「お……」
「おぉ………」
「おっっぱいぃぃぃっっ!!??!???!」
本堂に集結した本願寺兵のほぼ全員が、僧侶にあるまじき異常なまでの
興奮を見せはじめる。
ある者は繰り返し「おっぱい」と叫び、ある者は鼻血を延々と流し続ける。
かと思えば股間を押さえ前かがみになるものも数多くいた。
所詮はエセ僧侶、真面目に不犯を貫くものなど誰一人居なかったのである。
しかし寺という場所柄、女と言う女が排除された場所での生活を余儀なくされ、
大半の本願寺兵が女に飢えた日々を送っていた中での公開ポロリ。
興奮するなと言う方がまず無理な話なのだ。
一方で幸村はと言えば、大きな雷を僅かに避けそびれ、少し痺れたような
感覚に襲われた後、そこに居る全員の視線が自分に集中している事に疑問を
感じていたが、それが何故だか全くわかっていない様子だ。
視線の原因を漸く知ったのは、本願寺兵達の隙間から身振り手振りで
胸を指し示すを佐助を見つけ、ふと自分の胸元を見たときである。
呼吸にあわせゆっくりと上下する、露になった自分の胸をじっと見つめ、
幸村は大きく息を吸い、
「おっ、おっ、女子の甲冑を無理やり剥ぎ取るとは何たる破廉恥ぃぃぃっ」
お約束の闘魂絶唱。
顔を真っ赤にし、あたかも血管の二三本は切れた様子。当然の如く目は
血走り、槍を持つ両の手には今まで以上の力が入っている。
「お館様っ、ここはこの幸村にお任せくだされ。この様な不埒な輩、この手で
全て倒して見せましょうぞ」
「良くぞ言った、幸村よ。わしと佐助は見守っているゆえ、思う存分その力を
発揮せい!」
「え、俺様ここでも働かなくていいの?やったね」
もだえ続ける本願寺兵とは対照的に、プルンと震える胸を前にしても何ら
表情を変えることのない信玄と佐助である。
その様子を顕如や本願寺兵はじっと見ているが、暫くすればじっとしている
事に耐えられなくなったのか、
「その胸さわらせてくれぇぇ」
と、辛うじて前かがみにならずに済んだ本願寺兵が、武器を捨て胸を
揉むような仕草で幸村に向かっていった。しかし、
「破廉恥であぁる!!」
と、唯一金箔に塗れていない胸をプルンプルンと揺らす幸村にあっけなく
切り倒される。
上下左右と激しく揺れる魅惑の胸を見た本願寺兵は更に鼻血を流し、
前かがみとなり、また幸村に襲い掛かろうとするが、
「女子の胸に興奮するとは何たる破廉恥!!」
と、形の良い胸をプルンプルンと揺らしながら槍を振るう幸村によって、
地面に這いつくばされる。
服を破られた事に対して破廉恥を連呼しながら、本願寺兵を倒す事に
夢中で胸を隠そうとしない。真田幸村十七歳、日本一の兵であると同時に
日本一破廉恥の基準が微妙な娘っ子であった。
「おぉ………」
「おっっぱいぃぃぃっっ!!??!???!」
本堂に集結した本願寺兵のほぼ全員が、僧侶にあるまじき異常なまでの
興奮を見せはじめる。
ある者は繰り返し「おっぱい」と叫び、ある者は鼻血を延々と流し続ける。
かと思えば股間を押さえ前かがみになるものも数多くいた。
所詮はエセ僧侶、真面目に不犯を貫くものなど誰一人居なかったのである。
しかし寺という場所柄、女と言う女が排除された場所での生活を余儀なくされ、
大半の本願寺兵が女に飢えた日々を送っていた中での公開ポロリ。
興奮するなと言う方がまず無理な話なのだ。
一方で幸村はと言えば、大きな雷を僅かに避けそびれ、少し痺れたような
感覚に襲われた後、そこに居る全員の視線が自分に集中している事に疑問を
感じていたが、それが何故だか全くわかっていない様子だ。
視線の原因を漸く知ったのは、本願寺兵達の隙間から身振り手振りで
胸を指し示すを佐助を見つけ、ふと自分の胸元を見たときである。
呼吸にあわせゆっくりと上下する、露になった自分の胸をじっと見つめ、
幸村は大きく息を吸い、
「おっ、おっ、女子の甲冑を無理やり剥ぎ取るとは何たる破廉恥ぃぃぃっ」
お約束の闘魂絶唱。
顔を真っ赤にし、あたかも血管の二三本は切れた様子。当然の如く目は
血走り、槍を持つ両の手には今まで以上の力が入っている。
「お館様っ、ここはこの幸村にお任せくだされ。この様な不埒な輩、この手で
全て倒して見せましょうぞ」
「良くぞ言った、幸村よ。わしと佐助は見守っているゆえ、思う存分その力を
発揮せい!」
「え、俺様ここでも働かなくていいの?やったね」
もだえ続ける本願寺兵とは対照的に、プルンと震える胸を前にしても何ら
表情を変えることのない信玄と佐助である。
その様子を顕如や本願寺兵はじっと見ているが、暫くすればじっとしている
事に耐えられなくなったのか、
「その胸さわらせてくれぇぇ」
と、辛うじて前かがみにならずに済んだ本願寺兵が、武器を捨て胸を
揉むような仕草で幸村に向かっていった。しかし、
「破廉恥であぁる!!」
と、唯一金箔に塗れていない胸をプルンプルンと揺らす幸村にあっけなく
切り倒される。
上下左右と激しく揺れる魅惑の胸を見た本願寺兵は更に鼻血を流し、
前かがみとなり、また幸村に襲い掛かろうとするが、
「女子の胸に興奮するとは何たる破廉恥!!」
と、形の良い胸をプルンプルンと揺らしながら槍を振るう幸村によって、
地面に這いつくばされる。
服を破られた事に対して破廉恥を連呼しながら、本願寺兵を倒す事に
夢中で胸を隠そうとしない。真田幸村十七歳、日本一の兵であると同時に
日本一破廉恥の基準が微妙な娘っ子であった。




