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藁猫重工業連合(WHI / Waraneko Heavy Industries coalition)

拠点:エリアJP、旧宮城県~旧岩手県
勢力範囲:エリアJP東北ゾーン、旧志那エリア湾岸ゾーン、旧東南アジア圏、およびその間の水域、太平洋広域
勢力規模:本社エリア:約1万8千人 勢力全体:約9万人
活動内容:各種複合重産業企業としての生産、整備、治安維持、軍務、輸送、海水の浄化、旧勢力圏の生産ラインや資材のサルベージ(非公開)
目的:東北エリアの防衛、東北エリア、北海道エリアからのエルフの一掃、市民生活の復興、東北の復興、極限環境における"生命体の可能性"の模索(非公開)

概要

〇日系企業を祖とする複合重産企業グループ。
  • ある情報処理企業をトップに、重工業、軽工業、電気電子機械、農業、浄水業、建築業、造船業、鉱業、化学、製薬等の様々なグループが部門として傘下に着いたことで発足したコアリション(企業連合)。
  • 元々は規模も産業も地域も、戦前企業戦後企業かもバラバラだった企業が、エルフや他企業から生き延びる事を共同目的として一つに結束したもの。
  • 元々の企業が持っていた子会社も傘下に入っているため、見た目以上に規模や勢力圏は広い。
  • エリアCN(旧中国)や東南アジア圏にも子会社があり、そちらでは安全圏内のサルベージや採掘作業を行っている。
  • 社員規模は1部門500~4000人。本社施設群には万単位の従業員がいる。
  • 多数の部門に分かれているが、これは専門性を取ってのことである。横の繋がりもとても堅固で、複数の部門で一つのプロジェクトを進めることもよくある。
  • ネームの元は「麦藁帽子をかぶった猫」。綺麗な環境と安心できる世界を取り戻す、その標語として選ばれた。…CEOに据えられた人物が猫好きだった、本社のある場所が猫の巣になっていた等憶測は幾多もある。

〇JPエリア、旧宮城県あたりに本社敷地を置く。
  • 旧宮城から旧岩手あたりまでの広い範囲を影響圏に置く。本社は藁猫重工最大規模の産業プラントと化している。東京ドーム数十個分の広さがあり、さながら一つの工業都市。港湾施設、各部門施設群、居住区、各種生産設備…企業として動けるだけの全てがそろっている。 
  • 実際にシリコンロード付近の都市一つ(瓦礫と化していた地帯)を接収・再開発しており、敷地内には居住区も用意され、ほぼ完全に工業都市と化している。各研究所や生産プラントも同敷地に集約されている。
  • 地上層の一部では民間向けの日用品や消費財を生産している。各企業のノウハウが一つに集まったこともあり、例えば電化製品なら省電力・静音・高耐久・機能充実、どれをとっても一級品のモノを生産する。
  • 社内病院(一般にも開放している)、社内学校(企業合併の過程で併合した一般の工業高校)も表層にある。
  • また、海が汚染された今欠かせない存在となった浄水施設を数多く保有しており、民間や対外にも格安で浄水を提供している。なので類を見ないほどの大規模工業都市にもかかわらず、近隣の海はとてもきれい。
  • 一方、地下は(某"装甲核3"のレイヤードよろしく)巨大な地下空間が広がっている。企業がかつて身を隠していた、今は放棄された巨大地下シェルターを買収し拡張したもので、WHI得意分野の強靭な鋼材を使い、地下空間の底から地上まで何万本もの柱で支えている。崩落事故はおろか、崩落する危険も完全にゼロを自負している。
  • 地下では地上と比べ非常に専門性の高い部署や発電施設が設置されている。一般には見せられないできないような部門もあるとの噂もあるが、噂を確かめるべく侵入したジャーナリストは【██████執拗な黒塗り██████】。
  • また、色々と黒い噂の絶えない化学製薬部門、研究開発部門もなぜか地下深層に置かれている。何故かは【████執拗な黒塗り████】。

〇陸運、海運を担う企業の一つ。
  • 近辺の安全は陸上・海上海中ともに確保しており、安全な海域を提供している。よって海上輸送も積極的に行っている。

〇当面の目標は本拠地である東北エリアの防衛と勢力圏の拡大、エリアCNや北海道エリアへの進出だが、
  • さらに大きな目標として「北日本エリアからのエルフの一掃と影響の浄化」「東北圏の市民生活の復興」を掲げている。
  • 非WHI企業の中にもこれに賛同している中小零細企業は多い。そのあたりの結びつきで地盤を堅固にしているとも。

〇完全無欠、全てがそろっているように見えるが、弱点も多い。
  • エリアJP特有の問題として、地下資源に乏しい。即ち、鉱物資源の採掘はかなり限定的。
  • エリアASの安全圏に鉱山を保有しており(正確には地下採掘系の子会社が傘下に入っている)、鉱石類はある程度自給できる…が、結局「ある程度」でしかないが故、サルベージやリサイクルで鉱物を得る以外は輸入に頼らざるを得ない。
  • もちろんエリアAS中部や旧中国地方から運搬してくるにしてもエルフの襲撃をいなしておかねばならず…極度ではないとはいえ鉱物資源の不足に悩まされている。
  • また、企業の中でもかなり新参の方なので、防術機の関係技術は他企業に大きく後れを取っている。
  • 防術機の配備数、機種数、どちらをとってもかなり見劣りする。
  • 他企業とのガチでの戦争になると勝つ見込みは少ない、とも言われており、目下防術機部隊の拡充が行われている。さらには安全圏内での防衛目的でCFの導入も検討されているらしい。

〇 「獣人」の存在が同社最大の特徴といってもいい。
+概要
  • いわゆるケモノ。動物の特徴を受け継いだ人間とも、人間の骨格へかなり近づいた動物とも言える。その正体は生体技術・規制技術によって変身し強化された従業員である。
  • 身体は大幅に変化・強化しており、多少のことでは傷つかない外皮と被毛と筋肉、骨格の頑丈さの向上、反射神経の鋭敏化が為されている。
  • 知能や人格等への影響は、変化の前後を見れば全く変わらない。身体の変化につられて多少の性格の変化は見られるが、それ止まり。
  • 獣化のバリエーションも広く、犬猫、狼虎狐、海洋生物、果ては爬虫類(ドラゴン?)まで確認されている。
+発覚と収束、現在に至るまで
  • 重工内部をこっそり撮影した写真によりその存在が発覚している。
  • WHIは以前より「人体を"最適化"する薬の開発に成功した」と報じており、その薬を投薬された人間だとされていた。
  • 騒ぎを受けWHIは後天的変異技術の存在を公表。「従業員保護と最適化のための必要な措置の一環であり、獣化はそれを一目でわかるようにするための効果」とのコメントを出している。また、アイギスとの交渉で「ある条件と引き換えに、規制技術の一部使用許可をされている」ことも公表している。
  • 同時に獣化薬を開発する以前の事故による死傷者数と、現在の事故の死傷者数も公表。死者は大きく数を落とし怪我人も軽症で済むケースが大幅に増えており、「このデータは獣人化による身体の頑丈さの向上と、反応速度と瞬発力の向上による賜物」と研究成果と付随するデータも公表。
  • これらのデータを以て「不要な人体改造」「人間の尊厳を踏みにじる行為」との批判は落ち着いた。
  • …民衆や他企業からの批判は落ち着いたが、ラピリスやそれに加担する一部、生体技術反対派からは、これ以来批判やデモ行為を受けている。
  • これに対しては「従業員の安全が最優先」というスタンスで一貫しており、ラピリス等との軋轢は深まる一方である。
  • 当初は従業員の保護を目的としていたが、アニマルセラピーに似た心の癒しの効果もあるとして、今では危険性の少ない部署でも獣化する人が出ている。広報などにもケモノ化社員が起用されている。
  • 但し、この獣化薬そのものは社外秘のモノ。保管庫に無許可で侵入を試みたジャーナリストや泥棒が過去に居たが、その全てが████████。
  • また、近年ではいわゆるスライム娘といったものも出現している…とされている。

〇 このように様々な生体技術が開発されているが、裏では「人間を含む、あらゆる生命体の極限環境下での可能性」を模索しているのでは?との黒い噂も。


本社施設紹介

藁猫重工本社ビルのある巨大施設群の施設を特別に紹介。

●表層-対外開放部門(一般開放されていたり、見学コースがあったりする部門。雇用も積極的に生み出している。)
+軽工業部門(WHI_Light Industry)
 WHI最初期からある部門の一つ。
 一般向けの電化製品や生活必需品・消耗品・消費財を生産している部門。
 繊維工場、雑貨工場、食品加工工場などを有しており、大多数は一般向けや対外企業向けの貿易品を生産している。
 「貴方の生活をワンランク上へ。WHI」というCMも流している。
+藁谷工業専門学校(WHI_Industrial School)
 次世代の技術者やパイロットを育成・養成するための専門学校。
 一般教養や時勢を学びつつ、機械工学、電子工学、情報工学…様々な分野を専攻していく。
 さすがに学校名に「猫」は使えなかったらしい。
+医療部門(WHI_Hospital and Medical)
 社内病院、民間向け病院を運営する部門。看護学校・医療専門学校も併設する。
 大きな総合病院をいくつか併合しノウハウ・知識を交換し最大化した医者を何人も雇用したうえで近隣各地に派遣しており、
 この世界では少なくなったであろう「外科手術が出来る病院」を運営している。
 「明日のあなたを健康に。」
+浄水部門(WHI_Clean Water)
 名技研の浄水装置を元に、ろ過・浄水化技術を研究開発している。
 名技研とは技術提携を結んでおり、研究したろ過浄水化技術を相互にフィードバックしあっている。
 また、除染艦「グロースシャーレ」を多数保有しており、定期的に(例えばそうる氏の「傭兵団海上基地」と)往復することで少しずつ海をきれいに浄化していっている。
 浄水部門の人は(作業効率向上や個人的趣味で)海洋生物系ケモノと化しており、イルカやシャチの姿をした人々はかわいいと人気だったりする。
 「おいしい水を毎日飲もう WHI浄水機構」
+建築部門(WHI_Building)
 WHI建屋や、周囲の地区の土木建築を一手に担う部門。
 大工やとび職を多数養成しており、家一軒を1月ペースで建造、瓦礫街と化した市街の復興発展に大きく貢献している。
+運輸部門
  • 海運部門(WHI_Sea Transpoat)
  • 陸上輸送部門(WHI_Land Transport)
 どちらも輸送業が手を組み発足した、WHI最初期から存在する部門の一つ。
 コンテナを積んだ大型トレーラーによる陸運や大型タンカーによる海運を行っている。
 地味ながらWHIの基盤を支える重要な部門。
 一般向けの輸送も行っており、フェリーなどの定期便も運航している。
 海運部門の人は浄水部門の人と同様に海洋生物系ケモノと化している。
+対応部門(WHI_Security and Maintenance Group)
 とても規模の大きい部門。WHI創設時に警察署や消防署なども協力し発足した。
 警察と消防とレスキューとメンテナンスグループが合わさったような部門である。
 WHI社内で起きた事故の対応を行う(火災の消火活動、事故の処理、社内犯罪の対処)他、
 日ごろからWHI社内のパトロールや重機のメンテナンスを行い事故や事件を未然に防いでいる。
 当然訓練は重工内でトップクラスに厳しく、専用の訓練設備も用意されているほど。
 WHIに限らず、近隣の消防や警察としての役割も担っている。
+販売部門
 一次産業部門の産出した製品や軽工業等の部門が生産したもののうち、一般向けの商品を取り扱う店舗を市街地で運営する部門。
 街並みも産業も一度壊滅してしまった中、人々の日々の営みを助けるべく、消費財・日用雑貨を格安で販売している。
 WHI社内の物流の末端も担っており、社員食堂や売店もココが持っている。
 (社食の一部は公開されているので、民間人も多く食べにくる。豆腐ハンバーグカレーがおいしいともっぱらの噂。)
●表層 非一般向け (一般開放されていない部門)
+総務部門
 WHI最初期からある部門の一つ。
 それぞれの部門を総括する部門。デスクワークなどはここが統括している。
 規模の膨れ上がったWHI全てを取りまとめる為に相当数の人材と機材がそろっており、日夜交代でWHIを一つにし、次のステップへと踏み出すための業務をしている。
 各部門の間を取りつなぐ仲介役・仲裁役でもあり、仕事の量と分野はWHIで一二を争う。
 ・議会
  対外対処の決定権を持つ、各分野の分野長+議長からなる議会。WHIの最高決定権は議長=WHI社長が握っている。
  なお、便宜上ここに記載してはいるが、議会および社長室の位置はWHI本社敷地の"いずこか"ということになっている。
+重工業部門
 多数の重工業企業が集まって発足した、最初の部門の一つ。
 大衆車や大型トラックなどの輸送車両をはじめ、鋼材や建材などの生産も取り仕切っている。
 鉱山の採掘などもここが担当しており、海外の子会社もここの直轄に入っている。
 最初期は地下施設群の建造に大いに貢献しており、WHIの中でも特に力の強い部門でもある。(藁猫重工と銘打っているだけ当然ではあるが)
 従業員の数も全部門中最大を誇っており、最先端の技術も真っ先にここに導入される。
+造船部門
 大型の造船所をいくつも保有し、かつて漁港だった場所を軍港に拡張・改良して運用している。
 一般の客船や民間向けの漁船(自衛用に機銃つき)も多数造船している。
 シェルブロック式多目的艦「グロース・シャーレ」を生産しているのもココ。
+軍務部門
 とても規模の大きい部門。
 対エルフや海賊等、敵対勢力に対する防衛や攻撃を一手に担う部門。対応部門とつながりが深い。
 対応部門が警察や消防だとすれば、軍務部門は文字通り軍隊。物理的な攻撃からWHIを守るべく日夜訓練に励んでいる。
 多数の防術機を保有し、防術機と随伴歩兵も含む5個大隊を以て1師団としている。現状3個師団を保有しており、本社防衛隊、岩手方面隊、山中方面隊として配備している。
 また、巡洋艦と駆逐艦から成る艦隊と、母艦代わりの大型強襲揚陸艦、哨戒艇・爆雷艇・沿岸警備艇から成る沿岸警備隊を保有しており、近海と沿海を防衛している。
 これら陸上隊と海上隊による防衛網で安全保障圏外に位置するWHIを、ひいては周囲の市街地までも防衛している。
+農業部門
  • 海産部門
 WHI社内の食糧事情を解決するために設立された一次産業部門。
 農業部門は広大な農地を保有し、大豆や麦、野菜等多種多様な食料を生産している。
 海産部門はグロース・シャーレ(後述)の養殖シェルを使い多数のいけすの中で魚を養殖している。
 どちらも原始的な人の手農業水産業だが、WHIの食料自給率を高めるのに貢献している。
 また、産出された食料品のうち3割ほどは近隣の民間に安値で提供されている他、軍用レーションなどの加工品になって輸出されたりしている。
 野菜泥棒の防止や疫病の阻止、遺伝子組み換え技術の流出防止のために一般開放はされていない。
●地下第一層
 通称エリアB1。貯水槽ですべてが占められており、地上のメンテナンスハッチから内部に入る以外は進入できず、エレベータも通過する。
+貯水槽
 地下施設での上水・下水処理のための貯水槽となっている。
 エルフのMSC弾頭への対策も視野に入れており、従来の貯水槽とは作りも貯蔵量も一線を画している。
●地下第二層
 通称エリアB2。軽度機密、ライセンス品等あまり社外に漏らしたくないものがここに入っている。
+酸素循環装置
 機密された区画内に酸素をいきわたらせ、二酸化炭素を回収して酸素を放出するための装置。
 二酸化炭素から炭素を吸着し、カーボン材料として吐き出す機構も備わっている。
 炭素を取り出された二酸化炭素は酸素になり、再びエリア内に供給される。
 定期的に地上や下層と空気の交換がなされており、気圧や気体配分を一定に保ち続けている。
+マシン生産ライン
 かつてNW以前に無人兵器を生産していたと思われるラインをサルベージし、改造したもの。
 作業用機体各種、銃砲火器等をメインに生産している。
 サルベージだけして来て今は動かしていないラインもいくつか存在する。
+地下農場施設
 研究開発部門(後述)で開発された遺伝子改良植物の内、特に機密とされているものがここで生育している。
 地上の農場と比べると面積こそ狭いが、層の中で2段になっているため延べ面積は地下の方が広い。
+対外輸出品用機密生産工場
 輸出用メテオエンジンや輸出用防術機等のブラックボックスを作っている。
 ブラックボックスは高性能の機密処理システムを内包しており、
 無理やりに開けようものなら内部機構はリバースエンジニアどころか修理すらできないほどに消失する。
●地下第三層
 エリアB3。重度機密を取り扱っており、外部の人間はおろか、WHIの従業員の大多数もここの存在を知らない。
 通常エレベータはここに止まることはなく通過し、メートル単位の天井・床の壁、何重にも張り巡らされた監視・防衛網で外部からの侵入を拒んでいる。
 ここで働く職員は一部を除いて第三層を出入りすることなく、就職(スカウトされることがほとんど)の時からずっと第三層の中に籠りきりになる。
 許可なく立ち入ろうとした者、許可なく外に出ようとしたモノは     。その際        、        。
 また      、          。        、        。   、                  。
               、                   。
 故に、入ろうと思っても入ってはいけない。人間の姿で帰れる保証はない。

+酸素循環装置
 エリアB2に設置されているものの大型版。重度に機密されているエリアB3専用に調節されている。
+ナノテック部門
 ナノマシンやそれに類するピコスケールのマシンを研究製作している。
 本来アイギス規制が駆けられているナノマシンだが、「ナノサイズではなくマイクロ・ピコサイズのマシンなので大丈夫」として研究している。
 このマイクロマシンだが、ピコスケールのナノマシンが集合して一つのマイクロマシンを形作っており、投与・使用と同時に分散してナノマシン化する。
 「分かっていてやってる」分悪質。
 主に人体の血管中に注入し、悪性腫瘍や外傷を治療する医療用ナノマシンを開発している。
 「人体の中なら隠されるし大丈夫」とは開発者の談。逆に形に残りかねない           や        などは開発しないらしい。

+研究開発・化学製薬部門
  • 研究開発部門
  • 化学製薬部門
 WHI随一の狂人の集まりと言えるレベルの部署。研究開発部門と化学製薬部門は表裏一体であり、部門こそ分かれてはいるが一枚岩と言える。
 研究開発部門は表向きは特定分野に限らず様々な研究を手掛け、化学製薬部門は医薬品の調合・生産を主とする風にされている。
 だが、内部ではそれだけではなく、細胞の遺伝子や原子レベルで物質や生物を"弄"ったり、人体の解析・人体実験にまでも手を染めている。
 彼らの部署の中で出ることを許されている"対外担当"曰くして「自らを守る為なら人間の尊厳なんぞ捨ててしまえばいい」「自らの肉体の限界を超えれるなら、何故超えない?」、
 果ては「既に人が人として生きられなくなった今、人の器に執着し続ける理由など存在しない」とまで言っており、実際に「人の器を捨てる為のモノ」が生まれてしまっている。
 そしてWHIの多くも(ここまで過激ではないにせよ)この考えに賛同するものは多く、既に幾多の人員が「人間でなくなっている」。

●地下第四層
 エリアB4。エリアB3とは打って変わり、こちらはB2よりも機密レベルが低い。
 最も、何の対策もなしに長居できるような温度ではないのだが。
 故にここの区画で働く人員は特定の獣化薬(後述。体を獣人に作り替える薬。)の接種、もしくは耐熱スライム化技術(後述。)を受け熱に強い体質になったうえで、
 耐熱服を着て作業に当たるように義務付けられている。

+天井、壁・排気口
 施設ではないのだが、特徴的なのでご紹介。
 断熱材と真空の層を幾重にも重ねており、平均室温45度の第四層の熱を他所に伝えないようにしている。
 また、排気口は近隣の山の山頂付近に開けられており、環境に対して影響を出さないように、また地下施設全体の室温が上がらないように工夫が施されている。
+発電区画
  • 地熱発電区画
  • 熱交換発電
  • その他発電区画
 WHI全体の電力を賄うべく建造された、大型の地熱発電機と熱交換発電機。
 地熱発電機はバイナリ式の発電方式であり、第四層の更に地下深くから熱湯を循環させ、他の気体を介してタービンを回す仕組み。
 熱交換発電機は簡単に言うとゼーベック効果による発電の大規模版であり、この階層から排出される熱を熱回収器で集め、地上の空気との温度差で発電するものである。
 前者は第四層の半分ほどを占有する規模で設置され、並の規模の原子力・核融合炉よりも大きな発電量を誇っている。
 後者は地熱の排気口と地上の給気口の間やアーク焼却炉の排気口と給気口の間に取り付けられている。こちらも並の火力発電機1基に相当する発電量を誇る。
 等々、第四層で発生する熱はあの手この手で電力へと変換されている。
 このおかげでWHIは他から電力の供給に頼ることなく、広大な敷地全体を稼働させることが出来る。
+アーク焼却炉
 WHI内で発生したゴミを焼却する炉。
 アーク放電による局所的な加熱を利用しており、燃料を使用することなくゴミを燃やすことが可能。
 燃えた灰は農業区画で肥料に使われたりする他、金属を取り出したりする。
+溶鉱炉
 対エルフ戦で発生した残骸や、サルベージしてきた金属製品(空き缶から古い機械類まで様々)を溶かし、金属として再利用するための溶鉱炉。
 一見鉄くずをただただ全て溶かして固めているだけのように見えるが、WHIはある方法で固めただけの金属合金塊から純粋な金属を取り出すことが出来る。
+排気浄化区画
 アーク焼却炉・溶鉱炉などで発生した煙を集め、きれいに浄化するための区画。
 遠心分離機と積層フィルターの組み合わせを使うことにより、PM0.1のような微細な粒子に対して99.998%の除去率を誇る。
 簡単に言ってしまえばダイソンの掃除機のドデカい版とコーフィーフィルターが交互に3つ程並んでいる。

治安指数(及び○○セク)

WHIはその周辺地域における警察や消防の役割も担っており、それ以外は民間の警察等に任せている。
しかしWHIの訓練された対応部隊に比べると民間の警察は質や動員力で比較するとどうしても劣ってしまい、結果として治安に差が出る結果となっている。
その治安の状態をWHIは半年に1度広報などがマップとして公表している。(これは「民間レベルの安全維持の為」の他に「WHIの勢力圏を誇示する為」でもある。つまり「他の力のある企業が勝手に我々の勢力圏内に入ってこないように」という"配慮"でもある――WHIは自社や傘下、および民間には優しいが、他企業(ヨソモノ)の侵入には基本的に厳しい対応を取る)

+ハイセク
  • ハイセク:治安指数10.0~7.0
ハイレベル・セキュリティ・セクター。セクがセキュリティとセクターどちらの略なのかはたびたび議論の種になる。
WHIの対応部隊が1分半以内に駆け付けられるエリア(治安指数10.0)を中心としたゾーン。
基本的に安全であり、通報・要請があれば少なくとも10分以内には対応部隊が現地に駆け付けることができる。場合によっては犯人確保まで行えることも。
パトロール隊も多く、民間レベルでの連携も強い為犯罪らしい犯罪は起きづらい。
街中も綺麗で整っており、幾多の住人が安心して生活を行える。交通量や人通りも多く、活気にあふれていると言える。
+ミドセク
  • ミドセク:治安指数6.9~4.0
ミドルレベル・セキュリティ・セクター。
WHIの対応部隊が30分以内に駆け付けられるゾーン。ハイセクの外縁をドーナツ状に覆うようにしてできている。
対応部隊と民間警察の率が半々程のゾーン。ハイセクに比べるとたまに物騒な事件が起きたりする。とはいえ現代日本レベルの治安は約束されている。
犯罪らしい犯罪がたびたび起きては警察が出動、数日~数週間後に逮捕されるようなゾーン。
時たま非日常が起きる事を除けば安心して生活は行える。
+ローセク
  • ローセク:治安指数3.9~0.1
ローレベル・セキュリティ・セクター。
民間警察が主となり、警備に勤しんでるようなエリア。対応部隊の車両が入れない密集したエリアだったり、スラムに近いようなエリアだったり。
対応部隊が駆け付けるまでに1時間以上かかるようなエリアが多い。1週間に1度何かしらの事件が起きるとも。
WHIの勢力圏ではあるが、現地ゲリラの勢力と重なっている等安全とは言いづらいエリア。時たま銃撃戦が起きることも。
調子に乗っているとWHIの防術機がすっ飛んでくる為…まだ、まだ何とかなる。その場での"略式の処刑"が散見されることも…。
ここに住んでいるのは物好きか犯罪者予備軍と称される。自衛手段無しでここに入るのは危険。
物流も少なく、人通りもほとんどない。道路を走るのは装甲車か、鉄板と有刺鉄線を張り巡らせた車等。
WHIもここに住むことを禁止している。(ヌルセクでの戦闘時に退避できないなどの理由もあり、住人は基本的に"居ない物"とされる)
+ヌルセク・ゼロセク
  • ヌルセク:治安指数0.0
ヌルレベル・セキュリティ・セクター、もしくはゼロ・セキュリティ・セクター。
現地ゲリラの拠点に近いエリア等、特に危険とされるゾーン。
ここに侵入するのは命知らずのジャーナリストか、攻略するための軍事部隊かのどちらか。民間人は基本的に立ち入らない。
戦場となることも多く、周囲のミドセクに退避命令が出ることも。
特に危険な地帯は、ゼロを下回る程危険という意味で「マイナス」と呼ばれることも。
+虚数
  • 虚セク:治安指数〇〇+Ni
東北(旧青森エリア南西~旧秋田エリア県北)への異相存在(揚陸艦型とみられる)の落着を受けて急遽制定された数値。2.4+2iのように記される。
異相存在による攻撃があった、ないし攻撃が想定される地区の危険性を示している。
今のところ落着地点の+100iを最大として(無記入、+0iを除けば)+1i~100iの数値が用意されており、この数値が増えれば増えるほど異相存在の攻撃や影響にさらされるとされている。
ただ、「急遽制定された数値」なので、この数値はどれほど正確なのかは誰も分かってはいない。

WHI主力製品

+メテオエンジン
  • メテオヒュールを用いて少ない吸気から高効率かつ高出力をたたき出すエンジン。
  • 航空機用タービンエンジン、重機用シリンダーエンジン等が存在している。
  • 防術機ではドール・フレームのホバー部にタービンエンジン、シュロスミューラにシリンダーエンジンが搭載されている。
  • 比較的小型のエンジンのみがリリースされている。目下大型化技術を研究中。
+除染艦「グロース・シャーレ」
  • 元ネタはMGS2の舞台となる海上施設「ビッグ・シェル」。向こうは施設だったが、こちらは艦船であり、海上の移動が可能。
  • 扁平な正六角柱の行列・集合体のような見た目をしており、傍目には船だとは分かりづらい。六角柱それぞれはモジュラー式の船体であり、各々で機能を完結し、接続することで機能を拡張することが出来る。
  • モジュラー式の船体は破損・被弾や予期せぬ襲撃にも強い。例えば普通の船なら長期修理となる損傷も、損傷した船体部を切り離し、別な船体を取り付けて短期間で再就航が可能。船上火災や大規模浸水など海上で運航に支障が出るレベルの損傷を受けても、その損傷部を緊急切り離しすることで残りの部分だけで逃げることが出来る。テロリストが乗り込んできても、その船体部だけを切り離して脱出できる。もしくは全体をバラバラにしてしまうことで統制をとれなくする荒業も。
  • 六角柱はそれぞれ「シャーレ」と呼ばれており、内部構造がそれぞれ違う。外面の構造はほとんど同じ。そしてどれにも補助電源と補助動力、補助推進が取り付けられており、シャーレ単独でもある程度の航行が可能。
  • シャーレ一つ一つは1辺52mの大きさ。

〇 以下、シャーレ紹介。
【指令シャーレ】
  • 船の指揮統制を担う指令室・航行室・艦橋部。
  • 船全体に指令を飛ばすことが出来る。
【動力シャーレ】
  • 発動機とスクリュー、燃料等航行に必要不可欠なものをまとめたシャーレ。
  • 船に動力を提供する。増やすことで速力が増えるが、同時に弱点にもなる。
【電算シャーレ】
  • 対エルフジャミングを施された大型コンピュータ類と、それを動かす補助動力を束ねたシャーレ。
  • 複雑な形をする船の姿勢制御や動力調整を行い、大型化した艦を正しくまっすぐ進ませることが出来るようになる。
  • ある種この船のコアと言える。これが無いと素早い区画閉鎖やパージが出来ないため船のダメコンが難しくなる。
【居住シャーレ】
  • 乗員の居住・娯楽・食事を一手に担うシャーレ。
  • 3階構造のシャーレ内には200人の寝床・食堂厨房・シャワー室・食糧庫などを備えており、これ一つだけでも居住コロニーとして完結する様になっている。
  • 甲板にはリラクゼーション室・ジム・医務室や、サッカーコート、テニスコートがある。
【倉庫シャーレ】
  • 名前そのまま倉庫。
  • シャーレ一つが巨大な倉庫になっており、内部に多数のコンテナを収容できる。コンテナを運び出すための大型エレベータもある。
  • 内部だけでなく甲板にも多数のコンテナを設置可能。大型のクレーン2基で荷積み荷下ろしも楽々。
【浄化シャーレ】
  • この船最大のミソとなるシャーレ。
  • 組み上げポンプ、貯水槽、ろ過施設、消毒施設、汚水処理施設など、海洋汚染を取り除くためのすべてがこのシャーレの中に詰まっている。
  • 進行方向から海水をくみ上げ、ろ過・浄化を施し、後方から排出する事で少しずつではあるが海を浄化している。
  • このシャーレのみ倉庫スペースがなく、シャーレのすべてを浄化のために費やしている。
  • また、貯水槽に海水を注入して処理する都合上、シャーレ単独では浮力がかなりギリギリになる。
  • これらの理由もあって、他のシャーレで浮力を稼ぐ必要がある。
【武装シャーレ】
  • 2門の連装中型砲と艦対艦ミサイル投射機、対艦魚雷投射機、爆雷投射機を備えた重武装シャーレ。
  • 対艦対空レーダーを司令塔に備える。
  • 艦底部に対潜ソナーを備えている。
  • 電算シャーレとの合わせ技で1基でも高精度なレーダー・ソナーとなるが、複数基が同時に稼働することで二点測位・三点測位の要領でさらに高精度高感度なレーダーとなる。
  • 側面配置型と正面背面配置型の2種類がある。
  • 他のシャーレと違って装甲に包まれており、生半可な攻撃では貫徹できない。
  • 対海賊、対エルフ向けのシャーレ。基本的にどの就航艦にもこのシャーレが組まれている。
【空母シャーレ】
  • 当初は予定になかったシャーレの一つ。
  • 7つ分のシャーレを二列一直線に接続し、甲板に長大な飛行甲板を設置した大型シャーレ。
┗ 縦配置型とナナメ配置型の2種類が確認されている。
  • シャーレ内に格納庫や燃料弾薬庫があり、(乗員居住性や倉庫、動力や推進を考えなければ)コレ単独で一つの空母として仕事が果たせるように設計されている。
  • あくまで航空輸送機による物資の積み下ろしのためとの名目だが、どう考えても飛行型防術機や戦闘機の離発着用途にしか見えない。
┗ 輸送機が着艦できないわけではないので、これを積んでメガフロート化したグロース・シャーレも存在する。
【農場シャーレ】
  • 当初は予定になかったシャーレの一つ。
  • グロース・シャーレをメガフロート化するにあたってある程度の自給自足をするために設計されたもの。
  • 後述の二十日大豆をはじめ、藻類、真水等生活に必要な食料水などを生産するためのシャーレ。
  • メガフロートに組み込むために運搬する以外で、基本は船に組み込まれることはない。
【養殖シャーレ】
  • 当初は予定になかったシャーレの一つ。
  • 農業シャーレと同じだが、こちらは内側を大きな生け簀としている事。
  • 浄化シャーレで浄化した真水にミネラルを入れることで海水を再現し、海産物・海藻などを育てている。
  • 基本的に船に組み込まれることはないが、研究目的で魚介類を回収するために使われることがしばしば。
+二十日大豆
  • 二十日大根の変則版……ではなく。
  • 文字通り、種まきから収穫まで平均二十日という超スピードで成長する遺伝子改良大豆。
  • 日光、水、肥料、一定の二酸化炭素…特定の要素がそろえば、目に見えるような速度でぐんぐんと育っていく。
  • 土に植えて水をかければ1日で発芽し、十日ほどで生育し、五日ほどで花をつけ、二十日に実を付ける。自家受粉できるのでおしべぽんぽんも必要ない。
  • これにより重工内での食料需要を満たし、かつ社員の健康にも配慮している。
  • 大豆にはサポニン等毒性のあるものが含まれるが、遺伝子改良の過程で除かれている。
  • 地下層で厳重に管理され生育しているので、生態系を破壊することは先ずない。
  • 出荷される際も種子たる大豆の芽を機械により取り除かれてから出荷されるか、一度火を通し絶対に発芽しないようにしてから出荷される。
+燃料大豆
  • 二十日大豆の変種。
  • 脱脂大豆とは逆方向に改良し、脂肪をたっぷりと溜め込むように改良した大豆。
  • ほかでもなくバイオ燃料にするために開発されたモノで、90%クラスの燃料変換効率、そして80%台の熱変換効率を持っている。
  • そのため食べたとしても味らしい味はないが、脂肪がたっぷり詰まっているので一粒食べるだけでも半日の必要カロリー量を満たしてしまう。
  • 味はそこまでよろしくない。
  • 目下「人が食べる燃料大豆」の開発が研究されているらしいが、それはただの大豆では…
+大豆バー
  • 大豆をすり潰してペースト状にして味を付け固めたもの。
  • 2000年代の日本でよく見られた健康栄養食品を再現したもの。
  • 一本満足バーよりもカロリーメイトに近い味付けバリエーション。
  • 一箱10本入り。学校に遅刻しそうなあなた、小腹がすいたあなた、戦地へ向かうあなたに大豆バー。
  • 一箱で1日の必要栄養素の半分を摂取出来るよう成分調節されている。
  • バーには豆知識の焼き印が押されている。教育の現場にも大豆バー。
  • もちろん対外輸出もされている。飢餓に日照りに大豆バー、非常食にも大豆バー。密封パックでおいしさ長持ち大豆バー。
  • チョコ味派とフルーツ味派で派閥争いが起きている。
+コムギ
  • 画面の前の我々にもなじみ深い小麦である。
  • 野生の小麦を見つけたWHI職員が持ち帰り、繁茂実験・研究を重ねた結果生み出された物。
  • 一応「真っ当な物」として開発された物であり、種籾の状態で一般に販売されているほか、輸出もされている。
  • 生産量も多く、味も風味も良い。大豆シリーズと並んで農業部門の主力。
  • パンが焼けるぞ!
+脱出装置
  • なんてことのない脱出装置。
  • 作業用機、防術機をはじめ、藁猫重工の機体には標準装備されている緊急脱出装置。
  • 一応動作機構としてはかなりの信頼性を誇っているため、民間軍事他企業問わず輸出している。

WHI社外秘製品・ライセンス生産品

+メテオヒュール
  • メテオエンジン用高性能【社外秘】燃料。
  • 【社外秘】技術によって【 社外秘 】された【社外秘】を解析した結果判明した物質「メテオ」を、燃料加工したもの。
  • この燃料によってメテオエンジンの特性は実現している。これが無ければメテオエンジンもただちょっと高出力のごく普通のエンジンとなる。
  • …と、項目欄を見てもらえればわかる通り、メテオエンジンは楽々輸入できても肝心の燃料を輸入するのにライセンス料がかかるという仕組み。
  • 燃料加工されているので、肝心の物質「メテオ」を抽出したりすることは不可能。つまりコカ・コーラの原液。使ってもいいけど中身解析できないしさせないよ的な。
+セレスティウム
  • 地表に落着した星間物質から解析された鉱物。
  • 粘性と熱耐性と腐食耐性が高く、高温でも膨張・変形しにくく風化・腐食・酸化しにくい特性がある。
  • このままだと鉱物としては柔らかいので、鉄・炭素・クロム等と合成して後述のセレス鋼を鍛造する。
  • 戦略的物資の一つであり、セレスティウムそのものの生成方法及び精錬方法は地下深くに秘匿されている。
  • 地球上の物質から再現する方法もすでに研究完了している。
+セレス鋼
  • セレスティウムと鉄・炭素・クロムなどを一定の割合で配合し強化した鋼。
  • 加工難度は高い代わり、高い粘りと熱耐性、防弾性、対腐食性対酸性などを併せ持つ。
  • WHI製防術機のバイタルパートはこのセレス鋼でガードされている。故に高いパイロット生還率を誇っている。
+鉱物大豆
  • 遺伝子改良の結果生まれた特殊な大豆。非可食性。
  • 屑鉄等を混ぜ込んだ土壌に植えることで、混ぜ込んだ金属分子を分解・還元して種子に溜め込む。結果、豆は純粋な金属の塊として取り出すことが出来る。
  • 高度な遺伝子改造によって特定の金属原子のみを集めるようにできている。
  • これにより、サルベージしてきた物品やエルフの残骸、撃破された機体の残骸、日々発生するゴミ、掘削で発生した土壌などから新たな材料を取り出すことが可能。

規制技術

  • WHIはアイギスとの協定で、「東北方面、北海道のエルフタワーからの侵攻の阻止、および北海道方面の作戦従事を一手に担うこと」と引き換えに規制技術の一部使用を許可されている。

+獣化薬(通称であり正式名は「身体強化薬 試作3号」)
  • 藁猫重工化学製薬部門(WHI-CM)の産物。
  • 人間が人間であるための器を壊す禁忌の産物である。当然規制技術であり、通常であればアイギスの認可が下りることはない。
  • シリンジ注射式の薬で、太ももにパスっと打ち込んで使用する。レーザー針で適量の入ったカプセルを注入するタイプなので投薬は一瞬。
  • 投薬すると数分から数十分で全身に回り、1時間~12時間ほどで体が獣人と化す。
  • 人によって筋肉痛や頭痛のような症状が出るが、獣化が終わると収まる。短期間で変化する程症状は出やすく、強くなる。

  • 獣人と化した体は筋肉が大幅に増大し、高い俊敏性と耐久力と筋力を発揮するようになる。個人差にもよるが反応速度や判断力に対するブーストや嗅覚の大幅な向上、心身の改善も報告されている。うち嗅覚の大幅な向上は場合によっては不利益をもたらすため、嗅覚を鈍化させる薬も投与されることもある。
  • 効果は投薬量により変動し、1時間程度の短期間から、数年単位の長期間まで。
  • 過剰投与しても筋肉が増大しすぎたり意識までケモノ化したりはしない。誰にどれだけ投与しても一定の効果を発揮する。

  • 謎技術だが、どうやって実現してるかはWHI-CM研究主任以外知らない。どうも体のどこかに人間としての身体の遺伝子情報を刻んで残した状態で、対応するケモノの遺伝子を上書きし、強制的にアポトーシスを起こし、細胞死が起きるそばから新しい細胞で書き換えていく…とのことらしいが、それも謎技術。
  • 戻る際も同じ事が行われているらしい。ケモノの細胞がアポトーシスで死ぬそばから人間の細胞に戻っていく。これも謎技術。
  • WHI_CM曰くして「投薬の際にできる抗体の量が関係している。どの薬が投薬されても人間の体には抗体ができるが、この薬はその抗体の量を「期間の変数」としている」だとか…

  • 犬化、猫化、狐化…いろんなバリエーションが(なんでか)そろっている。
  • 海中や水中作業向けに海洋生物化する薬も同時に開発されている。こちらは鮫化・イルカ化。
  • 第四層で働く従業員向けに熱に強い生物に変化するバージョンも開発済み。当初はラクダ化がメインだったが、不評だったためスナネコが追加。
  • 要望にお応えして(?)竜人化もそろっている。どちらかというとトカゲ化だが。

  • 元々は"人間で運ぶには重く、重機で運ぶには軽い資材"を人が運ぶのに、ドーピング剤を開発しようとしたもの。獣化するのは副次的な効果で、本来意図していない。
  • …ハズなのだが、研究開発主任の日記には怪しい文章が【   データ削除   】。その中には元から獣化を狙っている節があり【  データ削除  】。
  • WHIで危険作業をする人は人員保護のためにも投与がほぼ義務付けられている。
  • 防術機に乗る人も例外なく投与されている。高Gや衝撃に耐え、反射速度を上げ、かつ被撃破の際の生存率を最大限に高めるため。
  • この薬の開発で、事故や防術機の被撃破による死者は大きく数を減らした。

  • おかげで重工の敷地内ではケモノ化社員をよく見かける。というか軽工業や運輸業等「人間の力でなんとかなる部門」以外は事故防止の名目上ほとんどがケモノ化している。
  • アニマルセラピー効果も期待されてか、社員売店や受付にもケモノ化社員が登用され始めている。
  • ラピリスなど一部の生物科学研究反対派と対立を生んだが、WHI-CMは「従業員やパイロット保護を目的としたものであり、他企業に文句を言われる筋合い等ない」「文句を言うだけなら誰にだって出来る。従業員やパイロット保護の代案を立てれば考えなくもないが、どれもこの薬の代案にはなりえない」とコメントしている。
  • また、「WHIが全世界ケモノ化計画を立案している」とまことしやかに噂されたこともあるが、薬の存在やケモノ化した社員の姿は公になっていても薬そのものは社外に出ておらず、WHIも「社外に薬を流すことはない」ときっぱり否定している。
  • WHIが設立される前の瓦礫街には犬猫が繁殖し、あちこちで交流があったためか、WHIには犬猫愛好家やケモノ好きが多数おり、それ故に身体を大幅に作り替える規制技術にもかかわらずウケはいいし、社内批判もほとんどない。
  • とはいえ、全員が全員ケモノ好きというわけではないので、(しぶしぶ)後述の身体強化薬5号が開発された。

  • この薬のおかげで、「そういった趣味で」の入社希望が一定数いる…らしい。
  • 故に義務のない場所でもケモノ化している従業員が少なからずいる。というか最近では「全く獣化の必要がない層」の半数以上がケモノ化しているとの報告も…
+身体強化薬 試作5号
  • WHI-CMの産物。獣化薬のウケが良くなかった層のためにしぶしぶ開発されたらしい。
  • 要するに即席ライザップ。
  • 余分な脂肪が落ち、体が引き締まり、筋肉が付く。と言ってもライザップのCMみたいになる程度で、ボディビルダーにはならない。
  • こちらは一度接種すると身体が作り替えられて太りにくく、筋肉が落ちにくくなる。
  • 基本重工で働く最低限の筋肉はつく。
  • この項目の少なさでどれくらいしぶしぶかが察せる。
+強化版獣化薬(身体強化薬 試作3号・永)
  • 獣化薬の強化版。
  • 永の文字から察せる通り、期間を「永遠」に設定した獣化薬。
  • 体中、すべての遺伝子構造を対応した遺伝子で書き換えてしまう。
  • 元々の獣化薬が「元の遺伝子と期間を体のどこかに保存してから獣化を起こす」のに対し、こちらは「元の遺伝子を残さず獣化を起こす」。
  • 故に一度打てば、ケモノから元へは自然には戻らない。
  • 社員の遺伝子情報はWHI本社地下三層のデータベースに保管されているので不可逆ではないが…
  • 「任意の期間で元に戻らない」にも拘わらず、WHI社員のうち██%はこの薬の投薬を求め、実際に投薬されている。
+スライム従業員
  • 二次元でよくある女性型スライムの姿をした従業員。僅かに半透明でつるつるぷにぷに、体内に浮かぶコアと、二次元のスライム娘がそのまま飛び出してきたような感じの印象。
  • その正体は粘菌。遺伝子改良と調節の結果生み出された巨大な粘菌の体を、脳に当たるAIコアによる操作によって形成された、「人格を持った粘菌」。
  • 粘菌といっても、菌糸的な要素はほとんどが取り除かれ、液状の生物としての粘菌(つまり変形体)の要素のみが残っている。
  • 故に子実体や胞子嚢といったモノは発生せず、胞子をばらまくことはない。
  • 逆に元々粘菌にはなかった「スライムらしさ」が付与されており、瑞々しいプルプルの身体、疑似的な頭部と感覚器による視覚・聴覚等を手に入れている。

  • 身体を構成する変形菌細胞は刻々と役割を変えており、表面にあった細胞が次の瞬間には神経細胞となり、その次は消化を担当したり…と群生体のように流動的。
  • いわば全身が幹細胞のようなものでかつ分化した細胞から幹細胞に戻れる(ないし幹細胞を経ずして別な分化が出来る)という、生物としてはかなりのトンデモ体質。
  • コアは人工人格を埋め込まれた超高性能ミニマシン。一人の人格や記憶を保存し、思考を粘菌の体へと出力する。
  • コアは粘菌の体を管理しており、不定形な体を「個体」として管理するためのシステムも担っている。
  • そのため、不慮の事故でスライムさん同士が混じったり、水の中に転落したりしても元々の一つへと戻ることが出来る。
  • 流動的な体に接続されているため、コアの位置も大体は不定。頭部(にあたる部位)にあるときもあれば、右脚にあったり…その時の状況や気分によってコアの位置も流動する。
  • スライム娘本人(AI人格)もコレがもっとも重要なパーツであると基礎の基礎に植えこまれているので乱暴な扱いはしない。

  • 粘菌なので、人の姿を保つ必要が無ければ別な形へと姿を変えられる。
  • 粘菌なので、頭部を損傷したり切断されたりしたところで(多少体積が減る弊害はあるが)死にはしない。
  • 逆にコアへのダメージはかなり致命的。破壊されてしまった個体ばわずかな知能だけを有した粘菌の塊へと変貌してしまう。粘菌の中に浸されてるのも併せ、コアマシンの定期的なメンテナンスは欠かせない。
  • 一応WHIの英知を結集して作られた完全生活防水マシンなので大丈夫だが、脳髄代わりのケーブル類はさすがに摩耗する。

  • …と、列挙に暇がないトンデモ生命体。

  • 初めからスライムとして生み出されたAIは、人間の人格を参考にしてるゆえにAIと思えない程人間臭い。自我を持つのはもちろん、考え悩み苦悩し、「適当」「ファジー」「あいまい」を理解できる。さらには人間と恋に落ちる事だってできる。AIとしては極めて異質と言える程の高性能。記憶力や処理力は人間に比べると「人間らしさ」を欠くが、その程度。
  • …中には人間から機械に意識を転写した者もいるとか。

  • 余談だがスライムの器の性別は全員メスである。中身が男で表面は女の男勝り系スライムもいるが、性自認はみな女である。
+人格転写・ジャンプクローン技術
  • WHI研究開発室で試験的に開発され、成功を収めた「人格転写技術」。つまるところ人格のクローニングである。
  • 今の所人格の保存、意識の同期など基本的な人格転写が可能となっている。
  • また、精度は高く知能・記憶の欠けは少ないが、肝心の器となる肉体が今の所スライム従業員のAIマシン・粘菌スライムボディしかない。その為、現在の所「人間・獣人 ⇔ スライム」のジャンプクローンしか用意できていない。
  • ところで、上のスライム娘で記述されている事はここでも適用される。 つまり今の所男がクローンとして復活するとスライムの女体に収まることに…
  • FELや他企業の物に劣らない精度と速度を目指し目下研究が進められている。

他企業との関係性

WHIから…
  • 従事)→アイギス (規制技術の使用を許可されている代わり、北海道のエルフプラントからミサトを守るようにと命を受けている)
  • 親交)→泥球重工 (WHIができる前から守ってあげるから技術交換という関係に。)
  • 友好)→名技研  (水質浄化の研究協定等の民間レベルでの研究協定)
  • 友好)→傭兵集団 (物資のやり取り、社員旅行先等ちょくちょくお世話になっている)
  • 有効)→PIO   (レーションをくれるので、大豆やコムギで作ったご飯やレーションを渡す間柄。どうやってやり取りしてるんだろう…)
  • 警戒)→FEL    (生体技術を使っている者同士ではあるが、東北に参入してくる噂を聞いておりちょっと不穏 「東北の防衛を一手に担」えなくなる事により規制技術の認可取り消しを恐れているらしい)
  • 警戒)→班衛団  (規制技術を憎む班衛団と規制技術モロ使用のWHIだが、互いに親アイギスという点で明確に敵対はしていない、自分がここを守ると互いにアイギスに笑顔を向けいがみ合っているような状態)

  • 敵対)→ラピリス (生体技術を心の底から憎む彼らがWHIの噂を聞いたときになんて顔をしたか想像してみてほしい。)
  • 敵対)→人民宇宙開発機構 (ミサト近辺に被害をもたらしかねない潜在敵という認識、ちょくちょく宙域ロケットを作っては打ち上げようとするのでそのたびに破壊している)
  • 敵対)→メカニキュール  (WHIの兵器庫など主要施設を襲撃する危険な相手、現地ゲリラという目の上の瘤という認識)
  • 軽蔑)→「金属アレルギーカルト」 (ちょくちょく雑多な小火器を手に立ち上がっては蹴散らされる雑魚という認識)

WHI製防術機


ドール・フレーム


+カタログスペック
▽カタログスペック
  • モデル名 :ドール・フレーム / ロットNo.WHI-AEF01C DF
  • 駆動方式 :メテオホバーエンジン4基
  • 搭乗人数 :一人
  • 重量(武装含む):17,750kg
  • 機体全高 :6.36m
  • 機体全長 :5.00m(腕部含まず)
  • 機体全幅 :4.08m
  • 跳躍高度 :最大75m
  • 動力装置 :WHI-HB07 重機向け高出力燃料電池4基
  • 最高速度 :230km/h(ブースト除く)
  • 航続距離 :1840km
  • メイン武装 :2デバイス
	:WHI-HAR-02 重機関砲
	:WHI-CSG-01 垂直四連ケースショット砲
  • サブ武装 :2デバイス
	:WHI-AAM-01 対空ミサイル
	:WHI-HER-01 HEATロケット
  • メイン装甲 :防弾加工セレス鋼 40.8mm、三重複合装甲40mm
  • サブ装甲 :防弾加工セレス鋼 20.4mm
▽コンペ提出時スペック表
  • 機体名  :ドール・フレーム
  • 機体タイプ:中量級
  • HP    :429
  • EN    :45
  • 武装   :3c2b(3点ライフル) 4c1b(ショットガン) ミサイル4基(Speed706 Power232) ロケット砲4基(15sec)
  • 左右AIM角度:両腕・両肩すべて左右60°/両腕上下90°、肩部下10°上90°
  • 前後速度 :前進後進235km/h
  • 旋回速度 :1以上2未満(旋回開始時)~5(旋回開始後1秒経過時)
  • ジャンプ :小ジャンプ(20m・EN3消費・空中ジャンプ不可) 大ジャンプ(75m・EN28消費・空中ジャンプ不可)
  • バリア  ;1(サイズ10)
  • 当たり判定:高さ:クーガーより大きい 幅:同等 前後:ほぼ同等
  • マウス旋回:腕が動く反動でわずかに傾く程度
  • スクリプト:なし
  • エミッター:あり。但し地面に沿って放射状に噴出させているので、煙幕効果は期待できないどころか逆に目立つ
  • 特殊機構 :エイム角および機体左右角認知用レーザポインタ。長さ20程度。
※:現在はこの性能の「ドール・フレーム」は製造されていない。
+概要
概要:
藁猫重工が発足して初めてロールアウトした防術機。
人型の上半身にホバー型の下半身、収束カメラと通信アンテナのみを搭載した頭部に武装のみを取り付けた腕部と、まるで一昔前のSFアンドロイドのようなシルエットとなっている。

開発の経緯はWHI発足前にさかのぼる。
旧志那内でサルベージ作業中に、ノーマンズウォー以前に稼働していたと思われる地下の兵器工場を発見、
そのラインに残っていた金型や設計図の断片より、かつて無人兵器として生産されていた機体が復元された。(これが前身の「D・フレーム」である)
WHI発足後にラインそのものや金型などを回収、そのマシンに有人化作業を施し、作業用マシン「ノイド・フレーム」として使用していた。
(欄外余談:WHI発足時の敷地整備や建屋の建設、大量の瓦礫の除去及び再利用には、これら「ノイド・フレーム」の貢献が大きかった事も予備知識として付け加えておく)

が、度重なるエルフの襲来を機に対エルフ化改造と対ジャマーOSの導入、急造の武装を施された。(当時はこれを「対エルフノイド」と呼んでいた)
そしてWHIが兵器の製造・取り扱いに通じるにつれ、ある計画が持ち上がる。
かつて無人兵器として生産されていたこの機体を、再び正式に武装化し、WHI対エルフの礎とする――
そうして生まれた元無人の有人ホバー型兵器、それがこの防術機「ドール・フレーム」だ。

他の企業と比べると特化している点が速度程度しかなく平均的、悪く言えば凡庸で器用貧乏なのは否めず、また防術機の例にもれず連携できなければ弱いのは確かだが、
今まで野砲や歩兵装備、電子系に頼らないアナログな対空車両による物量戦法で凌いできていたWHIにとっては必要十分の性能であった。
WHIは認可が下りた当機を、サルベージしたラインをフル稼働、もしくは対エルフノイドのアップグレードで量産。纏まった数の対エルフ戦力を手にする事に成功する。

このドールフレーム最大の特徴として、腕部、肩部武装を複数パターンから選び、アセンブルすることが出来る事があげられる。
今となっては伝承で残るのみのCFの発想を参考に、もしくは2000年代に存在したとされるゲームのアイディアを元に実現したとされている。
腕部マニピュレータの肘から先を取り外し、回路を武装と直結させることで素早くトリガを引くことが出来るようになっており、
パイロットの(ケモノ化することでブーストされた)反応速度に置いていかれない高速レスポンスを実現している。

アセンブルはパイロットが自在にカスタムすることが可能だが、アセンブルシステムの常で人気の組み合わせというものが存在している。
アサルトライフルとブレードによる近接戦闘用の組み合わせ「突撃型」、分隊支援火器を搭載し援護を主とする「SAW型」、
ハイレートマシンガンと対空ミサイルで固めた「AAG型」、俗に剣豪型とも呼ばれる両手にブレードを備えた「サムライ型」。
この機体は最も量産されており、新人研修にも使われることが多い万能型である。

WHI初の防術機である当機は技術試験機として起用されることも多く、いくつもの技術試験型が生まれている。

シュロスミューラ

+カタログスペック
▽カタログスペック
  • モデル名 :シュロスミューラ / ロットNo.WHI-SPG-02T
  • 駆動方式 :二脚駆動
  • 搭乗人数 :一人
  • 重量(武装含む):44,500kg
  • 機体全高 :6.76m(背部ウェポンラックを除く)
  • 機体全長 :4.80m(同上)
  • 機体全幅 :5.40m
  • 跳躍高度 :最大30m
  • 動力装置 :WHI-HB07 重機向け高出力燃料電池4基
  • 最高速度 :80km/h(ジャンプ移動時除く)
  • 航続距離 :1440km
  • メイン武装 :1デバイス
	:WHI-MAC-01 18cm16口径長4連装オートキャノン 
  • サブ武装 :2デバイス
	:WHI-SMG-03 砲塔式サブマシンガン
	:WHI-HER-02 HEATロケット
  • メイン装甲 :防弾加工セレス鋼 61.2mm、三重複合装甲40mm
  • サブ装甲 :防弾加工セレス鋼 20.4mm
▽コンペ提出時スペック表
  • 機体名  :シュロスミューラ
  • 機体タイプ:重量級
  • HP    :596
  • EN    :124
  • 武装   :2c3b戦車砲 x4(両肩四連装オートキャノン) 1c1b x4(胴体圧縮マシンガン) r4 (同軸ロケット砲15sec speed721 Power902)
  • 左右AIM角度:オートキャノン:左右60度・仰角90度・俯角20度 圧縮マシンガン:左右90度・仰俯角30度 同軸ロケット砲:左右60度・仰俯角0度
  • 前後速度 :前進85km/h 後進50km/h(不整地では前進70km/h、後進40km/hまで落ちる)
  • 旋回速度 :1未満(旋回開始時)~2以上3未満(旋回開始後1秒経過時)
  • ジャンプ :ジャンプ(30m・EN30消費・空中ジャンプ不可)
  • バリア  ;2(サイズ10)
  • 当たり判定:通常時: 高さ:クーガーより僅かに大きい 幅:同等 前後:一回り大きい
       シージ時:高さ:クーガーより僅かに小さい 幅:僅かに小さい 前後:一回り大きい
  • マウス旋回:なし
  • スクリプト:なし
  • エミッター:なし
  • 特殊機構 :シージモード・通常モード切替。
 ・通常モード:歩行・ジャンプ・脚部旋回・上半身旋回が可能。
   シールドはシージモードからの切り替え時に残留する形でのみON、ただし視点方向に対して両脇に固定される。
   武装は胴体圧縮マシンガンと同軸ロケット砲のみが使用可能。胴体旋回が60度、圧縮マシンガンはさらに30度の旋回が可能。
 ・シージモード:歩行・ジャンプ・脚部旋回が不可能。上半身旋回(左右60度)のみ可能。正面投影面積が一回り小さくなる。
   シールドが常時ON、2枚とも視点方向に向けられる。
   武装は両肩四連装オートキャノンのみが使用可能。胴体旋回が60度。
   オートキャノンは順次発射(マシンガン)モードと斉射モードを有する。2種のモードを同時に起動することは不可能(クールタイムは共有)
   シージ展開にはおよそ0.5秒かかり、その間は正確なエイムが不可能。(変形即オートキャノンは不可)
※:現在はこの性能のシュロスミューラは生産されていない。
+概要
概要:
  • 「ドール・フレームのみの対エルフ部隊を支援するための新型機体コンペディション」――支援機コンペにて提出された3機の内1機にして、同コンペを勝ち抜き正式に採用された機体。
  • 重く不整地走破性のない野砲を、素早く前線に運び運用するというコンセプトで設計された。

  • 開発当初は「二脚歩行型重自走砲」と銘打たれており、旧式ディーゼルの車両式自走砲に取って代わる物とされていたが、新型機を採用する予算がなく、モックアップすら組めぬまま燻る日々が続いていた。
  • しかし、コンペ開催に伴い申請していた予算が通ったため、設計段階から歩みを進めた形となった。
  • (コンペの様子は漫画にて記載する予定)

  • 野砲としては画期的と言える80km/hの高速さと不整地走破性、逆関節脚部を採用したことによる跳躍力の高さが特徴。
  • 最大の特徴は「シージモード」と呼ばれる攻防一体の砲撃姿勢である。

  • シージモードに移行すると、機体は脚部を折りたたみ、地面にアンカーを撃ち込み機体を固定する。同時に機体上部に沿うように背面ラックが展開し、それとともに武装が展開される。そして両腕部の防盾が稼働し前方で合体、機体正面方向をがっちりと防御する。
  • 一連の動作をすることで、機体は移動できなくなる代わり、高い攻撃力と防御力、そしてそれらを実現するだけの安定性を得る。

  • 当初は中空から襲い来るエルフに対抗するために、対空機関砲を改造した「四連装オートキャノン」を装備していたが、当機の高いペイロードと安定性に着目した開発部は背面ラックのバリエーションを開発する――
  • ――即ち、大口径の曲射砲「R-60 54cm長砲身砲」、連射速度を落とす代わりに一撃の威力を向上させた「MMC-2 18cmライフル砲」、空を引き裂くような弾幕を張る「5.56cm4連装ガトリングガン」、などである。
  • これらの武装は正式に量産され、対エルフ戦闘や対他企業戦争に備えて多数のシュロスミューラに搭載された。

  • 今日、WHI本社および拠点を防衛する師団には、多数のドールフレームとシュロスミューラが配備されており、エルフの侵略に対して万全の体制で防衛に当たっている。

  • 余談だが、シュロスミューラとは独逸語で「城壁」を意味する。また、開発時のコードネームはランパート、英語で同じく城壁を意味している。
このことから、当初から前面に盾を構えて防御する構図は考えられていたようである。
+武装バリエーション
〇「四連装オートキャノン」
  • 初期の『ランパート』に搭載されていたもの。対空機関砲を4門水平に並べただけの急造品。ただ弾をひたすらにばらまく。
  • 反動も精度も劣悪、発射の同期など夢のまた夢。後述の「MMC-2 18cmライフル砲」が完成するまでのデータ取りとして用いられた。
〇「MMC-2 18cmライフル砲」
  • 今日のシュロスミューラにて最も搭載数の多い背部マウント砲。
  • 4門のライフル砲を順繰りで発射。強力な火力を絶え間なく投射する。
  • 18cmという大口径の砲の連射速度や装填の隙を、物理的に砲を増やす事でカバーするという実も蓋もない設計だが、連射間隔の同期から始まり、排莢が後部になっていたり、マガジンが一体化していたりとなかなかに手を込んでいる。
  • 砲基部の見た目箱であるのはコストカットの為。
  • エルフに対しては過剰火力であったが、対防術機戦闘が増えてきた今日では装甲やシールドを貫き、多大なダメージを与えられる武装だとして好まれて使用されている。適材適所。
〇「5.56cm4連装ガトリングガン」
  • 18cm砲はエルフを相手にするには過剰火力とのデータから用意された大口径ガトリングガン。3門式砲身。
  • ……を、あろうことか4門も搭載。分間360発の徹甲弾を投射し、矛先を向けられた哀れな対象を散り散りに引き裂く。
  • 秒間6発という発射速度ではあるが、4門のガトリング砲がタイミングをずらして発射される為、切れ間のない弾幕を張ることができる。射線上を無傷で潜り抜ける事は不可能に近い。
  • 余りの連射速度に「布を引き裂くような発砲音」とされる。
  • これを搭載したシュロスミューラは「シュロスミューラGT」と称されることがある。GTはガトリングタイプの略称。
〇「R-60 54cm長砲身砲」
  • 既存の武装を連装にすることで、シュロスミューラのみが持てる大火力を…としていたWHI武装開発班が、多連装でなければならないという呪縛をかなぐり捨てて開発した巨大な砲。
  • その口径は艦砲にも匹敵する大きさであり、防術機で運用できる限界ギリギリである。
  • あまりにも巨大であるため装薬分離式を取っている。シージモードで組み立てられた砲を後ろ側から見て、左側が砲弾、右側が炸薬である。
  • シュロスミューラの方にも無茶を要求するようで、初期のシュロスミューラでは発砲と同時に転倒したりすることもしばしばあった。
  • この砲を運用できるよう、シュロス側に改良を施したものが後述のシュロスミューラ改である。
  • この砲を搭載した機は、運用法が大きく異なることも併せ「シュロスミューラCN」と呼ばれる。CNは「カノーネン」の事。愛称は「カノーネンミューラ」、さらに略して「カニューラ」。

ドール・フレーム改

記述中。

+概要
〇概要
  • ドール・フレームの改良型。
  • 防術機を操縦する末端である准尉レベルでも扱いやすいよう、各種性能や反応性にアッパー改良がなされた機体。
  • 一般的に「改」と呼ばれているのは、WHIの【第一次エルフ南下侵攻撃退戦】前後に生産された「ドール・フレーム中期生産型」である。
  • 塗装パターンが変更されている為、肩部を見れば判別は容易。胴体に緑色の熱放散防止塗装が施され、頭部や胴体前部に防護材がいくつか追加されている等、見た目の情報量が増えている。
  • 肩部や頭部脇の塗装で所属が分かる。紺色・赤色は軍務部(紺色は指揮官機)、緑色は対応部。撃破数に応じて線を引く部隊もあるとか。

シュロスミューラ改

記述中。

+概要
〇概要
  • シュロスミューラの改良型。
  • 駆動モーターの改良などからより積載量が向上し、より広範・より多様な武装へと換装できるようになったシュロスミューラ。
  • 反動制御のアンカーも強化されており、軟地盤においても固定ができるように。山間部戦闘における貢献度を増やしている。
  • 防楯のデザインが変更され、より洗練されている。増加装甲や覗き穴のデザインから「髑髏顔(スカルフェイス)」と称されることも。
  • 防楯を持つアームの可動域が広がっており、簡単な格闘戦を行う事も出来るようになっている。手練れの乗るコイツにうかつに接近すると、防楯によるキツいカウンターを食らうことになる。

以下申請中

カラカル


グラスホッパー


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埃を被った格納庫

「オセロット」

  • 第一次WHI防術機コンペディションにおいて提出された機体の内一つ。
  • 他2機体が後方支援に特化した機体だったのに対し、こちらは「高速高機動により回り込み、敵を攪乱」「隙を見て高出力のレーザーブレードを叩きこむ」というコンセプトを引っ提げて提出された。
  • …のだが、データ取りの試作機体が転倒・破損するという事故を起こした上、予算の関係でケチらざるを得なかった脚部駆動モーター複数個所に不備が見つかるという致命傷が発覚し、コンペから脱落してしまう。
  • 当初このコンペは「主目標:エルフ」であり、常に浮遊し地上に降りる事のないエルフに対してはいくら高火力高出力と言えど、レーザーブレードは無力であった為、場違いと失笑されていた。
  • 生まれる時代がもう少し後、WHIが勢力間紛争に晒される頃に生まれていれば名機になったかもしれないという、不遇の機体。

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最終更新:2019年03月09日 02:11