ディオメデス

【元ネタ】イーリアス
【CLASS】ランサー
【マスター】ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
【真名】ディオメデス
【性別】男
【身長・体重】183cm・89kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【保有スキル】
魔眼:A
 女神アテナに与えられた浄眼を所有。
 人と神とを見分け、神としての相手の能力を把握する。
 対象の持つ『神性』スキルの高さに比例して、
 真名看破、能力の把握などの的中率は上昇する。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

蛮勇:B
 無謀な勇気。
 同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを大幅に向上させるが、
 視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。

神性:C
 神霊適性を持つかどうか。
 死後、女神アテナの手によって不死の地位を与えられ、神となった。

【宝具】
『白示す戦乙女の御手(グラウコーピス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2-5 最大補足:1人
 常時発動型の宝具。オリーブの枝と蛇の装飾があしらわれた、純白の長槍。
 アテナが戦場においてディオメデスを導き、アレスに重傷を負わせた故事が宝具として昇華されたもの。
 攻撃対象の神性に応じて攻撃の威力が倍加する、数少ない対神兵装の一つ。

『蒼穹の天狼(セイリオス・アテーナー)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人
 ヘファイストスが鍛えた黄金の武装一式。正確にはそれに宿るアテナの加護が宝具。
 甲冑に宿る光熱はディオメデスの姿を隠蔽し、並の飛び道具なら炎上させてしまうほど。
 またAランク相当の威圧の効果を付与し、相手の攻撃の命中率を減少させる。

【Weapon】
テューデウスの武装』
 ディオメデスが父から受け継いだ黄金の鎧、兜、盾。ヘファイストスが鍛造したものであり、
 何れも宝具級の逸品。全てに猪の装飾が施されているが、皮肉なことに猪はアレスの聖獣である。

【特記事項】
 トロイア戦争におけるアカイア勢の大英雄の一人。アルゴス王、音声高き剛勇ディオメデス。
 テーバイ攻めの七将の後継者(エピゴノイ)の一人でもあり、ギリシア勢では最若の王であった。
 トロイア戦争ではヘクトルとアイネイアスを殺しかけ、トロイの木馬では一番槍、オデュッセウス
 コンビを組んでアテナの加護の元獅子奮迅の働きをしたが、アフロディーテ、アポロン、アレス、
 そしてゼウスと神々相手に喧嘩を売るようなことばかりやらかしたため、故国を追い出され、
 部下は小鳥に変えられ、南イタリアにまで流れ付き、都市国家を建設し神に捧げた。

なおアエネーイスでは「もう二度と神に喧嘩を売るような真似はしないよ(意訳)」と丸くなっていたりする。
調べたらアドリア海や南イタリアのギリシャ都市で軍神として崇拝されていたらしい。
最終更新:2016年09月30日 22:10