【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】趙勝(平原君)
【性別】男性
【身長・体重】180cm・79kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
【固有スキル】
カリスマ(偽):D
自身の地位を利用した人心掌握術。
浅慮で短絡的な人間ほどより強く惹きつけられる。
それだけに繋がりも絆も薄いため、一たびボロが出れば簡単に崩壊する。
道具作成:E-
墨家思想や陰陽五行に関する道具の知識を持っているが、
ランサーにそれを作成する技能はない。
だが、マスターに知識を伝授し、作ってもらうことは可能かもしれない。
高速思考:A
物事の筋道を順序立てて追う思考の速度。
真名を看破した英雄の出自を“粗探し”をすることで、王侯貴族などにも宝具を機能させられる。
【宝具】
『その栄光は礎のみで虚ろ也(ジャイアントキリング・キリング)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人
英霊の“地位”を切り崩す、装飾過多の大矛。
切りつけた英霊の生前の地位に比例して、保有する宝具のランクを地位相当にまで下げる効能を持つ。
王侯貴族などに対しての効果はほぼないが、
貧賤の身にして大事を成した英雄などの場合は、宝具をほぼ封殺状態にまで持ち込める。
戦国四君の一人に数えられながら、食客を三千人抱えた以外に目立った功績がほぼなく、
他の三人や、自身の食客の引き立て役にすらなってしまうランサーの、
中身のない栄光を妄想で継ぎ接いで形成した魔術兵装。
それだけに、その大仰な外見は見栄を張った虚構であり、矛の攻撃力は微弱。
【Weapon】
『無銘・木槍』
邯鄲包囲の際の、趙軍は飢えだけでなく兵装をも絶望的であり、
兵士たちは木を削った槍くらいしか装備できなかった。
【解説】
戦国四君が一人。趙国の平原君・趙勝。
戦国四君の中で最も知能が高いとされる説もあるが、
食客の有用性を示した
孟嘗君。合従軍を率いて秦を討った
信陵君。
弁舌に長け、魯を滅ぼした
春申君と違い、平原君自体に目立った功績はほぼない。
その上、邯鄲を秦軍に包囲された際、楚に救援を要請する際、
活躍したのは食客の毛遂であり、平原君自体は引き立て役に徹した。
その上、信陵君が魏を救援するために帰国しようとした際には、
義を軽んずる失言をしたために、信陵君の方に食客が半分近く流れたこともあった。
紀元前250年に死亡。没後は子孫が跡を継いだが、趙の滅亡と運命を共にした。
食客の中には、五行思想を説いた鄒衍や、墨家の非戦や兼愛を説いた公孫竜などがいた。
最終更新:2016年10月03日 22:14