光学性能は素晴らしく、「ピントがもう一段ある」「肉眼で見るより綺麗」「プロの撮影した写真よりも美しい」などと形容される。
価格帯は10万円~
ニコン EDG シリーズ
- ラインナップ( 8x32/10x32/7x42/8x42/10x42)
通称 EDG(エッジ)
国内では欧州勢に押され気味であるが、海外では他の欧州製ハイエンドシリーズを凌ぐ評価を受けているといった逆転現象が見られる。
発色の違いを理由に欧州機を買う人が多いが、光学性能では最高峰であるとされている。
視野端まで歪みのないクリアな像と、忠実な色再現性が特徴。
コーワ GENESIS PROMINAR シリーズ
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- ラインナップ(8x33/10x33/8.5x44/10.5x44)
バードウォッチングに定評のあるコーワから発売されたハイエンドシリーズ。
欧州御三家の半額程度でありながら、それらに迫る光学性能を持っている。定番の3,4センチクラスのみのサイズ展開で、他社と比較してラインナップが少ない。ユーザーからは「鏡筒内部の白文字が悪影響を与えないのか?」といった疑問もよく見かけるが、特に問題はないらしい。
ニコン同様、視野端まで端正な像を結ぶ。
ハイランダープロミナーという82mmクラスの
対空双眼鏡もあり、天文業界では神機として崇められている。
大口径でありながら「シリウスすらも針で突いたような点に映る」「星々の色の違いがわかる」などと絶賛されている。
スワロフスキー EL SWAROVISION シリーズ
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- ラインナップ(8x32/10x32/8.5x42/10x42/10x50/12x50)
欧州御三家の一つ。
通称 EL
ELのオープンヒンジデザインは現在では多くの双眼鏡に真似され、1つの定番型にもなりつつある。
ハイエンドシリーズの中では日本で最も人気が高く、多くのバードウォッチャーに愛されている。
欧州機らしい鮮やかな発色と言われる。
ELの下位にSLCやCLコンパニオンなどがあり、そちらも人気。
カールツァイス Victory FL シリーズ
- ラインナップ(8x32/10x32/7x42/8x42/10x42/8x56/10x56)
欧州御三家の一つ。
通称 FL
他社と異なり、アッベケーニッヒ式プリズムを採用し、光量損失を限界まで抑えているというのが最大の特徴。他のハイエンドシリーズと比べて、周辺視野がわずかに流れるなどと言われるが、そのぶん中心解像度は非常に高い。
発色は欧州機らしく鮮やか。
ライカ Ultravid HD シリーズ
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- ラインナップ(8x32/10x32/7x42/8x42/10x42/8x50/10x50/12x50)
欧州御三家の一つ。
ニコン同様スチルカメラで一世を風靡した有名なカメラメーカー。赤いLeicaのマークが目を引く。
ツァイスやスワロと迷っている時に、この赤いエンブレムにやられてしまった購入者は多いらしい。
当然光学性能も他社と遜色ない出来。欧州機には珍しく色再現性が高く、往年のスチルカメラを思い起こさせる。
これらの他にもハイエンドは各社あり、そのどれもが拮抗した性能を持っているらしい。が、そもそも普及機と違って購入数が圧倒的に少ないので、レビューも不足しがち。したがってレビューの豊富な上記のシリーズのみの紹介となっている。
決して他社ハイエンドシリーズが上記シリーズに劣っているわけではない。
最終更新:2012年05月16日 21:06