【元ネタ】アーサー王物語群 
【クラス】セイバー 
【真名】ベルシラック・デ・ハウトデザート 
【性別】男 
【身長・体重】176bcm・65kg 
【属性】混沌・善 
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具B 
【クラス別スキル】 
対魔力:D 
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 
騎乗:D 
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。 
【固有スキル】 
不死:B+ 
 魔女
モルガンから受けた加護と呪い。 
 本来なら致命傷となる傷でも死ぬことはないが、傷の治癒にはある程度の時間が必要。 
 また、セイバーが持つアイテムに、不死の加護を譲渡することが出来るが、 
 その間は自身の不死性は失われる。 
緑の人:D 
 森の中での戦闘に長けたことを示すスキル。同ランクの「狩猟」にも相当。 
 素の状態でE-ランク相当の「
気配遮断」・「
気配察知」を有し、森林中であれば 
 Dランク相当の「
地形適応」も発揮し、前述の二つのスキルがランクアップする。 
【宝具】 
『不滅なるは誠の緑衣(ベルシラックズ・ガードル)』 
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 
 不死身の騎士であるセイバーの力が宿った腰布。 
 所有者をあらゆる危険から守る効果があるが、セイバーが所有者に対して 
 何か一つの精神的制約を課して、所有者が制約を遵守しなければ、その効果は発動しない。 
 セイバーは、腰布に限らずあらゆるアイテムに不死の加護を宿すことが出来るが、 
 同時に二つ以上のアイテムに不死の加護を宿すことは出来ず、 
 またこの宝具が発動中は、セイバー自身の不死性も失われる。 
【Weapon】 
『緑の武装』 
 緑色で揃えられた、騎士としての装備。騎馬まで緑。 
『無銘・斧/鉈』 
 「首切りゲーム」に使用された大斧と大鉈。 
【解説】 
14世紀イングランドで成立した、アーサー王物語『ガウェイン卿と緑の騎士』の登場人物。 
アーサー王の宮殿キャメロットで新年の宴が開かれている時、 
髪から皮膚、装備一式まで緑色の騎士が現れ、「首切りゲーム」を騎士達に持ちかける。 
円卓の騎士ガウェイン卿がゲームに挑み、緑の騎士の首を切り落とすも、 
緑の騎士は首から血を吹き出しながら自身の頭部を拾い上げ、 
ゲームのルール通り、一年後に仕返しの一撃を与えると言い残して走り去った。 
ガウェイン卿は約束を守る為に、緑の騎士が待つ緑の礼拝堂を探して旅に出かけ、 
その途中立ち寄った城で、城主から狩猟で得た獲物を受け取り、 
その婦人からは誘惑されたが、ガウェイン卿はこれを断り続ける。 
この態度を見て取った婦人はガウェイン卿に魔法の帯を与える。 
「首切りゲーム」から一年後、城を後にして、ガウェイン卿は約束の場所を目指すが、 
岩窟で緑の騎士と再会し、ゲームの続きを再開する。 
多少の物怖じは見せたものの、約束通り自身の首を差し出したガウェイン卿を 
緑の騎士は認めて、自身が城主ベルシラックであること、婦人を誘惑させたのも 
ガウェイン卿を試す為だったと明かす。二人は和解し互いを賛え合い、 
ガウェイン卿キャメロットへ帰還し、宮中の者から溢れんばかりの賞賛を受けて物語は終わる。 
婦人から貰った帯の効果は本物であったが、その存在を緑の騎士には黙っていたことで 
ガウェイン卿は首に多少の切り傷を残された。 
【コメント】 
「首切りゲーム」は元々
クー・フーリンのもので、それが円卓の
カラドックに流用されて、 
更にそれがガウェインのエピソードとして流れたらしい。 
魔女のかけた呪いがBランク宝具って強すぎねーかと作ってて思ったけど、 
モルガンは魔女・巫女・精霊・女神等の複数側面を持つので、まあこんくらい出来るだろう。 
適正クラスは斧=剣ってことでセイバーにしたが、騎士だから騎とか槍とかもイケるかも。 
あと狩猟が出来るなら弓も使えるのかもね。 
最終更新:2016年10月01日 22:03