そうこうしている内に、立っているのは、相変わらず胸を隠そうとしない
幸村と、幸村を悠然と見守る信玄と佐助、幸村の鬼っぷりに実はこっそり
柱の影に隠れていた顕如の四人だけとなった。
大勢いた本願寺兵達は、全員鼻血にまみれその場に倒れこんでいる。
その様子は正に阿鼻叫喚、地獄絵図。
「貴様等ぁ、絶対にゆるせぇん!!」
金を掛けて作り上げた筋肉集団をあっという間に壊滅させられ、顕如は
青筋を立てながら言い放つ。
が、よくよく見ればその下半身は微妙に違和感を感じさせる。
流石に一般兵程堪え性が無いわけではなかったが、繰り返し揺れる胸を
見てしまえばこうなっても仕方がない。
「それはこちらの台詞だ。某にこの様は恥をかかせるとは…貴様は絶対
許してはやらぬ」
顕如の言葉に幸村は娘らしからぬドスの聞いた声で言い返す。
「甲冑が破れたのはたまたまだ。拙僧の所為ではなぁい!!」
「戯言を言うな。貴様の雷の所為で破れたのだから貴様の所為だ」
「何を言うか、女子の癖にそもそもそんな甲冑で来るのが悪いんじゃあ」
「下半身をもぞもぞさせながらそんな事を言っても説得力がないんだよね」
「何?」
幸村と言い合いをしている顕如が突然背後から聞こえた声に気づき
振り向くと、そこにはニヤニヤとした顔の佐助が「ども」と手をかざしながら
立っている。
「何じゃ貴様は」
「旦那ー、いい事教えてあげるよ。こういう野郎にはね、こうするのが
一番なんだ、よっ、と」
何時の間にか顕如の足の間に置かれていた佐助の足が、ヒュッと
上に振り上げられると、ドス、と鈍い音が四人の耳に聞こえてきた。
「#$%&!+@?¥!!!!!」
声にならない絶叫があたり一面に響く。
なおこの時の絶叫は長年にわたり都周辺で都市伝説となったらしいが
真偽の程は定かではない。
幸村と、幸村を悠然と見守る信玄と佐助、幸村の鬼っぷりに実はこっそり
柱の影に隠れていた顕如の四人だけとなった。
大勢いた本願寺兵達は、全員鼻血にまみれその場に倒れこんでいる。
その様子は正に阿鼻叫喚、地獄絵図。
「貴様等ぁ、絶対にゆるせぇん!!」
金を掛けて作り上げた筋肉集団をあっという間に壊滅させられ、顕如は
青筋を立てながら言い放つ。
が、よくよく見ればその下半身は微妙に違和感を感じさせる。
流石に一般兵程堪え性が無いわけではなかったが、繰り返し揺れる胸を
見てしまえばこうなっても仕方がない。
「それはこちらの台詞だ。某にこの様は恥をかかせるとは…貴様は絶対
許してはやらぬ」
顕如の言葉に幸村は娘らしからぬドスの聞いた声で言い返す。
「甲冑が破れたのはたまたまだ。拙僧の所為ではなぁい!!」
「戯言を言うな。貴様の雷の所為で破れたのだから貴様の所為だ」
「何を言うか、女子の癖にそもそもそんな甲冑で来るのが悪いんじゃあ」
「下半身をもぞもぞさせながらそんな事を言っても説得力がないんだよね」
「何?」
幸村と言い合いをしている顕如が突然背後から聞こえた声に気づき
振り向くと、そこにはニヤニヤとした顔の佐助が「ども」と手をかざしながら
立っている。
「何じゃ貴様は」
「旦那ー、いい事教えてあげるよ。こういう野郎にはね、こうするのが
一番なんだ、よっ、と」
何時の間にか顕如の足の間に置かれていた佐助の足が、ヒュッと
上に振り上げられると、ドス、と鈍い音が四人の耳に聞こえてきた。
「#$%&!+@?¥!!!!!」
声にならない絶叫があたり一面に響く。
なおこの時の絶叫は長年にわたり都周辺で都市伝説となったらしいが
真偽の程は定かではない。
「この戦、我々の完全勝利ですなぁ、お館様ぁ」
「うむ。真の筋肉に勝る筋肉はなし。わかっておろうな、幸村よ」
「もちろんでございます、お館様ぁぁっ!」
「幸村ぁっ!」
「ちょ、旦那ってばまだ胸出しっぱなし…しかも本来の目的が完全に
摩り替わってない?でもまあ結果よければ全てよし、か。やれやれ…」
「うむ。真の筋肉に勝る筋肉はなし。わかっておろうな、幸村よ」
「もちろんでございます、お館様ぁぁっ!」
「幸村ぁっ!」
「ちょ、旦那ってばまだ胸出しっぱなし…しかも本来の目的が完全に
摩り替わってない?でもまあ結果よければ全てよし、か。やれやれ…」
この後、甲斐の国では本願寺による布施強要や悪質な物品売り付けが
姿を消す事となるが、事の顛末を知る者は誰一人として現れる事は
なかったと言う。
姿を消す事となるが、事の顛末を知る者は誰一人として現れる事は
なかったと言う。




