ベン・モット - (2025/04/05 (土) 01:03:39) の1つ前との変更点
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&bold(){ベン・モット}もしくは&bold(){誘拐犯}はレメディー・エンターテイメントの作品間で共有される世界観「RCU(レメディー・コネクテッド・ユニバース)」の登場キャラクター。
-演者
--ジェームズ・オーガスト・スミス(ブライトフォールズ)
--ジェイソン・ヌッツォ(Alan Wake)
-登場作品
--[[ブライトフォールズ(短編ドラマ)]]
--[[Alan Wake]]
--アラン ウェイク ファイル
--[[Psycho Thriller(アメリカンコミック)]]
●目次
#contents()
*概要
青い瞳で茶髪の白人男性。1970年生まれ。
ワシントン州ブライトフォールズの住人。地元ではトラブルメーカーとして有名であった。
心理療法士[[エミル・ハートマン]]に雇われた傭兵で、ハートマンが運営する療養施設「コールドロンレイク・ロッジ」の職員でもある。
『Alan Wake』の&bold(){序盤から中盤にかけての主要な敵対者}。
知能が低く[[陰謀論]]を信じるほどに騙されやすい一方で、[[分不相応な自尊心と>山月記(小説)]][[低い自己肯定感>後藤ひとり]][[からくる強い承認欲求>レグルス・コルニアス]]を持ち、父のような存在を求めていた。
ハートマンの治療と&bold(){洗脳}により、彼の忠実な部下となり、様々な汚れ仕事を任されていた。
ハートマンの部下である都合上、[[闇の存在>超常現象生命体A-010(別名:影)]]や[[闇に支配された者>支配された者/影になった個体(レメディー・コネクテッド・ユニバース)]]への対処法を熟知しており、ワシントン州コールドロンレイク周辺地域では&bold(){創作が現実になる}という知識も持っていた。
2010年9月11日に[[闇の存在>超常現象生命体A-010(別名:影)]]により支配され、14日に地元の保安官代理により射殺された。
享年40歳。
*来歴
**本編以前
『Psycho Thriller』のモノローグ(ハートマンのボイスメモ)によると、モットは問題を抱えた幼少期を過ごした結果、父親のような存在からの承認を強く渇望するようになった。
ハートマンは彼の治療を行うと同時に、彼の性質を利用して忠実な&bold(){手下}に仕立てあげ、やがては汚れ仕事を任せるようになった。
また、その性格からブライトフォールズではトラブルメーカーとして有名になっていった。
**ブライトフォールズ
2010年8月下旬、ハートマンの取材のため記者[[ジェイク・フィッシャー]]がブライトフォールズへやってきた。
ジェイクは&bold(){闇に支配されたシカ}を車で轢いたことで闇に触れられ、コールドロンレイク=余剰次元「闇の世界」のスレッショルドに飛び込んで溺れてしまうが、そこに&bold(){潜水服を着たモット}が現れて彼を救助し、&bold(){何故か死体袋に入れた。}
取材を受けたハートマンはジェイクの「作家性」に興味を持ち彼を入院させたがっていたため、モットはハートマンに命じられてジェイクの監視を任されていたと思われる。
**Alan Wake
2010年9月1日、ベストセラー作家[[アラン・ウェイク]]を被検体として狙っていたハートマンの命令により、ブライトフォールズを訪れフェリー観光していたアランと彼の妻[[アリス・ウェイク]]を同じフェリー上で監視していた。
その後ウェイク夫妻が闇の世界に取り込まれ行方不明となり、彼らが泊まる予定だったキャビンや、キャンプ場を運営していたカール・スタッキーのガソリンスタンドを調べるも手掛かりを得られずに途方に暮れた。
9月9日、アランが保安官事務所に保護されたことを知ったハートマンから、「アランの原稿」を奪うよう指示された。
その後、アランに電話をかけて&bold(){「誘拐犯」}を名乗り、「&bold(){アリスを誘拐した}」という狂言でラバーズ峠に呼び出した。
やがて指示通りラバーズ峠に来たアランは銃を落としてしまい[[闇に支配された者たち>闇に支配された者/影になった個体]]に囲まれてしまうが、モットは&bold(){アランから奪った[[コルトパイソン]]}と発煙筒で「支配された者」を倒しアランの窮地を救った。&s(){[[マッチポンプ]]。}
その後、「支配された者」の大群が押し寄せてきたためアランに発煙筒とフラッシュライトで援護させつつ&bold(){コルトパイソン一挺で返り討ちにして殲滅した。}
が、直後にアランから「誘拐犯」だと看破され、ハートマンにはアランに逆らわないよう指示されていたにもかかわらず、プライドからか彼を挑発した。
しかし&bold(){アランはモットを遥かに超える[[癇癪持ちで社会不適合な>DQN]][[ヤバイやつ>トリックスター]](しかも巨漢)}だったため、モットは&bold(){ぶん殴られ、銃を奪い返され、逃走を余儀なくされた。}
ちなみにこの際、モットは&bold(){後ろの柵が破壊されるほど勢いよくぶん殴られた。}&s(){[[(何事も暴力で解決するのが一番だ)>ザイバツ・シテンノ(ニンジャスレイヤー)]]}
9月10日、電話で2日後に炭鉱社に原稿を持ってくるようアランに指示した。
9月11日、「コールドロンレイクで溺れたアランを助けるハートマン」の場面が描かれた原稿が発見されたため、原稿の展開に合わせて指定場所をミラー峠に変更した。
しかしアランがミラー峠に辿り着く直前に闇の存在の化身である[[バーバラ・ジャガー>引っかき女/バーバラ・ジャガー]]と遭遇。
&bold(){「すいません!奥さん 知らなかったんです」}と[[命乞い]]をするも、&bold(){竜巻}の姿となったジャガーに取り込まれ、「支配された者」になってしまった。
**アラン ウェイク ファイル
少し時系列が遡り、9月10日にブライトフォールズへやってきた&bold(){元}FBI捜査官[[ロバート・ナイチンゲール]]とのやり取りが、「音声記録の書き起こし」という形で収録されていた。
モットは&bold(){身元不明の対象者}として紹介されていた。
エルダーウッド国立公園で誰かと揉めていたところをナイチンゲールに仲裁され、アランについての情報を聞かれるが、小馬鹿にした態度で挑発した挙句に彼を突き飛ばして逃げていった。
**Psycho Thriller
9月13日、コールドロンレイク・ロッジは闇の存在の襲撃により廃墟と化し、看護師の一人バーチが犠牲となり、患者の[[アンダーソン兄弟>オールドゴッズオブアースガルズ]]は同じ患者のエマーソンとデソールを連れて逃亡。
また、アランも逃走に成功していた。
ハートマンと看護師のシンクレア、患者の[[ルドルフ・レーン]]だけがロッジに残っていた。
9月14日、&bold(){闇に支配されたモット}は未だにハートマンからの承認と陰謀論に取り憑かれており、ハートマンへの執着からナイフを手にコールドロンレイク・ロッジを襲撃した。
まずはロッジの外にいたシンクレアを襲うが、ハートマンの「お前は失敗した」という言葉に苦しんだ隙に逃げられ、ロッジに籠城されてしまう。
やがて窓を突き破り&bold(){お馴染みのセーターを着た男}をナイフで刺すが、それは&bold(){ハートマンにセーターを着せられ身代わりにされたレーンだった。%%ひでえ%%}。
なおもハートマンとシンクレアを執拗に狙うが、そこで保安官代理の[[マリガンとソーントン]]が通報により駆けつけた。
その後、&bold(){発煙筒を焚きながら}自ら囮として現れたハートマンに襲いかかるが、彼の「跪け」という命令に逆らえずその場で跪いた結果、闇のバリアは発煙筒で焼き払われ、その隙にマリガンとソーントンにショットガンで蜂の巣にされ、消滅した。
*闇に支配されたモット
闇に支配され堕落したモットの成れの果て。
ハートマンの視点で描かれる『Psycho Thriller』のメインの敵キャラクター。
肌は死人のように青白く、物理的ダメージを遮断する&bold(){闇のバリア}を纏い、ナイフを手にしている。
&bold(){ハートマンへの執着}と&bold(){アルミホイル巻いてそうな陰謀論(「クレジットカードのICチップで政府に監視されている」など)}を呟き続けている。
感情が残っており、ハートマンを殺そうとしながらも、彼からの失望を恐れていた。
*余談
-モットは開発段階ではガソリンスタンドを運営していたが、製品版ではカール・スタッキーと役割が入れ替えられた。
-モットはアランの援護有りとはいえ&bold(){リボルバー一挺で「支配された者」の大群を返り討ちにしている}が、本来「支配された者」はたった一体でも特殊部隊を殲滅する[[タイラント>タイラント(バイオハザード)]]並の戦闘能力を持っている。アランの原稿によって&bold(){主役補正}が働き、死ぬべきタイミングまで生かされたものと思われる。
-モットはコールドロンレイク・ロッジ関係者の最初の犠牲者である。
&bold(){ベン・モット}もしくは&bold(){誘拐犯}はレメディー・エンターテイメントの作品間で共有される世界観「RCU(レメディー・コネクテッド・ユニバース)」の登場キャラクター。
-演者
--ジェームズ・オーガスト・スミス(ブライトフォールズ)
--ジェイソン・ヌッツォ(Alan Wake)
-登場作品
--[[ブライトフォールズ(短編ドラマ)]]
--[[Alan Wake]]
--アラン ウェイク ファイル
--[[Psycho Thriller(アメリカンコミック)]]
●目次
#contents()
*概要
青い瞳で茶髪の白人男性。1970年生まれ。
ワシントン州ブライトフォールズの住人。地元ではトラブルメーカーとして有名であった。
心理療法士[[エミル・ハートマン]]に雇われた傭兵で、ハートマンが運営する療養施設「コールドロンレイク・ロッジ」の職員でもある。
『Alan Wake』の&bold(){序盤から中盤にかけての主要な敵対者}。
知能が低く[[陰謀論]]を信じるほどに騙されやすい一方で、[[分不相応な自尊心と>山月記(小説)]][[低い自己肯定感>後藤ひとり]][[からくる強い承認欲求>レグルス・コルニアス]]を持ち、父のような存在を求めていた。
ハートマンの治療と&bold(){洗脳}により、彼の忠実な部下となり、様々な汚れ仕事を任されていた。
ハートマンの部下である都合上、[[闇の存在>超常現象生命体A-010(別名:影)]]や[[闇に支配された者>支配された者/影になった個体(レメディー・コネクテッド・ユニバース)]]への対処法を熟知しており、ワシントン州コールドロンレイク周辺地域では&bold(){創作が現実になる}という知識も持っていた。
2010年9月11日に[[闇の存在>超常現象生命体A-010(別名:影)]]により支配され、14日に地元の保安官代理により射殺された。
享年40歳。
*来歴
**本編以前
『[[Psycho Thriller]]』のモノローグ(ハートマンのボイスメモ)によると、モットは問題を抱えた幼少期を過ごした結果、父親のような存在からの承認を強く渇望するようになった。
ハートマンは彼の治療を行うと同時に、彼の性質を利用して忠実な&bold(){手下}に仕立てあげ、やがては汚れ仕事を任せるようになった。
また、その性格からブライトフォールズではトラブルメーカーとして有名になっていった。
**ブライトフォールズ
2010年8月下旬、ハートマンの取材のため記者[[ジェイク・フィッシャー]]がブライトフォールズへやってきた。
ジェイクは&bold(){闇に支配されたシカ}を車で轢いたことで闇に触れられ、コールドロンレイク=余剰次元「闇の世界」のスレッショルドに飛び込んで溺れてしまうが、そこに&bold(){潜水服を着たモット}が現れて彼を救助し、&bold(){何故か死体袋に入れた。}
取材を受けたハートマンはジェイクの「作家性」に興味を持ち彼を入院させたがっていたため、モットはハートマンに命じられてジェイクの監視を任されていたと思われる。
**Alan Wake
2010年9月1日、ベストセラー作家[[アラン・ウェイク]]を被検体として狙っていたハートマンの命令により、ブライトフォールズを訪れフェリー観光していたアランと彼の妻[[アリス・ウェイク]]を同じフェリー上で監視していた。
その後ウェイク夫妻が闇の世界に取り込まれ行方不明となり、彼らが泊まる予定だったキャビンや、キャンプ場を運営していたカール・スタッキーのガソリンスタンドを調べるも手掛かりを得られずに途方に暮れた。
9月9日、アランが保安官事務所に保護されたことを知ったハートマンから、「アランの原稿」を奪うよう指示された。
その後、アランに電話をかけて&bold(){「誘拐犯」}を名乗り、「&bold(){アリスを誘拐した}」という狂言でラバーズ峠に呼び出した。
やがて指示通りラバーズ峠に来たアランは銃を落としてしまい[[闇に支配された者たち>闇に支配された者/影になった個体]]に囲まれてしまうが、モットは&bold(){アランから奪った[[コルトパイソン]]}と発煙筒で「支配された者」を倒しアランの窮地を救った。&s(){[[マッチポンプ]]。}
その後、「支配された者」の大群が押し寄せてきたためアランに発煙筒とフラッシュライトで援護させつつ&bold(){コルトパイソン一挺で返り討ちにして殲滅した。}
が、直後にアランから「誘拐犯」だと看破され、ハートマンにはアランに逆らわないよう指示されていたにもかかわらず、プライドからか彼を挑発した。
しかし&bold(){アランはモットを遥かに超える[[癇癪持ちで社会不適合な>DQN]][[ヤバイやつ>トリックスター]](しかも巨漢)}だったため、モットは&bold(){ぶん殴られ、銃を奪い返され、逃走を余儀なくされた。}
ちなみにこの際、モットは&bold(){後ろの柵が破壊されるほど勢いよくぶん殴られた。}&s(){[[(何事も暴力で解決するのが一番だ)>ザイバツ・シテンノ(ニンジャスレイヤー)]]}
9月10日、電話で2日後に炭鉱社に原稿を持ってくるようアランに指示した。
9月11日、「コールドロンレイクで溺れたアランを助けるハートマン」の場面が描かれた原稿が発見されたため、原稿の展開に合わせて指定場所をミラー峠に変更した。
しかしアランがミラー峠に辿り着く直前に闇の存在の化身である[[バーバラ・ジャガー>引っかき女/バーバラ・ジャガー]]と遭遇。
&bold(){「すいません!奥さん 知らなかったんです」}と[[命乞い]]をするも、&bold(){竜巻}の姿となったジャガーに取り込まれ、「支配された者」になってしまった。
**アラン ウェイク ファイル
少し時系列が遡り、9月10日にブライトフォールズへやってきた&bold(){元}FBI捜査官[[ロバート・ナイチンゲール]]とのやり取りが、「音声記録の書き起こし」という形で収録されていた。
モットは&bold(){身元不明の対象者}として紹介されていた。
エルダーウッド国立公園で誰かと揉めていたところをナイチンゲールに仲裁され、アランについての情報を聞かれるが、小馬鹿にした態度で挑発した挙句に彼を突き飛ばして逃げていった。
**Psycho Thriller
9月13日、コールドロンレイク・ロッジは闇の存在の襲撃により廃墟と化し、看護師の一人バーチが犠牲となり、患者の[[アンダーソン兄弟>オールドゴッズオブアースガルズ]]は同じ患者のエマーソンとデソールを連れて逃亡。
また、アランも逃走に成功していた。
ハートマンと看護師のシンクレア、患者の[[ルドルフ・レーン]]だけがロッジに残っていた。
9月14日、&bold(){闇に支配されたモット}は未だにハートマンからの承認と陰謀論に取り憑かれており、ハートマンへの執着からナイフを手にコールドロンレイク・ロッジを襲撃した。
まずはロッジの外にいたシンクレアを襲うが、ハートマンの「お前は失敗した」という言葉に苦しんだ隙に逃げられ、ロッジに籠城されてしまう。
やがて窓を突き破り&bold(){お馴染みのセーターを着た男}をナイフで刺すが、それは&bold(){ハートマンにセーターを着せられ身代わりにされたレーンだった。%%ひでえ%%}。
なおもハートマンとシンクレアを執拗に狙うが、そこで保安官代理の[[マリガンとソーントン]]が通報により駆けつけた。
その後、&bold(){発煙筒を焚きながら}自ら囮として現れたハートマンに襲いかかるが、彼の「跪け」という命令に逆らえずその場で跪いた結果、闇のバリアは発煙筒で焼き払われ、その隙にマリガンとソーントンにショットガンで蜂の巣にされ、消滅した。
*闇に支配されたモット
闇に支配され堕落したモットの成れの果て。
ハートマンの視点で描かれる『Psycho Thriller』のメインの敵キャラクター。
肌は死人のように青白く、物理的ダメージを遮断する&bold(){闇のバリア}を纏い、ナイフを手にしている。
&bold(){ハートマンへの執着}と&bold(){アルミホイル巻いてそうな陰謀論(「クレジットカードのICチップで政府に監視されている」など)}を呟き続けている。
感情が残っており、ハートマンを殺そうとしながらも、彼からの失望を恐れていた。
*余談
-モットは開発段階ではガソリンスタンドを運営していたが、製品版ではカール・スタッキーと役割が入れ替えられた。
-モットはアランの援護有りとはいえ&bold(){リボルバー一挺で「支配された者」の大群を返り討ちにしている}が、本来「支配された者」はたった一体でも特殊部隊を殲滅する[[タイラント>タイラント(バイオハザード)]]並の戦闘能力を持っている。アランの原稿によって&bold(){主役補正}が働き、死ぬべきタイミングまで生かされたものと思われる。
-モットはコールドロンレイク・ロッジ関係者の最初の犠牲者である。
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