【元ネタ】アブラハムの宗教
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】アベル
【性別】男性
【身長・体重】163cm・48kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:E++
通常時は狂化の恩恵を受けず理性を保つが、一度攻撃を受けると暴走する。
暴走は原因となった相手が滅びるまで永続する。
暴走中は絶叫し続ける。
【固有スキル】
最初の殉教者:EX
犠牲となったものの権利。審判権限とも。
相手の負っている罪の重さに応じて魂に重圧を与え、アベルへのダメージを軽減する。
死して得た能力。
ヘブライ神話における冥府の裁判官的立場は
アブラハムが代表的だが
アベルはアブラハム以前にその地位にいた
アダムを時系列的にしのぐ最古の死者である。
最初の死者による死後世界の支配というパターンの一例。
同種の職能に対抗可能。
ただしその裁きの権限は死後における生涯の裁決に限定されるため
支配力が及ぶのは死者の魂のみである。
【宝具】
『犠牲羊は復讐を叫ぶ(ブラッド・オブ・アベル)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:一人
アベルを覆い包む血の被膜。
バーサーカーの代わりに攻撃を受ける鮮血の鎧だが、
その真の機能は“自らを害するものへの復讐”である。
攻撃してきた相手を《レッドリスト》に登録し、神に復讐を叫ぶことで、報復を実行させる。
最初の殉教者が流した犠牲の血であり、土から叫び続けるアベルの復讐心そのもの。
対象が滅びるまで叫び声は止まない。
アベルが滅びようと、アベルのための復讐が完遂されるまで
その血は叫び続ける。
【Weapon】
『レッドリスト』
ふつう絶滅の恐れのある動物のリストを言うが、ここでは復讐対象のリストのこと。
アベルを攻撃したものはこのリストに載る。
これがレッドリストと呼ばれるのは「
カイン色」が「赤色」を指すため。
また、血糊の赤でもある。
【解説】
アダムの息子。
カインに殺された彼の弟で、最初の牧者。
彼が羊の初子を神に捧げて受け入れられた一方でカインの収穫物は無視され、
憤りのカインに殺された。
血に飲まれたアベルの血は神に復讐を叫んでいるという。
『
マタイ福音書』のイエスの言葉によれば最初に血の流された義人であり、最初の殉教者。
ただし『ヘブル人への手紙』によればイエスの血はアベルの血を凌ぐ。
これは復讐を叫ぶ血と、罪を贖う慈悲の血の差とされる。
また黙示文学の一つである旧約聖書外典『アブラハムの契約』において
アベルは魂の裁判官として登場する。
ところでアベルカインとかいうよく見る謎ネームは何なのだろうか。
影が薄いからといってそんなにアベルをいじめることもないんじゃないだろうか。
最終更新:2016年10月05日 12:06