創作小説with音ゲー 臨時まとめWiki
青春は音ゲーと共に -Another episode-
最終更新:
beatnovel
-
view
| 455 :ああああ:2007/10/11(木) 02:57:03 ID:LuRPFUjcO |
从´Д从y―~「ふぁぁ…今日も疲れたなぁ…」
高岡はタバコを吸いながら、喫茶jokerでくつろいでいた。
(*´_ゝ`)「おおおお姉様!!リクエストはありませんか!?」
(´<_`#)「お客様になれなれしいぞ兄者!!」
从´~从「マスター、コーヒーちょうだ~い」
/ ,' 3「はいよ。眠かったら寝ててかまわんからの」
(#´_ゝ`)「マスター!!俺の演奏は眠くなるほど粗末ではないぞ!!」
(´<_`#)「察しろ兄者!!」
从´~从「むにゃむにゃ…」
(´<_`#)「お客様になれなれしいぞ兄者!!」
从´~从「マスター、コーヒーちょうだ~い」
/ ,' 3「はいよ。眠かったら寝ててかまわんからの」
(#´_ゝ`)「マスター!!俺の演奏は眠くなるほど粗末ではないぞ!!」
(´<_`#)「察しろ兄者!!」
从´~从「むにゃむにゃ…」
高岡は相変わらず病院でカウンセラー的な仕事を続けていた。
自分に割り当てられた部屋があるのだが、堂々と自分から「悩みがあるんですけど…」と来る患者は少ない。
だから朝から晩まで、図書室や食堂や自販機コーナーはたまに屋上と、病院を歩き回って患者を探してあげるのだ。
自分に割り当てられた部屋があるのだが、堂々と自分から「悩みがあるんですけど…」と来る患者は少ない。
だから朝から晩まで、図書室や食堂や自販機コーナーはたまに屋上と、病院を歩き回って患者を探してあげるのだ。
帰る頃はいつも遅くなる。
从´―从(…それほど悩みを抱えた人が多いのか、この国は……)
从´―从(…それほど悩みを抱えた人が多いのか、この国は……)
と、現実を見つめるとさすがに少し疲れてしまう時もある。
そんな時、フラリと寄ったのがこの店だった。
そんな時、フラリと寄ったのがこの店だった。
落ち着いた雰囲気は自分にあっていて、常連となるには時間がかからなかった。
タイトな黒のジーンズに、カーキ色の半袖のタートルネック。長身を引き立てる長い髪。
テーブルに突っ伏して眠る姿さえもサマになる美しさを醸し出していた。
当然ナンパもあるわけで……
テーブルに突っ伏して眠る姿さえもサマになる美しさを醸し出していた。
当然ナンパもあるわけで……
| 456 :ああああ:2007/10/11(木) 03:24:32 ID:LuRPFUjcO |
从*-_从「Zzz……」
(*^Д^)「よう姉ちゃん!!俺と飲まn」
ギロッ 从#゚д从「 ぁ あ ?」
(*^Д^)「よう姉ちゃん!!俺と飲まn」
ギロッ 从#゚д从「 ぁ あ ?」
(;^Д^)す
み
;^Д^) ま
せ
Д^) ん
・
) ・
み
;^Д^) ま
せ
Д^) ん
・
) ・
となるので、眠る高岡に声をかけるのは初心者か、もしくは…
(*´_ゝ`)「お姉様!!ホットコーラでございます!!」
と、空気を読まない兄者
と、空気を読まない兄者
(´<_`#)「冬場にもそんなもの無いぞ兄者!!」
呆れながら突っ込む弟者
呆れながら突っ込む弟者
/ ,' 3「酒が明日に残るとつらいでのう。
ほれ、しじみの味噌汁でも飲みなさい」
そして、優しいマスターの3人だけとなった。
ほれ、しじみの味噌汁でも飲みなさい」
そして、優しいマスターの3人だけとなった。
从*´ー从「ありがとうマスター」
(*´_ゝ`)「おおおおお!!赤ら顔のお姉様のなんと艶やかな事か!!」
(´<_`#)「静かに酒を飲ませられないのか兄者!!」
从*´ー从「いいのよ弟者くん。ありがと」
(´<_`*)「た、高岡さんがそうおっしゃるなら…」
(#´_ゝ`)「おおおおおおのれ弟者!!俺のお姉様にねぎらいの言葉をもらうとは!!」
从#´―从「兄さんちょっとうるさい」
( ´_ゝ`)「ショボーン」
从´ー从「…でもありがと」
(*´_ゝ`)「シャキーン!!」
(*´_ゝ`)「おおおおお!!赤ら顔のお姉様のなんと艶やかな事か!!」
(´<_`#)「静かに酒を飲ませられないのか兄者!!」
从*´ー从「いいのよ弟者くん。ありがと」
(´<_`*)「た、高岡さんがそうおっしゃるなら…」
(#´_ゝ`)「おおおおおおのれ弟者!!俺のお姉様にねぎらいの言葉をもらうとは!!」
从#´―从「兄さんちょっとうるさい」
( ´_ゝ`)「ショボーン」
从´ー从「…でもありがと」
(*´_ゝ`)「シャキーン!!」
一人暮らしをすると、寂しさが身に染みる。
だからこういう温かな場所は居心地が良かった。
だからこういう温かな場所は居心地が良かった。
从´ー从「…リクエストして、いいんだっけ?」
(*´_ゝ`)「はい!!なんなりと!!」
从´―从「…私に似合う曲があったら、もらえるかしら?」
(;´_ゝ`)「お、お姉様に似合う曲ですか!?」
(´<_`;)「しょ、少々お待ちを…」
(*´_ゝ`)「はい!!なんなりと!!」
从´―从「…私に似合う曲があったら、もらえるかしら?」
(;´_ゝ`)「お、お姉様に似合う曲ですか!?」
(´<_`;)「しょ、少々お待ちを…」
| 457 :ああああ:2007/10/11(木) 04:08:15 ID:LuRPFUjcO |
(;´_ゝ`)ヒソヒソ(´<_`;)ヒソヒソ
(´<_`;)(どうするんだ兄者!?高岡さんに似合う曲って)
(;´_ゝ`)(いやいやいや!!俺だって予想外だYO!!)
(´<_`;)(どうするんだ兄者!?高岡さんに似合う曲って)
(;´_ゝ`)(いやいやいや!!俺だって予想外だYO!!)
兄者は振り向いて高岡を見た。
从*-_从「Zzz……」
(*´_ゝ`)(寝顔も何と美しい!!jokerに舞い降りたビーナスであられる…)
(*´_ゝ`)(……ビーナス?)
(´<_` )(どうした兄者?)
( ´_ゝ`)「そうだ!!あの曲があったぞ弟者!!」
(´<_` )「あの曲!?」
( ´_ゝ`)「ヒント:笑う犬」
(´<_` )「あ、把握したwwwしかし高岡さん寝てるけど」
(*´_ゝ`)「構わん!!眠るお姉様に捧げようぞ!!」
(´<_`*)「把握した兄者!!」
(*´_ゝ`)(……ビーナス?)
(´<_` )(どうした兄者?)
( ´_ゝ`)「そうだ!!あの曲があったぞ弟者!!」
(´<_` )「あの曲!?」
( ´_ゝ`)「ヒント:笑う犬」
(´<_` )「あ、把握したwwwしかし高岡さん寝てるけど」
(*´_ゝ`)「構わん!!眠るお姉様に捧げようぞ!!」
(´<_`*)「把握した兄者!!」
( ´_ゝ`)「ショッキングブルー、『Venus』!!」(´<_` )
※『笑う犬の生活』のOPを浮かべて下さい。
※『笑う犬の生活』のOPを浮かべて下さい。
弟者がギターでイントロを奏でる。
誰もが一度は耳にした事がある名曲が始まった。
誰もが一度は耳にした事がある名曲が始まった。
『A goddess on a mountain top
was burning like a silver flame
The summit of heauty and love
and Venus was her name…
(訳:山頂の女神は銀色の炎のように燃えていて、全ての愛と美を表していた。
その名はビーナス…)』
was burning like a silver flame
The summit of heauty and love
and Venus was her name…
(訳:山頂の女神は銀色の炎のように燃えていて、全ての愛と美を表していた。
その名はビーナス…)』
兄者も弟者も、好きな曲は比較的耳で覚えて演奏できるタイプだった。
もちろん細かな所の演奏は完璧にコピーできないが、基本となる音とアドリブで『それっぽく』聴かせるプロでもあった。
ムードを重視するジャズ喫茶店では、それは大切な要素である。
特にリクエストを受けるのなら、尚更だ。
もちろん細かな所の演奏は完璧にコピーできないが、基本となる音とアドリブで『それっぽく』聴かせるプロでもあった。
ムードを重視するジャズ喫茶店では、それは大切な要素である。
特にリクエストを受けるのなら、尚更だ。
| 458 :ああああ:2007/10/11(木) 04:34:37 ID:LuRPFUjcO |
从*´ー从「Zzz……」
心地よい夢と現実の境で、耳に聞こえて来た曲。
その歌の意味を、高岡は理解していただろうか?
その歌の意味を、高岡は理解していただろうか?
最初のサビを終え、間奏に入る。
(´<_` )(洒落た曲を選んだな兄者)
( ´_ゝ`)(流石だろ弟者。しかしここからが本題だ!!)
(´<_` )(洒落た曲を選んだな兄者)
( ´_ゝ`)(流石だろ弟者。しかしここからが本題だ!!)
『Her weapons were her crystal eyes,making every man mad ah,
Black as a dark night she was,got what no one elso had
(訳:彼女はクリスタルな瞳を武器に、男を狂わせる。
彼女は暗闇のように真っ暗くて、独特の雰囲気を持っていた)』
Black as a dark night she was,got what no one elso had
(訳:彼女はクリスタルな瞳を武器に、男を狂わせる。
彼女は暗闇のように真っ暗くて、独特の雰囲気を持っていた)』
そして、再びサビへ。
(*´_ゝ`)「She's got'it,yeah baby she's got it
(訳:彼女はセクシー、そう彼女は最高の女)」
(´<_`*)「"Well,I'm your Venus,I'm your fire at your desire"
(訳:私はあなたのビーナス、あの欲望に火をつけるの)」
(訳:彼女はセクシー、そう彼女は最高の女)」
(´<_`*)「"Well,I'm your Venus,I'm your fire at your desire"
(訳:私はあなたのビーナス、あの欲望に火をつけるの)」
(*´_ゝ`)「"Well,I'm your Venus,I'm your fire at your desire!!"」(´<_`*)
从*´ー从「…Zzz………」
初めて高岡がこの店に来た時、兄者も弟者も威圧感を覚えたものだった。
从 ゚∀从『こんばんは。何か温かいものくれる?』
/ ,' 3『はいよ。ちょっと待っておくれ』
/ ,' 3『はいよ。ちょっと待っておくれ』
壁|;´_ゝ`)「な、なんか目付きの怖いお姉さんが来たな」
壁|´<_`;)「う、うむ。野生の猫みたいなオーラを感じるな…」
壁|´<_`;)「う、うむ。野生の猫みたいなオーラを感じるな…」
从 ゚∀从『ねぇマスター?』
/ ,' 3『ん?』
クルッ从゚∀゚从彡
/ ,' 3『ん?』
クルッ从゚∀゚从彡
(;´_ゝ`)!!!!(´<_`;)
m9从゚∀゚从『さっきからこっち見てる、あれ誰?』
田舎育ちの流石兄弟なので、都会のお姉さんには全く免疫がなかったのだ。
本当は、もっと近くで見たかった。
威圧感よりも、フェロモンが強く出ていた。
本当は、もっと近くで見たかった。
威圧感よりも、フェロモンが強く出ていた。
(*1)「いいいえ、決して」
(*2)「ああああ怪しいものものものでは」
/ ,' 3『ふぉっふぉっふぉ。お嬢さんの美しさに逆に縮みこんどるんじゃよ』
(´<_`;)「ちょwwwマスター」
(;´_ゝ`)「でも確かに縮んでましたwww」
(*2)「ああああ怪しいものものものでは」
/ ,' 3『ふぉっふぉっふぉ。お嬢さんの美しさに逆に縮みこんどるんじゃよ』
(´<_`;)「ちょwwwマスター」
(;´_ゝ`)「でも確かに縮んでましたwww」
从゚ー゚从ジー…
不思議な魅力を持った人だった。
まるで徐々に自分たちに向かって、壁を外してくれているような空気の作り方をする。
まるで徐々に自分たちに向かって、壁を外してくれているような空気の作り方をする。
从^ー^从「私はハインリッヒ高岡。
気軽にお姉様、もしくはハイン様と呼んでくれ」
(*´_ゝ`)「かっ!!かかかかかしこまりましたお姉様!!」
(´<_`;)「ちょwww空気嫁兄者!!」
気軽にお姉様、もしくはハイン様と呼んでくれ」
(*´_ゝ`)「かっ!!かかかかかしこまりましたお姉様!!」
(´<_`;)「ちょwww空気嫁兄者!!」
~~~~~~~~~~~
今まで、そうやってどれだけの男のハートを奪ってきたのだろうか?
しかしナンパ野郎に時々見せる蛇の様な目には、フランクな面だけでない高岡の『本性』のような物が垣間見えた。
しかしナンパ野郎に時々見せる蛇の様な目には、フランクな面だけでない高岡の『本性』のような物が垣間見えた。
それら全てを踏まえ、兄者は『Venus』を捧げたのだ。
| 460 :ああああ:2007/10/11(木) 04:59:58 ID:LuRPFUjcO |
/ ,' 3「…気持ち良さそうに寝てるのぅ」
(*´_ゝ`)「店を閉めるまで起こすのはヤボだど思います!!」
(´<_`#)「高岡さんの寝顔で一杯飲むつもりか兄者!?」
(;´_ゝ`)「ぎぎぎギクッ」
(*´_ゝ`)「店を閉めるまで起こすのはヤボだど思います!!」
(´<_`#)「高岡さんの寝顔で一杯飲むつもりか兄者!?」
(;´_ゝ`)「ぎぎぎギクッ」
~~~~~~~~~~
从 ゚∀从「それじゃーまた」
( ´_ゝ`)(´<_` )/ ,' 3「ありがとうございました~」
( ´_ゝ`)(´<_` )/ ,' 3「ありがとうございました~」
从 ゚∀从y―~「すっかり寝ちゃったなー。記憶ねぇや」
从 ゚∀从y-~「でも演奏が聞こえたんだよな~。あれ何て曲なんだっけ……」
从 ゚∀从y-~「でも演奏が聞こえたんだよな~。あれ何て曲なんだっけ……」
高岡はタバコを深く吸い込み、月に向かって煙を吐いた。
眠っていた間に聞こえた気がする『Venus』が、夢だったのか現実だったのかを思い巡らしながら――