登録日:2025/05/30 Fri 00:30:54
更新日:2025/06/02 Mon 12:40:11NEW!
所要時間:約 8 分で読めます
出典:ポケットモンスター、89話『冒険の先に』、
2023年4月14日から放送中。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
■概要
100年前に存在していた
「いにしえの冒険者」こと
ルシアスとそのパートナーポケモン達。
伝説の冒険者のポケモンたちだけあって禁伝・準伝・パラドックス・特殊個体と
タクトもびっくりな面子の豪華さ。
ポケモンは現在でも存命しており、各地の何処かへ隠れ住んでいる。
彼らはいまだにルシアスの事を想っており、自分が入っていた「いにしえのモンスターボール」を大切に所持している。
リコの父アレックスがダイアナから聞いた話を絵本として公表している。
当初は
テラパゴス(パゴゴ)もルシアスの手持ちの一匹だと思われていたが、実はルシアスの恋人リスタルのパートナーだったと判明した。
ちなみにリコロイ編はレギュラーキャラの増加で手持ちが少数になっているため、ルシアスの六英雄は希少なフルメンバーの手持ちである。
■トレーナー
■ルシアス
CV:
浪川大輔
100年前に六英雄を従え、楽園に辿り着いた「いにしえの冒険者」と呼ばれる伝説の人物。
黒いレックウザをパートナーにし、あらゆる地方を巡りながら強大なポケモンをゲットしていた優秀なトレーナー。
故人と思われるが時折、周りがピンク色の靄に包まれリコ達の前に幻として現れる。
オリーヴァの時は姿は不明瞭だったが、ガラルファイヤーの時に再び現れた際はフードを被り、青い長髪の青年である事がうかがえる。
そしてダイアナが持っていた手記に挟まれていた写真で全身の姿が判明した。
ラプラスの時にパゴゴが映した過去で「
ラクアと共に生きて、必ずもう一度お前たちと」という言葉を六英雄に語り、自ら殿になって六英雄を逃す様子が描かれている。
書物などには彼の記録は断片的な情報しかなく、彼が訪れた町に長く住む老人たちから受け継がれた話と限られている。
ダイアナがライジングボルテッカーズに伝えた情報で彼こそエクスプローラーズを立ち上げた人物で、仲間のリスタルとの間に娘のレイラを授かった。
レイラはダイアナの母親にあたり、リコとは高祖父の関係であることが判明する。
というのもリスタルはラクアを守るためにルシアスの事を娘に伝えなかったうえに、早くに亡くなったためダイアナと会ったことがなかったのだ。
75話でリスタル、ギベオンと共にポケモンの力を借りてついにラクアへ到着したが、深部にあった鉱石ラクリウムが人間に取り扱えるものでは無いと判断し、
引き返そうとしたがギベオンがラクリウムを採掘しようと暴走させたため、世界がラクリウムに覆われる前に六英雄と共にラクリウムの封印を決行。
パゴゴがステラフォルムになった際に
身体を張ってバリアの中へ入ってラクリウムを封じ、六英雄もバラバラに離れていった。
87話でギベオンがジガルデでラクリウムを採掘を行う中、
パゴゴと六英雄の呼びかけで割れたラクリウムの中から100年前の頃と変わらない姿でライジングボルテッカーズとエクスプローラーズの前に姿を現した。
ルシアスは封印された後、ジガルデが残したセルを通じて100年間の世界の状況を眺めていたこと、六英雄とパゴゴ、自分の子孫やギベオンの動向を見守っていたことですべてを把握していた。
そしてリコたちに封印するだけでは食い止められないラクリウムを消し去るよう要請する。
ギベオンからラクリウムの可能性を信じたがためルシアスとリスタルに裏切られたことを糾弾された際には、ちゃんと話し合うべきだったと謝罪した。
ちなみにルシアスとリスタルがくっついたことは双方何一つ言及しなかったことがネタにされている
89話でパゴゴと六英雄によってラクリウムが浄化された後、リコ達や六英雄に別れを告げ、ギベオンと共にこの世から消え去った。
CVはキャスト欄には長らく載っていなかったが、32話のクレジットでクワッス役の浪川氏が兼役していると判明した。
■六英雄
技:
りゅうせいぐん、りゅうのはどう、ガリョウテンセイ、ドラゴンテール
ルシアスの相棒である
伝説のポケモン。色違い。75話でルシアスがリスタルと出会った時点ですでに手持ちに入っていた。
ロイが祖父から譲った最初のいにしえのモンスターボールの中に入っていた。
リコのペンダントに反応して開かれたボールから飛び出し、ロイの言う事も聞かず何処かへ飛び去ってしまう。
33話でラプラスを仲間に入れたリコたちの前に姿を現すが、アメジオの横槍を入れられたことで暴れだし、パゴゴがテラスタルフォルムとなってリコたちを守り抜いた後は再び飛び去っていった。
44話~45話ではスピネルの罠におびき出され、アメジオ以外の幹部たちから集中攻撃を受け捕獲されかけるも駆けつけたリコたちの行動で阻止される。
スピネルたちの撤退後はリコ、ロイ、ドット、フリード、遅れてきたアメジオ相手に戦い、ある程度ダメージを受けるも、まだラクアへ向かう仲間になることはなく飛び去っていった。
82話でエリアゼロでの決戦時は窪地という不利な地形、ロイ達の成長や連携もあって、最後にはロイのいにしえのモンスターボールに当たったことでようやくゲットされた。
パコゴの願いを受けてラクアへの道案内を担った。
パコゴとは仲が良いらしく、過去編でも現代でも自身の頭に乗せて遊ばせている描写が多い。
ただ、ロイに従っている様子はほぼない。今でもルシアスのポケモンというのが自身の認識なのだろう。
89話で
スピネルによってラクリウムの煙を浴びて暴走した他の六英雄を止めるため殿となり別れた。
「メガボルテージ」編ではスピネルに捕まった他六英雄と異なり脱出に成功した様で、放浪中の際にウルトの目に留まった様子。
そしてジョウト地方フスベシティの岩山の祠に辿り着き休眠に入り、ドラゴン使いのスケバンチーム「ドラゴン爆走団」に保護されていた。
「ガリョウテンセイ」を持っているが、
メガシンカは出来るのかは現状不明。
技: マジカルリーフ、グラスフィールド
パルデア地方の森にいるポケモンで、通常の個体(1.4m)よりも遥かに大きく、大木と見間違える程。
首にいにしえのモンスターボールをかけている。
当初こそ敵だと思い込んでいたリコ達が山火事によって荒廃した森の再生に助力してくれた事で、リコのペンダントとの共鳴後にボールの中へと入っていった。
アレックスの絵本に記載されている「傷を癒やすポケモン」に該当すると思われる。
技:もえあがるいかり、エアスラッシュ、つばさでうつ、ぼうふう
ガラル地方のガラル鉱山にいるポケモン。
右足の指の間にいにしえのモンスターボールを持っている。
どういう訳かリコ達が鉱山を訪れた時は怒っており、もえあがるいかりで鉱山作業員の精神を燃やしていた。
準伝説だけあってキャップですら相手にならないほどの強さを誇る。
再度立ち向かったリコ、ロイ、フリードとポケモンとの激戦の中でオリーヴァのグラスフィールドのアシストにより、
ニャオハの甘い香りと「このは」のコンボ技を浴びた事で怒りが鎮まり、リコのペンダント…もといパゴゴとの会話、ルシアスの姿を見た後はボールの中へと入っていった。
ルシアスも「ファイヤー」と認識しており、ニックネームは「ファイヤー」となっている。
アレックスの絵本に記載されている「空を駆けるポケモン」に該当すると思われる。
技:しろいきり、れいとうビーム、ハイドロポンプ、のしかかり
ダイアナの口から語られた六英雄の1体。
とある海域にて、白い霧に迷い込んだ船を歌声で導いて助けてくれる……とされていたが、
実際は自身で放った「しろいきり」に船が気を取られている間に
ホエルオーなどの仲間たちが船から食糧を奪うという海賊行為を行なっていた。
巨体に加えて左目付近や体にいくつもの傷跡があり、歴戦の雰囲気を漂わせる。
二度ブレイブアサギ号を襲撃し、れいとうビームで船の動きを封じて撤退するが、洞窟のアジトに先回りしていたリコたちとすぐに再会。
「ラクア」へ行くことの説得を受け、仲間たちと別れることに躊躇していたが、仲間たちからの後押しもあって同行を決める。
いにしえのモンスターボールは直接身につけておらず、仲間の
エテボースが持ってきたものから中へと入っていった。
アレックスの絵本に記載されている「海を渡るポケモン」に該当すると思われる。
技:ストーンエッジ、シザークロス、がんせきアックス
ダイアナの口から語られた六英雄の1体。
キタカミの里の天狗山に潜んでいる。
通常の個体と比べて右の石斧に穴が空いており、顔や胴体に傷跡がある。
滝壺でリコたちと対面し、ラプラスと一戦を交えた後は滝の奥の鍾乳洞へと戻り、その先の竹林でリコ、ロイ、ドットのポケモンとバトルを繰り広げ、リコたちの実力を認め同行する。
いにしえのモンスターボールは鬼が山が見える場所の岩の中に隠しており、ルシアスとの出会いの過去を見せて中へと入っていった。
100年前はある村で暴れて村人たちに捕らえられていたところを通りかかったルシアスたちに解放され、彼の誘いで仲間になった。
アレックスの絵本に記載されている「壁を砕くポケモン」に該当すると思われる。
技:かえんのまもり、りゅうのはどう、だいふんげき
ダイアナの口から語られた六英雄の1体。
リスタルの回想では一般的なエンテイの姿で描かれている。
ジョウト地方の群島で目撃され、海底火山の噴火と同時に出現。リコ、ロイ、ドット、フリードのポケモンと戦い彼らの実力を認めた。
しかしパゴゴとの共鳴が一切起こらず、現れた
ライコウ、
スイクンと共に島の誕生を見届け去っていった。
その後ブライアからエリアゼロでエンテイらしきポケモンが目撃されたためリコ達はエリアゼロへ向かうことになった。
実はルシアスが所有していたエンテイとはウガツホムラのことだった。
エリアゼロに潜んでいた
パラドックスポケモン。パゴゴと共鳴したことでこちらが六英雄の1体であることが判明した。
リスタルの回想と姿が全く異なっていたが、そもそもパラドックスポケモン自体が近年になって定義された分類で、
エンテイ自体も希少な存在であることから、ルシアスも「エンテイ」と認識しており、回想も単にリコたちのイメージだった模様。
つまりニックネーム「エンテイ」のウガツホムラだったのだ。
体に隠していたいにしえのモンスターボールをリコの方に転がして認める…と思いきや逆に彼女が持っていた六英雄のベルトを奪い、実力が値するかどうか試す。
リコ達のポケモン相手にエンテイ以上の圧倒的な実力を見せつけるが、ドットの作戦でベルトを奪い返されたことで認め、ボールの中へと入っていった。
アレックスの絵本に記載されている「大地を走るポケモン」に該当すると思われる。
追記・修正は六英雄を従えてからお願いします。
- ワグナス!なんか一人足りない! -- 名無しさん (2025-05-30 16:39:30)
- 現代では暴れ者になってるのも七英雄みがある -- 名無しさん (2025-05-30 16:52:42)
- ガリョウマジカルスラッシュハイドロ岩石憤撃 -- 名無しさん (2025-05-31 00:36:39)
- 六英雄ならロマサガじゃなくてブレイブルーやろ -- 名無しさん (2025-05-31 01:27:30)
- ↑4 テラパゴスを加えれば何とか7枠埋まるぞ(そしてステラフォルムの肉塊からターン経過で飛び出す面々…でいいのか) -- 名無しさん (2025-05-31 16:36:15)
- 黒いレックウザと言えば織田信長の手持ちだからルシアスもノッブみたいな奴なのかと思ってた -- 名無しさん (2025-05-31 20:24:29)
最終更新:2025年06月02日 12:40