【元ネタ】
ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】イカロス
【性別】男性
【身長・体重】161cm・50kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A+ 魔力B 幸運E 宝具B+
【クラス別スキル】
狂化:EX
パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
狂化を受けても会話可能だが、彼の思考は"より高度を上げる"という思考で固定されており、誰の言うことも聞き入れない。
召喚した時点で令呪による強制(宝具は戦闘にのみ用いよ、など)を加えなければ、勝手に太陽に向かって飛んでいき自滅する困ったサーヴァント。
その上、狂化のランクが高すぎるため令呪一画程度の命令は跳ね除けてしまう。
【固有スキル】
仕切り直し:A
戦闘から離脱する能力。
不利になった戦闘を戦闘開始ターンに戻し、技の条件を大きく上昇させる。
宝具『勇気一つを友にして(イカリア・プテリュクス)』を失った場合、このスキルは消滅する。
空中機動:A
飛行中どれだけマニューバを使いこなせるかを現すスキル。
自身が飛行している際、行為判定に有利な補正を得る。
これほどの才能の持ち主であれば、父の忠告を忘れて慢心するのも無理からぬことか。
【宝具】
『勇気一つを友にして(イカリア・プテリュクス)』
ランク:B+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
父
ダイダロスが作り上げた『万古不易の迷宮』から逃れるための人工翼。
急加速からの超音速飛行、それに伴う『熱の壁』から身を守る防壁の展開、発生するソニックブームの攻撃への転用、緩急なき方向転換を可能とする。
また、真名を開放することで(本来は迷宮の壁を突き破るための)突撃形態へと変形可能。
ただし、太陽や海に由来する攻撃を受けた場合、この宝具は空中分解しバーサーカーは墜落死する。
【解説】
伝説的な大工・職人ダイダロスと、
ミノス王の女奴隷ナウクラテーの間に生まれた子。
父から蝋の翼を与えられ自由自在に飛行する力を得たが、慢心によって自らの死を招いた。
彼の物語はテクノロジー批判の一種であり、人間の傲慢さが自らの破滅を導くという戒めでもあったという。
†
父ダイダロスはクレタ島を治めるミノス王に厚遇されていたが、
迷宮に封じ込められていた
アステリオス(ミノタウロス)が退治されたことを切っ掛けに状況は一変する。
ダイダロスは迷宮の秘密を漏らしたのではないかと疑われ(実際に漏らしたのは王女
アリアドネー)
自らが作り上げた迷宮に閉じ込められてしまう。
息子であるイカロスもまた不興を買い、父ともども迷宮に送られることとなった。
ダイダロスは迷宮、そしてミノス王が治めるクレタ島から逃れるために、蝋と糸で大小の羽を固めた蝋の翼を作り上げ、空を飛んで脱出した。
しかし、イカロスは「太陽にも海にも近づいてはならない」と父に忠告されていたにも関わらず慢心し、
太陽神ヘリオスに向かって飛んでいった。
結果、蝋で固めた翼は溶け落ち、飛行する手段を失ったイカロスは墜落死したという。
蝋の翼が登場しない異説もあり、そちらでは帆船で脱出しようとしたが上手く操れず転覆、溺死したと伝わる。
最終更新:2016年10月08日 20:47