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Cadencii version 3.1.3
最終更新:
boare
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リリースノート
リリース日
2010/3/20
注意事項
このリリースはCadencii version 3.2に向けた実験的なもので、安定版ではありません。未確認の不具合が多数含まれている可能性がありますので、実際の作業に使用することはお勧めしません。
このバージョンでは、Cadencii 2.1.4以前向けに作成したスクリプトおよびパレットツールが動作しなくなる場合があります。動かなくなったスクリプトなどのメンテナンスはサポート掲示板のスクリプト開発支援&投稿用スレッドで受け付けます。
Cadenciiを起動するには、version 2.0以降の.NET Framework Runtimeが必要です。Windows Vistaより新しいOSの場合、OSに.NET Frameworkが予めインストールされているので、改めてインストールする必要はありません。入手先は以下の通りです。
- .NET Framework Runtime:.NET Framework Developer Center: ダウンロード
Straight x UTAUの機能を利用するには、Visual C++ ライブラリDLLが必要です。入手先は以下の通りです。
- Visual C++ ライブラリDLL:Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (x86)
最新バージョンのmonoを用いることで、monoが対応する各種プラットフォーム上でCadenciiを起動することが出来ます。ただし、この場合VOCALOID / VOCALOID2 VSTiを使用する各機能およびサウンド関連の機能は使用できません。monoの入手先は下記の通りです。
ダウンロード
Cadencii_v3.1.3.zip (1.2MB)
新機能および仕様等の変更
- 起動時に1回だけスクリプトが自動実行されるようにした.(名前がRunOnceとなっているもののみ。隠し設定を含めここで変更可能)
- 本体の起動に失敗したとき,ダイアログで例外内容を表示するようにした.
- プロパティウィンドウで音符の位置を指定するとき、小節、拍、Tickで指定できるようにした。
- ピアノロール上の右クリックでコンテキストメニューを表示するのを廃止。
- ピアノロールで右ダブルクリックでツールを鉛筆⇔ポインターに切り替えられるようにした。
- 音符の長さを変えたとき、ビブラート長さがどう影響を受けるかを切り替えられるようにした(ビブラート長さが保存される、ビブラート開始位置までのディレイが保存される、音符の長さに対するビブラート長さの割合が保存される、の3択)
- ショートカットキーを実装
- 「Shift + ←↑↓→」:フォーカス中の音符を移動
- 「Ctrl + ←→」:フォーカス中の音符の長さを変更
- 「Ctrl + HOME」:スタートマーカーへ移動
- 「Ctrl + END」:エンドマーカーへ移動
- 「Ctrl + Space」:スタートマーカーから再生
不具合の修正
- VOCALOID1がインストールされていないPCで起動しようとするとクラッシュするのを修正
- ゲームパッドがつないであると縦スクロールが暴走する場合があるのを修正
- 英語の歌手で音が鳴らない場合があるのを修正
- グリッドラインを表示すると,ピアノロール上のいろんなものが破線になってしまうのを修正
- ナビゲーション・ペインの左端にある+-ボタンがでかくて若干はみ出すことがあるのを修正。
- ループ再生の動作がおかしいのを修正
- エンドマーカーが有効の場合で,かつ曲の長さがエンドマーカーよりも短い場合,曲の終わりで再生が止まるのを修正
ソースコードの入手方法
3.1系統のソースコードはSourceForge.JPのCadenciiのSVNリポジトリにあります。SVNリポジトリのチェックアウトは、次を参考に行ってください。
svn checkout -r 930 http://svn.sourceforge.jp/svnroot/cadencii/trunk ./
上記のコマンドは、このバージョンのソースコードをチェックアウトする場合のものです。