【元ネタ】
アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【真名】トー
【性別】男
【身長・体重】185cm・73kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【固有スキル】
貧者の見識:C
相手の性格・属性を見抜く眼力。言葉による弁明、欺瞞に騙され難い。
貧しい牛飼いの家で少年時代を過ごし、後には騎士として王侯とも交わった経験に磨かれた
相手の本質を掴む力を表す。
動物会話:D
言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
トーの語りかける言葉は全く通じていないのだが、
お互いの態度から「なんとなく」ながらも正確に通じ合える。
【宝具】
『水は血よりも濃い(ル・フィス・アリエス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
魔獣クラスの幻想種である「白い猟犬」を呼び出し、協力して戦う事ができる。
動物会話スキルの恩恵によって、騎乗せずとも阿吽の呼吸での連携が可能となる。
三つの探求に挑戦した三人の騎士(ガウェイン・ペリノア・トー)のうち
ただ一人完全な形で「白い猟犬の探求」を達成した功績と
アリエスに学んだ
動物使役の技術とが組み合わさった宝具。
【解説】
円卓の騎士の一人、『アリエスの子』トー卿(トー・ル・フィス・アリエス)。
アーサー王宮廷が王とギネヴィアの婚礼準備に沸くある日、
牛飼いアリエスが18歳になる息子トーを連れて王のもとを訪れる。
『騎士の華たるアーサー王さま、
あなた様はめでたき婚礼の祝いとして諸人の願いを叶えて下さっているとお聞きしました。
長子トーは顔立ちよく体格に秀で、大勢いる兄弟の中でも抜きん出て優れています。
この子をどうか王様の騎士として取り立てていただけないでしょうか』
トーを気に入った王はこれを聞き入れ、彼の将来について傍らのマーリンに尋ねた。
返答は明確、かつある意味で酷薄だった。
「トーは立派な騎士になります。そこの貧しい牛飼いの子ではなく、
ペリノア王の血族なのだから」
即座にアリエスの妻が宮廷に呼び出され、トーの出生は明らかにされる。
ペリノア王が妃を迎える以前、後にアリエスの妻となる女性を半ば力ずくで犯した。
この時に宿った子が彼女の初子、すなわち長子トーの父はアリエスではなくペリノアであると。
アリエス夫婦は去り、トーは翌日ペリノア王と対面した。
アーサー王の婚礼の日に起こった珍事から発した三つの探求、
「式が行われる教会の玄関に飛び込んで来た白い牡鹿」
「多数の黒い猟犬と共にやって来て、牡鹿の肉を一片むしり取った白い猟犬」
「猟犬の持ち主を名乗る貴婦人を連れ去った、大きな馬に乗った騎士」
のうち「白い猟犬の探求」を果たし、トーは伯爵領を与えられる。
そして北方五王との戦いで円卓に八名の欠員ができた時、
ガウェイン・ケイ・
グリフレットらと共に円卓の一員となった。
その後も長くアーサー王に仕えたが、火刑を命じられた
グィネヴィア王妃護衛の任務中に
ランスロット一派によって殺害されてしまった。
最終更新:2016年10月01日 22:06