【元ネタ】
アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】聖杯のヒロイン
【性別】女性
【身長・体重】158cm・46kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A
揺るぎない信仰心によって高い抗魔力を発揮する。教会の秘蹟には対応しない。
騎乗:C
正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。
【保有スキル】
二重召喚(偽):C
ペルスヴァルの姉妹“聖杯のヒロイン”の霊基に
ペルレスヴォーの姉妹ダンドラーヌが混入している。
信仰の加護スキルが無ければ人格が揺らぎかねない。
啓示:B
“天からの声”を聴き、目標の達成に関して最適な行動をとる。
単独行動:A+
マスター不在でも行動できる能力。彼女の舟で敬虔な者が恵みを祈った時、
天から降ったマナがイスラエルの民を満たしたが如くに満たされたという。
信仰の加護:A
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
【宝具】
『剣を繋ぎ、人を繋ぐ(エトランジュ・ランジュ)』
ランク:C 種別:特殊宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
彼女自身の金髪に金糸と宝石を組み合わせて編まれた、手製の剣帯。
この剣帯を以て彼女が『不思議な剣帯の剣』を佩かせた騎士は
彼女に仕える事を誓っており、彼の強制召喚権および絶対命令権として機能する。
『是には触れぬ(ノリ・ メ・タンゲレ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~1 最大捕捉:2人
ダンドラーヌが手にしたイエスの聖骸布。
手を伸ばすと宙に浮き、
神の加護を求めるまで手にする事叶わなかったこの布は
所有者が敵対干渉を受ける際にレンジ外まで自動的に転移させる効力を持つ。
【Weapon】
『小舟』
帆も櫂も無い舟。豪華な絹布で覆われ、中に美しく立派な寝台が設えられている。
彼女の遺体が六年ほど置かれていた寝台であり、とても寝心地がいい。
彼女は操船技術を持ち合わせないが、彼女に関わった三艘の舟はみな勝手に動いた。
基本的には名を書かれない娘で、
流布本の一部にてひょっとしたら彼女を指すかもしれない名にアマイド(アミード)、
名がある希少例『円卓物語』でアグレスティツィア、サトクリフ版でアンコレット。
全く別の物語で全く別の役割を持つダンドラーヌ(ディンドラン)の名が、
同じ続柄であるために作外等で彼女を呼び表す際にしばしば用いられる。
ソロモンが父の剣を改造して作り上げ、後に天から降りた人物が聖別し文字を刻む剣。
これを腰から吊り下げる為の剣帯を用意すると言った
ソロモンの妻は、ところが
とんでもない屑布を差し出して「未来に相応しい品に換える乙女が現れる」と話した。
そして剣に刻まれた文字は、王と王妃の間に生まれた心身共に完璧に純潔な乙女のみが
これを換える事ができ、またその乙女のみが剣の真の名を初めて告げられる、と語る。
聖杯探求が始めると、乙女は「この世で最も美しい」とされた自らの金髪を切って
剣帯を作り上げ、しばらく後、隠者のもとにいた
ギャラハッドのもとを訪れた。
彼女は儀仗馬を驚くべき速さで駆って
ギャラハッドを導いて行き、海辺へ到着する。
そこには小舟があり、
パーシヴァルと
ボールスが乗っていた。四人は共に船出をし
やがて人気の無い渦巻島へ、そこへ泊まっていた“
ソロモンの舟”へとやって来る。
彼女は剣の長い長い物語を語り、剣帯を屑布から自作の光り輝く品へと換えた。
そして剣の真名『不思議な剣帯の剣』を告げ、これを
ギャラハッドに佩かせる。
この世で最も優れた方を真の騎士にして差し上げられた、いつ死んでも悔いは無い。
彼女はこう言い、生涯に渡り貴女の騎士になろう、と
ギャラハッドは誓った。
この後ほどなくして彼女は亡くなった。籟病に罹って死にかけている貴婦人がおり、
心身ともに純潔である王の娘の血を塗らなければ癒えない、との話を聞いた時
「華奢な彼女では耐えられない」と三騎士は揃って反対するが、彼女は受け入れた。
死の間際、彼女は自分の遺体を舟に乗せて流して欲しい事、三人がいずれ訪れる街で
その舟を見るから街の聖なる霊廟に埋葬して欲しい事、
ギャラハッドと
パーシヴァルも
同じ霊廟に葬られる事になる、と遺言する。そしてその全ては実現したのである。
最終更新:2020年03月23日 22:00