アットウィキロゴ
戦国BASARA/エロパロ保管庫
掲示板 掲示板 ページ検索 ページ検索 メニュー メニュー

戦国BASARA/エロパロ保管庫

オクラ様は赤面性4

最終更新:

bsr_e

- view
メンバー限定 登録/ログイン
よりにもよってこんな時に襲ってきた相手が憎らしい。
まつは当然のように、慶次も戦力の一端として計上していた。
先日も小競り合いに駆り出されたばかりで、
慶次の頬にはその時受けた傷がまだ癒えきらずに残っている。
明日にはまた戦場に行かなくてはいけないかもしれない。

「馬鹿だ! あぁ、俺は馬鹿だ!」
「今更気づいたか。どれだけ呑気なのだ」
「煩いよ、黙っててくれ俺は今落ち込んでんだ」
「そなたも落ち込む事があるとはな」
「……………………」
「珍しい事よ。明日は雨か」

慶次は跳ね起き、戸口を見た。
十日ぶりに見る顔がある。
表情を能面のように静かに固めた元就が立っていた。

「久しいな」
「………………」
「どうした? 幽霊でも見たかのような顔をしおって」
「あんた、なんで」

酸欠の鯉のように口をぱくつかせて慶次は呟く。

「戦と聞いて来た」
「なんで」
「戦と聞いて来た、と、言っておろう」

元就はすたすたと慶次の側まで歩み寄ると、じっと、慶次の頬に出来た傷を注視した。

「やはり噂ほどではなかったか」

表情一つ変えずにそう呟く。

「噂?」
「そなたの首が飛んだともっぱらの噂よ」
「はぁ」
「頬を槍が突き抜けたとも聞いた」
「………ちょっと待って」
「頭蓋に矢が刺さったとも聞いたが」
「いや、かすり傷だってこんなの。何その尾ひれ」
「大仰に伝わるのが噂よ」
「…………………」

慶次は、しばし考える。

「……………ひょっとして、心配して帰ってきてくれたわけ?」
「そなたの知ったことではない」

元就の表情は静かなままだ。
慶次は、不安になって元就の手首をとる。
引き寄せようと力を込めたら、振りほどかれた。
表情は、変わらない。

「この間の事、怒ってるのか」
「何の話をしている?」
「あんたが出てった日、口吸いを」

元就は、慶次が全て言い終わる前に、ぴしゃりと口を挟んだ。

「過ぎた事よ」

慶次は頭を垂れて、心底申し訳なさそうに謝った。

「悪かったって思ってる」
「知らぬ」
「なあ、でも、俺、本気なんだ、あんたの事が」
「知らぬと言っておる!」

き、と、元就は慶次を睨み付けた。

「謝らせてもくれないって?」
「何故貴様が謝ることがある」
「嫌だったんだろ」
「…………知らぬ。もう良いわ」
「………………」

元就は目を伏せた。

最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー