見物席の皆さまへ !重要!必ず一読してください
■禁止行為
TRPG村では、本編中も地上から見物席発言が見られます。
このページに書いてある内容について、PCから見えるところでは決して言及しないでください。
見物人さま同士、秘話で話し合うぶんには、自由です。
■推奨行為
- 雑談や感想、RPへの突っ込みなど、楽しいこと
- 見物人ゲームへの参加
※見物人ゲームについてはのちのち「ぷにっとじぇるぼーる ぽきゃ」からインフォがあります。
※ゲーム内容概要:見物人がサービスシーンで全力でふざけ、全体で誰が一番良かったか投票するものです。
■その他
- あくまで主役はPCたちです。(無いと思いますが)見物席で熱いドラマが始まってしまってどっちが物語の主軸だか解らない状態、というのはお控えください。
→秘話なら視覚的な邪魔にならないので、OKです!
- 見物席窓口は「ぷにっとじぇるぼーる ぽきゃ」です。
→進行中はTC秘話は少々混雑します。
クリティカルな案件以外は「ぽきゃ」に相談して頂けますようお願い致します。
- wikiを一読してもルールがわからん! となったら、遠慮なく表で質問をお寄せください。秘話でも構いませんが、その質疑応答が誰かの参考になるかもしれませんので、やや表発言推奨です。
以下ネタバレを含む内容です
ネタバレ見たくない! という方はご注意下さい。
そうではない方はどうぞ!
↓↓↓
◆シナリオについて
"夢守の国"コフィンは魔法の力により繁栄してきましたが、同時に"影"という脅威に晒されています。
実は"影"は魔法と表裏一体であり、魔法がある限り"影"もなくなることはないのです。
【このシナリオの争点】
「"影"を必要悪として認め、魔法王国としての発展を続ける」か、
「魔法に頼るのを止め、"影"から平和を取り戻し〈科学〉を軸にした国を目指す」かです。
■シナリオ着想のもとになった作品リスト
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【映画】
【小説】
- 堕神綺譚/前田珠子
- アンドロイドは電気羊の夢を見るか?/フィリップ・K・ディック
【漫画】
【TRPG・家庭用ゲーム】
- 深淵/スザク・ゲームズ
- ICO/ソニー・コンピュータエンタテインメント
- FINAL FANTASY Ⅵ/スクウェア
- NieR Gestalt/スクウェア・エニックス
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◆PCの秘密と裏設定
PC① 魔導兵団 将軍 スリーピオ・ジュ・ペリ・パルジェア(きりんさん)【魔法脱却派】
■秘密
- "影"と戦う兵士の家系に生まれ、"影"と戦うために育てられた。
- "影"と戦うことが自分の生きている意味であり、誇りだ。
【真の目的:"影"をこの世から消し去りたい】
■裏設定やGMとのやりとりなど
◇過去
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純血の魔導士の家系(多分なんかこう魔導士として力が大きい人同士で家系を作る的なところ)に生まれ、魔力がひときわ強く、「喋る事全部が事実になってしまう」ため、かつては"沈黙"の魔導士でした。
そんな魔力を制御する方法が「歌」でした。
NPC①さんに「歌で魔力を操れるのでは」とアドバイスをもらい、散々練習に付き合ってもらいました。
それ以降普通に喋ることができるようになり大変感謝しています。
影を憎んでいるのは、そういう使命だからです。
家系的に生まれながらに影を祓う戦士であることを義務付けられてきましたし、それが無上の誇りで人生の意味だと疑ってません。
影即斬。
世界中の影を倒しきったら自分の夢が持てるとかも、ほのかに思ってそうです。
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えーとまとめるとつまり魔力の扱いがクソでロクに喋れなかったショターピオは、忍耐強く面倒見てくれたせいあっどさんにマジ感謝! ってやつです!
ちな両親は「ピオは兵士なんだから喋れなくていいじゃない」って考えで彼の喋りたい欲を全スルーしていたというか気付きもしませんでした。
両親も両親で兵士なので交流とか愛情とかそういう個所が『無い』人たちだったんだとおもいウエエエエエアアアアアア(中2すぎて邪眼吐いた)
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◇ピオについて
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性格や好き嫌いを考えれば考える程、なんもない性格だなと思いました。
幼少期は戦士としての機能しか求められなかったので「必要」なら何でもやります。
そこに意志とかはあんまりありません。
他人を見る判断基準は、役に立つかたたないか、必要かどうかです。
日々支えてくれる研究所の魔導師たちにはめちゃくちゃ懐いてます。自分ができないことをしてくれる人たちなので圧倒的に「必要」だし興味があります。
書類仕事をさぼっているのはそれが「必要」だと彼の心が判断しないからです。
形式的なことは興味ないし、もし本当に「必要」な情報なら魔力ふりしぼって絶唱してでも真っ先に必要な場所に叩き込むだけだと思ってます。
唯一理屈を越えて執着するのは「自由」をくれたセイアッドの存在と、部下の命です。
歌による魔力の無駄遣いは、"最初は無駄な魔力の放出"という目的が主でしたがすっかり癖になってしまいました。
戦いに行くことが決まっている前日は、医療室から睡眠薬貰ってがっつり寝て魔力を蓄え、影絶対殺すマンになります。
要は人格形成の初歩ができてないので、「私はこれを大切にしたい」という願いが持てないまま、「楽しいか楽しくないかで言えば楽しい方がいいから」でふらふらふざけて生きているのです。
こんな道化師人形みたいな奴がシナリオの中で絆とかを得て人間らしくなっていけばいいなと思っています。
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■前日譚
◇スリーピオとセイアッド
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王宮地下にある特殊訓練室。
危険な魔法の実験や、まだうまく魔法を制御できない者のための空間だ。
地下であるから当たり前なのだが、周囲はほぼ破壊不能な土壁で覆われ、窓はない。
ここでなら、いくらでも魔力を解放することができる。
若干10歳のスリーピオは、その中央で頭を抱えてうずくまっていた。
黒い服はところどころ破け、肌も火傷や擦り傷だらけで、まさに"満身創痍"だ。
誰にやられたのか。
自分でやったのだ。
「いつまでそうしているつもりだ」
背後から彼の兄貴分の声がして、スリーピオはびくりと肩を震わせて振り返った。
「もう無理だよ……痛い……ギャッ」
スリーピオの『無理』『痛い』という言葉は魔法になって彼を横から殴り、スリーピオはまた転がった。
「お願い、助けて、セイアッド」
立ち上がる気力もなくそう言ったスリーピオの言葉は催眠魔法となってセイアッドを襲う。
セイアッドはそれを自らの意志力で跳ね返してから、倒れたままの弟分に近づいた。
"沈黙の魔導師"。放つ言葉のすべてに魔力を帯びてしまう者。喋りすぎると魔力を放出しきって身体が枯れ果ててしまうこともあるという。
そんな彼を憐れに思い、セイアッドは、王立図書館の蔵書を漁った。そして「歌による制御」という提案をした時、初めてスリーピオの笑顔を見た。
しかし、その訓練は2人が思ったより過酷だった。
なんとかしてやりたいが……。
「……魔法を制御する方法は色々あるが、結局大切なのはココの強さだ」
セイアッドは、スリーピオを強引に引っ張り起こすと、その胸にとんと指をついた。
スリーピオはぶるぶると首を振った。しかし、セイアッドは辛抱強かった。
「できるできないって頭で考えるな。望むんだ。喋りたい、歌いたい、そうだろうが」
「…………き……」
何かを言いかけたスリーピオからまた魔力がたちのぼる。
……怖い。
何かを言うのが怖い。
しかし。
「きら、きら、ひかる……」
子供が一番初めに覚えるメロディ。
攻撃目標を指定されていない"光"がスリーピオの周囲に出現して、小さく爆ぜ、彼の髪や肌に爪痕を残した。まだ制御がうまくいっていない証拠だ。
それでも、スリーピオは歌い続けた。
「……♪おそらのほしよ」
星がぶるぶると震えながら周囲に固定された。
だんだん、スリーピオの声が強くなっていく。
喋りたい。歌いたい。楽しく!
「♪またたきしては! みんなをみてる……!」
声を出すことに慣れていない"沈黙の魔導師"の歌声は、それはそれは酷いものだった。
しかし、暗い地下牢の中に、輝く星空がぶわりと広がった。
それはただ可憐なだけで、スリーピオの望むイメージどおりの魔法になった。
「♪俺の名前はスリーピオ 夢を歌う魔導師」
スリーピオは腕を広げて、歌いあげた。
「……で、できた? 今、すごく、良かった気がする」
スリーピオは今度はメロディに乗せずに、慎重に喋った。
「短剣が降る……爆発……こ、凍る……」
おそるおそる、いくつかの単語を口にする。
その言葉はどれも、具現化しなかった。
「…………!!」
スリーピオはぱっと顔をあげて、セイアッドに輝く笑顔を向けた。
"夢謡の魔導師"の誕生の瞬間だった。
[**]
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◇不眠症
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「影」討伐に出向く、その戦いの前夜。
俺はベッドに座って背を丸め、膝の上に乗せた自分の両手の中を見ていた。
睡眠薬だ。レイアに処方してもらった。
薬の小包を抱えて暗い顔で自室に戻る時に、ハルマとすれ違った。
ハルマは少し眉を寄せて俺を見たが、何も言わなかった。
俺は、影が怖かったことなど、一度もない。
戦いを恐れないよう教育されてきたこともあるが、まず、俺は明らかに、強いからだ。
普段は前衛のハルマに主攻撃を任せて、自分は補助魔法に注力しているが、本気で破壊の歌を絶唱すれば視界内の影を一掃くらいはできると思う……その土地まで見境なく破壊しつくしてしまうことになるし、その後の自己コントロールに全く自信がないので、やらないが。
俺は、眠ることが怖い。
眠って見る夢が怖い。
どんな夢にも必ず感じる、棺の神の存在が怖い。
多大な魔力だけ俺に押し付けて何も言わない、あの圧倒的な誰かのまなざしが怖い。
幸福な眠りにつけるという人の気が知れない。
俺には、ぐっすり眠った記憶がない。
夢を見ないよう、これ以上魔力が補充されることのないよう、なるべく遅くまで起きていて、朝は眠りから逃げるように目を覚ます。物心ついたころにはそんな習慣ができてしまっていて、当たり前だが俺は不眠症だ。
しかし、魔力が必要な日の前日は、睡眠薬できちんと眠り、力をたくわえる。
「♪笑うクラウン なんでも笑う
♪空見て笑う 星見て笑う きみ見て笑う……」
小さな声で歌った。
目の前に小さなクラウンが現われたが、笑ってはいなかった。
ただ、じっとこちらを見つめている。
気持ちが乗っていないとすぐ不完全な結果しか出なくなる。気晴らしのために笑い転げる道化師でも見ようと思って選んだ歌詞なのに。俺の魔法は本当に戦い以外の役には立たない。
ため息をついて歌を止めると、微動だにしないクラウンは、その空虚なまなざしだけ残して消えた。
俺は今夜、夢を見る。
そして明日の朝、補充された魔力に突き動かされるような殺気と共に目覚め、戦場へとはやる心身をおさえながら出軍の準備をするのだろう。
戦うことは嫌いではない。それが俺の使命だから。
影を1匹1匹潰していると、義務を果たしているとき特有の、厳格で誇らしい気分になる。
しかし、自分に課した、この前夜の眠りだけは苦手だった。
時計を見ると、もう眠る時間だ。俺は意を決して手の中の錠剤を口に放り込み、枕元のコップの水で飲み下し、ベッドにもぐりこんだ。
意識がほどかれる前の、雑多な思考。これも苦手だ。
(……あ)
何故か、ふと、数年前のことを思い出した。
『ねえ聞いて。いつか影をすべて殲滅したら、もう魔法兵団は必要なくなるだろ。
そしたら俺は兵士をやめて、俺の夢を追いかけるんだ!』
目の前には、セイアッド。優しく深い笑顔をたたえて俺の宣言を聴いている。
(だめだ、思い出すな)
『え? 俺の夢? まずはそれを探すのが夢かなあ……笑うなよ! だって本当にわからないんだ、義務とか仕事とかじゃなくて、自分のために何かを探すなんて……考えただけでそわそわする』
不意打ちで湧き上がって来た記憶の中の、いまよりだいぶ幼い自分の声を苦々しく聞く。
影を殲滅しきることができると素朴に信じていた馬鹿な自分。
今、将軍の立場になって、無限に湧き出る影の現状を見て、それがどんなに途方もない目標なのかを思い知った。
「何が夢だ、クソが……戦うことが俺の価値で、誇りだ」
苛立ちは、呻き声のような独り言になった。記憶の中の自分の声とは別人だと考えながら、俺は眠りに落ちた。
翌朝の俺は、普段よりずっと殺気だっているだろう。
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PC② 魔導兵団 団員 ハルマ・ネス・トゥーリバック(Funiさん)【魔法存続派】
■秘密
- NPC①セイアッドの親友。
- 国民のために尽くすセイアッドの理念に深く共感している。
- 近頃セイアッドは思いつめた顔をしていることが多い。自分にできることなら、力になりたい。
【真の目的:セイアッドに協力し、彼と共にこの国を支えたい】
■裏設定やGMとのやりとりなど
スタンレーとは表向きは総帥と一般兵。
2人きりの時にだけタメ口を使う。
◇名前の秘密
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~NPC①の名前についてGM会議中~
H「セイアッドのフルネーム、ムスカみたいにしてほしい」
J「どういう意味デスカ」
H「ウルなんとかとかつけてほしい。最後はコフィンね」
J「アッハイ。
……ええと、セイアッド・シェム・オー・コフィン。
それぞれヘブライ語で、シェム→守護、オー→光ね」
~PC②とNPC①の具体的な関係性について相談中~
F「王族なんだよね? じゃあこっちも貴族階級位にしとかないと接点がないね」
J「ふにさーんが庶民出身が動き易いということなら、お忍びで出掛けた際に知り合った、とかでも問題はありません」
F「(貴族の方が楽だけど)お忍び始めた頃に出会って、下町の案内係をかって出る、みたいな出逢いも良いよね?」
J「萌え展開ですよね〜w」
F「……釣りバカ日誌っぽくないかコレw」
J「えっ」
F「主人公浜ちゃんはしがないサラリーマンなんだけど、釣りが大好きなの。
んで、釣り場で出会ったお爺ちゃんと意気投合。「浜ちゃん」「すーさん」と呼び合う中に。
そんで実はすーさんは浜ちゃんの働く会社の社長でした!!
ってゆー。
その後も立場上会社に内緒で2人連れ立ってキャッキャウフフと釣りしに行く。そんな話。
>>まんまジャネ?!<<」
J「まんまだけど、イイ!w」
F「じゃあ庶民の出にするわ。
NPC①って名前決まってたっけ?
まだならスーを入れるのリクエストφ(^Д^ )
私は「浜ちゃん」をもじる。
進行中は呼び合わないけどお遊びでw」
J「了解です!w」
~再びGM会議~
J「ということなんで、なんかないすかスーから始まる名前」
H「うーんステファン…いやステファノかな? キリスト教における最初の殉教者らしい」
J「じゃあそれで」
H「あ、よく考えたら元チップの名前がスタンレーだからそれで良かったね!」
J「じゃあそれで」
~PC②より名前決定の報告~
F「名前決めたよ。
ハルマ=ネス=トゥーリバック
浜ちゃん=日誌=釣りバカ をもじった」
J「もじwwwりwww過ぎwwwwwwwww」
~おまけ~
刀の銘は「禍禍」(まがつか)※2
※2 「がまかつ」のアナグラム。釣りバカネタ。
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◇愛刀「マガツカ」の設定
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東洋の妖刀(日本刀)。
魔力の無い他国では持つと命を削られるので、妖刀扱いだが、
コフィン人の魔力を糧にする限り持ち主に影響はない。
ハルマの身体を切る切り口の大きさによって流れ出る魔力の量を調節。
魔法の儀式的なものなので、切った傷はすぐに塞がるが普通に痛い。
喋らない。イケメンにならない。
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◇セイアッドとの出会い
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<子供編>
セイアッドがお遊びのつもりで下町にひとりで行ってみたら道に迷ったり引ったくりに遭ったり子供ギャングに絡まれたり犬に追い駆けられたりとにかくトラブルに見舞われて、そこをハルマに助けられる。
<大人編>
酒場で愚痴ってるおっちゃんがいよいよこれは大迷惑だぞ、ってタイミングでハルマとセイアッドが同時に立ち上がって同時におっちゃんを止めようとして「おっと」みたいなところから意気投合。
- 子供の頃でも大人の頃でも良いのでとにかく意気投合して仲良くなる
- ハルマとしては最初は貴族のボンボンの道楽か何かかなーとか適当に思っておいてもらえれば
- セイアッドがハルマを深く信用した頃に、セイアッドから身分を打ち明けてハルマを魔導兵団にスカウトするイベントが発生
- その際に何故お忍びをしているのかの理由も説明する「平民の暮らしを肌で感じることで国の在り方のヒントを得る目的」
F「そんなにしょっちゅう会ってる訳でも無いだろうと思うので、出会いは子供の頃。
話をされたのは2年前。
セイアッドCOのキッカケはハルマ実家の経営の話を聞いて……でどうだろか?
ハルマはお金が欲しい。
セイアッドは良い人材を見つけた。
セイアッドの一連の話を聞きそれにも賛同して入団を決める、の流れ。」
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PC③ 魔導研究所 研究員 ユージーン・ラザフォード(kikiさん)【魔法脱却派】
■秘密
- 魔法に頼りきったこの国の未来を危ぶんでいる。
- 古い文献を紐解き、魔法に替わる力〈科学〉の存在を知った。しかし周囲の理解を得られず、現在は隠れて研究を続けている。
- NPC②ソアレだけは〈科学〉の有用性を認め援助してくれた。そのことに恩を感じている。
【真の目的:ソアレの力になりたい】
■裏設定やGMとのやりとりなど
◇裏設定のかけら
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- 押し花は「植物は愛でるものであって搾取すべきものではない」という考えの表れ。
- 食べやすいよう、摂取しやすいようにと植物の味を変えられ、加工されることに違和感を覚えている。
- 「グミおいしくない」にへこんでいる。実際美味しくないのは知っている。
- 科学の力を使えば、味の変更も容易だし、容量を変えずに効果を増大させることも可能だ。
- 実は最近作った試作品には薬草ではなく薬品を使用している。評判は上々だ。
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◇科学とソアレと地下研究室
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ユージーン13歳の時に雑用として入所。
その頃から書庫には出入りしており、古い文献で科学の存在を知る。
→研究員に訴えてみるも聞き入れられず
それならばと修練を重ね、16歳で魔導師となる。(ここでソアレ12歳と出会う)
薬草園で長らく使用されていなかった地下研究室の鍵と入り口を偶然見つけ、そこで科学の実験を秘かに行うように。
同期のソアレにだけは秘密を打ち明け、研究室にも招待した。
3年後、ユージーン19歳の時にソアレが所長に就任。
ソアレは科学の研究に必要な書物や器具を外国から取り寄せて支援を行うように。
ユージーン、なんとか蓄音機でソアレに輸入してもらったレコードを再生することに成功。
魔法を使わずに声を封じ込めることができるのかと感動する。
以後、今日に至るまで、ソアレ以外の誰にも知られず研究を続けている。
<地下研究室にあるもの>
- 小型の発電機(ダイナモ)と電球
- 蓄音機とレコード数枚(外国語の歌?のようなものが録音されている)
- ソアレが取り寄せてくれた研究誌・専門書(外国語で書かれている)
- 光がなくても育つ植物(癒し用)
- 化学薬品類(輸入品/一部、研究室内で精製に成功したものもある)←最新のグミに入ってるのはこれ
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◇研究員になるまで
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中流階級の一般家庭で育つ。父親は魔法私塾の教師。母親は火の扱いがうまく、料理教室を開いている。
比較的早い段階で適性が判明したため、父親は私塾に入れたがったが、母親の強い反対(勉強はさせるべき)を受け学校へ。
そこで一般教養と魔法学を学ぶ。当時は空中浮遊が得意だったため、よく脱走しては叱られていた。
雑用として研究所に入った段階ではまだ学校に通っていたが、両親を説得し、途中で退学している。
(両親も息子の才能を信じていたのかもしれない)(一人息子なので親ばか)(魔導師になった時はたぶん親戚中でお祝いしてくれた)
魔導兵団って街に出る影もやっつけてくれるんですよね…(*´`*)
若いころのセイアッドさんやスリーピオさんと街中で遭遇して「かっこいい!」ってなってたら楽しいなあって思いましたが、そこはだれかの秘密にかすってしまうかもしれないので確定はせずに…いきたいです…。
そうでなくても、魔導兵団はなりたい職業ランキング上位だと思うので、多かれ少なかれ憧れはあると思うんです。(ユージーン以外男PC全員前線だし)
でも自分に戦闘の才能はなかったので、じゃあ別の分野でかっこよくなろう→研究所に入る→科学に出会っちゃった←いまここ
両親の職業は魔法ありきですが、そうでなくても父親は教えるのがうまいし母親の料理はおいしいと思っているので、科学が発展しても大丈夫だと信じています。
→H「ユージン12歳のとき、セイアッド18歳が戦う姿を目撃したことにしましょう!」
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■前日譚
◇ユージーンとソアレ(過去設定決定前)
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雑用時代から書庫に出入りしていたユージーンは、正式な研究員になる前に既に科学の力と出会っていました。
けれど一端の雑用係の言うことなど誰も聞き入れてはくれません。
ユージーンは修練を重ね、正式に研究員として入所します。
こういうのがあってね、魔法がなくても火が起こせる、電気がつくってすごいと思わない?
白衣に袖を通した16歳のユージーンは目を輝かせながら周囲にそう働きかけましたが、話を聞いてくれたのは年老いた研究員だけでした。
(それも若い研究員の雑談としてしか聞いてくれません)
妙な研究には勿論予算も出ません。ユージーンは仕方なく、本職である魔法薬学の研究を進めていました。
そんなふうに過ごして3年、彼の前に、ひとりの少女が現れます。
自分よりも若く、自分よりも地位が高く、そして自分よりも才能のある少女。
ユージーンは、彼女ならわかってくれるかもしれないと、3年前と同じように訴えました。
彼女は笑い飛ばしもせず、呆れもせず、ただユージーンの話を聞いてくれました。
すべての話を聞き終えた後、少女はユージーンに言いました。
「それで、その研究を続けるには何が必要なのですか?」
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PC④ 魔導研究所 医療責任者 レイア・クラウィス(すばるさん)【魔法存続派】
■秘密
- 幼い頃に大怪我をし、魔導師の力で一命を取り留めた。魔法があるからこそ今の自分がある。
- 魔法を心から素晴らしいと信じている。この国が豊かなのは間違いなく魔法のおかげだ。
- 自分の魔法で人を助け導くことに喜びを感じる。
【真の目的:魔法による安定した暮らしを守りたい】
■裏設定やGMとのやりとりなど
◇魔導師を志したきっかけ
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幼い頃からわんぱくで、女の子ながらガキ大将のような感じだった。
ある日木から落ちて大怪我をし、魔導師の魔法で一命を取り留めた。
それがきっかけで自分も魔導師になって人を癒そうと決めた。
もう無茶はしないという戒めのために左肩に傷跡を残している。
ちなみに、その助けてくれた魔導師が初恋の人である。
彼に「魔導師になる」と告げたときにもらった古めかしい懐中時計を今でも大切にしている。
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◆NPCの秘密と裏設定
NPC① 魔導兵団 総帥 セイアッド・スタンレー・シェム・コフィン(SGM jpsさん)【魔法存続派】
■秘密①
- 常に国のことを最優先に考えている。魔法の力で更にこの国を繁栄させたい。
- 王族としてコフィンの成り立ちやレーヴフルムの伝承に隠された真実を知っている。
- 王宮専属の魔導師を動員して何かの準備をさせている。近頃"影"が増えていることと関連しているようだ。
【セイアッドは秘密②を残しています】
■秘密② ※レーヴフルムの秘密が公開されたら解禁
- コフィンの王族は代々レーヴフルムの眠りの封印を守ってきた。現在はセイアッドがその力を持つ。
- レーヴフルムが目覚めると魔法は使えなくなり、領土を守護する結界も消えてしまう。それは国民のためにならない。
- クライマックスの日、皆既日蝕によりレーヴフルムの力が最も弱まる時を狙って封印の儀式を行うつもりだ。
- 儀式が成功すれば魔法は維持され、暫くの間は"影"も落ち着くだろう。
【真の目的:レーヴフルムを再び封印する】
◇PC向けの主張
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魔法がなくなれば国を守護する結界もなくなる、というのがキー。
結界なしで外敵や災害から国民を守っていけるのか?
魔法がなくなれば生活レベルは確実に下がる、それは国民のためによいことなのか?
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■裏設定など
SGMと相談して『H)SOCIUS(Aのコフィン』に決定した直後スタンレーと目が合い「こっちにしない?どう?」と聞いたらSGMも同じことを思っていたという小さなミラクルがありました。
◇台詞メモ
「流石によく調べてるな。大したモンだよ。皮肉じゃなく、ね」
◇名前の意味
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セイアッドはウェールズ語で「月」
レーブフルムを眠りに封じ込める夜のイメージ。
称号は皆既日蝕が起きるのは新月の日なので、そこから。
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■前日譚
◇子供の頃に見た夢
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◆勝手にセイアッドの夢シーン
[見渡す限りの草原だった。視界を遮るものは何一つ無い。
仕立ての良い衣服を泥塗れにして、巻き毛の少年が転がるようにはしゃぎ回っている。
その楽しげな様子をただ眺めていると、不意に少年は立ち止まり、真っ直ぐにこちらに駆け寄ってきた。]
「こんにちは
こんにち、は?」
[存在を虚ろにしていたにも関わらず知覚されたことに、レーヴフルムは軽い驚きを覚えた。]
「あなたは、だあれ?
ここで何をしているの?」
[少年の茶色い瞳は、まだ何も知らないが故の透明さでレーヴフルムを映す。
その奥の光に古い記憶を刺激され、漸くでレーヴフルムは少年の出自に思い至った。
そうか、彼は──]
……初めまして、セイアッド。
私がどうして此処に居るのか知りたいですか?
[この無垢な少年に、何から話して聞かせよう。
悪戯心めいた想いが湧き上がるのを、レーヴフルムは懐かしく感じた。]
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◇セイアッドとソアレ
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[セイアッドが書庫を利用する頻度は高い。
禁帯出の書物には、物理的に書庫外へ持ち出せないよう位置固定の魔法が施されている。権限を行使すれば抜け道はあるのだが、記録が残るのも厄介であるし、何より手続きが面倒だ。実際に足を運ぶのが断然話が早かった。
とある地方の古い記録を求め、その日もセイアッドは研究棟の薄暗い階段を下って書庫の扉を開けた。]
(そろそろ老朽化が目立つな……状態回復の申請を検討させるか)
[余所事を考えながらも、周囲の気配は無意識に探っていたつもりだった。
故に、室内に見慣れぬ少女の姿を捉えたセイアッドは、不覚にも息を呑んだ。]
……っと。
悪ィ、邪魔したか?
[真新しい研究衣に身を包んだ少女は、真っ直ぐにこちらを見て会釈した。何気なくその手元を見遣ると、かなり高度な専門書を開いている。
なるほど彼女が噂の『天才少女』なのかと、セイアッドは得心した。
歳若い有望な新人が入所したという報告は、簡単な経歴と共に数週間前に受けていた。
魔力の高さはイコール、レーヴフルム神との親和性の高さだ。特に力の強い魔導師は、国中に満ちた魔力の流れの中に違和感なく存在することが出来る。セイアッドの感知から逃れたのはその為だろう。]
入所早々に、勤勉で結構だな。
その調子で励んでくれ。
──ちと、奥使わせてもらうぜ。
[挨拶のつもりで労いの言葉だけを告げたセイアッドの背に、予想よりも一段落ち着いた声が掛かる。]
「セイアッド閣下──ですね。
初めまして、ソアレ・リベルと申します」
[物怖じしない子だ、というのが率直な感想だった。それはセイアッドにとって好ましい資質でもある。魔導師としての仕事をこなす上で、くだらない遠慮を持ち出されるのが何より無駄だと考えていた。]
おう、話には聞いてるぜ。
あんたの能力には王宮としても兵団としても期待してるんだ。
けど、なんだ、その閣下ってのはやめようぜ。
「殿下、とお呼びした方が?」
それはもっと頂けねえな。
セイアッドでいい。呼びにくけりゃ、総帥って役職名でもいいけどよ。
[普段から誰にでも言っている通りに答えると、少女は──ソアレは僅かに小首を傾げた。その仕草だけは年相応に可愛らしいものだった。]
「噂通りのお方なんですね。わかりました。私的な場ではそのようにします。
ではセイアッドさん、お時間が許すようであれば二、三質問したいことがあるのですが」
[本当に物怖じしねえな──密かに感心しつつ、セイアッドはその申し出に快く応じた。
ソアレとの問答は実に有意義と言えた。守秘義務を意識してかはっきりと目的は述べなかったが、ソアレがセイアッドの能力である月光斬を応用した技術の開発を目指していることはすぐに知れた。
周囲の期待以上の成果を、ソアレは近い内に上げるだろう。そんな確信がセイアッドの中に生まれる。]
(或いは──)
[或いは、更にそれ以上の何かを、彼女は成し遂げるのかもしれない。
根拠の無い予感めいた想いが胸を掠め、セイアッドは知らず目を細めた。
その刹那の揺らぎに、ソアレは気付いただろうか。いずれにせよ、そこに触れられるようなこともなく、小さな研究会は平穏に幕を閉じた。
セイアッド23歳、ソアレ13歳、初夏の邂逅であった。]
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NPC② 魔導研究所 所長 ソアレ・リベル(GM はやつじ)【魔法脱却派】
■秘密①
- "影"による被害に心を痛めている。この戦いを終わらせたい。
- 研究の結果、"影"の発生原理の仮説を立てた。"影"を生み出しているのは他でもない、レーヴフルム神ではないか……?
- 王宮の最近の動きに不信感を抱いている。
【ソアレは秘密②を残しています】
■秘密② ※レーヴフルムの秘密が公開されたら解禁
- たとえ相手が魔物でも王家のやり方は許されるものではない。レーヴフルムを解放したい。
- 再封印に成功したところで"影"との戦いは続く。このままでは永遠にコフィンに平和は訪れない。魔法を失っても戦を終わらせたい。
- 〈科学〉の研究に未来の希望を抱いている。魔法に頼らずとも国を発展させることはできるはずだ。そのために人生を捧げる覚悟がある。
【真の目的:レーヴフルムの再封印を阻止する】
◇PC向けの主張
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レーヴフルムは意思や感情を持つ存在だ。人間の勝手で自由を奪い続けてよいのか?
"影"との戦いで犠牲になるのは主に民間人だ。王家は大義のために少数を見殺しにしている。
長年〈科学〉の研究を続けているユージーンに改革の先導者になってもらう。
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■裏設定など
元々仮チップはジランドールのロザベラで、名前もそのままロザベラと呼んでました。
ユージーンと深く関わるので、雰囲気の違う候補を幾つか挙げてききさんに誰がイメージに合うか聞いてみた結果、そのままロザベラでいくことになりました!
◇名前の意味
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ソアレはルーマニア語で「太陽」、リベルはルーマニア語で「自由」
レーヴフルムを目覚めさせる朝日のイメージ。称号も朝焼け。
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◇経歴
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12歳の時に魔導師試験に合格。
ユージーンとは同期。
"影"の研究者として軍事兵器の開発チームに所属し、太陽光を照射して"影"を焼き払う兵器を考案。
その功績が認められて所長に就任した。
元々"影"には研究対象以上の感情を抱いていなかったが、兵器の実地試験で戦場に帯同し被害を目の当たりにするうちに、この戦いを終わらせたいと強く願うようになった。
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■前日譚
Sub NPC "棺に眠る神" レーヴフルム
■秘密 ※セイアッドとソアレの秘密①が全公開されたら自動公開
- 実は神ではなく、その正体は夢を喰らう魔物"獏"である。
- コフィン建国の祖に捕らえられ、強制的に夢を食べさせられる代わりに魔力を供給する機関となった。しかし魔力の源となるのは良い夢だけであり、悪夢は"影"として本来の夢の主=コフィンの人々を襲う。
- 長い時を経て封印が緩み、深い眠りから目覚めかけている。"影"が増えているのも魔力の流れが乱れているのもその予兆である。
- 覚醒が近づくと共に夢の世界では自由を取り戻しつつある。夢を通じて己を利用する人間達の心を知ろうとしている。
■裏設定など
◇名前の意味
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レーヴはフランス語、フルムはアラビア語で「夢」
なんのひねりもない。
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◇"祝福"の真相
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まだ悪夢を知らない赤子のうちに、レーヴフルムの夢と同調する呪いをかけるのがこの儀式の本当の目的である。
他国から来た人間はこの呪いを受けていないので、コフィンに住んでも魔法を使うことはできない。
(コフィンで子供を産み、祝福を受けさせればその子は魔法を使える)
魔導師はレーヴフルムの夢に同調しやすい=魔力が強い。
心に強い真の願いを持つPC達の夢にレーヴフルムが現れるのはそのため。
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◆TC日記
■3/28
記念すべき初日記でーす!
シナリオができてからまだ5日なのに、みんなの勢いがすごくてびっくり。
思った以上にコフィンに愛着を抱いてもらえそうで、しおりん感激!
どしどし届く裏設定も、SGMとの楽しい楽しい打ち合わせ内容も、全部記録しておかなきゃね♪
ところでこのシナリオ、争点を一言でまとめるのが難しいんだけど()
ちゃんと成立するかなー……な、なんとかなるよね!うん、なるなるー!
■3/31
みんなのキャラ愛が止まらない……!
wikiがものすごい勢いで充実していくのを見てにやにやにこにこしちゃうしおりんでーす。
嬉しい!でもその情熱に見合うようなマスタリングができるかちょっぴり不安。
今日はセイアッドの秘密がようやく固まりましたー!
内容は決まってたけど、どこまでを①にしてどこから②にするかで悩んでたの。
SGMの作ってくれた3dマスターシーンの草案が熱くて早くやりたい!
次はソアレちゃんの秘密の明文化を頑張るよー!
あ、あとセイアッドの称号……それと村名……うーん……。
■4/5
どうもー間欠泉でーす(やけくそ)
村建てまであと10日しかないのね。あっという間!
マスターシーン以外は一応全部用意できた、はず?
やたらとサービスシーン表の打ち合わせが盛り上がったことはお伝えしときまーす。
早く遊びたくてうずうずする気持ちと、えっ本当にGMやるの?嘘でしょ?って気持ちが半々のあたし。
■4/14
気がついたらもう村建て直前。
見物に来てくれる人もたくさんいてどきどき。
あたしの口調全然定まってないけど大丈夫かなー。
うたのおねえさんってこんな感じでいいんだっけ……?
それはともかく、ずっと迷ってた村名が決定しましたー!
仮候補は「魔導師の見る夢」でもこれじゃちょっと味気ないねってSGMと相談してたの。
好きな作品にあやかったので、名前に負けないように頑張らなきゃ。
■4/17
思った以上に時間がなくててんやわんやしてるしおりんでーす!
明日の更新の準備はできてるけど、導入が!まだ!ないの!
頑張らなきゃ……!!
■4/18
\徹夜明けハイテンション/
箱の調子があまりよくないのが心配。
昨日ブルースクリーンで書いてた導入が消えたときは本当にどうしようかと思ちゃった……。
なだめすかしつつ、マスターシーンを構想中。
■4/20
\徹夜明けハイテンション(2回目)/
明け方までマスターシーンの調整に付き合ってくれたSGMは本当にありがとう♡
PCもセイアッドも全力でこの物語に向き合ってくれてるのが伝わってきて、うん。GMって幸せ。
あたしが一番何もしてないっていいのかな!
クライマックスに向けてこのままダレずに走っていけるように、ソアレちゃんと一緒に頑張らなきゃ!
■4/22
厨ニに走ったら10分でマスターシーンできたよ!やったね♡
元々はPC個別に夢シーンを建てる予定だったんだけど、色々と考えた上でやめましたー!
ずっと夢シーンどうするのか心配してくれたSGMはごめんね、ありがとう。
■4/23
クライマックスまで来ましたー!
誰が勝者になるのかどきどきしながら見守るターン。
早く灰秘話見たいけど見るのが怖いような、そっちもどきどき。
◆SGM日記
■3/28
さて、ページが出来たということで。
GMはお疲れ様。TCは何だかんだ楽しんでるだろうからまあ精々頑張れよ。
早くもセイアッドがインストールされている俺である。
シナリオ開始時点で、俺は王国の成り立ちや内包される問題について熟知している。
その上でそれを悟らせない動きをどうすべきかって辺りが、差し当たっての懸案事項だな。
楽屋裏での地上PL同士の交流やPC設定打ち合わせ会場では、
TCも述べていた通りに
世界観やPC本人の掘り下げが盛んに行われている。
それぞれがどこまで展開を予測して練っているのかは不明だが、
事情を知る者の一人として、美味しく転びそうでほくほくしているのは確かだ。
まだ準備はあれこれ残ってはいるものの、既にして楽しみでしかない。
■4/1
本格的に動き出してからまだ1週間足らずにも関わらず、PCの打ち合わせは驚きの充実具合で完了し、NPCの設定もほぼほぼ固まった。
残るはシステム周りの細かい微調整と、秘密の整形、そしていよいよマスターシーンだ。
かなり順調だと思うのだが、何故かGMは毎日のように「ああああもうだめだああああ」モードに陥る。
この状態を間欠泉はやつじと呼ぼうと今決めた。
シナリオを作るのが初めてという訳でもないのに、とにかく満足してもらえるのか不安で仕方がないらしい。
大丈夫ですよ、と、ここにも記しておこうと思う。
■4/6
村建て前にじっくり時間を取れるのは今日がほぼ最後。
そんな訳で懸案事項だったNPC同士の絡みシーンを滑り込みで書いてみた。
『セイアッドとソアレ』というタイトルで綴じ込んだのがそれだ。
やはり実際に書き起こしてみると関係性が固まるし、自身の心もより深く見えてくる。
RP計画というものを具体的に立てるやり方は勉強中なので、今回は従来通りの手法で臨むしかない。
- 演じる役の背景を掴む
- シナリオ上の立ち位置と目的を明確にする
まずはここを押さえることで、セイアッドを己の中に構築する。
そこから実践的な要点を整理していく。
- PC及びNPCそれぞれとの絡みの方向性
- 滲ませるべき情報と秘すべき情報の振り分け
- 出来れば忍ばせたい小技
ここまで用意しておけば、後は流れに乗るだけだ。
PCと違うのは「よりフレキシブルに」ということだと思っている。
骨格と肉付けの、後者の部分の遊び幅を確保することだ。
――巧くやれますように。
■4/15
村建て当日、昼。
イントロダクションの最後の詰めの相談に乗りつつ、改めて気を引き締める。
体調も整えた。少し離れていた間に遠くなってしまうことを懸念していたが、無事セイアッドも戻って来てくれた。
視界ははっきりしている。恐らく全体を見るに支障は無いだろう。
GMの描く世界で、PC達の魅力の引き出しに注力したいと思う。
■4/17
本編始動まで僅か数時間。
SGMとして現時点で出来ることは然程無く、
後はGMasTCを見守るのみである。
セイアッドとして場を繋ぎつつ焦り焦りとして待つ時間というのも、
曰く言い難い独特な感覚なのだった。
どこまでをプロローグで消化すべきかというのはなかなかにセンシティブな問題でもある。
PCとNPC自身の関係性だけではなく、PC同士の関係性がある程度見えるように配慮するのもまたホスト側の仕事であるからだ。
しかし本編で語るべき内容との線引きが、実はなかなかに悩ましい。
程好い塩梅で仕上がっていることを祈っている。
■4/18
初日のセイアッドのノルマは完了した。
今後の展開をぼんやり考える。
明日からは恐らく秘密抜きも始まるだろう。
その辺りで巧くGMの補佐をする為にも、
セイアッドへ割くリソースは少なめに出来るよう下準備をしたい。
臨機応変に動けるよう、備えておこう。
■4/20
GMにはほんとちゃんと寝てほしいと思ってるなう。
■4/27
…………お疲れさん。
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- 「個々に作る予定だったの!」『すごい!』「『でも今のも素敵!』」みんながどんな夢を見てるのか、想像が膨らむね -- マリオ (2018-04-22 14:41:13)
- マリオちゃんありがとう♡ 2回個別導入するみたいなイメージでした! -- しおりん (2018-04-23 06:41:42)
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- 夢シーンにまつわる俺の心労は……まあいいか。 -- セイアッド (2018-04-23 18:28:39)
最終更新:2018年04月27日 04:43