「羨ましいのう……」
快感に喘ぐかすがの耳に、切なささえ感じさせられるような声が届いた。
氏政だった。
繋がったまま動きを止めたかすがに、彼は視線を投げかける。
眩しそうに目を細めると、ため息を漏らした。
「若さ、若さってなんじゃ?」
ぽつりと漏らした氏政の言葉に答えたのは、佐助だった。
「諦めないこと、じゃないですかねぇ」
「言うなっ。諦めなくても振り向かなくても――勃たんものは勃たんのじゃっ!!」
勃たない。それは衝撃的な告白だった。
しかし悲鳴のような声高な叫びに、佐助は同情心のかけらも感じさせない軽薄なしぐさで
肩をすくめる。
「うえっ、なんか大人しいなーとか思ってたら、そういうことだったんですか。んでも、
そんなこと俺に言わないで下さいよ……」
「笑いたければ笑えっ」
自棄になったように喚く氏政の顔には、自虐的な色が悲壮感とともに張りついている。
口を閉ざそうとしない氏政に、佐助は根負けしたように「やれやれ」と首を振った。かすがに
視線を戻して言う。
「んー。じゃあ、かすが。握っててやってよ、ご老体がうるさいからさ」
「うるさいとはなんじゃ。最近の若者は年長者に対する――はうぅっ!」
氏政が恨み節を言い終わる前に、かすがは彼の股間に手を伸ばした。
着物の上から撫でながら、腰帯を解き着衣をくつろげていく。
「や、やめーいっ! やめ、ああ、やっ! ご先祖様あぁーっ!」
縛られた状態でいいように扱われるのが恥ずかしいのか悔しいのか、氏政は悲鳴を上げて
首を横に振るのだが、老いた瞳に浮かぶのは期待感だけのように見える。
かすがは萎えた肉塊を手の中に包み、ゆっくり揉むようにしごき始めた。
快感に喘ぐかすがの耳に、切なささえ感じさせられるような声が届いた。
氏政だった。
繋がったまま動きを止めたかすがに、彼は視線を投げかける。
眩しそうに目を細めると、ため息を漏らした。
「若さ、若さってなんじゃ?」
ぽつりと漏らした氏政の言葉に答えたのは、佐助だった。
「諦めないこと、じゃないですかねぇ」
「言うなっ。諦めなくても振り向かなくても――勃たんものは勃たんのじゃっ!!」
勃たない。それは衝撃的な告白だった。
しかし悲鳴のような声高な叫びに、佐助は同情心のかけらも感じさせない軽薄なしぐさで
肩をすくめる。
「うえっ、なんか大人しいなーとか思ってたら、そういうことだったんですか。んでも、
そんなこと俺に言わないで下さいよ……」
「笑いたければ笑えっ」
自棄になったように喚く氏政の顔には、自虐的な色が悲壮感とともに張りついている。
口を閉ざそうとしない氏政に、佐助は根負けしたように「やれやれ」と首を振った。かすがに
視線を戻して言う。
「んー。じゃあ、かすが。握っててやってよ、ご老体がうるさいからさ」
「うるさいとはなんじゃ。最近の若者は年長者に対する――はうぅっ!」
氏政が恨み節を言い終わる前に、かすがは彼の股間に手を伸ばした。
着物の上から撫でながら、腰帯を解き着衣をくつろげていく。
「や、やめーいっ! やめ、ああ、やっ! ご先祖様あぁーっ!」
縛られた状態でいいように扱われるのが恥ずかしいのか悔しいのか、氏政は悲鳴を上げて
首を横に振るのだが、老いた瞳に浮かぶのは期待感だけのように見える。
かすがは萎えた肉塊を手の中に包み、ゆっくり揉むようにしごき始めた。
佐助の胸に顔を埋めて、氏政を愛撫しながら尻を動かしていると、背後から小太郎の手が
伸びてきた。
尻の肉を撫でながら、割れ目に沿って下方へと向かっていく。
愛液のからんだ指が肛門に触れた。
「ああんっ!」
指の腹で強く押されて、かすがは仰け反った。指を排除するかのように穴がヒクヒクと
収縮する。
輪を描く動きで撫でられ、尻襞が伸ばされていった。
「やっ、あはっ……はぁんっ」
ゾクゾクとした悪寒にも似た痺れが背筋を舐めた。
排泄器官は小太郎の手で徐々にほぐされていき、気づいたときには指が肛門に進入して
きている。
「んんっ、くうんっ!」
子犬じみた声で鳴いて顔を歪めると、菊門と膣口がぎゅっと締まる。
その締まった穴をほじくるようにしながら、小太郎は指をさらに奥へと埋没させた。
「あああんっ、やあぁっ! はーっ、はぁあっ!」
途中で指を鉤のかたちに折り曲げ、腸壁を押す。ぐねぐねと動かしながら、抽送を繰り返す。
そうされるうちに肛門の異物感は徐々に失せていき、残ったのは意識を手放したくなるような
官能だけだ。
かすがは体内にわだかまる快感を外へ解き放つかのように、男根を握った手を素早く動かした。
「ああっ、はぁ、うくぅうっ!」
鈴口を指先でつつき、幹を撫で、裏筋をなぞる。
小太郎を真似て執拗に責め立てると、氏政は女のように腰を揺り動かした。
伸びてきた。
尻の肉を撫でながら、割れ目に沿って下方へと向かっていく。
愛液のからんだ指が肛門に触れた。
「ああんっ!」
指の腹で強く押されて、かすがは仰け反った。指を排除するかのように穴がヒクヒクと
収縮する。
輪を描く動きで撫でられ、尻襞が伸ばされていった。
「やっ、あはっ……はぁんっ」
ゾクゾクとした悪寒にも似た痺れが背筋を舐めた。
排泄器官は小太郎の手で徐々にほぐされていき、気づいたときには指が肛門に進入して
きている。
「んんっ、くうんっ!」
子犬じみた声で鳴いて顔を歪めると、菊門と膣口がぎゅっと締まる。
その締まった穴をほじくるようにしながら、小太郎は指をさらに奥へと埋没させた。
「あああんっ、やあぁっ! はーっ、はぁあっ!」
途中で指を鉤のかたちに折り曲げ、腸壁を押す。ぐねぐねと動かしながら、抽送を繰り返す。
そうされるうちに肛門の異物感は徐々に失せていき、残ったのは意識を手放したくなるような
官能だけだ。
かすがは体内にわだかまる快感を外へ解き放つかのように、男根を握った手を素早く動かした。
「ああっ、はぁ、うくぅうっ!」
鈴口を指先でつつき、幹を撫で、裏筋をなぞる。
小太郎を真似て執拗に責め立てると、氏政は女のように腰を揺り動かした。




