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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

姉貴52

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匿名ユーザー

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「いいなぁ……」
庭先に腰掛けながら、手作りの弁当を分け合う幸村と政宗の姿を、元親は自室の窓からじっと見つめていた。
「貴様は、あのような児戯の如き馴れ合いが、羨ましいというのか」
「…うん」
迷いのない返答に、元就の片眉がつり上がる。
「だってさ、凄く楽しそうなんだもの。これから恋愛していく上での色んな事を、少しずつ少しずつ、ふたりで分かち合っていく事が出来るんだもの」
「我には、じれったい事この上なく見えるがな」
「それがいいんじゃないか。ちょっとずつそうした階梯を、一緒に上っていくのが楽しいんだよ」
窓の閾(しきみ)に肘を乗せながら、元親は初々しくも微笑ましい政宗たちに、羨望の眼差しを送り続ける。
「──だって俺は、そんな段階も何もすっ飛ばして、終着点からの始まりだったから」
仄かに沈んだ元親の声を聞いて、元就は開きかけていた口を閉じる。
結果的には幼馴染の両想いだったとはいえ、あの時味わった恐怖は、未だ『八流』を手にする事が出来ない元親の心の奥底に残っているのだ。
「あーあ。俺も、政宗みたいな恋愛がしたかったな。知り合って、告白して、手を繋いで…ちょっとくらいじれったくても構わないから、好きな人とそんな風にしてみたかった……」
「元親…」
「あ、いっその事、俺が事故か何かで、これまでの記憶を全部失くしちまうってのも悪くないかも?嫌な事はぜ~んぶ忘れて、それこそ元就と出会いからやり直すの」
「──そんなのは嫌だ」

先程よりも感情のこもった元就の返事に、元親は右目を瞬かせた。
「何処かの『高麗流どらま』でもあるまいし、日輪を差し置いて『北辰(北極星)は沈まぬ』などという、歯の浮いた科白を言う気など、我にはないぞ」
窓際にもたれるようにして坐っている元親に近寄ると、元就は先程よりも更に眉を顰めながら、憮然と言葉を続ける。
「第一、お前が記憶を失くしては、あの浜辺の思い出も、なかったものになってしまうのだろう?そんなのは……『オレ』は、嫌だ」
「元就…」
幼少の頃の人称代名詞で心情を吐露する元就を、元親は不思議な想いで見つめ返す。
「確かに…我のお前にした事は、生涯消えぬ咎だ。だが、我があの頃からずっと、お前を想い続けていたのも、紛れもなき事実だ。だから……」
そこで言葉を切った元就は、続きの代わりに愛しい人の身体を抱きしめた。
少々苦しい程に絡んでくる、元就の見かけよりも逞しい腕とその温もりに、元親は小さく頷くと、彼の頬に唇を寄せた。


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