コンホヴァル・マック・ネサ

【元ネタ】アルスター神話
【クラス】ランサー
【マスター】
【真名】コンホヴァル・マック・ネサ
【性別】男
【身長・体重】185cm・85kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない

【固有スキル】
戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

【宝具】
『嘆く大浪(オハン)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 四本の黄金の角と四つの黄金の覆いをかけた盾。アルスター戦士18盾の1の逸品。
 海の近くで使用した時、所有者の身に危険が迫れば、波浪と呼応共振して
 その硬度を飛躍的に向上させる。
 戦場に置いてもこれと類似した機能を発揮し、この宝具の周囲にある盾を強制的に呼応させ、
 全ての盾の硬度の総和を顕現させることが可能。

『王の宮廷(エヴァン・マハ)』
ランク:E~A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 ランサーが自らの王都に構えた3つの館に空間を繋げる。
 『鮮麗の赤枝館(クロエブ・デルグ)』から、かつてランサーに
 貢がれた上納品を引き出してステータスのバックアップを可能とし、
 『綺羅光る財宝館(テイテ・ブレック)』から、かつてランサーが所有していた
 宝剣・宝槍・宝盾・宝杯の類を取り出して戦闘に使用し、
 『赤枝の館(クロエブ・ルァド)』の中にランサーが入ることで、魔力回復を促進させる。

【解説】
アルスター神話に語られるアルスター王。
母親がコンホヴァルを身篭った時、ドルイド僧から王になることを予言されたという。
コンホヴァルの母は、当時のアルスターの王フェルグス・マック・ロイの妻となる代償として、
一年限りの約束で息子を王位にすえることを求めた。 だがその統治があまりにも申し分なかったため、
一年の期限が来ても、アルスターの家臣たちはフェルグスの復位を認めなかった。
この様に名君として名高いが、戦女神ヴァハに無体を強要して
アルスター戦士全員に降りかかった大衰弱の呪いの原因を作ったり、
ウシュナハ族の息子達を謀殺して王子コルマク・コン・ロンガス含む勇士から
見放されたりなど、不名誉な逸話も複数残っている。
宿敵国コナハトの戦士ケト・マック・マーガハから投石機による弾丸を頭に受け、
それでも一命は取り留めていたが、キリストが磔刑に処された報を聞いて
興奮して武装決起したところ、頭部に残っていた弾丸が動いて死亡したという。

【コメント】
名君という設定なのだが、エピソードを見ると全くそう思えないのは
外道王フィン・マックールと似ているか。いや、フィンより酷いなこいつ。
騎士王とかノリで名付けるならば「嫉妬王」でいいか。
『綺羅光る財宝館』にはアルスター戦士18盾全てが入っており、
更に他に取り出せる宝具の中で代表的なのは『蒼き翠閃(コルグ・グラス)』、『嗅ぎ取る毒塊(ヴェノマス)』、
『屠る勝利者(コスグラッハ)』、『迫る双角(フォガ・フォガヴラハ)』など。
あと、『クラセッフ・ネヴ』という毒矛もあるらしい。
息子クースクリドも『コスグラッハ』という宝具を持つが、あっちは盾(剣)で、こっちは槍。
『迫る双角』の能力は、一本の投げ槍が二本に分裂して速度の緩急で幻惑するというのを考えたが、
『屠る勝利者』の方は特に能力は考えていない。
当然、我様の財には数も質も遠く及ばないが、コンホヴァルはこれらの宝具を
完全に使いこなすことが出来のが強み。という設定。
『赤枝の館』でクー・フーリンを代表とした赤枝戦士団の面々を
召喚する設定も考えたけど、流石にそれは強すぎるのでボツ。
もしコンホヴァルの「カリスマ」がBランク以上だったなら、赤枝戦士団召喚も
可能だったかもしれない。いや、コンホヴァルが赤枝戦士団を指揮していたという話は
聞いたことないから、やっぱ無理かも。適性クラスはセイバーとランサー。
最終更新:2016年10月01日 09:24