉ちゃん、ひたすら頭を下げるひじり姉。
 そんな妹達を見下ろし、えーりん姉さんは静かに告げた。

「ゆかりもびゃくれんも後で私の部屋に来なさい」
「ひゃ、ひゃいっ!」
「うぅ……わかったわよぉ……」

 がっくりうなだれる姉ちゃん達。

「それじゃ弟君、そろそろお昼にしましょうか……何が食べたい?」

 そんな妹達を一瞥し、えーりん姉さんは俺に優しく微笑んだ。


 俺の家は元々農家で、ゆっくりによる畑害に悩まされていた。
 裏山にゆっくりの群れが住みつくたびに畑に侵入するゆっくりを駆除し、目に余る時には群れ自体を滅ぼす。その繰り返し。
 普通ならそんな状態でゆっくりなど飼うはずもないのだが、えーりん、ゆかり、びゃくれんの三匹は母さんが拾ってきたゆっくりだった。
 三匹とも駆除の際に群れにいたのを母が見つけ、保護したのだ。
 みんな、保護した時の状態はひどいものだったという。
 まだ小さな、それこそぬいぐるみのような胴付きゆっくりが傷だらけで、巣穴のひとつに蔦で首を巻かれて繋がれていた。
 クリクリとした瞳は死んだ魚のように澱み、表情には絶望だけが貼りついていた……らしい。
 母親は農家の生まれで長くゆっくり駆除をしていたこともあり、姉ちゃん達の正体にすぐ気付いたそうだ。
 それは、本来の親の種族でない種のゆっくりが産まれるという稀な現象。
 チェンジリングと呼ばれるものだった。
 人間の間では幸運を呼ぶ存在と言われ珍重されるチェンジリング。
 しかし、野生のゆっくりにとっては『ゆっくりできないゆっくり』でしかない。
 ましてや胴付きなのだ。
 えーりん姉さんも、ゆかりん姉ちゃんも、ひじり姉も……群れの奴隷、ストレス解消の道具として嬲られ、虐められていたらしい。
 ある程度の知能があるゆっくりが長を務める群れでは、スケープゴートを作って群れ全体をゆっくりさせる事はしばしば行われるんだそうだ。
 とにかく、姉さん達はゆっくりの群れで、奴隷……いや、それ以下の扱いを受けていたという。
 それを見つけ、哀れに思って保護したのが俺の母親だった。
 結婚したが子宝に恵まれていなかった母親は、胴付きゆっくりである三人を我が子のように可愛がり、教育していった。
 姉さん達もそんな母親の愛情を受けてすくすく育ち、金バッジ試験にも合格する。
 そして、ゆっくり嫌いが多い村の人達にも、善良な胴付きゆっくり姉妹として受け入れられた時……。

 俺が産まれたそうだ。

 その時、三人はとても不安になったという。
 母親はいままで自分達に愛情を注いでくれていた。
 でも、今はもう母親には本当の子供がいる。
 どんなに愛情を注がれても、どんなに教育を受けても、自分達は所詮ゆっくり。決して人間と同じにはなれない。
 えーりん姉さんも、ゆかりん姉ちゃんも、ひじり姉も……なまじ教育を受け、知能も高い胴付きゆっくりだったからこそ、そのことをよくわきまえていた。
 わきまえていたからこそ、怖かった。
 本当の子供が出来た以上、自分達は母親に捨てられるのではないか……そう思ったらしい。
 だけど、そんな三人に、俺の母親は赤ん坊の俺を見せて笑顔で言ったのだという。

『ほら、この子があなた達の弟よ……可愛がってあげてね?』と。

「……その時にねー、弟ちゃんは私に向かってにこって笑ってくれたのよ? その笑顔で私は、この子を絶対に可愛がろうって決めたの」

 食後のデザートであるプリンを口に運びながら、ゆかりん姉ちゃんが懐かしそうに笑った。

「ゆかりん姉さん……弟さんが微笑んでくれたのは事実ですが、あれは姉さんだけに向けたものではないと思いますよ?」
「私達三人に父さんもいたのだから、ゆかりだけにってことはあり得ないわね」
「えー?」

 そこに入るひじり姉とえーりん姉さんのツッコミ。
 姉ちゃん達がえーりん姉さんの部屋で何かされたあと、俺達は食事を済ませ、夏の午後をまったりと過ごしていた。

 捕まった親れいむと赤ゆ達はえーりん姉さんの部屋行きだ。
 また実験をするつもりなんだろう。

「えーっと……」
「まあ、あの時の笑顔で、弟さんは絶対にこの手で守ると私も誓ったのですけど」
「そうね。私も弟君の力になると約束したわ。指切りで」
「……姉さんだけなのよねー。ずるいわよ、あれ」
「あなた達が弟君の手を無理矢理取ろうとして泣かせたからでしょ? それで騒ぎになって面会時間過ぎたのだから自業自得よ」

 思い出話をしながら、えーりん姉さんが俺の口元にスプーンを運ぶ。

「えーりん姉さん、別に俺、自分で食えるから……」
「遠慮しないでいいのよ。課題頑張ったご褒美なんだから」
「そうよ弟ちゃん? 遠慮しないで、お姉ちゃん達にお世話させなさい」
「つ、次は私ですよっ?」
「うぅ……」

 姉に囲まれ、姉も使ってるスプーンでプリンを口移しされながら昔話に花を咲かせる……。
 なにこの家族による羞恥責め。いっそ殺して。
 この瞬間だけは「おたべなさい」の一言で自殺できるゆっくりが羨ましいわマジで。

「ほら、弟君」

 俺の後頭部に、ゆかりん姉ちゃんともひじり姉とも違う豊かな弾力がぷにゅんと当たって形を変える。
 それはまるで俺の頭にの形にあつらえたかのように優しく包み、なんとも言えないジャストフィット感を与えてくれた。

 ……まあ、それが何かというとえーりん姉さんの胸、乳房、OPPAIな訳だが。
 具体的に言うと、えーりん姉さんは俺の上半身を背後から抱きしめるような格好で乳枕をしているのだ。

「あーん……」

 プリンを優しく口に差し入れられ、飲み込む。

「わ、私がつくったんですよっ? どうですか、弟さんっ?」

 ひじり姉が俺を上目遣いに見つめてきた。
 ちなみにひじり姉は俺の腰のあたりに身体を寄せ、しがみつくように胸を押し当てている。

「うん、いつも通り旨いよ」

 俺がそう言うと、ひじり姉の表情がぱあっと輝いた。

「よかったぁ……いっぱい食べて下さいね弟さんっ」
「これ豆腐なんでしょ? 良くここまでちゃんと作れるわね」

 こういう時はマイペースなゆかりん姉ちゃんは、投げ出した俺の足に抱きついて頬ずりなどしている。
 胸を押しつけられるのもたまらないが、時折俺の太股に顎を乗せたまま喋るのがなんともくすぐったい。

「姉ちゃん……暑いし、くすぐったいんだけど……」
「なによー、暑いって言うならひじりんもえーりん姉さんも一緒でしょ?」

 そういって軽くぷくーをするゆかりん姉ちゃん。

「いやだって姉ちゃんが一番接触面積大きいし」
「えー? なんでよ?」
「この体勢だと、弟君の背中と私のお腹には結構隙間が出来るのよ」

 えーりん姉さんの乳枕のお陰でね。

「私も、そんなに身体は密着させていませんよ?」

 そのかわり胸は若干すーりすーりされてますが。
 しかし上体を少し浮かせたその体勢で胸だけ押しつけて涼しい顔してるってのも凄いよねひじり姉。中身筍ひじきなのに。

「むー……仕方ないわねえ、それじゃ私も全身で弟ちゃんの足に絡みついてのすーりすーりは我慢するわ」
「是非そうしてくれ姉ちゃん」

 主にボルケイノしかけてる俺のオンバシラの為に。

「ちぇ……あと少しだったのに」
「ちょっと待ていまなんつった!?」

 なんかもの凄い小声で不穏当な発言された気がするぞ!?
 思わず身体を起こしてゆかりん姉ちゃんを問い詰めかける。

「まりさをいじめたゆっくりできないゆっくりは出てきてね!」

 そこに、やたらとでかい声が響いた。

「なんだっ!?」

 本気で起き上がり、声のした方……庭に視線を向ける。

「あら。予想より早かったわね」
「家族を見捨てるゲスですからね。思ったより栄養状態が良くて、回復も早かったようです」
「うわ、しかもいっぱい引き連れてきたわよ? 馬鹿だわこいつ」

 冷静に会話している姉達の声もあまり聞こえなかった。
 なんせ今、うちの庭には体高4メートル近いドスまりさが怒りの表情を浮かべていたのだから。

 あとおまけで周囲に成体ゆっくり達。
 俺は姉さん達に手で下がるように指示すると、一歩前に出た。

「ゆん! にんげんさん、ドスはおこってるんだよ! ドスのむれのまりさをいじめた、ゆっくりできないゆっくりはどこ!?」

 声をあげるたびに空気が震える。
 うーむ、さすがドスまりさ、なかなかの迫力。
 希少種除けば全ゆっくり最強と謳われるだけはあるな。
 しかし……。

「虐めたって、なんのことだ?」
「とぼけないでね! お山をあるいてただけのまりさをつかまえて、ゆっくりできないことをいっぱいしたゆっくりだよ!」
「はぁ?」

 自然と俺の語尾が上がる。

「そのせいでまりさはあんよがいたいいたいなんだよ! しばらく狩りも出来ないよ! だからドスはそのゆっくりをせいっさいっ! するよっ!!」
「はぁ」

 今度は語尾が下がる。

「つまりお前は、怪我をして戻ってきたまりさの言い分をまるっと信じて、人間の庭に入り込んだのか?」
「ゆゆっ!? うそ言わないでねにんげんさん! ここはまだお山でしょ! まりさはそういってたよ!」
「……」

 駄目だこのドス、自分の群れのゆっくりの話しか聞いてねえ。
 つまり馬鹿だ。ゲスではないみたいだが明らかに馬鹿ドスだ。

「あのなドス。まりさがなんと言ったか知らないが、そこは俺の家の庭……人間のゆっくりプレイスだぞ」
「ちがうんだぜ! ここはおやまで、まりさのゆっくりプレイスなんだぜ! それをゆっくりできないゆっくりがとったんだぜ!」

 頭上で声がした。
 視線をあげると、ドスの帽子のつばにボロボロのゲスまりさが乗っかってこちらを見下ろしている。

「お前なに言ってるんだ? おうち宣言して制裁されて、家族見捨てて逃げ出した癖に」
「にげたんじゃないのぜ! まりさはドスにゆっくりできないゆっくりをせいっさいっ! してもらうためにむれにもどっただけなのぜ!」
「……普通それを逃げたって言うのよ」

 ゆかりん姉ちゃんがぼそりと呟く。
 あー、これは臨界点まであと30%ってところかな。

「で、ドスはそのまりさの言うことを信じたのか?」
「とうぜんだよ! ドスはむれのみんなをゆっくりさせるためにいるんだからね!」
「だから、ゆっくりできないゆっくりをせいっさいっ! すると?」
「そうだよ!」
「なんという無知蒙昧……」

 うん、ひじり姉もけっこーギリギリだな。
 俺は後ろ手で姉達に指示を出す。
 ざっと見たところ、ドス以外のゆっくりは百以上二百以下。
 種類は周りにいるのがれいむ、まりさ、ありす、ちぇん、みょん。
 ドスの帽子のつばに乗っているのが例のゲスまりさとぱちゅりーで、希少種や胴付きはいない。
 まりさとちぇん、みょんの半分は木の枝やガラス片で武装している。
 ……って、何匹かフォークやナイフ咥えてるよ。危ないなおい。
 まあ、こいつらはどうにでもなるとして……やっぱり問題はドスだな。
 ドススパークは厄介だし、こっちの話は聞く耳持ってないし。
 正直あの巨体でのしかかられたら普通に家が傾きそうだ。
 ゆかりん姉ちゃんのスキマは自分と同じサイズまでの無生物かゆっくりしか通さないからドスには使えないし……よし。

「なあドス」
「なに、にんげんさん? はやくゆっくりできないゆっくりをつれてきてね!」

 うわービキィと来るなー。まあここはまだ我慢。

「連れてくるのはいいが……そのゆっくり出来ないゆっくりが俺の飼いゆっくりだと言ったらどうする?」
「べつにどうもしないよ! かいゆっくりだろうとなんだろうと、むれのゆっくりをいじめたゆっくりはせいっさいっ! だよ!」
「人間の飼ってるゆっくりだぞ? 手を出したらお前達こそ人間に制裁されるだろ?」
「ゆぷぷぷっ! なに言ってるのにんげんさん? ドスはつよいんだよ! ドススパークでにんげんさんはいちころっ! だよ!」
「……余程小さな集落を相手にしてきたのね。ドススパークの脅迫に屈服するしかないほどに」

 静かに呟きながら、えーりん姉さんの指先が俺の掌に触れた。
 ……微かなぬめりが掌に広がっていく。

「つまり、こいつは運が良かったんだな……」

 ため息。
 馬鹿の相手は本当に疲れる。
 まあいいや。わざわざこいつを教育してやる義理はないし。
 そういうのはえーりん姉さんの領分だ。

「さあにんげんさん、はやくまりさをいじめたゆっくりできないゆっくりをつれてきてね! でないとすぱーくをうつよ!」

 はい言質取りました、ドススパークによる脅迫。
 うちの村では、こういう行為に及んだゆっくりは害獣として駆除することが出来ることになっている。
 ゆっくり絡みのトラブルに『娘』が関わりやすい職員が議会に運動した結果がこれだ。

「そうだよ! くそにんげんはゆっくりしないでどすのいうことをきいてね!」
「れいむたちはつよいんだよ! それがわからないの? ばかなの? しぬの?」
「にんげんにかちめなんてないんだねーわかれよー」
「たんしょう! ほうけい! そーろー!」

 口々に俺を罵倒するゆっくりども。
 オーケーみょん、お前だけは絶対に許さないよ。

「判った判った……じゃあ、そっちに連れて行くから待ってろ」

 後ろ手に柔らかなゼリー状のものを軽く握ったまま、俺は姉さん達を連れて庭に出た。

「ゆぎぎぎ……れいむとおちびちゃんのかたきがでてきたんだぜ! せいっさい! せいっさいっなんだぜえぇ!!」

 ドスに乗っているゲスまりさが歯ぎしりをする。
 その表情はさっきひじり姉から受けた屈辱と、それをこれから返せるという悦びで醜く歪んでいた。
 うん、軽くゲロ吐けそうなくらいに。キモイ、マジでキモイ。

「ゆゆっ……どうつき……ゆっくりできないゆっくりだよ……」
「なんかどうたいにまるいのがくっついてるのぜ! きもいのぜ!」
「とかいはじゃないわ……」
「ゆっくりできないゆっくりはゲスなんだねーわかるよー」
「ちじょ! いんらん! にくべんき!」
「むきゅ……どす、おもったよりもおおきいわ。これはむれにつれてかえるより、ここでせいっさいっ! したほうがいいわね」

 周りのゆっくり達も姉ちゃん達を見て口々に蔑みの言葉を放つ。
 よし、みょんに加えてまりさ種も皆殺しな。
 どっちにしろ全部殺すけど。つか送るけど。

「ゆゆっ! よくつれてきたねにんげんさん! じゃあいまからドスがそこのゆっくりをせいっさいっ! するよ!」
「そうなのぜ! せいっさいっ! してえいえんにゆっくりさせるのぜ! れいむのかたきなのぜ! しぬのぜえええええ!!」

 にたにたと笑うドス、口から泡を吹いて怒鳴るゲスまりさ。

「その前に、ひとつだけいいか?」

 そんな糞饅頭を睨み、告げる。

「ゆっ? なに? はやくしてねにんげんさん! でないとにんげんさんもせいっさいっ! するよっ!」
「くそにんげんはどくんだぜえええ! あとでまりささまのどれいにしてやるから、ありがたくおもうんだぜええ!」

 後ろ手に、ゼリー状の塊を握る。

「実はな、ここにいるのは飼いゆっくりじゃないんだ」
「そんなことどうでも……」

 俺の言葉を遮るように、ドスが口を開く。
 そこをめがけ――。

「……俺の大切な、姉ちゃんなんだよっっ!!」

 俺は掌に握ったゼリーの塊を投げつけた。

「ゆげっ!?」
「ゆゆっ! ど、どうしたのぜドス!?」

 狙い過たず、ゼリーの塊はドスの口腔内でべしゃりと潰れる。
 刹那、ドスは動きを止め。

「あ……あまいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」

 次の瞬間――白目を剥いて絶叫した。

「じっ、じあばぜええええええええええええええええええええええ!!!!」

 口中に広がる圧倒的な甘味に、ドスの表情が蕩けていく。

「ど、どす……どすっ!?」
「ドスの心配をしている余裕なんてないわよ?」

 ざわつく群れを、ゆかりん姉ちゃんが睨みつける。

「醜く残酷にこの大地から去ね!」

「おそらをとんでるみたい! ……おぢるうううううううう!?」
「わがらないよー! にゃんでちぇんがおぢてるのー!?」
「たこつぼ! きんちゃく! さんだんじめー!!」
「んほおおおおおぉ! すいこまれるわあああああ!?」

 それだけで、ゆっくり達の足元に次々とスキマが開き、出口も判らない虚無へとゆっくりを吸い込んでいった。

「きょわいよおおおぉ! だずげでどずぅー!」
「むきゃっ!? みんながきえちゃううぅ! えれえれえれ……」
「ま、まりさはにげるよっ! みんなはまりさのためにおとりになってね!」
「どぼぢでぞんなごどいうのおおおおおおぉ!?」

 ドスに助けを求めるもの、仲間の惨状を見て吐餡するもの、訳も判らず逃げようとするもの、それを責めるもの。

「逃がすわけないでしょ」
「おそらをとんでるみたい!」
「おぞらっ……おぢでるううううううぅ!!」

 一切の区別なく、ゆかりん姉ちゃんのスキマは等しくゆっくりを謎空間に送っていく。

「どす! どす! どうしたの、はやくうごいて!」

 ドスの帽子の鍔に乗ったぱちゅりーが必死に声をかける。

「あまっ、あまっ! あまあまああああああぁぁ!!」

 それでもドスは恍惚の表情を浮かべているだけだ。

「無駄だよ。さっきドスの口に放り込んだ薬は白砂糖の3000倍の甘さがあるモネリンって甘味料が含まれてるんだ」
「む、むきゅっ!?」
「しかもこいつは一度口にすると数時間は甘味が残留するからな……ドスはしあわせー過ぎてしばらく使い物にならんよ」
「そ、そんなっ……ひきょうよ!」
「なんで? 俺はお前らの大好きなあまあまをやっただけだぜ? ほら、ドスだって喜んでるだろ?」
「どす! どす! しっかりして!」
「あまっ! あま、あまいいいいぃ! じあばぜえええぇ~っ!」

 涎を垂らし、しあわせー! 絶頂な表情で叫ぶドス。
 その周囲ではドスの群れゆっくりが次々とスキマ送りにされているにも関わらず、ドスはまったく動こうとしない。

「なにやってるのどすうううううううううぅ!!」
「でいぶをだずげどおおおおおおおおお!! おぞらっ!!」
「ばりざおじだぐないいいいいい……おじょらっ!」
「がばまん! ゆるゆる! たいへいよう!」

 どんどんスキマに落ちていくドスの群れゆっくり。
 だが、なかには運良くスキマから逃れる奴もいる。
 そういうゆっくりはどこに行くか。
 逃げる? そんな事にはならない。

 何故ならここには……何もしてはいないけど、あまあまを食べて確実にゆっくりしているドスがいるのだから。

「どずうううううううう! だずげでええええええ!!」
「わぎゃらにゃいよおおおおおおおおおおおお!!」
「むきゅきゅー! どすー! うごいで、うごぐのよおおお!!」

 体当たりするようにドスに身体を寄せていく、生き残りのゆっくり達。
 スキマ送りになったゆっくり以外は全員がドスの側にいる。
 それを確かめ、俺は姉の名を叫んだ。

「ひじり姉っ!」
「はいっ!」

 いままで後ろで静かに力を溜めていたひじり姉が、弾かれたようにドスに向かって突進する。

「いざっ――!」

 ひじり姉の身体が沈み込み、突き上げるように拳が伸びていく。

「あばっ……ぶげええええええぇっ!?」

 その拳はドスのあんよを直撃し、そのまま体長4メートルの巨体を宙に浮かせる。

 そこに、ひじり姉の拳が連続で叩き込まれた。

「ぶげ! ぶげげげげげげげげげげげげっ!!」

 拳を打ち込まれるたびにドスのあんよが跳ね、身体が浮く。

「――南無三っ!!」
「ぶげらっ!!!!」

 そして……最後の気合いと共に、ひじり姉の蹴りがドスのあんよを直撃し、ドスは上空に吹き飛ばされた。
 その巨体を、ひじり姉のエア巻物が捕らえる。

「ど、どす……!?」
「なにっ!? なんなのごれええええええぇ!?」
「どがいばじゃないばあああああああ! んほおおおおおぉ!!」

 ドスが吹き飛ばされる。
 その光景に、ゆっくり達は信じられないとでも言いたそうな顔で馬鹿みたいにドスを見上げる。

 その頭上に……エア巻物で微調整されたドスの巨体が落下した。

「わぎゃらっ!!!!」
「じごずりっ!!!!」
「どがいばっ!!!!」
「むぎゅうっ!!!!」

 生き残りのゆっくりがドスに潰され……ぱちゅりー達が地面に激突してクリームの花を咲かせる。

「ぶげええええええええええっ!!!!」

 そして、ドスの皮が何カ所かはじけ……餡子が噴き出た。

「うわっ!?」
「きゃ!?」
「ひゃんっ! ちょ、ちょっとひじりっ! 力入れすぎでしょ!」
「ふ、不可抗力ですよっ!?」

 ドス落下の衝撃で動けず、餡子をもろに浴びてしまう。
 庭中に漂う甘ったるい匂い。

 ……見渡してみると、動いているゆっくりはいなかった。

「……駆除完了ね」

 えーりん姉さんが告げる。

「だね。さすがにドスはまだ生きているけど……」
「中枢餡は外してますし、出餡も命に別状あるほどではない筈ですよ。これ、姉さんが使うのでしょう?」
「ええ。折角のドスだもの」
「そろーり……」

 残りのゆっくりはスキマに送られたか、いまのドス落下で潰されたか、巻き添えで飛ばされて墜落死したかだ。

「そろーり……そろーり……」
「それじゃ、あとは……」

 えーりん姉さんが歩を進め、片手を伸ばす。

「このゲスまりさだけね」
「ゆゆっ!? は、はなすんだぜえええ!?」

 姉さんに掴まれ、ゲスまりさはぐねぐねと身体をくねらせる。

「どっどどばなぜぐぞゆっぐり! ばりざざまはごんなげずどもじらないんだぜえ! ばりざだげでゆっぐりずるのぜええ!!」
「……さすがゲスね。自分のせいで群れが壊滅したのに反省の色なしとは」
「外道ですね」

 暴れわめくゲスまりさに、むしろ感心したように呟くゆかりん姉ちゃんと、憤懣やるかたないといった風情のひじり姉。
 そんな姉ちゃん達に、えーりん姉さんが微笑んだ。

「大丈夫よ。どうせこのゲスも、すぐに自分のしでかしたことを理解してしまうから」
「ゆぎいっ!?」

 そう言って、えーりん姉さんがゲスまりさのこめかみに指を突き刺す。
 うねる身体がびくん、と跳ね……やがて、ゲスまりさの瞳に理性の色が宿り始めた。

「な、なにごれ……なにごれえええぇ!?」

 全身から汗を拭きだし、狼狽の声をあげるゲスまりさ。

「ばりざ、ばりざなんでっ……なんで、わがっちゃうのおおおぉ!? ばりざわるいごどじでるっ、じぢゃっだよおおぉ!?」

 庭を見渡し、飛び散ったあんことクリームを眺め、ゲスまりさはガチガチと歯を鳴らす。

「あなたの餡子に、ドスに飲ませたのと同じ薬を投与したわ」

 そんなゲスまりさに、えーりん姉さんは冷徹に告げた。

「知ってる? 私達ゆっくりは、甘味で記憶し、判断するの。強い甘味は一時的にゆっくりの知能を劇的に引き上げるのよ?」
「あ……あぁっ……ばりざ……ばりざあああ……!」
「そしてあの薬には、その甘味を定着させる効能と、私自身の記憶の一部が入っているわ。私の……良心がね」
「やだっ……やだ、やばあああ! ばりざわるいごっ、いげないごだどおおおぉ!!」

 ゲスまりさの目から涙が滂沱と溢れる。
 知ってしまったのだ、ゲスまりさは。
 いままで自分がやってきたことの意味を。自分の犯した、罪を。

「あとであなたのつがいと子供にも逢わせてあげる。自分のしたことを理解して……悔やんで、畏れて、苦しんで死になさい」

 えーりん姉さんがゲスまりさに微笑む。
 弟の俺から見てもぞっとするような笑顔で。

 そして、姉さんはゲスまりさを軒下の透明な箱に放り込むと、うずくまったままのドスまりさに向けて、言った。

「判ったでしょう、ドス? いまのあなたには、自分が何をしたか理解出来ている筈よ」
「ば、ばいいいいぃ……どずはばがでぐずでじだああぁ……むれのゆっぐりのごどじががんがえでないゲズでじだああぁ……!」

 巨体を震わせ、ドスが呻く。

「よろしい……なら、これからどうすればいいかも判るわね?」
「ばがりばずうう! どずは、よごじだおにわをがだづげまずうぅ! ぞれがらっ、えーりんざまのぎょういぐをうげまずうぅ!」

 まるで巨大なゆんやー。
 何度も全身を使って土下座すると、ドスは舌を出して自分と仲間の餡子とクリームを舐め取りはじめた。

「ぐずっ……べーろ、みんば……ごべんね、ごべんねええぇ……べーろ、べーろ……」
「……姉さん、こいつどうするの?」
「折角のドスだし、教育して裏山に放つつもりよ。今まで、この辺りの群れにはまともな長がいなかったから……」
「このドスにゆっくりを統率させるのですね?」

 ひじり姉の言葉に、えーりん姉さんが頷く。

「ドスを生け捕りに出来たのは初めてだし、有効活用するわよ……まあ、とりあえず今夜は庭の掃除をしてもらいましょう。いいわね、ドス?」
「ばびいいいぃ……おぞうじ、じばずぅ……べーろ、べーろ……」

 嗚咽を繰り返しながら、地面の汚れを舐め取っていくドス。

「ごべん……ごべんねえ……ばりざが、ばりざがああ……」

 涙を流しながら、ひたすら空中に向かって謝罪し続けるゲスまりさ。
 そんな2匹のまりさを一瞥し、俺達は家にあがった。

「あーあ、服が餡子とクリームでびしょびしょだわ……気持ち悪い」
「ゆかりん姉さんはまだいいですよ。私はドスの側にいたから下着まで餡子漬けです」
「私はそこまでじゃないけど……汗もかいたし、さっぱりしたいわね」

 服をつまんだり、タオルで顔を拭ったりしながら、姉さん達が同時に俺を見る。

「……はいはい。風呂の準備してきますよ」
「ありがとうございます、弟さん」
「悪いわね~、弟ちゃん」
「お願いするわ、弟君」

 三者三様の声を聞きつつ、風呂場へ向かう。
 ま、今回もいっぱい働かせちゃったし……この位はいいよな。
 なんだかんだ言って俺は弟なんだし。
 たとえゆっくりでも、姉には逆らえないものなのだ。

「にしても……今更だけどさ、姉ちゃん達って同じゆっくり潰すのに抵抗とかないの?」

 こういう事のあとの、お決まりの問いかけ。

 それに、姉さん達は笑って答えた。

「「「私達、ゆっくりは嫌いだもの……特に、大切な弟に危害を加えようとした胴なし共に生きる価値なんてないから」」」

 まったく。
 これだから、姉には勝てる気がしない。
 たぶん、ずっとゆっくりするまで。



  • おまけ
「えーりん姉さん、ゆかりん姉ちゃん、ひじり姉~。風呂湧いたぞー」
「ご苦労、弟ちゃん。それじゃ早速入りましょ」
「へ? 一緒に?」
「当たり前じゃないですか。弟さんも汚れているんですから、私達が綺麗にしてあげます」
「い、いや……いくら姉弟でも、それはまずいんじゃ……」
「なに言ってるの。私達が何度弟君と一緒にお風呂入ったと思ってるの?」
「それは小学校の頃の話でしょおおおおオオ!?」

 抵抗空しく俺は服を剥かれ風呂場に放り込まれた。
 そこに入ってくる、一糸まとわぬ姿の姉ちゃん達。

「さ、それじゃ洗うわよー」
「なんで肌に直接ボディソープ垂らしてるのっ!?」
「お、弟さんっ……南無三っ」
「な、なんかぷにぷにしたので擦られてるーっ!?」
「では、私はここで……んっ」
「壺~~~っ!?」
「あら、立派なオンバシラ」
「や、やっぱりそこは……ここで洗うべきですよねっ!?」
「あ……んっ、んんっ……ふぁ……」

 いや。
 その。
 姉弟だし……何もなかった……よ?



挿絵:おねにーあき

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