村のテーマは「煉獄×アラビアン」。
ここは、罪を背負った者たちが堕ちる煉獄の饗宴。
英雄・ジン・半神半人が入り乱れる。
あなたは、己の罪を、苦痛を、力に変えて、豪華絢爛に咲き誇る。
村建て:2021年9月16日村建て17日開始、進行日3日+休息日1日+クライマックス1日 更新:21時
この村の参加者は予め決定されています
日程
9/16(木) 村建て
9/17(金)21時 1d開始
9/18(土)21時 2d開始
9/19(日)21時 3d開始
9/20(月)21時 休息日
9/21(火)21時
クライマックス開始(コミット進行)
クライマックス終わり次第 エピローグ
PL:Oarsmanさん、kintotoさん、フラワーさん、てばさん
GM:きりん SGM:reinさん
見物:jpsさん
イントロダクション
流星、それは、神が落とす裁きの光。
流星は、死すべき罪人の魂を地獄へと送ると言われている。
星の降る夜……
流星はあなたたちの頭上にも死をもたらした。
それぞれ、違った形で。
しかし、それは神が望んだことではなかった。
あなたたちの死は、神にとって予想外だったのだ。
あなたたちはそれぞれ、抜きんでた力を持つ。
正しく生きて死ねば天国に導かれ、神に仕える天使となるはずだった。
しかし、あなたたちは罪を抱えたまま死んでしまった。
神はあなたたちの魂を煉獄に置き、あなたたちの元に天使を派遣した。
あなたたちが再び苦しい地上に蘇り、己の罪を禊ぎ、天国を目指すのか。
それとも罪に殉じて煉獄にとどまり、いずれ輪廻転生の輪に加わるのか。
かくして、あなたたち4人は、2人の天使の前に集められた。
これから、天使たちの監視下に置かれるという。
監視下と言っても、自由に生活しているだけでいいらしいが……
そんなことより、あなたには、気になることがあった。
この4人は初対面のはずであるが、初めて会った気がしない。
遠く、とても遠くから――運命の鐘の音が聞こえた気がした。
- 現世で死ぬと、その魂は神の手でより分けられる。
- 死者は、より上位の存在"天使"になるか、それとも地獄に落とされ、強制的に輪廻転生の輪の中へ加えられ、次の苦しい生へと移るかを判断される。
- "煉獄"とは、魂がどこへ向かうべきか審判を待つ間に魂が留まる、この世とあの世の境目。
- 現世とは違い日々生きていくために武器が必要な殺伐とした場所ではあるが、そこには、社会が形成されている。
- 煉獄の住民は、審判が下されるまでの長い時間を、あるいは商売をしながら、あるいは地獄の怪物と戦いながら、生活している。
- 各種商店も、酒場も、娼館や闘技場といった娯楽施設すら、自治機能で成り立っている。
さて、今一度問おう。
あなたは何故死んだ?
そして――どんな罪を背負い、ここに堕ちることとなった?
※PCは、基本的には以下2スタイルから過去を作成してください。
また、犯した罪は秘密に影響するかもしれないため、口外しないでください。
以下以外での「罪に対する向き合いかた」があれば、大歓迎ですのでご相談ください!
- 自分は取り返しのつかない罪を犯した。だからいま煉獄を歩いているのは当然だ。
- このくらいの罪は、生きてくのに必須だったろう。皆やっている。なのに何故自分だけ煉獄で試されてるんだ?
世界観
神
この世界には唯一神がいます。
シナリオとはあまり関係ありません。
魂を浄化して次の命へ宿す、輪廻転生を司っています。
天使
神の遣いです。
天国、地上、煉獄、地獄を好きに行き来します。
その仕事は主に、"死者の魂がどこへ向かうべきか判断し、ふさわしい場所に導くこと"です。
場所
善い人が死ぬとここで歓待を受けます。
そして、神の僕(天使)として神に仕えることができます。
人々が暮らす場所です。
様々な国家や文化があり、ジン、半神半人、獣人など、亜人種も人間と共に生きています。
彼等の中で突出した能力を持つ者は、英雄と呼ばれます。
地上と地獄のはざまにある世界です。
今回のシナリオのメイン舞台はここです。
地上で死ぬと、通常、天国か地獄に行きますが、判断が難しい者は一旦煉獄へ落とされ、審判の時を待ちます。
Q.煉獄で悪いことをしたら?
A.地獄に落ちるでしょう。
Q.てことは煉獄はほっこりした場所なの?
A.いいえ、監獄のようなものだと思ってください。全員が、お互いが罪人だと知っている上で、表面上だけ社会化されています。裏で何が起こっているかは推して知るべしです。
Q.煉獄で死んだらどうなるの?
A.さあ?
罪人の罪状に応じて何十層、何百層もの地獄が存在します。
罪人の魂はそこで、己にふさわしい拷問を受けます。
犯した罪にふさわしい苦痛を乗り越え、魂が浄化されたと判断されたのならば、輪廻転生への道が開けます。
ワールドガイド
タウン地区
煉獄の中にあり、人の自治がまだ作用しているコロニーです。
ある程度社会化されており、"タウン"と呼ばれています。
ふだん、人々は周囲の脅威に怯えながら身を寄せ合って生活している……なんてことはありません。
アラビアンな世界ならではの楽観主義、刹那主義でもって、割と明るい雰囲気です。
人が死んでも「仕方ないね」って感じです。
モラルは普通に崩壊しているので楽しくやってください。
商業区
- 店構えをしているところや、露天、売り歩きなど。
- 欲しいものは食料から武器、装備品、生活必需品、あやしげな薬など、なんでも手に入ります。
- 言い値で買っちゃだめですよ。ナメられて他の店でも同じ扱いを受けます。
酒場
- 噂話が聞きたいときはここに限ります。
- きちんとお金を払えば、美味しい料理と酒にありつけます。
- 奥に賭場を据えているところがほとんどで、その胴元はもしかしたら、重要な情報を握っているかもしれません。
闘技場
- 力を持て余した腕自慢たちが賞金をかけて戦う場所。
- 賭け試合が行われており、煉獄では数少ない娯楽施設で、いつも暗い熱気にあふれています。
温泉
- タウン内の大浴場です。
- その湯は地獄から湧いたと言われていますが、入浴しても害はなく、むしろ健康に良いです。
- 煉獄では唯一と言って良い癒しの場なので、凝った作りになっており、打たせ湯やジャグジーまであります。
神殿
- 煉獄に堕ちた者が地獄行きを逃れるために神にすがり、祈る場所です。
- 地上のものほど立派ではなく、神官や巫女もおらず、さびれた礼拝堂といった雰囲気です。
- 誰が作ったのか、神の像が据えられています。
煉獄(地上地区以外の場所)
見渡す限り、赤黒い断罪の焔に焼かれた砂漠です。
地獄から這い出てきた魑魅魍魎が跋扈しています。
基本的に"タウン"からここに行きたいと思う人はいませんが
貴重な野草や、倒した怪物などの資源を持って帰ることができるのはここしかないので
腕に覚えのある者は、たびたび地上地区を出て、"狩り"へ向かいます。
地獄の穴
- 地獄から這い上がって来た野良妖怪が溜まっている場所です。
- 妖怪を倒すと、毛皮・肉・骨・爪など、様々な物資が手に入るので、腕に覚えのある者は挑戦してもいいでしょう。
- 尚、かつての挑戦者が骨状態で転がっているのは、あるあるです。
妖の森
- "森"とは名ばかりの、砂漠の植物や様々な花・菌類が鬱蒼と茂っている地域です。
- 見た目はとても美しいことが多いです。
- ここでは薬草や毒草が採取できるので、森が見つかれば学者とその護衛が遠征しに来ます。
- ただ植物の中には積極的に捕食していく食肉植物もいるので、戦闘能力がなければ避けるべき場所です。
キャラクターセレクト
PC① 刀士 アルバリ(フラワーさん)
- 男、二十代後半くらい
- 腕のいい刀使いの傭兵。使う刀は、相棒の妖刀『フォーマルハウト』。超硬度の透明な石でできており、会話が可能。
- 生きるために、沢山の人を斬ってきた。
- それは必要なことだ。つまり強さだと、誇りに感じている。
能力【金剛石の寵愛(アルフ・ライラ・ワ・ライラ)】
- アルバリにより妖刀「フォーマルハウト」で斬られた者は、心的苦痛が和らいだと錯覚し、まやかしの幸福感を得る。
- その為、一度斬られた者はまた斬られたがるなど、一種の麻薬的な効果がある。
- しかし、確実にダメージは受けているので、斬られた者は死に近づく。
- 妖刀に心臓を貫かれた者は、偽りの歓喜の中で息絶えることとなる。
PC② 獣拳士 ファルーサ(Oarsmanさん)
- 男、17歳。
- 生前は無法格闘場の選手で、エンタメ重視の試合で稼いでいた。
- 名声を妬んだ何者かに奇襲を受けて死亡。
- 好戦的な性格。商店街の商人や酒場の客とよく喧嘩している。
- 普段力を借りていることもあり、動物には優しい。
能力【死に掛け懸け賭けろ(マグナ・スペルステス)】
- 致命傷を受ける直前に、動物の力を借りて極限まで身体能力が強化される。
- 間に合えば回避や反撃が可能。
- 致命的でないと発動しない。
PC③ ジン ナディル(kintotoさん)
- 性別不詳
- 人間を幸福に導くはずが、いつも何故か死へ導いてしまうジン。
- 死ぬ間際に、その者が人生で最も愛した者の姿をとって送ることを繰り返してきた。
- 精霊ならではの肉体を超越した自由さを有する一方で、"子供が虐げられるのだけは苦手"という弱点を持っている。
能力【アタナトイ・ラムリーヤ(砂塵の不死兵団)】
- 熱砂を巻き上げて形成した、巨大なゴーレムの兵隊を使役する。
- 攻撃も防御も意のままに動く。
PC④ 呪術師 シャフリヤール(てばさん)
- 男、成人済み。
- 生前は一国の大臣だった。
- 政敵だらけの状況の中、ハレムの女に扮した暗殺者に殺されて死亡。
- 少々厭世的な性格で、自分を含め世の中を皮肉げに見ている。
- 言ったことを現実にする不思議な言霊の力を持っているが、本人はあまり自覚していない。
能力【魅声(サウト・マシュール)】
NPC
NPC① サーリフ(きりん)
- 片翼の天使。ラナーの相棒。
- おっとりおだやかな口調で喋る、神秘的な雰囲気の青年。
- PCたちにとても興味を持ち、執着するが、それ以外には無関心。
能力【デイ・オクロス-神の目-】
- 神の目を借りて、対象の人生を、その罪を見通す。
- 対象をどう導くかを決める能力。
NPC② ラナー(reinさん)
- 片翼の天使。サーリハの相棒。
- しっかりはきはきとした口調の、溌溂とした雰囲気の少女。
- 好奇心旺盛で、PCたちや、周囲のことに積極的に関わって行こうとする。
能力【デイ・オクロス-神の目-】
- 神の目を借りて、対象の人生を、その罪を見通す。
- 対象をどう導くかを決める能力。
テラークラウン:撫月 偲
■TCコメント
今度はちょっと……
短編ですがぁ♡
世界観が独特で……台本も独特です、ねえ?
んー皆さま……
怪我をせずに、帰ってください?
まあ……無理、でしょうけど……♡♡♡
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最終更新:2021年09月15日 20:40