【元ネタ】アルスター神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ドゥフタハ・ダイルテンガ
【性別】男性
【身長・体重】192cm・90kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
戦闘続行:B
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
【宝具】
『啜る黒水(ダイルクー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0~5 最大捕捉:1人
犬と猫とドルイド僧の血を、魔術によって混成した毒液。
真名解放により対象へと絡みつき、対象の宝具を含めた全パラメーターを
ワンランクダウンさせ、 さらに継続的な毒ダメージを与える。
通常時は、『貪る呪炎』の穂先を封じている。
本来は無銘であったが、魔槍
ルーンの前所有者ケルトハルの
黒犬ダイルクーの血が新たに混ざり、この名を冠された。
『貪る呪炎(ルーン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:3~10 最大捕捉:15
『啜る黒水』から解放された、血と戦を求める魔槍本来の姿。
独立した行動をする能力を持ち、穂先から炎を噴出して獲物を攻撃する。
獲物に血を流させている間は所有者の制御下に落ち着くが、
血が流れていないと、所有者自身の血を求めて攻撃する。
「イヴァル(櫟)」の呪文によって必中の機能を発揮し、 「アスィヴァル(復櫟)」の呪文によって手元に戻る。
これらの多彩にして高性能な能力の代償として、所有者自身が最終的に
この槍に貫かれる宿命を背負うことになり、この呪いを無効化するには、
Aランク以上の「神性」が必要となる。
『惨憺たる甲虫(ウアタハ)』
ランク:C- 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
「酷きもの」という意味を持つ剣と盾。盾はアルスター戦士18盾の11。
二器一対の特性を持ち、一つずつは使えない。
戦闘中に、担い手の意思に応じて変形することが可能だが、
瞬間的な速度での変形は出来ない。
尚、変形を繰り返し重ねていくと、通常時の形状が歪になっていく、
【解説】
アルスター神話の戦士。「流浪組」の一人。
「デアドラの悲劇」のエピソードに置いて、アルスター王
コンホヴァル・マック・ネサの
卑劣な裏切り行為に憤り、王子コルマク・コン・ロンガスと
戦士
フェルグス・マック・ロイの二人共にアルスターの宿敵国コナハトに亡命した。
このエピソードからは義侠心の強い一面が伺えるが、一方で毒舌家であり、
かの大英雄
クー・フーリンについて乱暴なことを述べて、
仲間であるフェルグスから非難された上に
放り投げられてしまうというエピソードも残っている。
【コメント】
槍(ルーンにあらず)に貫かれて生き延びた経歴があるので、「戦闘続行」持ち。
ペディアによると、魔槍ルーンは元々は光神ルーの所有物だという説もあるらしく、
その設定はグッドだな、と個人的に思っている。
ルーの槍は、水窯に浸けておかないと都市を燃焼させるとかいうレベルだったらしく、
ルーがルーンを持ったら、更にランクが上がって対城~対都宝具にもなるという脳内設定。
また、ケルトハルもドゥフタハもこの魔槍に貫かれてる一方で、
ルーは当然そんな死に方してないので、魔槍の呪いは神性で無効化可能ということにした。
ピサールの「屠殺者」も、都市を溶かす程だったらしく、この槍と同一のものなのかもしれない。
しかしルーンってば、炎の槍にして、毒の槍にして、必中の槍にして、
血に飢えた槍にして、自滅の槍とか、厨二成分詰め込みすぎである。
魔槍ルーンについての伝承は割と多いのだが、ドゥフタハ自身の伝承は少なく、
そのせいで固有スキルが少なく、ステータスもこれでいいのかよくわからん。
これはケルトハルにもピサールにも同様のことが言える。
『ウアタハ』は盾か剣らしいけど、剣と盾でワンセットということにした。能力は完全に捏造。
適性クラスはランサーのみだが、『ウアタハ』が剣という説もあるので、 セイバーにもなれないこともないかも。
最終更新:2016年10月01日 09:22