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トリガ例_分岐を作る

 複数の条件を設定したとき、すべての条件が、論理演算子の AND でつながっているものとして判定されます。
 OR が無いので、トリガ設計に苦労します。

目次

分岐が2つ

 パッケージ版 ver 1.0c では、条件の反転が出来ません。そういった環境で、無理矢理分岐を作る場合の例です。

 この例では、大砲を金1000で購入するトリガの例です。
 以下の2パターンに分岐しました。
  • 金が1000以上なら、大砲を1つ購入する
  • 金が1000未満なら、チャットで金が足りないことを知らせる

基本的なトリガ設定

トリガ
ID
トリガ名 初期
設定
ループ 目的として表示
0
1
2 buy Cannon ON ON
3 more than OFF OFF
4 less than OFF OFF
5

細かいトリガ設定

トリガ「buy Cannon」(ID:2)

条件0:エリア内のオブジェクト
+ ...
設定項目 設定値
エリアの設定 購入の意思を表す地点
オブジェクトの種類 軍隊
数量 1
備考:絨毯やたいまつなどを置き、分かりやすくするのがおすすめ
条件1:タイマー
+ ...
設定項目 設定値
タイマー 10
効果0:トリガを有効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 more than(ID:3)
効果1:トリガを有効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 less than(ID:4)

トリガ「 more than」(ID:3)

条件0:達成値
+ ...
設定項目 設定値
達成項目
ソースプレイヤー プレイヤー 1
数量 1000
効果0:トリガを無効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 less than(ID:4)
効果1:オブジェクトの作成
+ ...
設定項目 設定値
オブジェクト リスト ユニット
オブジェクト リスト 大砲
ソース プレイヤー プレイヤー 1
地点の設定 生産したい地点
効果2:貢物
+ ...
設定項目 設定値
貢物リスト
ソースプレイヤー プレイヤー 1
ターゲットプレイヤー 地の女神
数量 1000
効果3:チャットの送信
+ ...
設定項目 設定値
ソースプレイヤー プレイヤー 1
メッセージ 大砲を購入しました

トリガ「 less than」(ID:4)

条件0:達成値
+ ...
設定項目 設定値
達成項目
ソースプレイヤー プレイヤー 1
数量 1000
効果0:トリガを無効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 more than(ID:3)
効果1:チャットの送信
+ ...
設定項目 設定値
ソースプレイヤー プレイヤー 1
メッセージ 金が足りません


 金が1000以上ある場合に、すぐさまトリガ4を無効にします。そうすることで、トリガ4が実行されることを防いでいます。

 金が1000未満の時は、トリガ3がスルーされ、トリガ4が実行されます。初心者は、トリガ3を無効にしている意味が分からないかもしれませんが、理由は、「トリガ3が有効になり続けると、金が1000以上貯まった時点で、絨毯の上に乗っていなくても購入されてしまうから」です。

 この例では、トリガ3はトリガ4の上に必ず置いてください。トリガーIDを整理したい場合は、AOK Trigger Studio (HD対応版) を使ってください。


分岐が3つ

 くどいようですが、上の例が3つになっただけの例です。
 以下の3パターンに分岐しました。
  • 金が2000以上なら、大砲を2つ購入する
  • 金が1000以上なら、大砲を1つ購入する
  • 金が1000未満なら、チャットで金が足りないことを知らせる

基本的なトリガ設定

トリガ
ID
トリガ名 初期
設定
ループ 目的として表示
0
1
2 buy Cannon ON ON
3 double OFF OFF
4 more than OFF OFF
5 less than OFF OFF
6

細かいトリガ設定

トリガ「buy Cannon」(ID:2)

条件0:エリア内のオブジェクト
+ ...
設定項目 設定値
エリアの設定 購入の意思を表す地点
オブジェクトの種類 軍隊
数量 1
条件1:タイマー
+ ...
設定項目 設定値
タイマー 10
効果0:トリガを有効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 double(ID:3)
効果1:トリガを有効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 more than(ID:4)
効果2:トリガを有効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 less than(ID:5)

トリガ「 double」(ID:3)

条件0:達成値
+ ...
設定項目 設定値
達成項目
ソースプレイヤー プレイヤー 1
数量 2000
効果0:トリガを無効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 more than(ID:4)
効果1:トリガを無効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 less than(ID:5)
効果2:オブジェクトの作成
+ ...
設定項目 設定値
オブジェクト リスト ユニット
オブジェクト リスト 大砲
ソース プレイヤー プレイヤー 1
地点の設定 生産したい地点
効果3:オブジェクトの作成
+ ...
設定項目 設定値
オブジェクト リスト ユニット
オブジェクト リスト 大砲
ソース プレイヤー プレイヤー 1
地点の設定 生産したい地点
効果4:貢物
+ ...
設定項目 設定値
貢物リスト
ソースプレイヤー プレイヤー 1
ターゲットプレイヤー 地の女神
数量 2000
効果5:チャットの送信
+ ...
設定項目 設定値
ソースプレイヤー プレイヤー 1
メッセージ 大砲を2つ購入しました

トリガ「 more than」(ID:4)

条件0:達成値
+ ...
設定項目 設定値
達成項目
ソースプレイヤー プレイヤー 1
数量 1000
効果0:トリガを無効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 double(ID:3)
効果0:トリガを無効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 less than(ID:5)
効果1:オブジェクトの作成
+ ...
設定項目 設定値
オブジェクト リスト ユニット
オブジェクト リスト 大砲
ソース プレイヤー プレイヤー 1
地点の設定 生産したい地点
効果2:貢物
+ ...
設定項目 設定値
貢物リスト
ソースプレイヤー プレイヤー 1
ターゲットプレイヤー 地の女神
数量 1000
効果3:チャットの送信
+ ...
設定項目 設定値
ソースプレイヤー プレイヤー 1
メッセージ 大砲を購入しました

トリガ「 less than」(ID:5)

効果0:トリガを無効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 double(ID:3)
効果1:トリガを無効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 more than(ID:4)
効果2:チャットの送信
+ ...
設定項目 設定値
ソースプレイヤー プレイヤー 1
メッセージ 金が足りません

 分岐数が増えると、無効にするトリガが増え、だんだん面倒くさくなってきます。


分岐が多いとき

 分岐が多い場合、効果「トリガを無効にする」を使うことは避けましょう。なぜなら、作業量が「分岐の数×分岐の数」であり、大変であるからです。

 分岐が多い場合は、「いっきに有効にするトリガと、いっきに無効にするトリガに分ける」ことが一番最善です。

 この例では、マップを4つのエリアに分けて、どの地点にいるか判定します。30秒毎に英雄の位置を知らせます。

 以下の4パータンです。
  • 北にいる
  • 東にいる
  • 南にいる
  • 西にいる

基本的なトリガ設定

トリガ
ID
トリガ名 初期
設定
ループ 目的として表示
0
1
省略
8
9 check area ON ON
10 open cases OFF OFF
11 Area 1 OFF OFF
12 Area 2 OFF OFF
13 Area 3 OFF OFF
14 Area 4 OFF OFF
15 close cases OFF OFF
16

細かいトリガ設定

トリガ「check area」(ID:9)

条件0:タイマー
+ ...
設定項目 設定値
タイマー 30
効果0:トリガを有効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 open cases (ID:10)
効果1:トリガを有効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 close cases(ID:15)

トリガ「open cases」(ID:10)

効果0:トリガを有効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 Area 1 (ID:11)
効果1:トリガを有効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 Area 2 (ID:12)
効果2:トリガを有効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 Area 3 (ID:13)
効果3:トリガを有効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 Area 4 (ID:14)

トリガ「 Area 1」(ID:11)

条件0:エリア内のオブジェクト
+ ...
設定項目 設定値
エリアの設定 北のエリア
オブジェクト リスト 任意の英雄
数量 1
効果1:チャットの送信
+ ...
設定項目 設定値
ソースプレイヤー プレイヤー 1
メッセージ 北にいます

トリガ「 Area 2」(ID:12)

条件0:エリア内のオブジェクト
+ ...
設定項目 設定値
エリアの設定 東のエリア
オブジェクト リスト 任意の英雄
数量 1
効果1:チャットの送信
+ ...
設定項目 設定値
ソースプレイヤー プレイヤー 1
メッセージ 東にいます

トリガ「 Area 3」(ID:13)

条件0:エリア内のオブジェクト
+ ...
設定項目 設定値
エリアの設定 南のエリア
オブジェクト リスト 任意の英雄
数量 1
効果1:チャットの送信
+ ...
設定項目 設定値
ソースプレイヤー プレイヤー 1
メッセージ 南にいます

トリガ「 Area 4」(ID:14)

条件0:エリア内のオブジェクト
+ ...
設定項目 設定値
エリアの設定 西のエリア
オブジェクト リスト 任意の英雄
数量 1
効果1:チャットの送信
+ ...
設定項目 設定値
ソースプレイヤー プレイヤー 1
メッセージ 西にいます

トリガ「close cases」(ID:15)

効果0:トリガを無効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 Area 1 (ID:11)
効果1:トリガを無効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 Area 2 (ID:12)
効果2:トリガを無効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 Area 3 (ID:13)
効果3:トリガを無効にする
+ ...
設定項目 設定値
トリガ一覧 Area 4 (ID:14)

 備考:Area 5 以降を追加しやすいようにしたい場合、トリガ「close cases」をトリガ「open cases」のすぐ下に移動し、条件にタイマー(設定値は2秒)を追加すればいいです。ただし、毎秒判定するような精密な設計ではなくなります。

更新履歴
更新日 更新内容
2020/02/02 「分岐が3つ」のバグ修正(less than に不必要な条件を削除)










最終更新:2020年02月02日 20:22