暗月の槍ムーンブルク

幻魔将軍ガザーヴァが普段から雑に扱っている槍。属性は闇。
穂先が仄暗く輝いており、微かな冷気を纏っている。
全長3メートルを超える騎兵槍であり、馬上で扱うことを想定されているが、
ガザーヴァは持ち前の身軽さと膂力で単騎でも宙を翔けながらこの槍を振り回している。

なにげに聖杖アレフガルドと同じ神代遺物であり、夜空に浮かぶ月と互いに干渉しあっている。
月の満ち欠けによって攻撃力の数値が変動し、満月の夜に最大の威力を発揮するという特性を持つが、
ガザーヴァはまったく気にしていない(単に知らないという説も)。

元々はガザーヴァが幻魔将軍として行動することになった際、『創世の』バロールが彼女に与えたものである。
ゲーム中ではガザーヴァを撃破すると稀にドロップすることがあるが、確率はグランダイトのドロップする魔剣ストームコーザーより低い。
しかも呪われている。最後までプレイヤーをイライラさせるガザーヴァである。
呪いは装備時ライフ毎ターンマイナス200に加えランダムで混乱、毒、麻痺の何れかという内容だが、
聖都エーデルグーテで解呪ができる他、『救済の』シャーロットを仲間にしていた場合は彼女のユニークスキル『悠久済度(エターナル・サルベーション)』
でも解呪が可能。

武具としては騎士・騎兵クラスのモンスターの最上級装備のひとつとなる。
素のATK値も高いが、ユニットカードでフィールドを『夜』に変えた上で背景の月が満月になっているときに運用すると、
莫大なプラス補正がかかり通常時の3~4倍程度の破壊力を叩き出す。
また、スペルカード『限界突破(オーバードライブ)』を使用することで秘めた真の力を解放することも可能。
その場合槍身が変形・展開し、内部に格納されていた月の魔力を宿すエーテル体(流動体)が露出し、新たな穂先となる。
リーチ・攻撃力共に通常時とは比べ物にならないほど上昇し、その切っ先は超レイド級の装甲すら穿つほど。

弱点は前述した通り、月の満ち欠けの影響を受けるため性能が安定しない点。
ムーンブルクを持たせたモンスターを主軸とするデッキを専用で組まない限り、性能を出し切ることは難しい。
ガザーヴァは神代遺物だろうがその辺の棒切れだろうが変わらず振り回すだけなので、ある意味割り切っているとも言える。
また、彼女の必殺技『業魔の一刺(アウトレイジ・インヴェイダー)』使用時にも槍身展開状態となる。

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最終更新:2022年08月01日 16:41