──うん、誇りある忍びだし。
旦那は狼狽えきった声で話しかけた。
「ま、さむね……済まない、辛いか」
見れば当たり前なんじゃないかなあ旦那。あの、もうちょい頼りがいある風に宥められませんか。
「ふつー……こう、だってよ、好きにしな、幸村、サマ……気にするな」
しかし独眼竜ははたで見てるこっちにも解るくらい辛そうで、
脚とか思いっきり緊張してるのが解って、敷布握りしめた指先も、力入れすぎてるのか真っ白なんですが。
旦那も弱っちゃった風で、進めも引けもしない。
そりゃちょっとでも動いて、また悲鳴上がったら旦那しょんぼりワンコになるだろうけど……
「止まるな……サマ、なあ……hug、いやちょっと抱き締めてくれ」
旦那は独眼竜の脚を離し下ろして、体勢変えて、旦那はゆっくりゆっくり体倒して
独眼竜の白くて柔そうで締まった体抱き締めた。
途中何度も独眼竜は苦しそうにしたけど、いちいち止まったりしなかった。
そうした方がいいって、何でか確信してる風だった。
「政宗、これで少しは楽か?」
「Yes、じゃないな……ああ。だが悪いね。ちょっと指が固まっちまって、幸村サマのこと抱き締めてやれねぇんだ」
言われて、旦那が片手を伸ばして独眼竜の拳を撫でた。
何度か撫でても真っ白に固まったまんまで、旦那はちょっと困ったように眉を下げたあと、
指をつまんで一本一本離させていった。
「これで俺のことも、抱き締めてくれるか?」
不安そうだね旦那。
「ああ。ありがとうな」
独眼竜の腕が旦那の背に回る。
なんとか言葉が苦痛で不自然に途切れなくなっていたけど、たったそれだけの動きが結構辛そうだった。
本当は痛がりなのかもしれない。それだからまだ、旦那は動かなかった。
独眼竜が旦那の背中を何度も撫でる。旦那が嬉しくて幸せで堪らなそうな顔を見せた。
「──動けよ、それともあんま良くねぇか?」
「そんなわけがない。その、気を抜けばすぐに……い、いやだがその、辛いのだろう」
遠慮なく独眼竜が頷く。
俺は思いっきり心の中で旦那に声援を送る。旦那がんばれ、気合い見せてよいつもみたいに。
だってここが男の意地の見せ所ってヤツでしょ!
「いいじゃねえか、痛くても。最初しか痛かねえなら、そいつを味わう方がCoo…いいさ。
なあ幸村サマ、気持ちいいんだろ?ならもう出来ないってくらい、滅茶苦茶にヤッてくれよ」
優しい、柔らかい声音。旦那の背が震える。独眼竜の体が痛そうに一瞬強ばる。
けど緊張した真っ白い脚がゆっくり動いて、旦那の腰に絡んだ。
「政宗、俺に気遣うことはないぞ」
「遣っちゃいないぜ、ハ…んな優しい女に見えるか?」
上田城の虜85/今日のワンコ10
「ま、さむね……済まない、辛いか」
見れば当たり前なんじゃないかなあ旦那。あの、もうちょい頼りがいある風に宥められませんか。
「ふつー……こう、だってよ、好きにしな、幸村、サマ……気にするな」
しかし独眼竜ははたで見てるこっちにも解るくらい辛そうで、
脚とか思いっきり緊張してるのが解って、敷布握りしめた指先も、力入れすぎてるのか真っ白なんですが。
旦那も弱っちゃった風で、進めも引けもしない。
そりゃちょっとでも動いて、また悲鳴上がったら旦那しょんぼりワンコになるだろうけど……
「止まるな……サマ、なあ……hug、いやちょっと抱き締めてくれ」
旦那は独眼竜の脚を離し下ろして、体勢変えて、旦那はゆっくりゆっくり体倒して
独眼竜の白くて柔そうで締まった体抱き締めた。
途中何度も独眼竜は苦しそうにしたけど、いちいち止まったりしなかった。
そうした方がいいって、何でか確信してる風だった。
「政宗、これで少しは楽か?」
「Yes、じゃないな……ああ。だが悪いね。ちょっと指が固まっちまって、幸村サマのこと抱き締めてやれねぇんだ」
言われて、旦那が片手を伸ばして独眼竜の拳を撫でた。
何度か撫でても真っ白に固まったまんまで、旦那はちょっと困ったように眉を下げたあと、
指をつまんで一本一本離させていった。
「これで俺のことも、抱き締めてくれるか?」
不安そうだね旦那。
「ああ。ありがとうな」
独眼竜の腕が旦那の背に回る。
なんとか言葉が苦痛で不自然に途切れなくなっていたけど、たったそれだけの動きが結構辛そうだった。
本当は痛がりなのかもしれない。それだからまだ、旦那は動かなかった。
独眼竜が旦那の背中を何度も撫でる。旦那が嬉しくて幸せで堪らなそうな顔を見せた。
「──動けよ、それともあんま良くねぇか?」
「そんなわけがない。その、気を抜けばすぐに……い、いやだがその、辛いのだろう」
遠慮なく独眼竜が頷く。
俺は思いっきり心の中で旦那に声援を送る。旦那がんばれ、気合い見せてよいつもみたいに。
だってここが男の意地の見せ所ってヤツでしょ!
「いいじゃねえか、痛くても。最初しか痛かねえなら、そいつを味わう方がCoo…いいさ。
なあ幸村サマ、気持ちいいんだろ?ならもう出来ないってくらい、滅茶苦茶にヤッてくれよ」
優しい、柔らかい声音。旦那の背が震える。独眼竜の体が痛そうに一瞬強ばる。
けど緊張した真っ白い脚がゆっくり動いて、旦那の腰に絡んだ。
「政宗、俺に気遣うことはないぞ」
「遣っちゃいないぜ、ハ…んな優しい女に見えるか?」
上田城の虜85/今日のワンコ10




