【元ネタ】
アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【真名】バグデマグス
【性別】男
【身長・体重】172cm・60kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
直感:D
戦闘時、自身にとって致命的な展開を“感じ取る”能力。
致命傷を重傷に、重傷を軽傷に抑える役に立つ。
吊された男:C
逆境における忍耐と克己。苦境においていずれか一つの能力が一ランクアップする。
円卓の騎士選出に漏れたり木に逆さ吊りにされたり、
あまつさえ息子が王妃誘拐をやらかしたりしながらも
最期まで良き騎士であろうと努力し続けたバグデマグスに付加された能力。
【宝具】
『我が楯にあらず(アドベンチャラス・シールド)』
ランク:C(A+) 種別:対人宝具 レンジ: 最大捕捉:
『“この世で一番立派な騎士”のみが持つ事を許され、
そうでない者が持てば死ぬか、それに近い怪我をする』という白地に赤十字の楯。
極めて強靭、かつ神秘的な力を持っている……のだが、
この楯が認める真の所有者は
ギャラハッドである。
ギャラハッドは現存せず、またバグデマグスも立派な騎士ではあるが
楯の能力を解放する事はできず、ただ恐ろしく強靭な楯としてのみ使用する事ができる。
もしも「バグデマグスより立派な、善属性の騎士英霊」が同時に現界していたならば
この楯を実体化させるべきではない。楯を用いた防御は尽く失敗し、
その上どこからともなく現れる白い騎士に瀕死の重傷を負わされる事となる。
【解説】
王妃誘拐犯・
メレアガンス卿の父、ゴールのバグデマグス王。
『荷車の騎士』で初登場した頃から、
誘拐した王妃に息子が危害を加えないよう心を配っていた苦労人。
ガウェインらと同期の騎士としてアーサー王に仕えていたが、
円卓に欠員が出た際にそれを埋める人員に自身が選ばれなかった事を憤って宮廷を出奔。
後日、幾つもの冒険を達成し名声を高めた彼は晴れて円卓の騎士となった。
聖杯探索中にギャラハッドが持つべき白い楯を発見し、
「自分は“この世で一番立派な騎士”ではあるまい」と思いながらも挑戦心を抑えられず
楯を保管されていた僧院から持ち出した。馬を進める彼の前には白ずくめの騎士が現れ、
槍試合を挑んだバグデマグスは肩を刺されて落馬した挙句、長く床に臥せる事となる。
バグデマグスは楯を手放し、従者の手を経てギャラハッドへと渡された。
回復し聖杯探索を再開した彼はその道中、乙女を強姦している
モードレッドを目撃する。
バグデマグスは彼を半殺しにするが、詳しい事情を知らずに
「弟を半殺しにした通りすがりの騎士」を追って来たガウェインとの決闘に敗れ、致命傷を負う。
騎士の正体と事の経緯を知ったガウェインは嘆き悲しみながら詫び、
バグデマグスは彼を許し息絶えた。
最終更新:2016年10月01日 22:04