第40回 倫敦魔物村

ここに村名
↑村が建ったらここへ

村のテーマは「19世紀倫敦×ホラーミステリ」。
コンセプトは、「淫靡」と「葛藤」です。

事前注意などあればここに

村建て:2022年1月24日(月)夜

1d:26日(水)
2d:27日(木)
3d:28日(金)
休息日:29日(土)
4d:30日(日)
クライマックス:31日(月)
→終わり次第エピローグ、適宜延長あり
更新:22時

この村の参加者は予め決定されています


PL:Funiさん、きるしゅさん、kintotoさん、さゆるさん
GM:きりん SGM:reinさん
見物:てばさん


イントロダクション

舞台は19世紀後半の倫敦。
発達しきっていない科学と、あやしげなオカルトに揺れる、どんより暗い霧の街。

あなたたちは、魔物です。
普段は正体を隠し、人間のふりをして、人間に紛れて生きています。
魔物だけで構成された組織「バインド」に所属しており、人間との共生をモットーにしています。

雰囲気はジャックザリッパー事件をモチーフにします。
現在、ここ倫敦では、異常者による犯行と思われる凄惨な事件が起こっており、街全体がざわついています。

魔物の皆さんはそれが、魔物による犯行だといちはやく気付きます。
そして、バインド倫敦支部より、犯人探しを命じられます。

  • 倫敦で、連続異常殺人鬼が発生した。激しく損傷した死体の傍には常にオルゴールが置かれており、メッセージが書かれている。
  • 標的になっているのは「評判の力自慢」「ショーのスター」「聖職者」など、人々に注目される者ばかり。
  • メッセージは「どんなに強い者でも我々には敵わない」「どんなに人気があっても我々からは守られない」「どんなに神に祈っても我々からは救われない」など。
  • 副支部長であり情報を管理するNPC②の調査によると、犯人は間違いなく魔物であり、また、PCの中に犯人はいない。

また、今回、"狩人"と呼ばれる魔物ハンターが動いているとの情報も入ってきており、NPCたちはそちらも警戒しています。
"狩人"とは、バインドの意向に従わず、己の裁量で魔物を私刑に処す謎の魔物。
一部の魔物からは英雄視されているが、バインドからして見れば厄介者で、可能ならば確保したい存在です。


世界観

■人間

魔物の存在を知りません。
ひとたびその存在を知れば激しいショックを受ける上に、《バインド》にとって不都合な存在になります。
最悪、その存在を知らせた魔物と共に処理対象になってしまいます。
その為、魔物が一般市民に正体を明かすのは基本にして最大の禁忌です。

■魔物

今回のPCは全員この「魔物」です。
普段は、人間に擬態し、人間に紛れて生きています。
人間に対しては好意的であり(もしくは何らかの、人間に対して好意的に振舞わなくてはいけない理由があり)、人間に正体を明かすことも、人間に危害を加えることも自らに禁じて生活しています。
しかし、種族に由来した"欲望(エゴ)"を抱えており、シーン開始時の判定に失敗すると、エゴを抑えきれずに振舞ってしまいます。

〇『エゴ』について

+ ...
PCがどうしても抗えない、魔物としての本能です。イメージに合うものを自由に設定し、TCと相談の上決定してください。
エゴは、公開情報です。他PCに隠すことはできません。
エゴ判定に失敗するたびに、人間性を失い、反面、魔物としての力は強くなっていきます。

■《バインド》

〇基本設定

「どうしたにゃ? 困ったことでもあるのかにゃ? ここ《バインド》は、ニンゲン社会で生きる魔物の味方なのにゃ!」~《バインド》倫敦支部受付嬢、ワーキャット~
  • 人間社会の中で生きる魔物たちの協会です。ネットワークは地球全土に及びます。
  • PCは全員、《バインド》倫敦支部のメンバーです。
  • 《バインド》は多種多様な魔物で組織されており、メンバーは、人間社会で魔物が生きる為の様々なサポートやケアを受けることができます。
  • しかし同時に、《バインド》からの指令があればそれに従う義務も発生します。
  • 主な指令内容は、《バインド》にとって都合の悪い事件を起こした魔物の処分や、事件の隠蔽などです。

〇《バインド》の理念

「どんな魔物だって、あれだけ数を増やして社会を形成し、地球の支配者になることはできなかった。つまり、"人間"こそが最強の魔物じゃないかと考えているよ」~《バインド》創設者ワイズマン~
  • 人間に正体を知られないこと。人間に、必要以上の危害を与えないこと。
  • ひとたび魔物の存在が人間に広く知られてしまえば、人間との全面戦争に発展する危険がある。魔物と言えども人間たちの数の力や化学武装の前に無傷ではいられない。
  • また、魔物の中にも人間に味方する者は多く、魔物対魔物の争いも避けられない。
  • だから《バインド》は、人間社会の影に隠れ、人間に依存して生きていく道を選んだ。

〇《バインド》と人間の共存

「吸血鬼どもがお前らをなんて呼ぶか、知ってるか? 『血袋』だよ。」~とある人間の看守の言葉~
  • 《バインド》は人間の警察組織と通じています。
  • 人間の警察組織は、犯罪者を《バインド》に"卸して"います。
  • 吸血鬼や夢魔など、人間の犠牲なしに生きられない魔物は、《バインド》経由で人間を入手しています。
  • こうして、魔物と人間のwin-winの関係は、秘密裏に保たれています。

〇エゴに堕ちた魔物

「くそっ……満たされないなら、何故エゴなんかがあるんだ。俺は俺らしくいたい、それだけなのに!」~とあるワーウルフの叫び~
  • エゴに支配され、最早身を隠していられなくなった魔物は、《バインド》により速やかに処分されます。
  • エゴに呑まれた魔物は、理性を失ったけもだもの・敗北者として、多くの魔物から蔑まれています。

〇身近にいる魔物

+ ...
「どいつもこいつも、真実が目の前に見えているのに全く気付いていない! おかしいと思わないかね?」「ええ、博士……あなたも」~とある狂科学者とフルメタルの会話~
  • この世に起きる不可思議な事の多くには魔物が関係してます。
  • 人間たちはその人物や事件を知りながら、その正体が魔物であると知らない者がほとんどです。
  • 以下、代表的な魔物の例を紹介します。

●神話の中の魔物
  • 西洋、北欧、東洋の神話の登場人物やモンスターの多くは実在の魔物である。
  • 彼らは《バインド》という組織のない混沌の時代に生まれ、世界中に伝説を残した。
  • 今はほとんどの魔物が自分の領域へ引退しているが、一部《バインド》の幹部になった者もいる。
  • 現代に生きる魔物の中には、彼らの子や弟子など、彼らの思想を受け継ぐ者がいる。
  • 代表的な魔物:サタン、ミカエル、オーディン、ロキ、釈迦如来、千手観音など

●歴史の中の魔物
  • 歴史を動かすような、常人離れした天才、もしくは狂人は、魔物である可能性が高い。
  • その多くは人間として生き、人間の寿命のままに死んだと見せかけて、まだ生きている。
  • 人間に危害を加えると判断された魔物は《バインド》により始末されたが、未だに隠れて生きている者もいる。
  • 代表的な魔物:ソクラテス、楊貴妃、ナポレオン、ヒトラー、シューベルト、アインシュタインなど

●メディア化された魔物
  • 童話や怪談で語られる有名な登場人物の多くは、魔物である。
  • 彼らがいたから物語ができたのか、物語が彼らを作ったのかは、彼ら自身にもわからない。
  • 彼らは人間のそばにいる。語り継がれる限り命尽きることはない。
  • ハーメルンの笛吹き、赤ずきん、怪人二十面相、トイレの花子さん、仮面ライダーなど

●その他の魔物
  • その他にも、芸能人や、ニュースで大事件を起こした者の正体は、魔物かもしれない。
  • あなたの友人の変わり者も、もしかしたら……。

ワールドガイド

■市場

活気のある市場。生鮮食品、雑貨、薬など、なんでも手に入る。
物乞いや孤児の姿も多く、ぼんやり歩いていたらスリに遭うだろう。

■大通り

蒸気機関車が通る駅があり、人通りが多い。
新聞売りや大道芸人などでいつも騒がしい。

■酒場

寿命を縮める安酒や煙草を売っている。
阿片の煙が立ち込める中、違法なレートの賭博も楽しめそうだ。

■バインド支部

表向きはパブだが、中に入れば魔物だらけ。
支部長か副支部長、どちらかは常駐している。

■テムズ川河辺

ひとけのない川のほとり。
澄んだ水は、この倫敦には存在しない。

■郊外

人間も、魔物も、ほとんどここには寄り付かない。
打ち捨てられた農村痕や、廃寺院がある。雑木林などで視界が悪い。

Q&A

★魔物って人間に対してどのくらいいるの?
☆全人口の0.5~1%くらいだと言われています。
 バインドでも詳細な人数は把握し切れていません。

★魔物の分布には地域差があるの?
☆あります。
 精霊のように、人里離れた場所に好んで暮らす魔物もいます。
 しかし、吸血鬼やゴーレムなど人間と関わらないと生きられない魔物は、人間が多い所に集まりがちです。
 バインドはそういった魔物や、人間の中に潜むと決めた魔物たちを主に、監視・補助しています。
 なので人口が集中する場所に、優先的にバインド支部が建てられます。

★魔物って普段何してるの?
☆それぞれです。人間の職に着いて金を稼いで生活している魔物もいます。
 PCの皆さんは、基本的にはバインド構成員として、バインドの指令をこなすかわりに支給金や生活場所を確保して生きています。
 それ以外に生計を立てたり、生き方を設定するのは自由です。

★魔物はなんでバインドにいるの?
☆魔物として見付かったら、ほぼそこにしか居場所が無いからです。
 魔物間の情報交換、情報収集、自分がどんな魔物か自覚してエゴを抑えるやりかた。
 すべての知恵はバインドにあって、自分ひとりでは得る事の出来ないものです。
 街にいる魔物は、ほぼバインドに属しています。

★バインド倫敦支部って何人ぐらいで構成されてますか?
☆属する会員の数は数千人ほどです。
 PCのようにバインドの構成員として働いてもらう、力ある魔物は50人以下程です。

★アジトみたいなのありますか?
☆表向き、こじんまりしたパブとして営業している店があります。
 奥に入るとそこは広く、相談カウンター、情報ライブラリ、交流所など、さまざまな役割を果たしています。

★非戦闘員はいますか?
☆たくさんいます!モブ魔物であり、中には人間より弱いのもいます。
 やさしくしてあげてください。

★異形化の段階のイメージは?

第一段階:気をつけてれば隠すのは余裕
第二段階:まだごまかせる範疇
第三段階:衣服とかで隠せるかも
第四段階:頑張っても隠すのが難しい
第五段階:誰がどう見ても人間ではない

★スタート時の異形段階は?
☆全員、【第一段階】です。
全魔物は、人生を通し、異形化第0段階(≒人間と変わりがない姿・態度)には、なれません。

★PCたちは過去一度も異形化の段階を進めたことはない?
★異形化は進んでしまうと治らない?
☆異形化が進むのは、フレーバーとして「魔物の力を行使した」「精神的に激しく動揺した」「大きく負傷した」などの場合です。
何かの事件があり異形化が進んでしまった過去があっても構いません。
尚、異形化は、「心身共に落ち着ける場所で一定期間魔物の力を使わず休む」ことで回復します。
ただし、シナリオ中は回復できるだけの休息期間をとることができないため、回復がありません。
エピでの回復は可能です。

★異形化第六段階以上(異形第五段階でエゴ判定に失敗)に到達した場合は?
☆自らのエゴに呑まれ、人格を失い、ただ欲望のままに振舞うけだものになります。
キャラロストです。
《バインド》により速やかに殺処分されます。
(※なので、テラーダイスなどを駆使してロストを防いでくださいm(. .)m)

★エゴ判定に失敗し、エゴに流されてしまい、シーン相手との会話・交流が難しい。
☆エゴにより不本意な欲望にさらされている描写を入れていただいた上で、自由に交流してください。その葛藤がきっとシーンを彩ります。相手も魔物ですから、きっとあなたの苦悩を理解してくれます。難しければ赤相談を!
PLレベルで「エゴ判定失敗しちゃったんで無理でーす」とド塩対応をすることは避けてください。
相手は、"あなたと交流をしたくて話しかけてくれている"ことを念頭に置いてください。

★自PCのエゴって他のPCに知られていますか? 逆は?
☆少なくともPC&NPC間では、エゴはお互いに知っています。
他人のエゴを知らないことにより何かトラブルが起きることを恐れたワイバースの処置です。

メモ

+ ...

アーキタイプ

■イモータル

  • 吸血鬼、ゴースト、リビングデッドなど、不死者をあらわす魔物です。
  • 代表的なエゴは「生者の血肉を求める」です。

■ワービースト

  • 人狼、バステト、ワーベアなど、動物の特性を持った魔物です。
  • エゴは元となった動物に大きく左右されます。「闘争本能」「イタズラしたい」など。

■オートマータ

  • からくり人形、アンドロイド、人間兵器など、機械でできた魔物です。
  • 人間特有の心の繊細な動きを理解するのが苦手なパターンが多く、代表的なエゴは「心が知りたい」「心の不理解」「使命の絶対遂行」などです。

■リリム

  • インキュバス、サキュバスなど、人間の精を吸って生きる魔物です。
  • 特に人間に恋多き者が多く、代表的なエゴは「目の前の者を愛する」などです。

■(セレスチャル)

  • 天使、精霊、妖精など、清らかであることを信条とする魔物です。
  • エゴは善性を強要するものが多く、「善い振る舞いをする」「悪を見過ごせない」など。

■(デーモン)

  • 悪魔、妖魔、道化師など、人を堕とすことを信条とする魔物です。
  • エゴは人間を誘惑するものが多く、「相手を堕落させる」「絶望する顔が見たい」など。

キャラクターセレクト

PC① バンパイア ジェイデン・C・ファーディナンド(きるしゅさん)

キャラチップ:closure' イルシオン
「決め台詞や口癖など、イメージ台詞があればここに」
■エゴ
「生者の新鮮な血を求める」
■異形化
第一段階:日光や十字架を嫌う。川を渡せない。招かれなければ部屋に入れない。
第二段階:肌が青白くなり、瞳が赤くなる
第三段階:犬歯が伸び、体温が失われる。
第四段階:肌の青さが人間とは思えないほどになる。日光に当たった皮膚は崩れ、灰になる。
第五段階:上記すべてに加え、異様な存在感を放ち、ひと目で人間ではないと感じられる。
  • 1600年頃に生まれた。外見年齢(吸血鬼になった年齢)は25歳。
  • 男性、身長169cm
  • 元人間。生前は貴族で男爵であったが、吸血鬼になった時に姿を隠し、人間としては死んでいる事になっている。
  • 武器は鞭。
  • ワイバースが支部長に就任する前からバインド倫敦支部に所属している。
  • 普段はバインドから回された仕事をこなしつつ自堕落に過ごしている。
  • バインドから斡旋されたアパートメントで暮らしている。
  • 苦手な物は臭いの強い食べ物。その他の人間の食べ物は普通に食べられる。

キラートリック【Storm and Urge(嵐と衝動)】

  • しなる鞭の風圧が鋭い刃となって、範囲内の敵を切り裂く。

PC② ミノタウロス アステル・ストロノフ(さゆるさん)

キャラチップ:closure' アイテール
「決め台詞や口癖など、イメージ台詞があればここに」
■エゴ
「孤独を求める」
■異形化
第一段階:瞳が夜闇の中で金色に光る。猫背になる。
第二段階:頭髪が伸び、筋肉が盛り上がってくる。
第三段階:角と尻尾がはえ耳が牛のものになる。体温が上昇し、呼吸が荒くなる。
第四段階:体格が一回り大きくなる。感情的になり、行動制御が難しくなる。
第五段階:身体じゅうが毛で覆われ、直立した獣の姿となる。
  • 男性、外見年齢20代後半。身長は変身前182cm、変身後230cm。
  • イギリスの地下洞窟に住み着いていたが、産業革命の際に炭鉱を開発され、結果、地上に追い出された。ギリシア神話のミノタウルスとは同一の存在ではない。
  • 趣味は読書。
  • 園芸も趣味だが、こちらは下手の横好き。
  • 引きこもり傾向にあるが、個々のメンバーとのコミュニケーションを嫌がる事はない。
  • 武器として小さな手斧を腰に下げているが、望んで振るえば人間の背丈ほどの巨大な斧に変形する。
  • バインド(パブの奥に隠された施設)の一室に住んでいる。

キラートリック【Soul thrust】

  • 三半規管を狂わせ、"迷宮"の幻影を見せる。
  • 相手が幻の迷宮に迷っているところを、巨大な戦斧で攻撃する。

PC③ オートマータ アンヌ=マリー(担当PL:Funiさん)

キャラチップ:ジランドール 孤城の主 ヨルダ
「旦那様……今宵、ワタクシを暖めて頂けますか?」
■エゴ
「心から愛してくれる相手が欲しい」
■異形化
第一段階:身体が重くなる。
第二段階:身体の内側から軋んだような音がする。
第三段階:胸部が空き、隠さなければ身体内部の螺子や歯車などが見える。
第四段階:瞬きをしなくなり、動きは機械的になり、胸部深部(心臓部)の扉が開く。
第五段階:各種機能が著しく下がり、ただ愛を乞うだけのからくり人形になる。
  • 性別:女性(形)、外見年齢:20代中頃
  • かつて腕のいい技師に亡き妻に似せて造られた機械人形。
  • 現在の所有者はバインド倫敦支部。(自室も支部に有り)
  • 普段はバインド支部の表向きのパブにて客待ちをする娼婦。
  • 首の後ろに黒子の様な小さな穴がある
  • ヘリオトロープの香油を好む。
  • 猟銃の名手。専用のレミントンを1丁所持。撃つ時にはモノクルを掛ける。
  • 好きなものは血の通った生き物(ネズミ以外)、花、晴れた空。
  • 人間の食物は一切食べない。

キラートリック【淑女の嗜み】

  • 身体の各所の継ぎ目が開いて弾丸が射出される。
  • 被弾目標はマリーの意のままに、単一にも複数にもなる。

PC④ 夢魔 アイザック・アルフレート・エイムリス(kintotoさん)

キャラチップ:closure' アグリオラ
「なぁに…? 君、僕に愛されたいの?」
■エゴ
「堕落させたい」
■異形化
第一段階:八重歯が目立つ。耳が尖っている。人間にとって妙に魅力的にうつる。
第二段階:悪魔の尻尾がはえ、感情によって動く。可愛い。
第三段階:背中に蝙蝠の翼がはえ、くるんとした山羊の角がはえる。その一瞥は見た人間を魅了する。
第四段階:放つ言葉、香り、存在感のすべてが、人間にとって抗いがたい魅力的なものだ。
第五段階:下半身が山羊になり、夢を侵す者として人間を蹂躙する。
  • 愛称はアイク
  • 外見年齢は11~13歳くらい。(50年くらい?この姿のまま)
  • ブリテン島南西部の草原と森の広がる穏やかな気候の土地の領主の家系。
  • 父と仰ぐ魔物の勧めで、バインド倫敦支部に所属している。
  • 夢魔の力で人間の記憶や意識を操り、自分が成長しないことをごまかしている。
  • 人間と同じような食事もできる。
  • 倫敦に別宅を持っている。

キラートリック【Nightfall,Lovefool】

  • 夜を呼び、相手を眠らせて、意識を支配する。


NPC

NPC① フレッシュゴーレム ワイバース(担当:きりん)

キャラチップ:closure 志隈
「いいから働けェ。この窮屈な街に働かねえ場所の住処は無い」
「人間との共存……シーソーの両側でお互いをうかがってるような危ういバランスに頼って、俺たちはここにいる」
■エゴ
「破滅欲求」
■異形化
第一段階:痛覚の喪失。時折見せる異様な怪力。
第二段階:負傷しても体液が出ない。肌は黄色くなり、唇は黒い。目は落ちくぼみ、周囲に威圧感を放つ。
第三段階:身長が2mを越す。鼓動・呼吸が止まり、体温がなくなる。身体につぎはぎが浮かぶ。見る者の嫌悪感を誘う異形な佇まいとなる。
第四段階:関節や繊維の結合が甘くなり、ちょっとした衝撃で末端が崩れるが、何故か怪力は失われない。
第五段階:身長が2m40cm(8フィート)程になる。肌は見るからに死肉の合成物であることが明らかになる。異様な身体能力。吐き気を催す醜悪な佇まい。
  • 寡黙であやしい雰囲気のバインド支部トップ。男性型。身長190cm。
  • その正体は、バインドが所有する人造人間(イメージ:フランケンシュタインの怪物)。
  • 様々な魔物の本能について個人的に研究しているらしく、詳しい。
  • 強面で何かと大雑把だが、仕事は意外と真面目で、PCたちを手堅くサポートする。
  • 50年ほど前に支部長に就任した、以外の経歴は不明。
  • 趣味は詩を読むことと刺繍。特技はピアノと料理。

能力【The Modern Prometheus】

  • 友情や絆を(一方的にでも)感じた者を破壊しようと、怪物の咆哮をあげながら襲いかかる。
  • 人あらざる巨躯・怪力。痛覚は喪失しており、筋線維が壊れても動き、体が完全に崩壊するまで暴走を続けるので、止めるのは非常に困難だ。

NPC② フェアリー リズ(reinさん)

キャラチップ:Mad Party 白の女王 エリザベス
「犯人は、何を考えているのでしょう……? わたし、とても気になります」
「ちょうど良い所に……。先程、新しい情報が入りました。聞いていかれますか……?」
■エゴ
「誰かの役に立ちたい」
■異形化
第一段階:体重が半分になる。
第二段階:肌の一部分が透ける。透ける部位は時々で異なる。
第三段階:体が異様なほど軽くなり、少しの風にすら吹き飛ばされそうになる。透明化が進行し、特に透明度が高い箇所については向こう側が見通せる。
第四段階:体全体が透け始める。衣服で肌を覆わないと輪郭を示せない。声が届きにくくなる。
第五段階:その姿は普通の人間の目には見えない。囁きも届かない。
  • 妖精族の女性。おっとりとしたバインド副支部長。
  • 外見年齢は20代前半。160cm。
  • メンバーのメンタルケアや情報管理を一手に任されている。
  • 妖精らしく気まぐれな所があるが仕事は早く緻密で、PCたちを細やかにサポートする。
  • 風や音に敏感で、調子が良い日などは、耳をすませば遠くの人の話し声なども聞こえるようだ。
  • 50年ほど前に、ワイバースにスカウトされる形でバインドに加入、副支部長に就任した。その前は深い森の奥で長い時を過ごしていた為、正確な年齢は本人にも不明。
  • 好きなもの:薔薇や紅茶など、香気のあるもの。シルクで出来た真っ白な服
  • 苦手なもの:鏡

能力【In your wildest dreams】

  • 最も荒唐無稽な夢のようでありながら、対象が最も求めている存在の姿を映し、戦意を喪失させる


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最終更新:2022年01月26日 19:41