【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】曽禰好忠
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力C+ 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:D
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 ”結界”の形成が可能。
【保有スキル】
呪歌:B
歌を用いた魔術体系。百首歌を考案し、一年を詠んだ『毎月集』を編纂。
一条朝の歌の名手として和泉式部や
赤染衛門と並んで、
武士でいえば平維衡や
源頼光に相当する名臣だと評価されている。
仕切り直し:E
戦闘から離脱する能力。若い貴族や武者に蹴られながらも、
すでに老人となっていたキャスターは逃げおおせ、遠くから放言する余裕を見せた。
反骨の相:E
たとえ身分が低くとも、実力で劣っていないなら気後れしなかった生き様。
同ランク以下の「
カリスマ」を無効化する。
貧者の見識:E
相手の性格・属性を見抜くスキル。身分や見た目に囚われず、誤魔化されない。
【宝具】
『丹後推参(たんごすいさん)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:5人
円融院が船岡山で子の日の遊び(小松を曳き、和歌を詠んで楽しむ)を催された際、
キャスターは知り合いである大中臣能宣や源重之が招待されていたこの大事な席に衣冠をつけず(そもそもつけられる身分でもなかった)
烏帽子に狩衣という服装で呼ばれてもいないのに「自分も実力では劣らぬ歌人だ」と姿を現した。
そして文字通りその場から蹴り出されてしまい、世の物笑いとなったというが、入った時も出された時も臆するところがなかった。
キャスターと同行者を妨害する結界や罠や竜牙兵を無効化し、主の居る場所まで侵入し、
また致命的な被害を蒙る前に瞬時にして撤退することを可能にする。
【Weapon】
『無銘・大刀』
【解説】
平安中期の歌人(920年代頃~1003年以降)。中古三十六歌仙の一人。
出自は物部氏の系統であろうと言われるが、父祖は不明で本人も30代頃になって就いた官が正六位相当の丹後掾であり、
貴族(基本的に五位以上)とも言えぬ地位であったために、出自も経歴も不明な点が多い。
ただし歌人としては「梨壺の五人」である源順らと交流出来たほど優れており、
所謂宮廷歌人とは異なる斬新な発想と古めかしい文句の組み合わせは独特な歌風を産み出した。
虫が宿る「蓬が杣」という文句は狂気の沙汰と批判される一方で、
藤原定家が本歌取りに採用している。
その定家が『百人一首』に採用した「由良の門を」の歌は著名。
左大臣家や内裏の歌合にも出席を許され、一説によると円融院の子の日の遊びにも本当に招待されていたのに、手違いで追い出されていたという。
最終更新:2016年10月06日 18:01