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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

今日のワンコ5

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匿名ユーザー

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「元、な。奥州探題、奥州筆頭、んなこた気にする必要ねえんだよ、奥州はたかが北の果て、ド田舎だ。
お館様は上洛目指して、天下目指してんだろが。たかが田舎の元大名が何だっつんだよ。前見ろ前」
 サバけまくった言葉に、返事しようと思うのに俺の言葉が消えた。
唖然とした俺をひとしきり眺めながら、独眼竜がにやにやしている。
だってさあ。
「天下取ったら奥州抑えられる人間の一人や二人欲しいだろ。あいつら根性だけは入ってンだぜ、
家臣の一人に元奥州筆頭がいるだけで治まるなら万々歳だ、適当な領土与えて適当な満足させて感謝させて、
それでいいだろが?実質支配はオレの上に立つヤツが……幸村サマがする。
そのうち幸村の名の下に千代の地が治まり、皆の感謝が幸村に向かえばいい。いくらでも、何でも助力するさ。
その上にお館様がいる。次に勝頼様が来る頃には、皆がその状態に慣れきってるだろうが。
……何も不安がるこたねえ。大体なあ、側に置く方が不安だろ?」
 今までの予測とずれすぎた独眼竜の言葉に、頭がまとまらない。何それ、俺口先三寸で踊らされてる?
忍びの、俺様が?
「不安ってあんた……だってあんた」
「オレはたかが女だ。だがな、日本一の兵と名高い幸村と対等にやり合い続けた女だ。
お館様と幸村の二人がかり、しかもテメエの起こした霧で味方もなく陣中に切り込んだ。それでも暫しやり合えた。
下郎、お前結構有名だったんだな、おかげで本当にやりやすかったぜ」
 何が?よぎった疑問を、優しい、低い、どこか甘い声音が解きほぐす。
「……猿飛佐助の尋問拷問に屈さなかった、常識を越えて凶暴にして強情。
勿論二つ名の如く強い、そんな女は普通いらねえよ。
戦場に出る男ほど、血の匂いを思い出させる女は嫌がるもんなんだよ。
そうじゃなくても武田の名を継ぐなら、特にオレなんざ願い下げだ。……寝首、かかれるかもだろ?」
 脅したの?今みたいに直接的じゃなくて、薄い衣を幾重にも被せたほのめかしで、
勝頼様がこの女を欲しがらないように誘導したの?なら、独眼竜を抑えるには日本一の兵の旦那じゃなきゃ、って?
一途に、何も分かんない風に惚れてる旦那で、裏表なくて、
旦那の御館様への、武田への心酔は見てて呆れるくらいで、利害なんてなくて、ちょっと古風で、
愛した女が離反をそそのかしたって叱りつけそうな真面目さで…… 
元奥州筆頭の独眼竜を与えればその温情に感謝して、今以上に心酔してさ。
強い強い、操りやすい旦那が、大将だけじゃなくて勝頼様にも感謝するように。
ああそんなの簡単だ、予想付く。どこか、気楽な席でさ。

俺が貰おうかと親父殿に進言しようかと思っていたが、
恋文の……いやいや幸村、お前の想いを聞いてなあ……流石お前はこの道にかけても一途だな。
感服したぜ。譲ってやるよ、感謝しろ。
それだけ。たったそれだけでずっとずっと感謝を忘れない旦那の気質を、武田の武将はみんな知ってる。

義に篤くって、本当は優しくって、どこまでも一途で恩義を忘れない旦那。
一途に一途に恋文を出し続けた旦那、みんな一度はお館様のとこに行ってて、大爆笑で、
なら多分うっすらとした噂と暗黙の了解があるね。
真田の旦那は、心底独眼竜に惚れちゃった、って。

 独眼竜は俺を見ていた。俺は聞いているけど独眼竜を見ていなかった。狼狽えた自分を立て直す方が先だ。
「大体、最悪の方向行ったからって何を惑う必要があんだよ。
武田に向かうには真田はアホらしいほど小さい。元々主家じゃ矛先も鈍る。
うぜえ国人どもを煽動しなきゃ成るもんじゃねえが、幸村はそんなこたしねえな。
その上、武家じゃ女の血筋はさして問題じゃねえだろ?
オレが子を産めば、婿養子じゃない限り夫の姓で呼ばれる子になるんだ。伊達の子と見られようが、
そんなもん天下が決まればちいせえんだよ。拘ってる奴らはオレの家臣と兵卒だったヤツだけだ、
世代はすぐに移り変わって、忘れ去られる。ずっと前に敗れた武将の血を引く子。
そんなもんよか、日本一の兵の子、妻はああ、そういや結構古い家柄の女もらってたか……そうなるさ」

 ──自分を突き放した言葉だからだ。
呆然とする理由に何とか思い当たった。突き放し感情を交えず、自分の感情と自分の意志と、
伊達の血を乖離させすぎていて怖じけた。
上田城の虜81/今日のワンコ6

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