【元ネタ】史実 絵本三国妖婦伝
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】三浦介義澄(三浦介義純)
【性別】男性
【身長・体重】165cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具C++
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失ってから二日間現界可能。
【固有スキル】
心眼(真):C
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。
また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。
諏訪明神の加護:A
九尾の狐との戦いを前にして、諏訪明神に与えられた加護。
天津神系の神霊、英霊、怪物と敵対する時、全パラメータが1ランクアップ。
さらに攻撃判定が一度に二回行えるようになる。
【宝具】
『諏訪明神・神力擁護をたれ給へ(しんりきようごをたれたまえ)』
ランク:C++ 種別:対神宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:1人
強い神力が込められた白木の神弓と鷲の元黒の征矢。
元は天津神に恨み持つ国津神・諏訪明神が拵えたもので、
真名を開放することで弓に神力が付与され、必中、破邪、
神殺しの3つの効果を兼ね備えた神矢を放つことが出来る。
天照大神に縁があり、怪物の属性を持つ玉藻の前にとって、この宝具は天敵の一つと言えるだろう。
逆に怪物の属性も神の由来も持たない者にとっては、単に対象の身体の何処かに必ず当たる、というだけのものに過ぎない。
【解説】
平安時代末期、鎌倉時代初期の武将。
玉藻の前が変じた白面金毛九尾の狐を退治した勇者の一人・三浦介義純は彼の事とされる。(父親である義明とする説もある)
平治の乱では
源義平に従うが、平氏に敗れ、郷里に落ち延びる。
後に
源頼朝が挙兵した際にも、石橋山の戦いには悪天候のため参戦できず、
引き返す途上で畠山重忠との間で衣笠城合戦となり、父・義明を討ち死にさせてしまった。
しかし頼朝と合流した後は、その宿老として一ノ谷の戦いや壇ノ浦の戦い、奥州合戦といった数々の戦いに参加。
多くの武功を挙げたという。
頼朝が死去した後には2代将軍・源頼家を補佐する十三人の合議制の一人となり、
梶原景時の鎌倉追放にも関与した。
彼の武名を不朽のもの足らしめているのは、玉藻の前が変じた怪物――すなわち白面金毛九尾の狐退治の伝説であろう。
それによれば三浦介義純(義澄と考えられているが父親である義明とする説もある)は
その武名から白面金毛九尾の狐を討伐する軍を率いる大将の一人として選ばれた。
諏訪大明神に討伐成功を祈願し、神弓神矢を授かった義純は、狐退治に備えて兵たちを調練し、決戦に臨んだ。
戦いは激烈なものとなり、戦死する者も数知れぬほどであったが、
義純が「神力擁護をたれ給へ!」と叫んで放った矢が九尾の狐の脇腹を射抜き、続けて放った二の矢も首筋を貫いた。
それでも九尾の狐は荒ぶる様を見せたが、上総介広常が高良明神から授かった大槍でとどめを刺し、事なきを得た。
かくて死した九尾の狐は近づく者に害毒を与える殺生石へと変じたという。
最終更新:2016年12月25日 21:18