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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

西海夫婦馬鹿善哉27

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匿名ユーザー

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落ちたところで溺れるような場所でなし、普段は誰も通らぬゆえ、よい手と
思ったのだが、と呟き、闇に流れた目が少しだけ、忌々しげに細まった。
「今宵は東館でも、夜通しの宴会であったな。さては貴様の他にもあそこを使うやつがいたか」
我が読みを外すとは、とむっつり呟きつつも、眠気には敵わないのか、
ゆっくりと瞼が閉じていく。
「……まあよいわ。そのものたちにも、よい教訓となっただろう」
皆に、用を足すなら必ず厠を使えと教えよ、と白い指を突きつけ、元就はまた
もぞもぞと布団に潜っていった。
やがて聞こえてきたすうすうと穏やかな寝息を、言い返すのも忘れて見下ろす
元親の耳に、廊下の奥からばたばたと、泡を食った足音が聞こえてきた。
いったん行き過ぎ、またばたばたと戻ってくる。閉じた戸の向こうで割れ鐘のような
声が、夜の闇を震わせた。
「兄貴ぃい!姐さん!お休みのところすいやせん!」
「……おう、どうした」
「それがその、東の渡り殿が落ちやした!」
「落ちたあ?」
「へい、いきなり真ん中から真っ二つに。で、並んで用足してた二十人ばかりが、ごっそり海へ!」

ああ、この騒ぎはそれだけの人数が落ちたからか。
あそこ、飛ばしっこするにゃいい場所だしなあ。元就は知らなかったみてえだが、
宴会の夜にはよくやってんだよなあ。
ていうか真っ二つかよ。爆音はそのためか。
なるほどそれならどこでやってても落ちるし、逃げようもねえわな。さすがだ、無駄がねえ。

しみじみ感慨にふけりながら、元親はハリセンを担いで立ち上がった。
「浜に火ぃ焚いて目印にしてやんな。ま、溺れる奴ぁいねえだろ。俺も今行く」
「へい、火はもうやっていやす!ほんと、申し訳ありやせん!」
ばたばたと駆け戻っていく足音を追い、戸を開けながら、元親はもう一度
部屋の中を振り返った。
埃と木屑と、外の騒ぎと、まだ残る熟れた空気の中、丸く膨れた布団は周囲のことなど
まるで知らぬげに、緩やかな寝息を漏らすばかりだ。
眠りの底に沈む妻を見つめ、元親は眼帯に覆われた頬に、小さな苦笑を浮かべた。
「ほんとにお前は、最高だぜ」
答えの返らない室内を、夜明け間近の澄んだ風が吹き抜けていった。



白みがかった冬の空を、水平線まで尾を伸ばした細い雲が、ゆっくりと流れていく。
向かいの果てには白い丘陵。広がる低い山々の色は、出航当時よりいくぶん
褪せているが、なだらかな陸の線も浜の形も、紛れもない、一月ぶりの故郷の風景だ。
波を分け、悠々と進む船の舳先に立ち、満足げに見渡す元親の耳に、
足元から兄貴ー!と呼ぶ声が響いた。
「そんなところにそんな格好で、お寒くねえんですかい!」
身を切るような冬の潮風の中、夏場と変わらぬ、肩に一枚引っ掛けただけの姿で
振り返ると、元親は隻眼に、惚れ惚れするような笑みを浮かべてみせた。
「おう、ちっともな!心が燃えてるからなあ!」
「さすがは兄貴ですぜ!」
「今度ァ一月ぶりですしねえ!」
「まだまだお熱いですねえ!」
うおお、と歓声が上がる。軽く手を振り鎮めながら、元親は足元へ手を伸ばした。
「ま、それもあるが、なんといっても今の俺は、こいつを手に入れたあ!」
拾い上げたその手の中で、ぎらりと輝く琥珀色に、またもや船上を揺るがす歓声が上がった。
半透明な琥珀の表面に、墨文字を浮き上がらせたそれは、つるりとした質感ながら、
似合わぬ重量を感じさせる品だった。
長さは元親の背丈ほどもある。柄は細く、胴は太い。形は棍棒に似ているが、もっと美しい。
舳先に仁王立ちになり、薄い陽光に光るそれを見つめ、元親はにやりと口角を吊り上げた。
「一刀必殺、鬼島津!ハリセンごとき目じゃねえぜ!」
「兄貴ー!お似合いです、兄貴!」
「それなら姐さんのこれくしょんにもひけをとりませんぜ!」
「九州勢と会談とか、嘘言って出てきた甲斐がありやしたね!」
「馬鹿野郎、会談も本当だ!ついでに型ァとらせてもらっただけだ!」
西海夫婦馬鹿善哉28

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