cp女サンデー→元親→子ダヌキとホンダムの一方通行。
ザビー城でリアル「捕まえてご覧なさぁーい」と延々柱の周りをクルクルするのが癖の人向け。
元親、バカ。懐の広さ2割減
愛に目覚めたサンデー様なので色々と壊れています。
元就様ストーリーモード未クリアの方は序盤盛大なネタバレとうんざりするほどの台詞引用改変がありますのでご遠慮願います。
冒頭青紅夫婦(政宗×女幸村他と同一設定)がいますが、途中からほぼ空気になるので気にせずに。
ついでに島津←女顕如とも繋がってますが、深いことは考えずに。
ザビー城でリアル「捕まえてご覧なさぁーい」と延々柱の周りをクルクルするのが癖の人向け。
元親、バカ。懐の広さ2割減
愛に目覚めたサンデー様なので色々と壊れています。
元就様ストーリーモード未クリアの方は序盤盛大なネタバレとうんざりするほどの台詞引用改変がありますのでご遠慮願います。
冒頭青紅夫婦(政宗×女幸村他と同一設定)がいますが、途中からほぼ空気になるので気にせずに。
ついでに島津←女顕如とも繋がってますが、深いことは考えずに。
盛大な壊れっぷりに耐えられたらどうぞ。
暦だけではない春は何時来るのだろう、暦の上の春が来れば、真実暖かな季節が訪れるのか。
暦の春もまだ遠く、空は黄砂に曇ることなく、ひややかに澄んでいる。
暦の春もまだ遠く、空は黄砂に曇ることなく、ひややかに澄んでいる。
誰もが春を期待もしない頃に、その知らせは届いた。
「政宗様!最北の村が海賊に襲われているとの知らせが!旗印は、長曾我部…」
畑仕事をしていたのか、野良着の小十郎が額に青筋立てている。
「なんと!もののふ一人とていない農村を襲うとは……許せぬ!」
幸村が懐から六文銭を取り出して握りしめる。
最北端が伊達に恭順したのは幸村がこの地に来てしばし経った頃、つまりたった三ヶ月半ほど前のことだ。
もののふどころか雪以外には何もないような土地だが、小十郎の指導の元、着実にお野菜王国への一歩を踏み出そうとしている。
だが今邪魔をされては、秋のうちに進めた腐葉土制作も灌漑工事も、何もかもが台無しだ。
「ok!幸村、一部隊だけ連れてきな!小十郎はここに残ってPartyの準備をしてろよ!長曾我部は伊達の同盟国だからな、……根性入れとけ」
幸村の顔が輝く。小十郎の眉間に深いしわが刻まれる。
「政宗様!これより客人がいらっしゃる予定!この小十郎に任せ……」
悪いな、と軽く手を挙げ、幸村と部屋を駆け出す。
「長曾我部とはどのような相手にござるか!」
「西の海賊だ。獲物は身の丈よりも長い、鎖付きの槍、そいつを片腕で振り回す」
幸村の顔が輝く。その手にあるのは短めの、二本の槍。
槍を使うものは珍しくないが、片腕で扱う武将は幸村と元親、
この二人しか政宗は寡聞にして知らない。
「きっと気が合うぜ」
言い添え、引き出された馬にまたがった。
「政宗様!最北の村が海賊に襲われているとの知らせが!旗印は、長曾我部…」
畑仕事をしていたのか、野良着の小十郎が額に青筋立てている。
「なんと!もののふ一人とていない農村を襲うとは……許せぬ!」
幸村が懐から六文銭を取り出して握りしめる。
最北端が伊達に恭順したのは幸村がこの地に来てしばし経った頃、つまりたった三ヶ月半ほど前のことだ。
もののふどころか雪以外には何もないような土地だが、小十郎の指導の元、着実にお野菜王国への一歩を踏み出そうとしている。
だが今邪魔をされては、秋のうちに進めた腐葉土制作も灌漑工事も、何もかもが台無しだ。
「ok!幸村、一部隊だけ連れてきな!小十郎はここに残ってPartyの準備をしてろよ!長曾我部は伊達の同盟国だからな、……根性入れとけ」
幸村の顔が輝く。小十郎の眉間に深いしわが刻まれる。
「政宗様!これより客人がいらっしゃる予定!この小十郎に任せ……」
悪いな、と軽く手を挙げ、幸村と部屋を駆け出す。
「長曾我部とはどのような相手にござるか!」
「西の海賊だ。獲物は身の丈よりも長い、鎖付きの槍、そいつを片腕で振り回す」
幸村の顔が輝く。その手にあるのは短めの、二本の槍。
槍を使うものは珍しくないが、片腕で扱う武将は幸村と元親、
この二人しか政宗は寡聞にして知らない。
「きっと気が合うぜ」
言い添え、引き出された馬にまたがった。