ゴルロイス

【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】ゴルロイス
【性別】男性
【身長・体重】195cm・120kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
復讐者:C
 復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
 周囲からの敵意を向けられやすくなるが、
 向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。

忘却補正:B
 人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
 忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。

自己回復(魔力):D
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
 魔力を微量ながら毎ターン回復する。

【保有スキル】
狭霧の帳:A
 生前の居城“凝縮した砦”ティンタジェルの加護。
 幻惑の霧や水の城壁を操る能力を得ている。
 年に二度姿を消す魔法の城の伝承から、気配遮断の効果も兼ね備えた特殊スキル。

軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的洞察力。
 窮地において彼我の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦術論理”。
 対軍・対城の攻撃に対処する場合に有利な補正が与えられる。

【宝具】
『灰緑恐斧(ティゲルノノス)』
ランク:C 種別:対人・対軍宝具 レンジ:2~5、3~30 最大捕捉:1人、50人
 115cmほどの斧頭を有する巨大な戦斧。
 性質の異なる二色の状態を持ち、任意時点での遷移が可能。
 緑の斧は斧頭が分離巨大化・回転飛翔して敵を薙ぎ払い、
 灰の斧は幽世の刃を以て概念や運命干渉を切り裂く。

【解説】
 アーサー王の母となるイグレーヌの先の夫、コーンウォール公ゴルロイス。
 アーサーの姉達の父、ガウェイン兄弟やユーウェインガレシンの母方の祖父。

 が、型月モルガンはウーサーの娘だと言うので、彼の血筋は絶えているかも知れない。
 ケイ曰く、ウーサーは概念受胎に適した女とロマンスの欠片も無い行為をしたとの事。

 その名はコーンウォール語で『灰色の男』或いは『緑の人』を意味するという。
 ゲール語もまた灰色と緑色を同じ語で表し、アンヌヴンの王『灰色の』アラウン、
 『緑の騎士』ベルシラック・ド・オーデゼールは本来同じ存在である、とも。

 ゴルロイスはアウレリウス・アンブロシウスとウーサーの兄弟に与して勝利に貢献し、
 一敗地に塗れ窮地に陥ったウーサーに助言して逆転へ導きもした軍功高い人物だった。
 しかし宴席でウーサーが公爵妃に惚れ込み露骨に口説き出した事から彼の運命は一転。
 妻を連れ領地へ帰った彼は「王に挨拶も無く去った無礼者」とされ、討伐軍が起こる。

 彼は最も堅牢なティンタジェルに妻を残し、ティラビル城で王軍を迎え撃っていたが、
 マーリンの魔術で彼に化けたウーサーがティンタジェルへ赴き、妻を孕ませてしまう。
 一方、王不在を知った諸侯は「敵軍にこの大事が知れては」と狂ったように攻め立て、
 本物の公爵はその日戦死してしまった。必ずしも公の死までは望んでいなかった王は
 大変に悲しんだともされるが、本心からの悲嘆と信じた者は皆無に等しかったという。

 悲劇『アーサー(ユーサー・ペンドラゴン子息)の悲運』では王自らの手で斬られ、
 ウーサー一族の破滅を願い全篇に渡って呪い続ける怨霊と化していた。是非もないネ。
最終更新:2017年08月13日 07:45