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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

花の名はもう呼べない12

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bsr_e

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したたかに地面に叩付けられ佐助は呻いた。
大丈夫、まだ動ける。
手も脚もついている。
空気を裂く音に、佐助は軋む身体で無理にその場から跳んだ。
先端が回転するその槍は、さっきまで佐助がいた場所を深々と穿つ。
ひやりと嫌な汗が背筋を流れた。
あの日、佐助が忍びではなくなった日に受けた苦痛が甦る。
「…くっ…でも、二度は負けないよ…たとえあんたが戦国最強でもね!」
あの日も、この時も。
幸村は佐助を信頼してくれた。
こんな、ただ忍びの技を伝えるためだけに造られた存在を大切だと言ってくれたのだ。
印を結ぼうとして、小指が折れていた。
表情一つ変えずに指をぽきりて戻し、印を結ぶ。
周囲に霧が立ち込めるそれは佐助が得意とする霧隠れ。
そのまま指の形を変えれば、足下から幾つもの影が起き上がり人の形に変わる。
常に佐助が出す分身とは違いそれぞれが独立した意志を持つように動き出す。
狙いはただひとつ。
凄絶な笑みをたたえたまま、佐助は地を蹴った。

幸村は黙って槍を引き抜いた。
もっと、何か感慨があるのかと思っていたが、少しも心が動かない。
ああ。こんなものか。
幸村の身体中あちらこちらに傷が走り、血が流れている。
けれど不思議と痛みは感じなかった。
「…帰るぞ。花の名を聞きにいかねばならん」
数えるほどにまで減ってしまった仲間を振り返り、幸村は笑った。


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