「ハハッ、コイツはけっこう凶暴な奴だからな。目玉をつつかれないよう気をつけな」
「う……っ、うぅ」
元親が告げた言葉に濃姫は身をすくませた。
見れば、オウムは己の役割をきちんと認識しているかのように、濃姫の細い指をクチバシで
つついている。鳥は軽くじゃれているつもりだろうが、この状況下では実際以上に恐怖を
煽るに違いない。
体重を支えている両手はオウムに任せ、元親は網の中ほどを片手で掴んで引き寄せた。
「ひ、なに? なにするの!」
「なぁに、怖い思いばっかりさせちゃ気の毒だからな。楽しいことでもしようや」
元親は濃姫の背中をポンと押しながら、手を離す。
「ぃやあっ!」
濃姫の体を包んだ網は振り子のように揺れ動いた。
オウムは驚いていったん空中に逃げたが、すぐに濃姫の腕のそばに足を絡めた。羽を広げて
均衡を保ちながら、彼女の指にクチバシを擦りつける。
元親は網の揺れが収まる前に再度、今度は先より強く網を引いて離した。
オウムがバサバサと羽ばたきながら濃姫の指をクチバシにくわえ、短い舌で指を舐める。
「い、いやっ」
濃姫はとっさに片手を引いた。
がくんと体勢を崩すと、網の一部がまともに陰部をかすめた。
「っあ! あんっ」
襲いかかった官能が濃姫の喉をふるわせる。
元親はニヤニヤと笑いながら、網の揺れが収まる前に再び動かせた。
「くぅっ!」
別の角度から縄がこすれて、濃姫は戸惑いの混じった嬌声を上げる。その間もオウムは
濃姫の片手をつついたりくすぐったりと容赦がない。
「ひ、ぃやあっ、あ、あ」
「どうだい、楽しいだろ。なぁ?」
「そんな、んぅ! わけ、ない、でしょっ」
刺激から逃げるように両足が必死に動いている。太腿の肉がふるふると揺れているさまは
色っぽいというより、微笑を誘う妙な可愛らしさがあった。
「う……っ、うぅ」
元親が告げた言葉に濃姫は身をすくませた。
見れば、オウムは己の役割をきちんと認識しているかのように、濃姫の細い指をクチバシで
つついている。鳥は軽くじゃれているつもりだろうが、この状況下では実際以上に恐怖を
煽るに違いない。
体重を支えている両手はオウムに任せ、元親は網の中ほどを片手で掴んで引き寄せた。
「ひ、なに? なにするの!」
「なぁに、怖い思いばっかりさせちゃ気の毒だからな。楽しいことでもしようや」
元親は濃姫の背中をポンと押しながら、手を離す。
「ぃやあっ!」
濃姫の体を包んだ網は振り子のように揺れ動いた。
オウムは驚いていったん空中に逃げたが、すぐに濃姫の腕のそばに足を絡めた。羽を広げて
均衡を保ちながら、彼女の指にクチバシを擦りつける。
元親は網の揺れが収まる前に再度、今度は先より強く網を引いて離した。
オウムがバサバサと羽ばたきながら濃姫の指をクチバシにくわえ、短い舌で指を舐める。
「い、いやっ」
濃姫はとっさに片手を引いた。
がくんと体勢を崩すと、網の一部がまともに陰部をかすめた。
「っあ! あんっ」
襲いかかった官能が濃姫の喉をふるわせる。
元親はニヤニヤと笑いながら、網の揺れが収まる前に再び動かせた。
「くぅっ!」
別の角度から縄がこすれて、濃姫は戸惑いの混じった嬌声を上げる。その間もオウムは
濃姫の片手をつついたりくすぐったりと容赦がない。
「ひ、ぃやあっ、あ、あ」
「どうだい、楽しいだろ。なぁ?」
「そんな、んぅ! わけ、ない、でしょっ」
刺激から逃げるように両足が必死に動いている。太腿の肉がふるふると揺れているさまは
色っぽいというより、微笑を誘う妙な可愛らしさがあった。