(テロップ:入会してから)
久本雅美:
あっという間です。入会したらもうみんな一緒になってね、「勤行一緒にやろ~」とかね「お題目上げよ~」とかね
「会合あるよ~」なんて引っ張って頂きました。まあ行くと元気になるんですよね、まあ色んなね色んな話を聞いてくれる、
「負けちゃだめだよ~」って全部自分だよ~全部自分にね、もうねあの、自分が変われば、周りが変わる。
全部意味が、あるんだよ~意味のないこと無いんだよ~全部受け止めて絶対にね、変わっていくからね~なんて
言われて激励して頂いて、「はい」なんて言ってね、でまたねー、誰と生きるかって大事だと思うんです。
愚痴っぽい人と居てたらね、まあ自分も愚痴っぽくなる。喧嘩っ早い人といたらね自分も喧嘩っ早くなる。
だけど学会の方はみんな、自分も悩みがあるけれども、自分も周りも幸せにしていこーっていうね、
いつも誠実に元気いっぱいにね、頑張っていらっしゃる。そこに行くとわたし自分もやっぱりこう、
エネルギーを(発音不明瞭:溜めてそういう風?)に生きていこうってなるんですね。
そのエネルギーを頂きながらいつもこう、生命が躍動していく。あれ?なんて思っててね、お友達から電話入ったんです
「どうした?」って言うんですね、「何が?」って言ったら「あんなに毎日毎晩ね、『私の事なんか誰もわかってくれない。
私の事なんかね誰もね、もうホントにね気にしてくれない。私なんか、どうせ私なんか』って{グチグチグチグチ
泣きながら電話かかって}来たのにね、ピタッって無くなったからもう、死んだかと思ってさ」って言われて(観客笑い声)
愚痴がなくなってるって思ったんですね。そうだ~って、今言ったようにみんなが激励してくれるって、
一緒に祈ってくれる。んまね、みんなが一緒に頑張ろうってね、まあ言ってくれる。すごいな~そうだ~、
私いつの間にか愚痴がなくなってたっていう風にね、感動しました。もうほんとにこのご本尊すごいんだな~って、
このすごい信心を誰にも教えないでおこうとか思っちゃったの。(観客少し笑う)うわよかったラッキーあたしーって、
この御本尊様凄すぎてもうラッキーラッキーって、誰にも言わないイヒヒ~なんてね(観客少し笑う)
自分さえよければいいってこのエゴの命。このエゴの命をね、
生命を見抜く達人の創価学会の皆さんがほっとくわけございませんw(観客少し笑う)
いつものように会合行きました。でまた「ちょっとおいで」なんて言われてね、「ハーイ」なんつってね、
「今日もご飯食べさしてもらえる」なんて思ってね、(観客少し笑う)甘い考えで行って、
まあうちはもちろんいつもホントにご飯食べさして頂いていたんですけれども、まあとにかくそん時にね、
「久本ちゃん」って「この信心はね、自分だけのための信心じゃないんだよ」って「自分も周りも幸せにしていく。
これがこの信心だよ」って。「どれだけの人が前進して勝利していったか幸せになっていったか、
これが一番大事なこと。そういう大きな生き方、そういう大きな人生を歩んでもらいたい。成長を祈ってるよ~。」
という風にですねほんとに叱咤激励して頂きました。感動すると同時に自分自身のエゴの命をね、達していこう(?)って
大阪から一緒に出てきた立野さん、彼女も幸せになろうって、一緒に幸せになりたい、彼女も彼女らしく
輝いていただきたいっていうね、祈りました。で、周りの方も一緒になって題目上げてくれて、彼女に一生懸命
一緒に話をしてくださいました。彼女も、私が少しずつ変わっていく様子を見てたみたいでね、「私も、ぜひ信心したい!」
って言ってくれて、生まれて初めて友人が、御本尊様頂いてる姿を見たときは、こんなに嬉しいことがあるんだろうか
っていうぐらいね、涙があふれて止まりませんでしたけれども、その彼女も今も、同じ中野区で婦人部長としてね、一家和楽の信心で、一生懸命走り回ってくれておりますけれども。(観客拍手)
ありがとうございますね、ねーみんな優しいねーありがとうございます。
ほんとねーそれでもうほんと一緒に頑張らさせて頂いてるわけですけども、まあ、そうやって、少しは人の事思える自分になったかなぁ、なんて思いながら、いつものように稽古場に行きました。
そしてそこに、リーンって一本電話が入りました。
(画面が切り替わってテロップ久本のモノクロ写真)
(テロップ:テレビの初レギュラー番組に出演したころ)
ある有名な番組なんですけれども、そこのゆう、ね!の番組の、是非、レギュラーに!っていう風にですね、お話頂いたんです。びっくりしました。
無名の、小劇場のいち女優が、テレビに出るなんて夢のまた夢ですよ。今だってテレビになんてもうシナノの技(至難の業)でございます。もうほんとにね、大変なことですけれども、もうそんときなんか無私の、もう無名の女優がテレビに出るなんて考えられない。ある意味奇跡ですよね。
だけどほんとに私も(聞き取り不可)いろんなこと、祈りが最後に「テレビのレギュラー、一本だけ下さい」って書いてたんです。実証も示したい、テレビも出たい、活躍したい。いろんな思いがありました。
その願いがピシッと叶っていくんです。すごいなぁってことを実感させていただきました。
やっぱりね、仏法というのは、やったらやった分だけ結果が出るよ、やったらやった分だけキチっとね、開いていくよっていうんだけど、本当にそのように仰っていただきましたけれども、そうなっていくんだなってことも実感させていただきました。
(テロップ:芝居の変化)
お芝居もずんずんずんずん変わっていきました。ま、私自身がいつもね、どっちかったら可愛い役が多かったんです信じられないと思いますけれどもウフフフフww(観客少し笑う)ね、ほんと可愛い役が多かったの。で、それが嫌でね。もうほんとにもうお笑いがしたくて来たのにもう、うんともう、弾けたーいって。
そう思ったときにその彼女が折伏してはった(?)のにですね、まああのほんとにオカルト二人羽織っていうね、
(画面が切り替わって、オカルト二人羽織を演じる当時の久本のモノクロ写真)
あの二人羽織になりながら私が少女になったり悪魔になったりってね、顔ワァーッってこうしながら可愛くなったり、悪魔になったりってするんですね。
そういうですね、自分のこのね、代表作も作らせていただいて、ほんとにもうn、そのときはもうね、はぁーやっと殻が破れたなぁっていうことをね、実感させていただき、そしてまた、あのー女だけで、えー、まあなんて言うんですかね、漫才をするっていうね、このシーンを頂いたんです。
まあ大体この劇団の中でも女性だけのシーンっていうのは無かったんですけども、でも初めて挑戦的にね、画期的に女だけでやろう!ってことになって、まあ4人の女性が漫才形式でみんなを笑かしていくっていうですね
そのー、ことにチャレンジさせていただいて、もうほんとに蓋開けるまではドキドキだったんですけども、まあ蓋開けたら大好評でね。
ある、ほんとに演劇雑誌には「今年一番笑ったのは、ワハハ本舗の女優さんのあの演目だ」っていう風にですね、かかり書いていただいて、みんなでね、楽屋では手を取り合って泣いた覚えがございます。
そうやってほんとに劇団も一つ一つ変わっていく、ほんとに自分の人生がどんどんどんどん開いていくことも実感させていただいて、ただ悩みは尽きないです。もうほんとにもうしょっちゅうしょっちゅう色んなことで悩んでますけれども、もうこの悩みをもう乗り越えていくって信心、悩みに負けない信心、これに出会ったことが本当に宝だなってことを思います。
(テロップ:池田名誉会長との原点)
ま、原点というのは、平成4年の1月5日、中野杉並合同総会でありました。
その前線、そのときの、ね自分の心境というのはですね、本当にあの、信心して、ま段々こうお仕事が増えてったときに、本当にあg、ありがたくも沢山の方に支持を頂きました。
その反面、やっぱりこの非難、中傷もういろんなことを言われました。もう「女を捨ててる」とか、「女のくせに」とか、「女なのに」とかね。もうほんとに「あんな下品な女見たことない!」ぐらいのね、勢いでバーッって書かれて、
実は私はちょっとね、心が折れそうになったんですね。信心してるのにこんなんでいいんだろうか、って。私のお笑いは間違ってるのかな?って。先生や学会、同志の皆さんに迷惑掛けてるんじゃないんだろうか、私の使命はいったい何処にあるんだろうか、私のお笑いはいったいどうすればいいんだろうか、このことに思い悩みました。
ですので、仕事が終わってから、もうほんと学会活動を終えて、毎日!もうとにかく毎日、題目題目題目あげながら自分の使命を掴みたいって言うんですね。「自分のお笑いはいったいどうなんだ」っていう風にですね、毎日毎日毎日題目あげてました。
そんな時、中野杉並合同総会があって、中野には私がいて、杉並には柴田理恵さんがいるって、私が折伏した柴田理恵さんですけれども、柴田理恵さんがいるって。この二人で、ぬめ、ルネッサンスの幕開けをおめでとー!ということでですね、あのー、三分間で漫才みたいな掛け合いをね、やってくれないか?って、もう女優なのになんで漫才だって話ですけど(笑う (観客笑い声)もうね、そういうね、掛け合いをやってくれないかってお話を頂きました。その瞬間、私は一瞬「え?」って。「こんな私が」っていうにね、落ち込んでましたが、思いましたけれども、皆さんにしけんを?(聞き取り不明瞭)すぐに激励していただいて、がんばろー!って
(画面が切り替わってParn4の掛け合い漫才の映像が流れる。)
もうほんとにドキドキ緊張しておりましたけれども、名前を呼ばれて、前に出た瞬間に、皆さんの題目(?)に包まれてる~っていうことをね、ほーんとに生命(いのち)の底から実感することができて、安心して柴田さんと、触れ合いでは思う存分ヤらさせていただきました。まあ喜んで、んで皆さんには本当に笑っていただいて、まあ喜んでいただいたかなと思うんです。それで、もうほんとにこの、終わって、ホッとして、この会場に座らさせていただきました。で、もう本当にみんなに「よかった、よかったよ~」って言っていただいてね、ありがとうございまーすって言いながらこうね、ちょこんと座ってたら
先生が入場されることになりまして、池田先生の入場ですっていうになったときに、忘れもしません、もう開口一番、先生が柱から本当に出てきt、出てきた瞬間に
(画面が切り替わって、Parn2の映像+未公開シーンが流れる。)
「久本ー!漫才面白かったよー!」って、こう仰っていただいたんです。えーっ!って思ったら、ね、奥さんと二人でモニターを通してね、おなか抱えて笑ったよー!ゲラゲラゲラゲラ笑ってたんだー!って言っていただいて、私もうハァッ、って、先生が見ていただいてくれたぁ、しかも笑っていただいてくr、あ笑ってくださった。もう見てくれただけでもありがたいのに、笑ってくださった。本当に嬉しい!って思った瞬間、もう頭真っ白になってね。前へおいでー!って言われてね。
(画面が切り替わって、Parn2・4で使われなかった未公開シーンが流れる。)
柴田さんと二人で前に、池田先生の前に行かせていただきました。大激励を頂きました。あらゆる角度から大激励を頂きました。希望だよー!って。希望の女優さんになるんだよ。悲嘆も悲観もいらないんだよっていう風にですね、仰ってもいただきました。もう感動いたしました。私のこの悩んでる、ちっぽけな自分、もう迷ってる自分、弱い自分も全部わかっていただいた上で、もう全部包み込んでくださった上で、負けるな頑張れー!っていうですね、師匠の甚深の激励に、涙が溢れて止まりませんでした。その後家に帰ってきて、学会の方がみーんな自分のことのように喜んでくれるんだよねぇ。もう留守番電話が満杯でね、喜んだらピー泣いちゃったピー感動ピーほんと嬉しいピーっつってね(観客笑い声)ほんピピピピ鳴ってるわけ。
私もご本尊様にお題目あげながら感謝の題目あげてました。そんときにやっぱり、やっぱり気が付きました。そうだって。私はまた、どう見られてることばっかり気にしてたなぁって、他人の目ばっかりを気にしてたって、先生のご指導にあるじゃないかと。どう見られてるかじゃなくて、どう在るべきかを考えて生きていくんだ!って。それが本望の生き方だよー!って、そうだぁって。もう本当にその言葉まで先生が、教えていただいて、(聞き取り不明)を深く掴むことができたぁって。皆さんに、まあ法のため、人のため、広宣流布のため、社会のために、喜んでこの身を使っていただける自分に成長していこう、自分自身に変わっていこう!って、このように決意させていただいて出発させていただきました。そっからまたさらに、仕事も、それから学会活動も楽しくなりました。
最終更新:2025年06月04日 18:20