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オーバーゼア
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beatnovel
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| 172 :「オーバーゼア」:2009/01/21(水) 03:09:54 ID:xQVaOJ8pO |
『余命、あと一週間』
病弱ながらにドラマニを楽しむ少年に告げられた非情の宣告。
少年はうなだれるも悔いなく残りの生を全うし往くために、
『不敗神話』のドラマニ称号を冥土の土産として取得することを決意。
即ち――――
少年はうなだれるも悔いなく残りの生を全うし往くために、
『不敗神話』のドラマニ称号を冥土の土産として取得することを決意。
即ち――――
『バトル最上階層であるSSクラスにて10連勝する』
Sクラス常駐、武器曲C重視でなんとかSSに居られる腕前の赤ネームの少年が挑む最期の闘い。
少年は不敗神話をそのカードネームに冠し遺すことが出来るのか?
最も天―――overthereに近いクラスでの少年のラストバトルが、今、始まる――――
少年は不敗神話をそのカードネームに冠し遺すことが出来るのか?
最も天―――overthereに近いクラスでの少年のラストバトルが、今、始まる――――
| 173 :「オーバーゼア」:2009/01/21(水) 03:14:39 ID:xQVaOJ8pO |
先天的に心臓に病を抱えている少年がいた。
病院で寝たきり、とまではいかないが、
激しい運動を禁じられていて、
小学生の頃などは外で遊び回る同級生達を羨みながら独り漫画やらパソコンやらを嗜むしかない自分を呪っていた。
病院で寝たきり、とまではいかないが、
激しい運動を禁じられていて、
小学生の頃などは外で遊び回る同級生達を羨みながら独り漫画やらパソコンやらを嗜むしかない自分を呪っていた。
しかし、そんな彼に転機が訪れた。
とある年の誕生日に親から貰ったプレゼント。
遊び盛りなのに満足に身体を動かせない我が子を思い、あまり身体に負担が掛からず且つ適度に全身を使うゲームを彼の親は贈ったのである。
プレステ2のゲームで、専用コントローラーも用いるそのゲームの名を――――
とある年の誕生日に親から貰ったプレゼント。
遊び盛りなのに満足に身体を動かせない我が子を思い、あまり身体に負担が掛からず且つ適度に全身を使うゲームを彼の親は贈ったのである。
プレステ2のゲームで、専用コントローラーも用いるそのゲームの名を――――
ドラムマニア。縮めて、ドラマニ、と、いった。
| 174 :「オーバーゼア」:2009/01/21(水) 03:22:08 ID:xQVaOJ8pO |
彼は瞬く間にドラマニの虜となった。
動かすのは両腕と右脚だけ、それも椅子に座ったままでだったが、
それでも流れる音楽に合わせて踏み、叩く、という動作は胸の奥底より刻まれるビートと相まって確かに彼の全身を奮わせていた。
動かすのは両腕と右脚だけ、それも椅子に座ったままでだったが、
それでも流れる音楽に合わせて踏み、叩く、という動作は胸の奥底より刻まれるビートと相まって確かに彼の全身を奮わせていた。
やがて彼はゲームセンターにもドラマニがあり、
また楽器メーカーでおなじみのYAMAHA製のエレドラを用いたコントローラーでもってプレイ出来ることを知った。
そしてついにゲーセンデビューを果たし、
生まれて此の方ずっと続いている定期的通院という彼のライフルーチンにゲーセン通いが加わった。
また楽器メーカーでおなじみのYAMAHA製のエレドラを用いたコントローラーでもってプレイ出来ることを知った。
そしてついにゲーセンデビューを果たし、
生まれて此の方ずっと続いている定期的通院という彼のライフルーチンにゲーセン通いが加わった。
それから月日が流れ、彼のスキルポイントが上級プレイヤーとしての第一歩となる1300に到達した時だった。
――――移り変わったネームカラーと同じ色のものを口から大量に吐き、救急車で病院に運ばれ、そして、
『余命一週間』と宣告されたのは。
| 以下作者更新待ち |