創作小説with音ゲー 臨時まとめWiki
( ^ω^)は音ゲーの世界に入り込んだようです -Prologue-
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beatnovel
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| 659 : ◆b1aVHTsuCs :2007/02/16(金) 04:05:02 ID:2MvUdEtuO |
( ^ω^)「とりあえず今日はヒマワリからやるおww」
僕はブーン。音ゲーをこよなく愛する高校生だ。
毎日の日課はりゆたんとのりあたんの出る曲をやること。
オタクって趣味を持つわけではないが、このキャラにはハートを射抜かれた。
毎日の日課はりゆたんとのりあたんの出る曲をやること。
オタクって趣味を持つわけではないが、このキャラにはハートを射抜かれた。
( ^ω^)「りゆっりゆっ」
フゥールコォンボォ!
( ^ω^)「ちっ、グレ出すぎだお」
当たり前か。クリップばかり見ているのだから。
しかし今日は客が少ないな……むしろいない。
しかし今日は客が少ないな……むしろいない。
( ^ω^)「ふわぁ、眠いお。これやったら帰るかお」
そう言ってshiningを選曲する僕。
これは他と違うのりあたんが見れるので、僕的にはストライクだ。
これは他と違うのりあたんが見れるので、僕的にはストライクだ。
| 660 : ◆b1aVHTsuCs :2007/02/16(金) 04:07:26 ID:2MvUdEtuO |
( ^ω^)「くそ、演奏中にも関わらず眠いお……あっ、コンボ切った」
何故だかわからないが、いつもとは違う眠気。
画面を凝視して根性で叩くが、どうしても眠い。
画面を凝視して根性で叩くが、どうしても眠い。
( ´ω`)「くぁ……眠い…………お」
まだ二曲目じゃないか。早く瞼を開けるんだ。
三曲目には大和撫子魂をやる予定じゃあないか。
三曲目には大和撫子魂をやる予定じゃあないか。
( -ω`)「っうぇ…………やばいお……」
やばいやばいやばいやばい。
やばいやばいやばいやばい。
やばいやばいやばいやばい。
( ´ω-)「……う……」
( -ω-)「…………」
僕の意識はブラックアウトした。
| 661 : ◆b1aVHTsuCs :2007/02/16(金) 04:08:14 ID:2MvUdEtuO |
ξ ゚⊿゚)ξ『でさぁ~、そのプレーヤーったら三連バスぐらいでコンボ切ってんの!
マジでださいよねーwww今時はフルコンでしょーwww』
マジでださいよねーwww今時はフルコンでしょーwww』
(* ゚ー゚)『わかるー! 私の曲なんか、ただの刻みでグドプア連続ww
とりあえず、レベル的にもSは出してもらわないとねーw』
とりあえず、レベル的にもSは出してもらわないとねーw』
川 ゚ -゚)『ん、そうか? 私などこの前、やっとエクセ達成者が出たばかりだが
正直ふがいないとは思うな。どのプレーヤーも彼のようになって欲しいものだ』
正直ふがいないとは思うな。どのプレーヤーも彼のようになって欲しいものだ』
( ´ω`)。o O(なんだかオニャノコの声が聞こえるお
まるで井戸端会議のような……オニャノコはワガママだお)
まるで井戸端会議のような……オニャノコはワガママだお)
ξ ゚⊿゚)ξ『でもま、全くシナリオはいつもシュン君の話ばかりよね』
(* ゚ー゚)『私としては完璧じゃなくて、魅せるスタイルでクリアして欲しいな。
それに関してはエスト君が一番すごいと思うけどなー♪』
それに関してはエスト君が一番すごいと思うけどなー♪』
川 ゚ -゚)『いや、あのギターのような達成率、シュン君が一番だ。
何故なら、彼は今や全一プレーヤーだからな。すごいじゃないか』
何故なら、彼は今や全一プレーヤーだからな。すごいじゃないか』
| 662 : ◆b1aVHTsuCs :2007/02/16(金) 04:09:00 ID:2MvUdEtuO |
( ^ω^)「はっ!」
ξ*゚⊿゚)ξ「あ、起きた? まぁゆっくりしてってね」
( ;^ω^)「こ、ここはどこだお?」
川 ゚ -゚)「説明しよう! ここは裏の世界、ギタドラ町の一角。
『バーボンハウスびふぉゆ支店』と呼ばれているバーだ。
君がここに呼ばれた理由は至って簡単。
我らギタドラの曲を愛していたからだな」
『バーボンハウスびふぉゆ支店』と呼ばれているバーだ。
君がここに呼ばれた理由は至って簡単。
我らギタドラの曲を愛していたからだな」
( ^ω^)「その説明口調どうにかなんないかお」
川 ゚ -゚)「作者がはしょりたいからしょうがない」
作者「ごめん」
(* ゚ー゚)「今までもたくさんの人間がここを訪れたんだよ?
この前はエスト君が。彼はデイドリ君やヘリング君と喋ってから帰ったかな?
一ヶ月前くらいにはシュン君が。彼はたくさんの曲と話していったなぁ。
ゼニスちゃんやグライドちゃん、子供の落書き帳さんにリーストお姉さま達と」
この前はエスト君が。彼はデイドリ君やヘリング君と喋ってから帰ったかな?
一ヶ月前くらいにはシュン君が。彼はたくさんの曲と話していったなぁ。
ゼニスちゃんやグライドちゃん、子供の落書き帳さんにリーストお姉さま達と」
| 663 : ◆b1aVHTsuCs :2007/02/16(金) 04:09:49 ID:2MvUdEtuO |
( ^ω^)「君がお姉さまとか言ったのは聞き流すお。
それより、帰りたいから帰りかた教えてくれお」
それより、帰りたいから帰りかた教えてくれお」
(* ゚ー゚)「私はシャイニングって名前よ。
ガチ百合だけど気にしないでね。私が好きなのはお姉さまだけだから」
ガチ百合だけど気にしないでね。私が好きなのはお姉さまだけだから」
( ;^ω^)「……」
ξ;゚⊿゚)ξ「……え? なによ、もう帰っちゃうの?」
川 ゚ -゚)「帰るのなら、その画面に触れるだけだが……
君は曲を愛していたからここまで来たんじゃないのか?」
君は曲を愛していたからここまで来たんじゃないのか?」
( ^ω^)「いや……正直、僕が興味あるのはクリップのオニャノコだお。
君たちのような美少女だって好きっちゃ好きだけど……」
君たちのような美少女だって好きっちゃ好きだけど……」
(* ゚ー゚)「つまるところ、三次元には大した興味が無いと。」
( ^ω^)b「ご名答」
僕はロリコンなんだよね。
が、しかし。ロリコンとはいっても二次元のニーソを履いてるオニャノコ。
こんな全身黒いスーツに身を包んだ美少女には興味が無いんだよ。
が、しかし。ロリコンとはいっても二次元のニーソを履いてるオニャノコ。
こんな全身黒いスーツに身を包んだ美少女には興味が無いんだよ。
| 664 : ◆b1aVHTsuCs :2007/02/16(金) 04:11:10 ID:2MvUdEtuOん |
ξ ゚⊿゚)ξ「まぁしょうがないわね。帰りたいなら帰れば?
べ、別にさみしくなんかないわよ? ただ、もうちょっとだけ話したいっt」
べ、別にさみしくなんかないわよ? ただ、もうちょっとだけ話したいっt」
川 ゚ -゚)「あ。そういえば今日はヘリング達と合コンだった
三人ともすまないな。先にここを出るよ。ブーン君、楽しんでいってくれな」
三人ともすまないな。先にここを出るよ。ブーン君、楽しんでいってくれな」
ξ ゚⊿゚)ξ「あれ、そうだったっけ? まぁ、楽しんできてねー」
(*;゚ー゚)「……」
(*;゚ー゚)「あ、あー! 私は今日お姉さまに調教してもらうんだった!
二人には悪いけど、先にヤってくるね。ばいばい♪」
二人には悪いけど、先にヤってくるね。ばいばい♪」
ξ;゚⊿゚)ξ「え!?」
( ^ω^)「みんな用事があるのかお? じゃあ帰るお」
僕が目の前の画面に手を伸ばして来た時。
後ろのオニャノコが腕をつかんだ。
後ろのオニャノコが腕をつかんだ。
| 665 : ◆b1aVHTsuCs :2007/02/16(金) 04:12:00 ID:2MvUdEtuO |
ξ ゚⊿゚)ξ「……ねぇ。もうちょっと話さないの」
( ^ω^)「……まぁいいけどお」
どうせ夢の話だ。もうちょっとぐらいならいいだろう。
この子と話すのも大して嫌いな空気じゃない。
この子と話すのも大して嫌いな空気じゃない。
ξ ゚⊿゚)ξ「ふぅ、私はヒマワリ。あなたがいつも最初に選ぶ曲ね」
( ^ω^)「あれ、誰が選ぶとかわかるのかお?」
ξ ゚⊿゚)ξ「うん。選曲がかかったら、そのプレーヤーの情報が頭に流れてくるのよ。
例えば何回選んでくれたかとか……スキルやプレイ回数、容姿まで、ね」
例えば何回選んでくれたかとか……スキルやプレイ回数、容姿まで、ね」
( ^ω^)「ほうほう。それで、どうして僕を選んだんだお?
毎回ヒマワリを選曲する、はたからみたらオタクのような外見だし」
毎回ヒマワリを選曲する、はたからみたらオタクのような外見だし」
ξ ゚⊿゚)ξ「何故だかは知らないけど、話してみたくなってね。
ここでの記憶は帰ったらほとんど消えちゃうんだけれど」
ここでの記憶は帰ったらほとんど消えちゃうんだけれど」
じゃああんまり意味がないじゃないか。
なのに、何故この子はこんなに話したがっているのか。
悩んでいる僕。すると、彼女が重そうに口を開いた。
なのに、何故この子はこんなに話したがっているのか。
悩んでいる僕。すると、彼女が重そうに口を開いた。
| 666 : ◆b1aVHTsuCs :2007/02/16(金) 04:12:55 ID:2MvUdEtuO |
ξ ゚⊿゚)ξ「実は、私は来月に出る『ギタドラV5』で削除されるの。
だから、最後に尊敬していたあなたと話したくて」
だから、最後に尊敬していたあなたと話したくて」
( ;^ω^)「え!? 削除って……そんな!
それに、尊敬してたってどういう意味だお?」
それに、尊敬してたってどういう意味だお?」
ξ ゚⊿゚)ξ「あのね、シャイニングはエスト君。
シナリオはシュン君の事を尊敬してるわよね?
それと同じで、私はアンタを尊敬してたのよ」
シナリオはシュン君の事を尊敬してるわよね?
それと同じで、私はアンタを尊敬してたのよ」
( ^ω^)「……なんで」
ξ ゚⊿゚)ξ「私はアンタの、曲を楽しんでるような叩く姿が好きだったの!
でも、アンタはクリップにみとれてただけだったんでしょ?
だったら、私なんかどうでもいいでしょ?」
でも、アンタはクリップにみとれてただけだったんでしょ?
だったら、私なんかどうでもいいでしょ?」
( ^ω^)「……いや、そんな事ないお」
ξ ゚⊿゚)ξ「……いいのよ。私が話したかっただけだから
さ、もう用は済んだから帰っていいわよ。
ほ、本当に帰って欲しいんだからね。もう顔も見たくないんだから」
さ、もう用は済んだから帰っていいわよ。
ほ、本当に帰って欲しいんだからね。もう顔も見たくないんだから」
( ;^ω^)「ちょっとへこむお…………」
| 667 : ◆b1aVHTsuCs :2007/02/16(金) 04:15:12 ID:2MvUdEtuO |
僕は、これが夢でないなら彼女になにか記念をあげたかった。
なんでもいいから、お別れのしるしに。
なんでもいいから、お別れのしるしに。
――なにか、彼女に惹かれていたのがわかった。
( ^ω^)「! そうだ、このスティックあげるお!」
ここに来る前に握っていたスティック。
すこしボロいが、なんでもいいだろう。
すこしボロいが、なんでもいいだろう。
ξ ゚⊿゚)ξ「こ、こんな今にも折れそうなスティックいらないわよ!
でも、どうしてもって言うんならもらってあげないこともないわよ。
し、しょうがなく受け取るのよ!? 感謝しなさいよね!」
でも、どうしてもって言うんならもらってあげないこともないわよ。
し、しょうがなく受け取るのよ!? 感謝しなさいよね!」
( ^ω^)「ヒデェwwwwwwww」
つんけんした態度も、たまにはいいかな。
| 668 : ◆b1aVHTsuCs :2007/02/16(金) 04:16:02 ID:2MvUdEtuO |
ξ ゚⊿゚)ξ「じゃ、じゃあね。私の事、忘れたら承知しないわよ!」
( ^ω^)「大丈夫だお。君のこと、ちょっとだけ好きになったからお
話してからあんまりたってないけど、なんだか別れ難いお」
話してからあんまりたってないけど、なんだか別れ難いお」
ξ*゚⊿゚)ξ「す、す、好きとか言うんじゃないわよ!
こっちから願い下げよ! このヒマワリオタク!」
こっちから願い下げよ! このヒマワリオタク!」
( ^ω^)「ちょwwwwwヒマワリオタクってwwwウマいwww」
そんなやりとりをしてる内に、ヒマワリから涙が見えた。
隠してるみたいだけど、まぁ気付いてないふりをしよう。
隠してるみたいだけど、まぁ気付いてないふりをしよう。
( ^ω^)「……じゃ、帰るお」
ξ う⊿゚)ξ「じゃあね! またシナリオ達に会いに来なさいよ!」
( ^ω^)「任せろお、ブーンはギタドラ愛してるお」
そう言って、僕は画面に向かった。
そして、画面に触れる直前に、イレギュラーが起きた。
そして、画面に触れる直前に、イレギュラーが起きた。
ヒマワリが、抱きついてきたのだ。
| 669 : ◆b1aVHTsuCs :2007/02/16(金) 04:17:24 ID:2MvUdEtuO |
( ;^ω^)「アッー! 画面に触れちゃったお!」
ξ >⊿<)ξ「キャアアアアア!」
ヒマワリが抱きついたまま、僕は画面に触れた。
それきり、また僕の意識はブラックアウト。
それきり、また僕の意識はブラックアウト。
気付いた時には、何故か自分の部屋のベッドにいた。
( ´ω`)。o O(うぅ、ヒマワリ……Aカップのおっぱいが当たってるお……
うー……ん……? 何かいい臭いがするお……)
うー……ん……? 何かいい臭いがするお……)
| 670 : ◆b1aVHTsuCs :2007/02/16(金) 04:19:21 ID:2MvUdEtuO |
ξ ゚⊿゚)ξ「ちょっと」
( ´ω`)「おっお……」
ξ ゚⊿゚)ξ「てりゃっ」
( ゚ω゚)「ウボァ!!!!!1111」
ξ ゚⊿゚)ξ「起きたら何かアクションをとりなさい」
( うω^)「う、うあ、ヒマワリじゃないかお!
ここは僕のベッドだお! なんでいるお!?」
ここは僕のベッドだお! なんでいるお!?」
ξ;゚⊿゚)ξ「そんなん知らないわよ。
でもま、とりあえずアンタには一つ仕事が増えたわね」
でもま、とりあえずアンタには一つ仕事が増えたわね」
仕事? なんだ?
もう頭が混乱してよくわからない。
もう頭が混乱してよくわからない。
ξ ゚⊿゚)ξ「あなたの仕事は……」
彼女、ヒマワリは満面の笑みを含めて、こう言った。
| 671 : ◆b1aVHTsuCs :2007/02/16(金) 04:20:49 ID:2MvUdEtuO |
ξ*゚⊿゚)ξ「私の名前をつける事よ!」
夏の暑い日差しに、庭の向日葵が顔を向けていた。
――ああ、今日からは三次元にも興味が出るかもしれない。
いや、もう興味があるからこの子が好きなのか。
いや、もう興味があるからこの子が好きなのか。